21 8月

府中市 学校給食に姉妹都市の佐久穂町産のお米を導入します(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

府中市教育委員会では、令和7年10月より、府中市学校給食センターでは、姉妹都市である長野県佐久穂町産の米を含む、JA佐久浅間から調達した約4トンの米を市内の小・中学校の給食に使用することなりました。(教育委員会HPから)

★佐久穂町のお米を、学校旧称に導入する背景と目的

1. 児童・生徒の地域理解の促進・・姉妹都市・佐久穂町産の米を学校給食で提供することで、児童・生徒が佐久穂町を身近に感じ、地域間のつながりを意識する機会とします。

2. 米の安定的な供給体制の確保・・全国的な米の供給不足と価格高騰を受け、より安定的な供給体制の確保を図るため、調達経路の多様化を進めています。

3. 佐久穂町の農業支援・・佐久穂町の米農家を支援し、地域経済の活性化にも寄与します。

4,実施内容・・令和7年10月に、佐久穂町産を含む米を約4トン購入し、府中市立小・中学校の学校給食で使用します。

①この取り組みは来年度以降も継続する予定です。
②佐久穂町およびJA佐久浅間のご協力のもと、府中市の学校給食向けに新たに米の作付けも行われる予定です。

5,今後の展望・・この取組みは、児童・生徒の食育の一環として、姉妹都市とのつながりを深めるとともに、持続可能な給食運営を目指すものです。今後も、安全・安心でおいしい給食の提供に努めてまいります。(府中市教育委員会HPから)

★府中市でも「稲作体験」や「野菜作り体験」など、特色ある「食育」(教育委員会 食育方針)

府中市教育委員会は「食育推進」の理念のもと、以下の学校給食方針を掲げています。

~近年、偏った栄養摂取や、朝食欠食など食生活の乱れ、肥満・痩身傾向など、子供たちの健康を取り巻く問題が深刻化しています。子供たちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けることができるよう、学校においても積極的に「食育」に取り組んでいくことが重要となっています。
また「SDGs」 の考え方を踏まえ、これまでの「食育」の取組に加えて、環境と調和のとれた食料生産とその消費に配慮することや、伝統的な和食文化を次世代に継承することについても、「食育」を学ぶ上で大切な視点となっています。
府中市では、「未来へつなぐ府中2020レガシー」として、各学校が府中の自然や文化、人的資源を活用し、家庭や地域等と連携を図りながら、「稲作体験」や「野菜作り体験」など、特色ある「食育」に関する教育活動を展開しています。(以上、教育委員会の学校給食 食育方針より)~ ※府中食育ニュース ※府中食育方針

★利根町の町長さんが以前、三鷹市の市民であったことがきっかで交流

今年5月東京新聞多摩版に三鷹市が「学校給食など、米どころと連携」「茨城県・利根町と協定締結」との記事があります。記事では「三鷹市が災害時や食育、まちづくりなどで連携を深めるため、茨城県の利根町と包括連携協定を締結した」とあります。記事にもありますが、利根町は利根川に面した米どころであり、「三鷹市が子どもの食育のため、安心安全な給食食材の調達先を探した際、かって利根町の町長が三鷹市内で暮らしていた縁などがから、両市町のつながりができた」とのことです。

★利根町の特別栽培米、コシヒカリが学校給食に提供へ

また記事によると「昨年度、特別栽培米のコシヒカリが学校給食用に2日分提供され、市内全22校の小中学校の児童生徒が味わった」として、それを機会に連携が深まったそうです。記事のなかで三鷹市の河村市長は「米不足や米価高騰のおり、ありがたい」として、利根町お佐々木町長は「互いに協力し、子どもたちや地域の安全安心のためがんばっていきたい」と話しています。

※府中市の令和8年度予算案への要望を募集・・・市民のみなさんから要望を受け付けております。9月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

20 8月

府中市 市立小中学校の始業式を9月からに実施へ・・暑さ対策で熱中症リスクを減らす取り組み(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

昨日のNHKインターネットニュースでは、府中市内の小中学校が2学期の始業式を9月1日からに変更した件を報じています。

★夏休みが増える分の授業数は、1日5コマの授業数を6コマにすることで対応

同ニュースでは「厳しい暑さの中、子どもたちが登下校中などに熱中症になるリスクを減らそうと2学期のスタートを遅くして9月に変更する学校もあります。
しかし暑さは9月も続くとみられ、学校では子どもたちに日傘を差すことなどを指導しています」として、府中市の市立小中学校では、「厳しい暑さの中、子どもたちが登下校中などに熱中症になるリスクを減らそうと、ことしは2学期のスタートを遅くして33校の小中学校すべてで始業式を9月1日に行うことにしました」と伝えています。

同ニュースでは市立小柳小学校を取り上げ、「夏休みが増えた分減ることになる授業時間については、1日5コマの授業を6コマにするなどして対応する予定で、冬休みは例年と同じ日数を確保する」として、「学校は子どもたちに対して、登下校中に帽子を着用したり必要に応じて日傘を差したりするよう指導している」と伝えています。

★「熱中症のリスクをいかになくしていくかが学校の課題」(小柳小学校校長)

また同ニュースでは府中市の小中学校が熱中症対策を強化していることを伝え、今年度から夏休み期間中のプールの開放をとりやめたり、運動会の実施時期を「5月中か10月以降」に見直していることを報じています。ニュースのなかで小柳小学校の内井利樹校長は「熱中症のリスクをいかになくしていくかが学校の課題だ。やれることをやっていくことが今後も必要だと思う」と話していることを伝えています。ニュースのなかで文部科学省は「ことし5月、熱中症対策として夏休みを柔軟に運用するよう通知を出していて、夏休みを延長する代わりに冬休みを短縮して授業時間を捻出することも検討して欲しい」と通達していると報じています。(参考、NHKニュース8月19日付)

★熱中症配慮期間を設定、児童、生徒の安全第一の授業と行事を(教育委員会)
 府中市教育委員会では、近年の猛暑という環境をうけて熱中症予防対策を徹底した、授業、行事の実施へ取り組んでいます。(以下、府中市教育委員会のHPより抜粋)
令和7年5月17日(土曜日)から5月31日(土曜日)までの期間に、市立小・中学校33校中29校が運動会を実施しました(天候による順延のため、一部の学校は6月に実施)。暑さが本格化する熱中症要配慮期間(6月から9月)を避け、例年より時期を早めての実施となりました。さらに、テントを設置して日差しへの対策をするなど、各学校が熱中症対策を講じて実施しました。
これから益々暑さが厳しくなります。熱中症予防対策を徹底し、児童・生徒の安全を第一としながら、教育活動の充実を図って参ります。また、府中市立学校が取り組む熱中症予防対策について、今後も随時取組を発信していく予定です。

 

★熱中症から子供を守る6つの工夫

 府中市立小・中学校の「校庭及び室外プール以外は冷房環境が整っている」という強みをいかし、教育委員会及び学校は、これまでの 慣例に捉われることなく、柔軟な発想で熱中症を予防するための工夫・改善を行い、児童・生徒の健康と安全を守る教育活動を実施していきます。
※注記:なお、活動を行うに当たっては、引き続き、WBGTを測定し、実施の判断を行います。1 授業日の工夫 2 場所の工夫 3 時間の工夫 4 環境の工夫 5 衣服の工夫 6 飲食の工夫

 これまでも各学校においては、熱中症事故防止に向けてWBGTの計測や教育活動の工夫等を行ってきました。しかしながら、近年の酷暑・残暑はかなり厳しい状況です。このような状況を踏まえ府中市教育委員会では、全ての市立小・中学校と協力し、令和7年度以降、6月から9月までの4か月間を「熱中症予防要配慮期間」として設定し、一層の熱中症予防対策の徹底を図ります。(以上、教育委員会のHPから抜粋)

※府中市の令和8年度予算案への要望を募集・・・市民のみなさんから要望を受け付けております。9月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

 

19 8月

府中市 中小企業振興条例の制定で市が発注する仕事を、市内業者が積極的に受注できる仕組みを(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★区が発注する仕事を、区内業者が発注することで地域経済への波及を期待する(台東区の施策)

以前、私は府中市議会の一般質問で、府中市でも中小企業振興条例の制定を求め、市内の業者振興施策の発展について質疑をしたことがありますが、東京都にはすでにこうした条例が制定されており、都内の自治体においても同様の条例を定め、中小零細企業の活性化と地域経済の振興を図っている自治体があります。

そのなかの1つに台東区があります。同区のHPでは「台東区では、区内の中小企業の振興と地域社会の発展のため、 『東京都台東区中小企業振興に関する基本条例』を定めています。この条例は、中小企業の基盤強化や健全な発展を促進し、区内中小企業の振興に寄与することを目的としています」とあります。

★台東区内中小事業者の活用促進について(台東区のHPから)
現在、台東区では、区内経済の活性化と育成等を図るため、官公需についての中
小企業者の受注の確保に関する法律(昭和41年法律第97号)に基づき、区内中
小事業者の受注機会の拡大に努めています。つきましては、本区発注案件を受注された事業者におかれましては、次の点にご配慮くださいますよう、よろしくお願いいたします。
1, 受注した本区発注工事等の一部を下請業者に発注する場合は、可能な限り台東
区内事業者を活用するように努めてください。また、下請業者との間で予め書面により、その作業内容、人件費単価、期間等を明確化するように努めてください。
2,工事に必要な建築資材等の購入についても、可能な限り台東区内の事業者から
購入するように努めてください。
3,その他の契約において、契約の履行に必要な物品等の購入についても、可能な
限り台東区内の事業者からの調達に努めてください(以上、台東区のHPより)。
また他に台東区では、区内の小売店販売業者などに対して、商店街への加入を促進し、商店会(街)が実施する事業への協力も努力義務として定めています。
★府中市においても市内業者の信頼と育成、地域経済活性化のために必要な施策

 私は府中市においてもぜひ、台東区のような条例と産業政策が必要だと考えています。今後府中市においても公契約条例が制定されることも予定されており、市が発注する仕事に対して、市内業者が受注することは、地域経済活性化につながります。また以前起こった官製談合事件のような不透明なこと(市が発注する仕事の最低制限価格を事前に業者の漏らす)も、むしろ起こらなくなると私は思っています。

また市内業者が府中市の仕事を発注することは、地域における業者の信頼度が試されることになります。たとえば一例で私が推進したいのは、住宅リフォーム助成事業です。府中市に在住する市民の方が、持ち家をリフォームする際に、市内業者を活用することを条件に、市からリフォームの助成金を支給する制度です。都内でも複数の自治体がこの制度を実施しており、工務店関係の仕事は地域経済への波及循環効果があると言われています。今後、台東区のような条例や制度をぜひ府中市にも求めて、議会でも取り上げたいと思います。(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)

※府中市の令和8年度予算案への要望を募集・・・市民のみなさんから要望を受け付けております。9月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

 

18 8月

府中市 公園での手持ち花火 解禁求める声、都内では19区が解禁へ・・東京新聞 (府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★公園での手持ち花火を年間通じて解禁、夏休みや場所など限定して解禁する区は合計19区に

先日の東京新聞の朝刊に都内23区では、公園での手持ち花火の使用を解禁する動きが広がっていることを伝えています。記事によると都内の港区がなど7区が夏休みに場所や時間を限定して解禁したのをはじめ、年間を通じて原則認める区も12区あるとしています。

記事では大田区について「同区ではこれまで、花火は近隣への迷惑となるとして、区立公園での花火を禁止してきたが、『花火で思い出をつくりたい』との声をうけて、今年は8月1日~17日の午後6時~8時半まで、区内52公園で利用を認めた」「区公園課によると、ゴミの持ち帰りなどのルールを周知し、大きな問題は起きていない」としています。こうした夏休みに場所や時間を限定して容認しているのは、港区、千代田区、杉並区、荒川区、台東区、大田区、品川区です。また一部で場所や時間帯を制限している自治体もありますが、年間を通じて手持ち花火を認めているのが、足立区、中央区、文京区、墨田区、江東区、世田谷区、渋谷区、中野区、豊島区、北区、葛飾区、江戸川区。また全面禁止の区は4区で、新宿区、目黒区、練馬区、板橋区です。

同記事では「日本煙花火協会によると、手持ち花火の流通量は平成に入って以降、右肩下がりの傾向だった。少子化に加え、花火ができる場所が限られていたことも一因とみられる」「一方で、コロナ禍以降は『家族で花火を楽しみたい』との声が目立ちはじめている」とあります。

(参考、東京新聞8月18日付朝刊)

~こうした動きは多摩地域の自治体にも広がりつつあり、府中市においても市民のみなさんからの提案を募集し、公園における花火の使用の検討を前向きに進める方向でいます。一方で公園を自主的に掃除や管理されている自治会、町会の関係者のなかには、火を使用されることで火事の発生などの心配も生じてくることから、忌避感を持つ方もいるだけに、花火を使用する市民の方のもモラルが試されるとも思います。~(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)

★府中市でも「公園での花火の使用について、ルールづくりやイベントなどの提案を募集しています【協働・共創の窓口テーマNo.29】」(市のHPから抜粋)

府中市の課題・・現在、公園では安全面等から花火の使用を禁止していますが、市民から公園で花火をしたいとの要望も寄せられています。市では、公園の魅力を高める取組の一環として、花火の使用について検討を進めていきたいと考えています。

現状・・公園での花火の使用を禁止しています。

期待する効果・・公園での花火の使用について、公園や近隣住民等の安心・安全等を確保しつつ、検討を進めるため、協働の視点で提案を募集します。
①ルールづくりの進め方、②ルールの内容、③実証実験としての手持ち花火を活用したイベントの企画、④花火に着目した公園の新たな魅力を引き出す利活用アイデア など

※市の担当者から一言・・・いただいた提案を基に、ルールづくりの課題、また、実証実験としての小規模なイベントの開催を通じて、安全面や運用に係る課題等の確認をしたいと考えています。
市民や民間団体の皆さまの知恵やアイデアを積極的に取り入れることで、府中市の公園の可能性を広げ、子どもたちがのびのびと楽しめる公園を目指しています!魅力的なご提案をお待ちしています。

★市民のみなさんからの提案については、詳細は市のHPへ ⇒ 公園での花火の使用について、ルールづくりやイベントなどの提案を募集します。【協働・共創の窓口テーマNo.29】 東京都府中市ホームページ

※府中市の令和8年度予算案への要望を募集・・・市民のみなさんから要望を受け付けております。9月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

18 8月

府中市 府中駅 けやき並木周辺の街づくりを提案・・府中市議会会派「自由クラブ」の提案(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

私が所属する会派「自由クラブ」で同じメンバーの山本真実議員(参政党所属)は、会派から提出した市長あての予算要望書のなかで「けやき並木周辺の街並み」の課題について要望されています。

★府中のポテンシャルをいかす街づくりを提案(山本真実議員)

けやき並木は、国の天然祈念物指定で100周年をむかえ、けやき並木を守り育てる条例も施行されましたが、大型商業施設中心で府中らしさに欠け、迷惑行為防止のためのカラーコーンや旗によって景観も台無しです。府中駅東口ではロータリーを境に人流が東西に分断され、駅東側の商業店舗にとっては死活問題です。

そこで府中のポテンシャルを最大限に活かせるよう、地域ごとにコンセプトを決め特徴あるまちづくりを目指します。けやき並木と大國魂神社周辺では、歴史や文化を活かし商業、観光業に力をいれるため、人力車の購入を提案しました。これにより雇用のもつながり、デジタル地域通貨と連携することで市内のお金の循環も増えます。民間ではスタートアップが難しいので、行政の起爆剤的な事業展開が必要です。今後もデジタル地域通貨の推進、インボイス制度廃止にむけて取り組みます。(山本真実議員の政策より)

★府中駅南口再開発の後、駅ロータリーの東西の動線が分断、東側の飲食店街が衰退

私(ゆうきりょう)も府中駅周辺の課題については、昨年3月18日の府中市議会予算委会(総括質疑)で府中市の中心市街地活性化の問題で質疑を行い、なかでも府中駅東側の店舗閉鎖と衰退の状況について、若干の質疑を行いました。

この質疑のなかで、府中駅周辺、中心市街地活性化について、消費者、利用者のニーズに見合った施策を行っているかという点を質し、具体的には府中市の「中心市街地活性化ビジョン」のなかにある、「新しいバスターミナルにより府中駅東西の動線が分断されている」という声を紹介。平成30年第3回定例会の陳情「府中駅周辺における歩行者回遊の安全と利便性についての陳情」(全会派一致で採択)の扱いについて、その後の状況について市に質しました。

★「横断歩道の設置については、難しいものととらえており、粘り強く、府中警察署に要望」(市の答弁)

★府中市の答弁⇒府中駅前通りの甲州街道から宮町中央通りまでの間の横断歩道の設置ですが、平成30年第3回定例会での陳情が提出される以前から市民からも多く要望があり、市としても府中警察署に要望していきましたが、陳情が採択された後も、幾度となく、府中警察署に設置を要望してきました。

しかしながら、ロータリーは、ロータリー内のバスやタクシーが停車および、滞留するためのスペースを確保することを前提に設計しており、横断歩道の設置によって、そのような箇所をつぶすことになること、また、府中警察署からは、横断歩道の設置の際は、信号機の設置が必要であり、府中駅前通りでの、北側の甲州街道の交差点の信号と南側の宮町中央通りの交差点の信号の間の新たな信号機の設置は、信号機の間の距離が短く設置基準に合わないこと、さらに、手前の信号機と奥の信号機を誤認する恐れがあることから、当該箇所への横断歩道の設置は困難との見解が示されています。現在も府中駅前通り周辺の道路形状は変わらないことから、横断歩道の設置については、難しいものととらえており、粘り強く、府中警察署に要望していきます。(以上、市の答弁から)

★府中駅東側地域の商店街では 人の往来が少なくなり、経営努力も限界に

平成30年の議会に提出された市民の方からの陳情では、その理由として17年7月の府中駅南口再開発ビル「ル・シーニュ」の完成にともなって、京王線 高架下バスターミナルに接していた横断歩道がなくなり、東西を行き来す る手段として、府中駅南側と「くるる」、「伊勢丹交差点か北側甲州街道へ迂回しなけ ればならない現状になったことをうけて、京王線の高 架下歩道設置を要望するとした陳情です。この陳情のなかでは「お年寄りや身体の不自由な市民にと っては大変な負担になっている。また、府中駅東側地域の商店街では 人の往来が少なくなり、経営努力も限界に来ており、地域住民も不便 性を感じ早期の歩道設置を要望している。 高架下、バスターミナルに横断歩道の設置は市民の生活感からくる自然 の要求ではないか」というものでした。

この陳情については全会派一致で採択されたのですが、陳情内容が反映された結果にはなっていないのが現実です。この間、府中駅東側の店舗については、個人商店の店舗閉店、「くるる」の中の店舗もめまぐるしく変わるなど、また店舗閉鎖が目につくなど、駅再開発の効果が表れてはいません。こうした事態の打開策を示すことができないのが、現状です。(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)

※府中市の令和8年度予算案への要望を募集・・・市民のみなさんから要望を受け付けております。9月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで