10 1月

東京都が不妊治療助成の対象年齢を拡大へ・・ぜひ府中市でも独自の不妊治療制度創設を求めたい

昨日(1月9日)の毎日新聞多摩版に、東京都が不妊治療の費用を一部助成する対象年齢について、35歳未満から40歳未満に引き下げる方針を決めたと報じています。記事では「体外受精や顕微授精といった高額な特定不妊治療への助成対象者も拡充する予定」とあり19年度予算案に約45億円を計上するとのことです。小池都知事もそのニーズの高さをあげています。また「所得制限も国が上限とする730万円から905万円に引き上げ、対象世帯を拡充する」とのことです。

 

東京都知事の決断を大変評価するものです。以前、共産党市議団の市政アンケートでも、この不妊治療費の助成制度を市に求める要望が大変高かったと聞きました。他会派の議員の方もこの要望を取り上げる方もいましたが、今回の東京都の制度の活用とあわせて、ぜひ府中市独自の不妊治療制度の創設も求めていきたいと思います。またこの東京都の制度についても、不妊治療をうけている方々にぜひ広げていきたいものだと思います。

結城亮(結城りょう)

09 1月

府中市浅間町の「基地跡地(留保地)を考える集い」へご参加を

【府中市は、いよいよ今年度中に基地跡地活用方針を決定】

 

府中市では平成30年度中に浅間町にある基地留保地の活用方針を決定しますが、市民の方でつくる「基地跡地利用を考える会・準備会」では1月20日(日)に生涯学習センターで、同跡地利用を考える集いを開催します。「会」では、基地跡地近隣のみなさんに呼びかける文章では以下のように伝えています。

 

【依然わからない市の計画方針】

 

基地跡地の活用に関しては、「利用計画の素案」にもとづき2017年10月12日に第1回「府中市基地跡地留保地利用計画検討協議会」を開催して以来、2018年度中に「利用計画を決定」予定で、すでに7回の検討協議会が開かれました。私たち(会)は2017年早々にこの検討協議会に先立って集まりをもち、地元の住民も参加させてほしいと議会に陳情しましたが、実現できませんでした。この間、何名かの有志が検討協議会を傍聴しています。いよいよ大詰めです。

 

「みどり豊かな町を基調に」としつつ、「市は何をつくろうとしているのか?」、市民共通の関心ごとです。「スポーツ施設?」「学校?」、依然としてはっきりしません。「市はどのような民間施設を誘致しようとしているのか?」商業施設?福祉施設?依然としてわかりません。

 

何ができても地元にとって関心ごとの「幹線道路の整備」などは概ね、「小金井街道および美術館通りの歩道が狭小であるため、さらなる通行者の安全性確保を目的とし、歩道状空き地などの歩行者空間の確保を検討する」と書き込まれる予定ですが、利用計画に先立って整備するのかどうか不明です。

「周辺道路の整備」では、「留保地内外の動線について、『既存住宅地におけるアクセスの向上』や『小金井街道から新小金井街道までの東西動線の確保』などの視点もふまえ、歩行者を含めたアクセスの向上を検討する」と書かれる予定ですが、実際問題として既存住宅周辺の方に影響を与えないのか心配です。

 

「会」では以上のように呼びかけたうえで、3つの項目にわたるアンケート調査も行っています。府中市に残された最後の広大な土地である、基地留保地の活用計画は、今後の府中市民にとって、その生活環境を大きく左右する問題であると、私は思います。そこでぜひ市民の声を反映させるためにも、ぜひ市民の多くみなさんのご参加を私からもよびかけるものです。

 

★「基地跡地を考える集い」

日時 2019年1月20日(日)午後2時~4時

場所 生涯学習センター(研修室2-3)

結城亮(結城りょう)

 

05 1月

府中市の晴見町に結城通信が折込み、配布されます

結城りょう市政通信の19年1月号について、この間も活動地域内で配布、折込みしてきましたが、1月7日(月)の読売新聞に1000部、朝日新聞400部程度を折込みしますので、同紙を購読されている方はぜひご覧ください。

またこの間も晴見町にあるグリーンハイツと都営住宅にも、結城りょう市政通信を1500枚、また晴見町3丁目には1月中に同通信を手配り配布する予定ですので、ぜひご覧ください。

なお幸町にも結城通信を1月中に配布予定しています。

結城りょう市政通信1月号は、私の12月議会の一般質問の記事(小中学校体育施設にエアコン設置要望、子ども食堂への行政支援要望、飼い主のいない猫に対する行政支援要望)を中心に掲載しています。

ご感想やご質問、生活相談などあればお気軽によせください。

05 1月

府中市では、平成30年度子ども食堂推進事業補助金(東京都)を受け付けています

府中市のHPでは、東京都が実施している子ども食堂推進事業補助金を受け付けています。市のHPでは「都では、民間団体等が行う地域の子どもたちへの食事や交流の場を提供する取り組みについて、安定的な実施環境を整備し、地域に根差した活動を支援することを目的とし、その経費の一部を予算の範囲内で補助します」とあります。(以下、府中市のHPから抜粋)

 

★対象団体

地域の子どもやその保護者が気軽に立ち寄り、栄養バランスのとれた食事を取りながら、相互に交流を行う場を提供する取り組みを行っており、次の全てに該当する団体
1 定款または会則を備えていること。
2 暴力団または暴力団と関係する団体ではないこと。
3 法人その他の団体の代表者、役員または使用人その他の従業員もしくは構成員に、暴力団員等に該当する者がいないこと。
4 公序良俗に反する活動を行う団体ではないこと。
5 府中市が開催または関与する、子ども食堂や子ども・家庭の支援に関わる他の関係機関等との連絡会の構成員であること。

実施方法等

1 月に1回以上、定期的に子ども食堂を実施すること。
2 1回あたり子どもまたはその保護者(以下「参加者」という。)が合わせて10名以上参加できる規模で開催すること。
3 実施時は、常時責任者を配置し、安全に配慮した開催を図ること。
4 規模に応じて、必要な職員体制を確保すること。
5 子ども食堂で提供する食事は、原則として子ども食堂の職員または参加者が直接調理した、栄養バランスのよいものとすること。
6 府中市が開催または関与する、子ども食堂や子ども・家庭の支援に関わる他の関係機関等との連絡会に年1回以上参加すること。
7 子ども食堂の職員は、利用する子どもや保護者の相談に応じるとともに、必要に応じてニーズに対応した関係機関につなぐよう努めるものとする。なお、虐待が疑われる場合等、早急な対応が必要な場合は子ども家庭支援センター等に対して通告を行うこと。
8 食事提供の対価として食事代を徴収する場合は、地域の実情および本事業の目的等を勘案して、実施団体が判断することとする。
9 子ども食堂を実施する際に、特定の政党または政治団体のための活動または特定の宗教のための活動を行わないこと。

 

★実施場所

1 10名以上の参加者が、食事を取りながら交流することができるスペースを確保すること。
2 参加者が立ち寄りやすい場所で実施することが望ましい。

 

★衛生管理および事故防止

1 事業の開始前に東京都多摩府中保健所に相談し、指導・助言を求めること。
2 食事の提供における食品の安全確保を図るため、食品衛生法および各種法令、通知等に基づく適切な衛生管理体制を構築すること。
3 参加する子どもの食物アレルギーの有無を確認すること。
4 事故発生時の対応のため保険に加入すること。
5 事故発生時の対応方法や連絡体制をあらかじめ定めるとともに、職員に周知徹底を図ること。

 

★交付申請

次の1から9までの申請書類等を平成31年1月28日(月曜日)までに府中市子ども家庭部子育て支援課推進係にご連絡のうえ、提出してください。

問合せ先

府中市子ども家庭部子育て支援課推進係  電話:042-335-4192

私も先の12月議会一般質問で、子ども食堂に対する行政支援を求めましたので、ぜひ市民のみなさん、ご活用いただければ幸いです。

 

結城亮(結城りょう)

 

30 12月

府中市が「西武線多磨駅改良整備に関する事業説明会」の報告を市のHPに掲載

【多磨駅改良と周辺街づくりについての質疑】

 

12月2日と6日に紅葉丘文化センターにおいて開催された西武線多磨駅改良整備に関する事業説明会の報告が府中市のHPに掲載されていますので、ご覧ください。

今回の改良のポイントとして 、①自由通路が確保され線路の東西方向に24時間通行できる通路を整備する、②鉄道施設改良として、駅舎を橋上化する、駅構内の線路を2線から1線に変更する、③プラットホームを2面から1面に変更して幅を拡充する、④構内の踏切を廃止する、 既存の地下通路を閉鎖するの4点です。

 

また参加者からの質問としては、①「ホームが1つになると危険になると思うが」の問いに、市は「ホームが現状より倍近い幅になるので安全性と利便性が向上する」と答弁、②「下りエスカレーターがなぜ設置されないのか?」の問いに、「現状の敷地内で下りエスカレーターの設置は物理的に難しい。なおエレベーターは17人乗りの大きなものにする」とのこと。

そのほかにも西側住民からの質問やお彼岸の時の臨時改札設置の要望などについても回答しています。

 

そして一番住民から多い質疑が「民間商業施設が2021年開業にともない、人見街道の道路拡幅や横断歩道の設置を求めたい」という質疑に対して、市は「人見街道の拡幅の予定はないが、東京都に安全対策を求めている。大型商業施設開業の際は、事業者が警察などの関係機関と協議を行い、車の安全対策や周辺住民への影響を検討する」「人見街道の北側に都市計画道路があり、将来的にそれが整備されたら車の交通問題は解消されるだろう」と答弁しています。

この間の議会でのやりとりされた答弁内容ではありますが、住民の方からは人見街道の問題が一番多く寄せられています。しかしながら市に答弁にある「新人見街道の建設」には、まだ時間がかかることから、当面する人見街道の渋滞と安全対策、あわせて紅葉丘3丁目と多磨町、朝日町をまたぐかたちになっている踏切の安全対策は喫緊の課題です。

私もこの市内北東地域を活動エリアとしていますので、今後も多磨駅周辺の街づくり問題について取り組んでいきたいと思います。

結城亮(結城りょう)