14 2月

「ちょこ・りん・スポット」の閉鎖で府中駅周辺の駐輪はどうなるのか

 府中駅周辺の駐輪施設で大きな役割を果たしていた、ちょこ・りん・スポットが2月12日で閉鎖になりました。市はこれに代わり、府中市の第二庁舎の地下駐輪施設を拡充しましたが、市民の方によるウォッチグによると、2月11日において、第二庁舎の地下1階の駐輪施設には、63台しか駐輪していなかったとのこと。以下、市民の方の投稿を記載します。

「リニューアルオープンした北庁舎駐輪場では、利用しずらい」・・「景観より市民の生活でしょう。高齢化社会に逆行してますね。」の声!

本日けやき並木に設置されていた「ちょこりんスポット」利用最終日。明日からすべて撤去されます。
今日も沢山の自転車が並んでいました。明日からどうなるのか心配です。
なお、廃止の理由としている北庁舎内の駐輪場がリニューアルオープンしたので見てきました。当局は一般駐輪市ペースが650台に増え収容台数は問題ないと言っていますが、1階部分は僅か63台。他は地下1階と地下2階。高齢者やお子さん連れ、重い電動自転車利用者は大変だと思います。
30日付け読売の地方版が「歩道自転車置き場廃止、五輪へ景観向上の狙いも」との特集記事を組んでいます。この中で、市の担当者の「歩道上の自転車がなくなれば『市の顔』でもあるけやき並木景観が本来の姿に戻る。来年の五輪では自転車競技コースにもなるので、美しい景観を世界にアピールできる」と気になる発言を取り上げています。

廃止計画の見直しを求めた私たちに「ちょこりんのように平坦に 停められると力が弱い人には助かります」、「景観より市民の生活でしょう。高齢化社会に逆行してますね。」などの声が寄せられています。(府中市在住の市民より)

14 2月

市議会議員によるセクハラ、パワハラなどの相談に対応できる仕組みを整備(国立市議会)

今朝(2月14日)の読売新聞多摩版に、「国立市議会は、市議による不正、セクハラ、パワハラなどが疑われる事案を把握した場合に、議長が弁護士に相談できる仕組みを整備する方針を固めた」としています。「新たな仕組みでは議長は市議の不正を告発するメールなどを受け取ったさい、弁護士の法的な助言を受けながら、真偽を確認できるようになる。事実と確認できた段階で、市議会で対応策を議論してもらう」とあります。
記事にもありますが、国立市議会では昨年6月以降、市議が特定業者に有利となるよう取り計らったなどとする2通の匿名メールが届いたが、その後の議長の対応に不備があり、疑惑をかけられた市議に謝罪するという事例があったとのこと。こうした経験もふまえ、今回弁護士に相談する仕組みを取り入れたとのことです。国立市議会では、新年度予算案に「法務的知見者謝礼」として10万円を計上したとのことです。

こうした議員の不正を告発するケースは、今後大きく増えるのではないかと思われます。特に市の職員から見ると議員からの言動は圧力にもなりえます。府中市議会でも検討する必要があるのではないか思います。
結城亮(結城りょう)

13 2月

京王線府中駅の北口改札前に情報発信拠点施設が開設されます

先日、府中市から議会に対して、京王線府中駅北口改札前の情報発信拠点施設について、その整備と運営にあたる事業者を公募し、審査をへたのち、事業候補者を決定したと報告がありました。

 事業候補者は、(株)プロントコーポレーションです。

施設の特徴としては、情報発信機能として、壁面や机上に映像モニターや展示物を配置して、府中市にゆかりのあるスポーツ、歴史、文化、各種イベントなど、府中市の魅力を発信するとしています。
当面は今年のラグビーワールドカップ、東京2020オリパラの開催むけて、ラグビーのまち府中の取り組みを主とした市の魅力を発信するとしています。
また、機能としては来場者が情報をうけとり、自発的に情報を拡散したくなるように、施設内外のあらゆるスペースを活用して、魅せる空間と伝える空間を融合させた演出によって、府中市の魅力、情報が市の内外に広がり多く認知されることを目指すとしてます。
またイベント機能として、府中市にゆかりのあるスポーツ選手による、トークショーやパブリックビューイングなど、各種イベント会場となる多目的なスペースとして使用するとあります。
飲食提供としては、おもてなしスペースとして、情報発信をしながら軽飲食を提供するカフェなどの運営を行うとしています。
開設は今年の6月ごろを目途としています。

当初より開設が大幅に遅れた府中駅北口の改札前の情報発信拠点の計画ですが、私の意見としてはこの場所にかって府中駅構内にあった、市政情報センターが設置されると市民には利便性が良いと思っていました。市としては、ラグビーワールドカップ、東京オリパラの気運醸成に活用したいという思惑もあったのでしょう。今後の動向を注視したいと思います。
結城亮(結城りょう)

13 2月

府中市パートナーシップ宣誓の取り扱いに関する制度を、4月1日から実施決定

先日、府中市から「パートナーシップの宣誓に取扱いに関する制度の実施について」という報告が、議会にありました。昨年の府中市議会の9月議会の同制度の実施を求める陳情が市民の方から提出され、全会派一致で採択、12月議会では市から同制度の宣誓の取り扱いを行う趣旨の報告もあり、今回、市は同制度の宣誓を、4月1日から実施するとしています。

趣旨は「東京2020オリンピック、パラリンピックの開催などを契機として、一人ひとりが互いに人権を尊重し、多様性を認めあう共生社会の実現をめざし、一方は双方が性的マイノリティーである2人の者について、パートナーの関係にあることを証明するパートナーシップの宣誓の取り扱いに関する制度を実施するものです」としています。

この制度実施については、市民の方から91件のパブリックコメントがよせられたとのことです。
実施は今年の2月下旬を目途に要綱を定め、今年の4月1日から実施するとしています。
詳細は要綱を定めたのちに、市のHPでも記載されると思いますので、ぜひご覧ください。
多摩26市のなかでも先駆けてパートナーシップの宣誓に関する取扱いが実施される府中市。今後は、同制度の宣誓実施について、その運用改善もぜひ議会で求めていきたいと思います。
結城亮(結城りょう)

12 2月

2020アメリカ大統領選挙に米民主党左派続々名乗り(読売新聞)

2016年のアメリカ大統領選挙で旋風を巻き起こした民主党のバーニーサンダース候補の記憶は新しいですが、2020年の米大統領選挙において、民主党内ではぞくぞくと左派といわれる候補者が名乗りを上げていると、読売新聞2月11日付国際面では伝えています。
記事では「民主党で社会主義的な施策の実現を強調する左派候補者の動きが目立っている。温暖化対策の強化や手厚い社会保障などを訴え、若者や無党派層への浸透を図る戦略だ」としています。
格差の解消策を唱える候補が若者の支持をえる傾向にあるのが、アメリカ政治の特徴だとしています。
米大統領候補として、バーニーサンダース氏のほか、エリザベス・ウォーレン上院議員、カマラ・ハリス上院議員、コーリー・ブッカー上院議員らの左派候補が名乗をあげているといいます。
いずれの候補も地球温暖化対策をはじめ、国民皆保険制度の導入、富裕層や大企業への課税強化などを訴えているといいます。記事でも分析していますが、アメリカ国内の若者に社会主義的政策をかかげる候補者への支援が高い理由としてウォール街の金融機関とその一部役員に富が集中し、大半の国民、若者が貧しくなる社会に世論をもつものが、2011年からの反ウォール街運動に合流し、今日の動きにつながっているのではないでしょうか。

以前もブログで書きましたが、私はこの動きは時間の差はあっても、我が国の政治世論にも押し寄せてくるのではないかと予感するものがあります。今日の日本ではネトウヨというような現象が起こっていますが、格差社会が世代間をこえて固定化するような社会は異常だと思います。
今日のアメリカの若者の社会主義的思考の背景には、広範な国民運動がベースがあると思いますが、日本でもいつか、こうした傾向になるのではないでしょうか。共産党や広範な国民世論が結びついたとき、また新しい情勢が開けてくることを展望しながら、日々活動していきたいと思います。
結城亮(結城りょう)