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「府中・・『3億円事件』の街」、W杯の金星ラグビー熱く」(朝日新聞多摩版)
今朝(25日)の朝日新聞多摩版に、3回シリーズ物で「府中・・『3億円事件』の街」の3回目が連載されています。このシリーズ記事のなかでは、3億円事件当時の被害者(被害企業)である府中の歴史を東芝府中のそれと重ねあわせて記しているのが特徴です。記事では、同事件現場の状況を振り返り、府中と東芝府中の存在が3億円事件で有名になったこと。また今日は府中と東芝府中の現在のシンボルが、社会人ラグビーチームの存在になったことを伝えています。
また2019年の「ラグビーワールドカップ2019」にむけて、府中市も高野律雄市長(大学時代にラグビー部に所属)を先頭に、市をあげて、ワールドカップのキャンプ地誘致とその成功にむけ取り組んでいる事を伝えています。記事では最後に「『ラグビーの街 府中』 工場で組み始めたスクラムが街に出て、市民も加わる・府中の修飾語が『3億円事件』から代わる日も近いかもしれない」と結んでいます。
府中二小(府中第二小学校)の児童増加問題(2017年5月14日9
府中市議会議員の ゆうきりょう です。人口が微増している府中市(現在25万6千人弱)、地域によっては小学校の児童数が増えることにより、教室の確保が困難になっている学校があります。代表的な学校として、府中第二小学校(緑町1丁目)があげられます。議会でも複数の議員が質疑をしていますが、市の教育委員会の対応は、特別に財政措置をしてプレハブ校舎などを建設するなどして、教室数を積極的に確保しようという考えは、今のところないようです。
現場の教員の方に伺うと、今年度は児童数が1000人を超えたとのこと。昨年1年生の学級数は6クラスだった(1クラス30人程度)のが、2年生に進級した今年は5クラス(1クラス37人程度)になってしまったとのこと。理由は児童数が減少したからではなく、教室数の確保ができないことを理由としているそうです。学校側は「文科省は40人学級を基準としている」、「1クラスの児童数が増えた代りに教員を1名加配する」との理由で、クラス減を「正当化」しているとのことですが、現場の教員や児童からは当然、不満の声もでているそうです。
市教育委員会は、児童数が増える学校の教室確保策については、将来市の子どもの数が減少に向かうことを理由に、特別な財政措置をして教室数を積極的に確保することについては、後ろ向きな姿勢です。私もこの点、ぜひ現場の声を聞いて、ぜひ一度、議会でも取り上げたいと考えています。
府中駅前けやき並木通り「ちょこりんスポット」の甲州街道より南側が廃止になります
今朝(23日)は府中駅北口デッキでからさわ地平都議予定候補とあいさつ、午前中は会議。夜は打ちあわせの予定。
さて府中駅南口再開発ビル「ル・シーニュ」の開設により、一時的な駐輪場として市民に使われていた、「ちょこりんスポット」の甲州街道より南側が廃止になります。自転車については「再開発ビルの地下に完成する駐輪場を利用してほしい」というのが、市の方針です。
府中駅南口再開発ビルの地下1階に半地下の床を設けた駐輪場となっており、800台の収納を予定していますが、入り口は1ヶ所で自転車が2台しか乗らないエレベーター、またはスロープを使ってでいるすることになります。スロープを上がるときは、自転車をベルトに乗せて支えながら出口に向かうということになります。しかしながら、小さなお子さんをのせた主婦や高齢者への安全対策は大丈夫なのか、不安になります。また利用料金は2時間までが無料ですが、それ以降は有料になります。
「府中駅前のけやき並木は大国魂神社の境内のなので、同神社に返還しなければならない」というのが府中市の言い分ですが、100年以上にわたり、けやき並木通りは自動車や人の往来で使用されてきました。こうした歴史を見ても、「もはや境内というより、道路として府中市に管理を移すべきだ」という声も聞きます。昨年には、伊勢丹府中店の縮小報道もありましたが、今回の「ちょこりんスポット」の甲州街道南側の廃止の件で、多くの市民の方々が快適に買い物に集まれるような施策とは逆行するような気がしてなりません。今後、引き続き議会でも府中駅周辺の駐輪場問題については、取り上げていきたいと思います。
「府中刑務所『卒業』、みんなで応援・・励ますFM,地域も就労や高齢者支援」(朝日新聞多摩版)
今朝(22日)は西武線多磨駅であいさつ、午後に市内宣伝、夕方に打ち合わせを予定。さて5月18日付の朝日新聞朝刊・第二多摩版には府中刑務所の話題が掲載されています。
この記事では、地域住民と府中刑務所の「暖かい」関係を中心に取り上げています。府中刑務所に服役していた人を支援する地域の存在、またFM放送局や高齢者施設(社会福祉法人・安立園)の存在も受刑者の社会復帰を支える存在として紹介されています。記事では「地域から『迷惑施設』として移転を求められることはなかった。近所の70代女性が言う、『外周も24時間警備での治安も守られるの』。優しさに囲まれる府中刑務所。その塀の脇で3億円を奪った犯人が『入学』することは、まずない」と結んでいます。
府中刑務所は三億円事件の現場で「有名」で、私もそれでこの刑務所の存在を知っていました。また私は府中刑務所のそばにある、東京土建府中国立支部(晴見町)の事務局に勤務していたので、この街のあたりは身近に感じています。
府中市は国府が置かれた街として歴史をもち、1000年以上の歴史を誇る大国魂神社をはじめ、東京競馬場、多磨霊園、東芝などの複数の大企業事業所、航空自衛隊基地、そして府中刑務所の存在など、本当に「多彩な」存在がある街です。歴史をもち、地域住民から愛されるそれぞれの存在が、府中の街に彩りを添えていると、あらためて認識しました。