21 4月

府中市がラグビーワールドカップのキャンプ地に選定される

【毎日新聞多摩版の報道から】

 今朝(21日)の毎日新聞多摩版に、来年9月開幕のラグビーワールドカップの公認キャンプ地として、都内から府中市、武蔵野市、町田市が選定されたとの記事が掲載されています。記事によれば全国で90の自治体が応募して、59の自治体が選定されたとのこと。この記事のなかで「府中市は、地元にサントリー、東芝のトップリーグ所蔵の2チームがあり、『ラグビーのまち』としてPRしている。同市に滞在するのはイングランド、フランスで、高野市長は『両チームともラグビーの伝統国・強豪国。最高の環境を提供したい』」とコメントされています。

 

【結城りょうの視点・・官だけの負担になってしまうことに懸念】

 共産党議員団はラグビーワールドカップのキャンプ地誘致問題では、私は3月3日付ブログで「ラグビーワールドカップキャンプ地誘致狂騒曲(府中萬歩記)」でも掲載、このブログ記事でミニコミ誌「府中萬歩記」(ふちゅうよろずあるき)の47号の投稿記事を紹介しました。記事の執筆者が、府中市のラグビーワールドカップキャンプ地誘致の過熱ぶりを諌める投稿を紹介、理由として①そもそもキャンプ地誘致は高野市長の発想(選挙公約)、②突然、「ラグビーのまち府中」を表明、③官民共同といいながら、府中市だけが過大な負担、④とくに朝日サッカー場改修に6億円をかける」とし、「すべては高野市長の思いいれで進めた」としています。また「官民、つまり東芝やサントリーを巻き込んでの、盛り上がるのは許せるが、6億円を市が負担するのは度が過ぎる」としています。さらに今後3億円かけて改修を予定している、朝日サッカー場は3年前の多摩国体の際に4億円近い費用をかけて改修したばかりでだ」として、市民感覚すると外れており、「市長に苦言を呈する者はいないのか」と懸念を示しています。

 もちろん、私も府中市の名声が世界や全国に轟くことは、市民、議員の一人として大変嬉しく思うのはもちろんです。一方で「府中萬歩記」の投稿にある視点も、冷静にもちあわせる必要があると思っています。私も議員の一人として、ワールドカップ開催結果の検証についても冷静に分析したいと思っています。 結城りょう

 

20 4月

東京都に続き、府中市庁でも職員の時差出勤がスタート

【5月1日から10月31日まで実施、4種類の時差出勤が可能に】

 

昨年から小池百合子都知事のもとで東京都職員の時差出勤制度がスタートしましたが、今春から府中市職員でも同制度がスタートしました。実施期間は平成30年5月1日から10月31日まで。市の説明によると「目的は多様な勤務形態を設けることによって、職員が時間を有効に活用するととおに、子育て・介護に携わるものが、仕事と生活を両立しながら勤務することができるように支援すること」とあります。

また実施内容については、職員の要望をふまえ4種類の時差勤務形態を設けるとしています。①早出(1時間繰り上げ)午前7時30分から午後4時15分まで、②早出(30分繰り上げ)午前8時から午後4時45分まで、③遅出(30分繰り下げ)午前9時から午後5時45分まで、④遅出(1時間繰り下げ)午前9時30分から午後6時15分まで。 ちなみ対象は全課、全職員が対象となります(条件付職員、嘱託、臨時職員は除く)

 

東京都もこの制度を先駆けて実施していますが、①満員電車の回避による通勤でのイライラの解消、②通勤時間の有効活用で、空いた電車でメールや新聞のチェック、③プライベートの充実で、朝早く出勤して夕方は早く帰宅、遅め出勤なら朝の時間に趣味や家族のコミュニケーションを掲げています。

府中市庁でも実施されるこの制度、今後どの程度成果があらわれのるか、まだわかりませんが、職員の生産性向上と、快適な職場環境にどの程度まで効果があるのか、私も議員の立場からも検証していきたいと思います。 結城りょう

 

20 4月

町田市で放課後児童支援員の賃金、月額最大3万円アップ

【東京新聞多摩版の報道から】

 

昨日(19日)の東京新聞多摩版に、町田市が市の学童保育クラブに勤務する、放課後児童支援員(以下、支援員)の処遇改善策として、勤務年数に応じて月額最大3万円の賃上げを行うとのことです。記事では国の補助金なども活用して、「公設民営の学童保育クラブを対象にした加算支給は、多摩地域では初めて」「加算となる支援員は、市がクラブの管理運営を委託するNPOなどに所属する約160人」とあり、勤続年数が10年以上で所長的立場の方は、3万円の賃金引上げになるとあります。記事にもありますが、支援員は年収が200万円台から600万円前後とされています。「市の児童青少年課は、『賃金改善でやる気の向上につながる。人材の確保をすすめたい』」とコメントしています。

 

【結城りょうの視点・・支援の賃上げ、待遇改善を保育士さんにも広げよう】

 

学童クラブは、親御さんが日中、仕事などで家庭を留守する間、小学校低学年の児童の遊びや生活の場となっています。国基準のもとで、保育士や教員資格をもっている放課後児童支援員が配置されていますが、仕事は大変ハードであり、労働力確保のためにも待遇改善が急がれています。今回の町田市の施策は大変、時期に適ったものだと評価できると思います。幼児や児童を対象とする保育士、支援員は子どもの幼少期の発達にとって大変重要な役割を果たす職業であり、その意味からも良質な労働力を確保するという観点にたって、各自治体でも町田にならって行うべきと考えます。

全国では保育士、学童支援員などの資格をもちながら保育や学童支援員などの仕事をされていない方が、60万人も存在すると言われています。保育士や支援員の資格を得るような方は、その多くは職業に対する「志」をもって、資格取得されたのではないでしょうか。こうした方々の思いを受けとめ、私も市議会でぜひこの町田のケースを参考に、議会でも取り上げ、府中市内で働く学童支援員の方々の待遇改善を求めたいと考えています。 結城りょう

19 4月

府中市住吉町の京王線踏切で男性が、電車にはねられる死亡事故が発生

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

【TBSテレビのニュース報道から】

今日(19日)午後のTBSニュースで、府中市内の京王線の踏切事故が報じられています。ニュースによると「東京・府中市の京王線の踏切で70歳くらいの男性が電車にはねられ、死亡しました。踏み切りを渡り切れなかったとみられています。午前11時すぎ、府中市住吉町にある京王線の踏切で『踏切で人がひかれました』と110番通報がありました。警視庁によりますと、70歳くらいの男性が踏切の中で電車にはねられたということです。男性は病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。男性は、自転車を押して踏切を渡っていたということですが、渡りきれずにはねられたとみられています。警視庁は男性の身元の確認を急ぐとともに事故当時の詳しい状況を調べています。この影響で、京王線は府中駅と高幡不動駅間の上下線で一時運転を見合わせ、およそ7000人に影響が出ました」と報じています。

府中市内の踏切事故はこれまでも何回か発生しています。私の近所の東府中の踏切でも以前、死亡事故が発生しています。とくに今回の事故のように、高齢者の方や体が不自由な方にとって、踏切を渡るのは大変危険です。電車の安全ホームドア対策とあいまって、この踏切事故対策も急がねばならないと思います。一番良いのは電車の高架線下だと思いますが、今後対策を講じなければ、またしても尊い人の命が奪われてしまいます。鉄道の安全対策はこの間も、議員団としても一般質問などで要望していますが、再度安全対策の実施について、行政と京王電鉄を動かして、安全策を講じるよう求めたいと思います。 結城りょう

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要望したいと思います。

19 4月

狛江市職員組合「加害者は市長」市長セクハラ疑惑、組合報を発行

今朝(19日)の朝日新聞多摩版に、狛江市長のセクハラ疑惑の続報が掲載されています。それによれば「市職員組合(連合・自治労)は組合ニュースを発行し、『組合に、加害者は市長であるという相談が複数よせられています』と報じた。組合幹部は『被害にあった組合員からは(疑惑を否定する市長の)答弁やコメントに我慢ができない』との声がよせられている」とあります。さらに記事では「17日付の組合ニュースでは、多くの市幹部らがセクハラ問題を把握していると指摘。市の対応について『組織内の自浄作用はほとんど機能していない』『被害者である職員を守るという意識がほとんどうかがえない』などと批判している」。さらに「組合員のなかには、被害にあわれた方々が複数することは事実」「あらためて組合に、加害者は市長であるという相談が複数よせられている」とニュースで報じているとあります。

この職員組合のニュース報道を見て、高橋市長もいよいよ外堀を埋められつつあると思います。また組合が組合員の人権を守るという、組合の原点に立ち返った行動にでたことは大変、すばらしいことだと思います。市職員幹部は今こそ、高橋市長の立場を「忖度」するのではなく、被害にあわれた職員や市民の立場こそ「忖度」して、責任追及と再発防止に全力をあげてほしいものです。この記事にもあるように、狛江市職員内部の自浄作用にも期待をしたいと思います。