11 3月

どうなる三越伊勢丹、社長退場の舞台裏(朝日新聞)

今朝(11日)の朝日新聞8面、経済面に「三越伊勢丹 社長退場の舞台裏」との見出しで記事が掲載されています。伊勢丹府中店をかかえる府中市民にとっては、非常に気になるニュースです。紙面によると「社内の混乱を理由にした役員の刷新」、「婦人服が主役の百貨店業界で、紳士服に光をあてたメンズ館で成功させて頭角を現した大西洋(前社長)」と評された一方で、「取引先から現場に理解がある社長と評された」「反対意見の人は飛ばされる。恐くて意見できない」、社内では批判的な声が多く「外面がいいだけ」「近くにイエスマンしか置かない」など、そのワンマンぶりが社内から批判されていたと紙面にはあります。また昨年11月の中間決算記者会見において「(大西氏は)赤字の店舗について今後、閉店も含めた検討をすると説明し、4店舗の具体名を挙げた。寝耳に水だった現場は混乱し、社員のリストラを警戒する労働組合を中心に不満が噴出。社内の合意を得る前になぜマスコミに言うのかと不信感が一気に高まった」とあります。

なお大西洋前社長は会長職にとどまることなく、会社を去る見通しとのこと。この社長交代劇が、今後の伊勢丹府中店にどう影響されるか、注目されます。

05 3月

「(保育所の)待機児童ゼロ『可能』3割」(朝日新聞1面)

今朝(5日)の朝日新聞1面で、保育所の待機児童の問題がトップにきています。記事では「政府が目標に掲げた17年度末目標で保育所の『待機児童ゼロ』について、朝日新聞が全国の84の自治体に調査をしたところ、『達成できる』と回答したのは31%の26自治体にとどまった」とのこと。

記事では「なぜ待機児童解消が進まないかについて、自治体に質したところ『保育需要が想定を上回った』が33自治体で最も多く、『保育士不足』『用件、物件の不足』が14自治体とのこと。この2つが依然として整備加速の壁になっている」と分析しています。さらに「今年4月開設予定の認可保育園や小規模保育所などで計画中止や開園遅れ、定員減になった施設がないか尋ねたところ、34自治体で計143件(6339人分)あった。理由は『建設工事の遅れ』『用地確保に時間を要した』『周辺住民との調整が難航した』も9自治体で16件(766人)あった」とあります。今回の朝日の記事は自治体数では84という一定数の調査ですが、傾向としてはこの結果に反映されていると思われます。

府中市も新年度は数か所の新設保育所の開設を予定し、待機児童解消(16年5月で296人が待機児童、認可保育所に入所できなかった児童数は700人以上)に努力していますが、子育て世代の人口が増えるなか、追いつかない状況です。8日から14日まで行われる市議会予算特別委員会でも、この問題は多くの議員から質疑があると思われます。また議論の模様もブログでお伝えしていきます。

02 3月

府中市の消防署の副士長の方が訓練中に事故死(2月26日)

NHKのニュース報道によれば、府中市の消防署の副士長の方が、2月26日、訓練中に事故死したとありました。ニュースでは「東京消防庁の23歳の消防隊員が26日、東京・府中市にある消防署の訓練施設でロープが体に絡まって宙づりになっているのが見つかり、その後、死亡しました。 警視庁は、訓練中の事故と見て当時の詳しい状況を調べています。警視庁や東京消防庁によりますと、26日午後3時半すぎ、東京・府中市にある府中消防署朝日出張所の訓練施設で、23歳の消防副士長の男性が首や体にロープが絡まって宙づりになっているのを別の隊員が見つけました。隊員は意識不明の状態で、病院に運ばれましたが、その後、死亡したということです。警視庁によりますと、隊員は、当時、高さ7メートルほどある訓練施設で、ロープを使って1人で訓練をしていたと見られるということです。警視庁は、現場の状況などから訓練中の事故見て、当時の詳しい状況を調べています。東京消防庁は『詳細については調査中だ』とコメントしています」。

この事故について初動の対応は適切だったのかどうか。消防庁の調査結果をまたなければなりませんが、いずれにしても3月8日からスタートする市議会予算特別委員会でも議論しなければなりません。

 

01 3月

東府中駅そば、甲州街道沿いの旧住宅展示長跡地に、スーパーライフが建設計画

今朝(1日)は東府中駅であいさつ、午前中は市議会基地跡地等建設委員会に出席、午後は赤旗拡大行動など。さて私の住まいの近所(若松町2丁目、東府中病院付近)に以前、住宅展示場がありましたが、昨年夏ごろに更地になりました。その跡地に何が建設されるのか、近隣住民のみなさんからもいろんな情報がありましたが、昨日、建設計画の看板が立てられており、スーパーのライフコーポレーションの建設が記されていました。工事の着工は今年の9月から、完成予定は来年の3月末とありました。

東府中にはすでにスーパーサミットが2店舗(東府中駅南側、若松町交差点の甲州街道沿い)にあります。そこにライフコーポレーションが参入となると、さらに買い物客の奪いあいが激化することでしょう。「オーバーストアー(買い物スーパー店の超過)」が言われている今日、東府中も同じ傾向のようです。たしかに若松町は新興住宅も増え、消費者も増加しているとは思いますが、果たして採算は成り立つのか。また情報が入ったら、このブログでもお知らせします。

28 2月

西武線多磨駅・・自由通路整備と鉄道施設改良に着手を決定

今朝(28日)は府中駅北口デッキであいさつ、午前中は市議会建設環境委員会に出席。さて少し前ですが、2月10日の市議会建設環境委員協議会にて、長年にわたり住民の要望が強かった、西武線多磨駅の開発(自由通路整備、鉄道施設改良)に着手されることが決まりました。2021年に朝日町(旧国有地)にイトーヨーカドーが開業される予定にともない、駅利用者の大幅増加も見込まれること。また駅西側の府中都市計画道路3.4.11号多磨墓地前線の事業決定により、駅前広場を整備することをうけ、府中市と西武鉄道が協力することが決定。駅を東西に結ぶ自由通路を整備し、駅舎の橋上化などの鉄道施設改良(バリアフー化にも対応)を行うことが決まり、報告されました。

以上のような内容をもとい平成29年度中に府中市と西武鉄道で協定を締結し、平成32年度中の完成をめざすとのことです。

西武線多磨駅周辺には多磨墓地をはじめ、東京外語大学や警察大学校、榊原記念病院もあり、さらにイトーヨーカドーが2021年に立地されるとなると、この地域は東部地区の一大拠点のまちとなるでしょう。私も昨年12月市議会一般質問で、東部地域のまちづくり問題を取り上げましたが、この地域を活動領域にしている立場からも、今後より一層の東部地域の発展のために、頑張りたいと思います。