09 11月

「保育事故」に読者から反響 安全確保した施設作りを(読売新聞)

★国の保育士配置基準では安心安全の保育を守れない

今朝(9日)は京王線東府中駅北口であいさつ、午前中は一般質問の相談、午後はニュース配布、辻立ちなど。さて今朝の読売新聞くらし面に、同紙が連載した「安心の子育て 保育事故」のシリーズ記事に対し、多くの読者から反響が寄せられたことが掲載されています。記事では「現場の保育士からは、国が定める職員配置基準の見直しを求める意見が目立った」とあり、「埼玉県の元保育士(68歳)は『動き回る20人もの3歳児を、1人の保育士で世話するのは大変。国はもっと現場の声に耳を傾けてほしい』」「神奈川県の保育士(50歳)は『どこの保育所も人手不足が深刻で、ベテランの正規職員がいないところも増えている』」。

 

保育事故が全国でも相次いでいますが、これは至急対策を打たなければならない課題です。記事では「保育事故を防ぐため、認可外保育所で昼寝中の長女を亡くされた阿部一美さんは『自治体は保育施設の巡回を強化するなどして、各施設の状況をきちんと把握するべきだ。待機児童を解消するための保育所の増設は重要だが、同時に保育内容を充実させ、子どもの安全を確保しなければならない』と訴えている」。

 

★保育士確保は政治の責任で

 

私も2015年12月議会で、市立保育所の保育士の配置基準を見直すよう求めたことがありますが、私立保育所ではさらに大変な状況だと思います。以前、保育士を希望する方が、認可外保育所における保育士さんの幼児を扱う光景を見て、驚愕したと語っていました。私もそれを聞いて驚きましたが、保育士さんの待遇改善をあわせて対策を打たなければならないと思います。子育てできる社会環境を早急に整備することは、政治の責任です。私もまた議会で取り上げたいと思います。

07 11月

相模鉄道が全駅にホームドア設置&教員ら「部活負担軽減」求める是正提言(東京新聞)

★相模鉄道のように、京王電鉄にも全ての駅にホームドア設置を求めたい

 

午前中は打ちあわせ、午後は宣伝、地域でニュース配布活動など。さて今朝(7日)の東京新聞28面(社会面)に注目の記事が2本ありました。1本は相模鉄道が2022年度までに全ての25駅にホームドアを設置する計画を発表しました。以前、東京メトロの駅で転落事故も発生し、問題になっていましたが、相模鉄道がいち早く全駅ホームドア設置を実現させてことは、大いに評価されるべきでしょう。共産党議員団も以前、赤野議員が府中市内の駅にホームドア設置を求める一般質問を行いましたが、引き続き国会議員団、都議団などとも連携して、京王線の全ての駅にホームドア設置を求めたいと思います。

 

★部活動の過熱化に警告、教員グループらが「部活動負担軽減」の提案

 

2本目の記事は、中学校と高校教員のグループらが、6日に記者会見を行い教員に授業準備や休憩の時間を与えたり、部活動の指導の負担軽減を求める提言書を発表、記者会見も行いました。記事では「部活動は土日、祝日は禁止し、平日は週3日まで。それ以上は外部団体に委託を」と要望。「原則残業は課さないとする教育職員給与特別措置法についても、『破たんしている』として改正を求めている。児童生徒の在校時間を勤務時間内に収めるように求めた」とあります。なおこうした提言を求める署名も28万筆を集めたとあります。

実はこの部活動問題を12月議会の一般質問で取り上げたいと考えています。私のところにも親御さんから部活動問題で相談をうけたことがあります。この問題については、親御さん、また現場の教員の方々の声を伺ってぜひ、過熱する部活動の在り方について市教委の姿勢も質したいと考えています。

03 11月

府中市朝日町の新学校給食センター見学記(府中学校給食考える市民の会)

市民によるミニコミ誌「府中萬歩記(ふちゅうよろずあるき)」の最新号で、「府中学校給食を考える市民の会」代表の佐藤真理子さんが、朝日町に新設された新学校給食センターを見学し、センター発足後の問題について記しています。内容を紹介すると、①府中産の野菜の使用割合が減っている、②小学校の調理は民間委託でスタートしている点を指摘されています。また児童たちの声を紹介し、「から揚げや汁ものがおいしくない、サラダの野菜がグダッとしている、サラダや牛乳が生ぬるい、献立の組み合わせがおかしいなどの声を紹介しています。

また残菜量を測っていないことも問題点として指摘。ほかにも栄養士が学校にいないため食の教育が日常的にできないこと、1度に大量の野菜を使うため、1度に大量に作れない野菜は使うづらく、使用率が減ること、きめ細かいアレルギー対応ができないなどの点をあげています。

私は横浜市の小学校でしたが、学校給食は自校方式でした。給食を作っている時のおいしそうなにおいを、よく覚えています。給食が一番楽しみな時間でもありました。府中市の給食の問題点について、今後も議会でチェックし、子どもたちの声、給食を考える会のみなさんの意見をよく聞いていきたいと思います。

02 11月

府中市の話題2件・・「旧陸軍掩体壕」の内部公開(東京新聞)&「府中市の3小学校で登下校見守るメールの試み」(朝日新聞)

今朝(2日)は京王線東府中駅北口であいさつ。さて、今朝の東京新聞と朝日新聞のいずれも多摩版に、府中市の話題が掲載されているので紹介します。

 

東京新聞は「府中市の史跡『旧陸軍掩体壕(えんたいごう)』、戦闘機の防空壕内部を公開」とあります。11月3日、午前10時~午後4時まで一般公開されます。この白糸台掩体壕は2008年11月に府中市の史跡に指定されています。記事では「内部はかって地面に砂利が敷かれ、戦闘機のタイヤ跡などが残っていた。普段は内部に入れないが、文化の日に限定で公開する」とあります。府中市内に残る貴重な戦跡の歴史です。ぜひみなさん、お越しください。

 

朝日新聞では「府中市の3小学校で試み、登下校見守るルール、通学路に基地局、時間は場所発信」との記事があります。記事によると「登下校中の子どもたちの安全を見守るため、府中市が今月から、『見守りシステム』の実証実験を始めた。通学路沿いの公共施設や住宅に機器を配置し、子どもたちが通過すると、保護者らのスマホなどにメールが届く仕組みだ。市内の3小学校でスタートシ、来年2月末まで実験する」とあります。「市内の若松、四谷、九小の1~3年生900人に端末を配布し、これまで100人の利用申し込みがあったという」とあります。「基地局になるのは、学校のほか、通学路にある『子ども緊急避難の家』や幼稚園、郵便局、公共施設の50ヶ所でスタートし、今後90ヶ所にするとのことです。

 

わたしの子どものころと違って、現代の子どもたちは大変窮屈な感じがしますが、一方で子どもたちを狙った不可解な事件も発生する今日、こうした措置も仕方ないかもしれません。最近は市内の自治会の方々が、ボラティアで児童の登下校時を見守っている様子を見かけます。私もこのメール見守りシステムの実証結果をふまえて、また議会でも取り上げたいと思います。

01 11月

「当選議員、汗水流し仕事を・・」読売新聞投書欄

★議員は政策実現のために真摯な態度を失わないように

今朝(11月1日)の読売新聞投書欄に、主婦の方が議員に対して当選後こそ、真摯な態度を持ち続けてほしいという投稿を寄せています。紹介すると「今回の衆院選は『政権選択選挙』とも言われたが、野党の離合集散に振り回され、候補者を選ぶのに随分と迷った。私は、各政党の政策を選挙候補で熟読し、候補者の演説を聞いたうえで、1票を投じた。当選した議員の中には、選挙の前と後では態度が一変してしまう人がよくいる。選挙前、声をからして政策の実現を訴えた熱弁を心にとどめ、票を投じてれた有権者に報いてほしい。当選前の低姿勢を維持し、おごることなく、真摯な態度を持ち続けてほしい。政策実現のため、選んでよかったと思われるいおう、汗水流して働いてくれることを心から願っている」とあります。

★そもそも議員とは国民、住民の代理人として議会にいる

まったくもっともなご意見です。私も府中市議になって1期目ですが、確かに議員になると役所の職員、とくに管理職の方は、ものすごく「丁寧」な態度で接してきてます。またいろんな行事に参加すると、特別に来賓として扱われ、「先生」などと呼ばれ、何か自分が特別に偉くなったような錯覚を起こすものです。さらに政治的な「実力」(役所や地域社会を動かす)が備わるにつれて、知らず知らずに尊大な態度が表れてくるのでしょう。ここにそもそも、勘違いがあるのです。

だいたい議員とは国会議員であれば国民の代理人、市議会議員であれば市民の代理人として議会におくっていただき、国民や住民の声を聞いて、その要望を実現するために、行政を動かすことが任務なはずです。つまり市民が住みやすい社会をつくるために仕事をするのが議員なのです。ここを勘違いすると、自分が社会的に「偉い」人物であることが自己目的になり、投書にあるような態度の議員になってしまうわけです。

★共産党議員は「人民の護民官」

共産党の議員はみんな、当たり前ですが「人民の護民官」(住民の命と生活の守り手)という意識で議会にいるので、勘違いする方はいないと思います。まして党内で「先生」などという呼ばれ方は、絶対にありえません。党内ではそんな社会的序列など、そもそもありません。私も共産党議員として志を貫き、それを市民の人々に身体をはって訴えることで、知ってもらうことが必要だと考えています。そのために朝は週4~5回の駅頭、夕方の週2~3回の街頭での辻立ち、活動ニュースの定期的発行、ブログを毎日発信するなど、市民のみなさんから、代理人としてふさわしい議員と認められるように、これからも頑張る決意です。