19 3月

府中市で初の都庁出身の副市長が誕生

府中市議会最終日(16日)の本会議において、2名の副市長の任命案件が報告されました。1人は現在の吉野誠副市長、2人目は東京都庁出身の土橋秀規(どばし よしのり)氏です。この件については、産経ニュースが報じていますので、以下お伝えします。「府中市は16日、都課長の土橋秀規(どばし・よしのり)氏(52)を副市長に選任する人事案を市議会本会議に提出し、全会一致で承認された。任期は4月1日から4年間。同市が都職員を副市長(かつては助役)に迎えるのは初めて。市職員だった吉野誠副市長(62)の2期目も承認され、4年ぶりに副市長が2人体制となる。土橋氏は昭和62年に日本大学を卒業して都庁入り。土木系技術職として主に都市整備などを担当し、平成27年4月から都市整備局市街地整備部区画整理課長。高野律雄市長は土橋氏を『豊富な行政経験を持ち、副市長として適任』と評価。都市整備部、生活環境部、文化スポーツ部、教育委員会などを分担させる」と報じています。

本会議において、この土橋氏の副市長就任の提案の際、「なぜ2人目の副市長を東京都から招聘する必要があったのか」という理由を問う議員がいませんでした。私も含め、誰れか議員がこの点を質問すべきだったかとも思っています。

 

18 3月

「ゆれる東芝 その歴史は」(FNNニュースより)・・東芝府中と府中市民の不安な声を伝える

14日の12時45分配信のFNNニュースでは、「ゆれる東芝」と題するニュースをネット上で配信、府中事業所の動向と府中市民の声についても触れ、高野市長のコメントも配信しています。東芝府中の動向を知るうえでも興味深い内容なので、以下全文お伝えします。

「経営再建中の東芝は、延期していた第3四半期決算の発表を14日に予定していましたが、再び延期すると発表しました。このような状況を受け、東芝関係者が多く勤める東京・府中市では、不安の声が広がっています」

「日本を代表する電機メーカー【東芝】。1894年には、日本初の電気扇風機を生み出し、1930年には、日本初の電気冷蔵庫や電気洗濯機を開発して、洗濯板で洗っていた多くの主婦を救った。東芝の技術は、駅や電車でも活用されている。ある自動改札機には、東芝製が使われていて、また、エスカレーターにも東芝製が使われていた。電車の中を見てみると、室内灯も東芝製だった。東芝は、国内の13カ所に工場や事業所を所有し、中でも最も大きいのが、東京・府中市にある府中事業所。東京ドームおよそ14個分の大きさで、この中で、およそ1万人が働いている。東芝と取引のある事業者からは、不安の声が上がっている。東芝と取引がある会社関係者は、『もう90%以上は、東芝の製品そろえてます。大変困ってしまうことなので、ぜひ今の状況乗り越えて、立て直して頑張ってもらいたいですね』と語った。仮に、府中事業所が撤退するなどすれば、その影響は計り知れないと、高野府中市長は懸念する」。

「府中市の高野律雄市長は、『例えば商店街がなくなってしまうとか、空き家が増えるとか。経済活性化に重要な企業ですので、損失というのは非常に大きいと思いますね』、「(市民から)『ラグビーは大丈夫か』っていう声も、よく質問されたりしますね」などと語った。府中事業所内のグラウンドでは、東芝ラグビー部が練習していて、府中市民とも関わりが深い。そんな東芝ラグビー部行きつけの店が、府中事業所の近くにある『ますだや』。ラグビー部に人気のメニューについて、ますだやの和嶋勝博さんは『ここの肉炒めを食べると『トライが取れる』っていってね、試合前は肉炒め』と語った。肉炒めを食べた5人の選手全員が、トライを決めたという。試合前に選手たちが験担ぎで食べる肉炒め。ニンニクが効いていて、栄養たっぷり。長年にわたり、東芝とラグビー部を見てきた和嶋さんは、『当たり前に思ってるから、あそこにあるのが。事業所を畳むとなると、ラグビー部もいなくなるっていうことでしょう??それは困ります。ずーっと続いてきてたから、途切れるのは寂しいですよね』と語った。市民の不安の声に、東芝はどう応えるのか」。

府中市議会予算委員会では、東芝府中の動向について触れる議員は一人もおりませんでしたが、私も含め各議員のみなさんも「不安」な思いを秘めていることと思います。

 

17 3月

府中市議会の17年度予算の反対討論をしました

今朝(17日)はJR北府中駅であいさつ、午前中は市立第二中学校の卒業式に来賓で出席。午後は生活相談など。

さて私は昨日(16日)、府中市議会最終日の本会議で2017年度予算の反対討論に立ちました。議員団で議論した結果、下記のポイントで反対討論に立ちました。①市は2014から17年度の間に、88億円の財源が足りなくなると主張し、行財政改革(市民向け福祉サービスなどの削減など)を実行してきましたが、結局のところ、財源が足りなくなる事態にはならなかった。よって行革の方針を改めること、②当初150億円の予定だった新市庁舎の建設費が205億円に達したことで、市は今後、庁舎建設の費用を抑制するために、現在の予定である「おもや」と「はなれ」の2棟構造を見直すこと、③府中駅南口再開発事業の府中市の負担が当初見込みの160億円から162億円になった。一方で再開発ビルの地下駐車場の購入費、6億円はこれに加算していないこと、④就学援助費は少し改善がされたものの、市民から要望が高く、他の自治体では進展している入学準備金の前倒しでの支給(現在は7月に支給)には応えていないこと、⑤ラグビーワールドカップのキャンプ地を誘致するために6億4千万円も計上するのは、やりすぎである。とくに朝日町の「朝日サッカー場」は3年前に3億7千万円で改修したばかりであり、再検討をっ求めました。予算には共産党と生活者ネットワークが反対しました。

予算特別委員会では、「2020年のオリンピックのキャンプ地誘致実現のために、市はもっと市民に機運醸成を図る努力をしてほしい」と求める他会派の議員からも多数でていましたが、「なぜオリパラの機運が醸成しないか?」。それは今、市民が市政に求めるニーズとそれがかみ合っていないために、気運が醸成しないのではないか。府中市は今、東芝府中事業所や伊勢丹府中店の今後など、不安材料を抱えて不透明な状況です。私は今後も、市民のリアルなニーズをしっかりつかみ、高野市政に求めていきたいと思います。

15 3月

東芝はどうなる、そして府中事業所は・・(Sankei Biz ニュースより)

今朝(15日)は東府中駅であいさつ、終日、明日の本会議にむけての準備など予定。さて、インターネット上の「Sankei Biz」ニュースでは経営危機に陥っている、東芝の動静について伝えています。ニュースでは「東芝は2016年4~12月期決算の発表を4月11日まで再延期するとしたが、15年に不正会計問題が発覚して以降、決算発表の先送りは4度目だ。改善を進めてきたはずの内部管理体制に疑問符が付き、上場廃止のリスクがくすぶる。東芝の株主は昨年3月末で44万人弱に上り、上場廃止となれば影響は大きい。14日の東京株式市場では、決算発表の再延期を受けて東芝の株価は乱高下し、一時前日終値比8%超下落。終値は前日比1円高の215円90銭だった。今後も決算を確定できなかったり、債務超過が2年連続となった場合も上場廃止の恐れがある。投資家は企業統治の欠如と業績悪化の双方を問題視しており、上場が当面維持されたとしても株価は低迷しそうだ」。

さらにニュースでは「今後、東芝株の上場廃止が決まる事態になっても、すぐに売買できなくなるわけではない。原則1カ月間は『整理銘柄』に指定され、取引できる状態が保たれる。投資家の売買する機会を担保するためで、その後に正式に上場廃止となる。ただ、整理銘柄入りすると、売り注文が殺到して株価が大きく下がることが多い。一方、上場廃止で証券取引所での売買はできなくなっても、経営破綻していなければ株式は紙くずになるわけではない。しかし、非上場企業の株式は証券会社が投資家に売買を勧誘できないため、投資家は自ら取引相手を見つけて売買するしかないうえ、適正価格が算定できなくなることもあり、売買は事実上困難になる(森田晶宏)」と伝えています。

同社が2部上場に降格するだけでなく、上場廃止の可能性についても言及しているこのニュース。ちなみに府中市議会の予算特別委員会では、どの議員からも東芝府中の動向についての発言はありませんでした。しかしながら今後、東芝府中事業所の動向について、細心の注意が必要となりそうです。

 

 

14 3月

「結城りょう」通信3月号が出来ました!

今日は府中市議会予算特別委員会に終日出席。あさって(16日)の本会議で閉会予定です。当日は私が、2017年度予算案に対する賛否討論を予定です。詳細は後日、お知らせします。

さて「結城りょう通信」の3月号ができました。1面には私の3月議会の一般質問について、また2面にかけては若松町を中心とする地域の話題を掲載しています。とくに若松町1丁目の信号(東府中駅東)に自動車の右折専用信号の矢印表示が設置された件や、東府中にスーパーライフが出店される件、西武線多磨駅の改良工事が決定した話題など、地域性を中心とした内容にしています。他にも、花粉症対策の投稿記事なども掲載しています。

今回もこの結城通信を若松町2~5丁目にかけて2200部ほど、紅葉丘2丁目に300部程度、同3丁目には500部程度をポスティグン予定。紅葉丘1丁目には商業新聞に折込みを500部ほど予定しています。ご期待ください。