29 9月

京王線調布駅再開発事業「トリエ調布が今日開業」・・東京新聞

今日(29日)、京王線調布駅前の商業施設「トリエ京王調布」がオープンしました。東京新聞多摩版には「A,B,C館にファッション、雑貨、レストランなど計72店舗が入り、年間1万人の集約を見込む」とあります。記事では「トリエ」とは数字の「3」のラテン語「TRI」と樹木を表すアイスランド語「TRE」をあわせた造語。地下化された京王線の線路跡地に建てられた」とあります。A館にはファッシょん、雑貨、飲食店など。B館はビックカメラ、C館はイオンシネマ(映画館)などが入るとのこと。

府中市も7月14日に府中駅南口再開発ビル「ルシーニュ」がオープンしたばかりですが、市が主張する「都市間競争」がいよいよ激烈をましています。また国分寺駅周辺も再開発が急ピッチで進んでいます。一方でご承知のとおり、国民、勤労者の実質所得はマイナス、年金生活者にはインフレ政策が追い打ちをかけ、勤労者の実質賃金はマイナスで20年前の平均給与額と比較すると55万マイナスというのですから、消費購買力は上がる兆しはありません。

こうした社会情勢のなかで、いくら駅周辺の中心市街地を開発しても、果たして営業は成り立つのでしょうか。先ほどは伊勢丹松戸店の閉店のニュースをブログで書きましたが、百貨店は軒並み縮小、閉店のニュースが続いています。勤労者の所得向上と雇用の安定、社会保障制度の再構築で国民の生活を安定させる施策を、実行しなければ再開発の街づくりは、成功しないのではないでしょうか。

29 9月

伊勢丹松戸店が来春閉店、市の支援見送り響く(日経新聞)

今朝(29日)はJR北府中駅であいさつ、午前中は市議会本会議。さて今朝の日経新聞インターネットニュースでは、伊勢丹松戸店(千葉県松戸市)が18年3月21日で閉店することになったことを配信しています。それによると「郊外の大型店への顧客流出やインターネット通販の拡大に伴う百貨店離れを食い止められないと判断した。松戸市が検討していた同店への賃料支払いによる支援策が市議会で見送られ、三越伊勢丹ホールディングスは撤退を決断したもようだ」「撤退の決め手となったのは松戸市が提案していた同店への支援案が立ち消えになったことだ。市は店舗の一部フロアに市の施設を移し、10年間で計21億円の賃料を補助する内容を盛った補正予算案を9月に提出した。だが市議会がこの案を認めず、支援は見送られた」「松戸市の本郷谷健次市長は28日、伊勢丹松戸店の閉店について「残念だが、中心市街地の活性化など行政課題の解決へ引き続き頑張っていく」とのコメントを発表した。

このニュースを見てまず思ったのはわが街、府中市にある伊勢丹府中店の動向です。昨年には伊勢丹府中店の縮小閉店報道がされましたが、この松戸店の記事を見て、複雑な思いをします。府中はこの7月に府中駅南口再開発ビルがオープンしましたが、伊勢丹府中店はどうなるのか。客足は相変わらず伸びている様子はありません。百貨店は今どこも、苦戦を続けています。大変リアルなニュースであり、今後も、情報のアンテナを張って、その動向を注意したいと思います。

28 9月

民進党が「希望の党」に合流?!

 今日(29日)の時事通信は午前中のネットニュースで、民進党の動向について配信しています。それによれば「民進党の前原誠司代表は28日午前の党執行役員会で、衆院選に向け、小池百合子東京都知事が代表を務める新党『希望の党』に事実上合流する方針を示した。民進党候補の公認を希望に申請した上で、同党に判断を委ねる。午後の党両院議員総会で全議員に説明する」。前原氏は、選挙区で野党候補が乱立しては与党と戦えないとして、野党勢力が結集する必要性があると判断した。前原氏は26日夜に小池氏と会談し、『非自民』勢力結集のため協力したい考えを伝えた。小池氏は、民進党全体の受け入れを否定。一人一人の憲法観や安全保障への考え方を見極めた上で、希望の公認を与える方針だ」と伝えています。

実は私は、民進党と小池新党との連携はありうると思っていました。理由は前原代表が「あらゆる手段を使っても安倍政権を倒す」と言明していたことです。「あらゆる手段」とは、「左」は共産党、「右」は小池新党と連携するという「ウルトラC」を実行するのではと感じていました。推察ですが理由は、前原代表はマスコミ調査では「野党4党(民進、共産、自由、社民)の支持率が低く、これでは安倍自公政権の受け皿になれない」と認識し、サプライズ&ウルトラCで小池新党と合流し、都議選で起きた自民党大敗北の結果を今度は総選挙で巻き起こす作戦、「政権選択選挙」の構図に持ち込むと思いました。

わが党の志位委員長は、「希望の党」は安倍政権の補完勢力であるとの認識で、協力連携はありえないと言明しています。小池新党が野党共闘の「一丁目一番地」である「安保法制廃止」を公約にすれば、共産党が協力する余地はまだあるかもしれませんが、今のところ小池新党からその気配は感じません。本日午後5時30分からの、新宿駅西口でのわが党の志位委員長の街頭演説が注目されます。

24 9月

航空自衛隊府中基地で実弾20発紛失・・毎日新聞ニュース

  大変物騒なニュースが昨夜(23日)の23時36分、毎日新聞ニュースで配信されました。それによれば、「航空自衛隊府中基地は23日、小銃の実弾20発を紛失したと発表した」とネット上で流れました。配信では「同基地によると、同日午前10時20分ごろ、同基地に所属する航空気象群が、陸上自衛隊朝霞駐屯地(東京都練馬区など)の射撃場で予備自衛官の射撃訓練を実施しようとしたところ、訓練で使用するため同日朝に同基地から搬入したはずの64式小銃の実弾20発入りの箱一つが見つからなかったという。訓練を中止し、府中基地と朝霞駐屯地で捜索している」と伝えています。

 大変物騒なニュースであり、無事に発見されることを願いますが、もし見つからない場合の処置はどうなるのか。責任の所在はどうなるのか、今後の行方を見守りたいと思います。ぜひ国会でも共産党議員団で取り上げてほしいものです。

またこのニュースを見て思ったのは、昨年に続き今回で2回目となる府中市の入庁3年目の職員研修を、今年は10月4日~6日にかけて同基地で行うのですが、予定どおりに行われるのかという点です。この点、月曜の決算委員会でも確認したいと思います。

 

 

23 9月

学童保育施設、詰め込み4割・・全国学童連協調査(しんぶん赤旗)

今日(23日)の赤旗日刊紙には、学童保育施設においても待機児童数が増えており、詰め込み施設が4割という記事が掲載されています。記事では「学童保育に入所を希望しても入れない『待機児童』は、自治体が把握しているだけで1万6832人と増えています(2014年は9115人)」とあります。また「保育園のように潜在的な待機児童数を割り出すのは難しい」(全国連協の佐藤愛子さん)。「申し込んでも定員オーバーで入れないのではないか、とあきらめて申し込まない家庭も多いなど、実際のニーズは見えにくいものの『子育てしながら働く女性が増えているので、ニーズはかなり高まっている』」。また国の入所基準は集団の規模は40人以下なのですが、41人以上の施設が41%もあり、100人以上が1.4%あるとのこと。

一方で記事では「学童保育指導員の不足も問題で、週5日以上の勤務も年収150万円未満の指導員は46%、79%の指導員が不安定な雇用で、生活を脅かされ、長く働き続けることが難しい」と分析しています。自治体では学童保育ニーズが高まるなかで、大規模化して児童を詰め込んで対応するところもあります。

府中市でもこの記事だ大方、同様な様子です。また児童数が多くて詰め込みの学童保育と、児童数が極端に少ない学童の違いもあります。先日も私は、学童保育父母連絡協議会の方から要請をうけましたが、ぜひ一度、現場の実態も調査し、また学童保育指導員の方からも要望を伺いながら、一般質問で取り上げたいと考えています。