19 12月

府中市議会で「通学路等の危険なブロック塀等の安全対策を求める意見書」が全会一致で可決

昨日(12月18日)府中市議会最終日において、全会派一致で「通学路等の危険なブロック塀などの安全対策を求める意見書」が採択されました(提出者は市政会)。

意見書では「通学路などに面した主に個人所有のブロック塀等については、現在も危険な状態のものも多く、首都圏や多摩地域を襲う直下型地震や台風などを想定し、さらに災害に強いまちづくりのためには、早急な対策を図る必要がある」として、国や都に対しては①民間のブロック塀等の改修、撤去、新設等にあたり補助制度を新設すること、②新設する塀については、安全性の観点から軽量で透過性のある素材を使用するよう誘導策を講ずること、③新設する塀については、森林保護、林業の活性化の観点から、国産木材(特に多摩産材等)を使用した木塀の設置推進を図るため、設置補助の対象とすることを要望しています。

この問題は共産党議員団も一般質問や予算要望もしていることもあり、ぜひ実現にむけて取り組んでいきます。

結城亮(結城りょう)

18 12月

府中市議会で「選択的夫婦別姓制度の法制化求める」意見書採択

今日(12月18日)に閉会した府中市議会で、「選択的夫婦別性制度の法制化を求める」意見書が、提出は公明党、賛同会派は生活者ネットワーク、共産党、市民フォーラム、府中リベラルの賛成多数で可決しました。

この意見書では「18年3月20日の衆議院法務委員会において、夫婦同姓を義務づけている国は、世界で日本だけであると法務省が答弁。1996年2月26日に法制審議会が民法改正を答申してから22年が経過したが、いまだ選択的夫婦別姓制度を導入する法改正の見通しは立っていない」とし、「家族の多様化が進むなか、旧姓を通称使用する人や事実婚を選択するカップルも少なくない」「選択的夫婦別姓については、最高裁判決の趣旨を踏まえ、適切な法的選択肢を用意することは国会および政府の責務である」とし、国会、政府に対して民法を改正し、選択的夫婦別姓制度を法制化することを求める内容になっています。

この意見書には市政会と自由が反対に回りましたが、賛成多数で可決となりました。世界と時代の流れの大勢になっている、この夫婦別姓制度ですが、府中市議会の意志として国に意見書をあげることができたことは、大変意義あることだと思います。

結城亮(結城りょう)

18 12月

福島の小中学生が、府中市の明星小学校を訪問して交流授業(東京新聞)

今朝(12月18日)の東京新聞多摩版に、福島の富岡町などの小学生が府中市内の明星小学校を訪れ、授業やクラブ活動を体験したとの記事が掲載されています。

 

記事では「富岡町の小中学校の全5~6年生5人と、三春町の小中学校の3人。数学の指導法に詳しい明星小の細水校長が昨年、三春校で中学生に授業をしたのがきっかけで交流がスタートした」とのこと。福島の富岡校の6年の児童は「普段のサッカーは低学年といっしょなので、少し手加減しないといけないけれど、思いきりできて楽しかった」「明星小6年の児童は『ボールを蹴る力が強くてすごく上手だった』と驚いていた」との感想が述べられています。

今回、明星小を訪れたのは2011年の3月11日の東日本大震災の原発事故におる避難指示が解除され、今春再開した福島県富岡町の児童、生徒の方々とのことです。困難な生活状況を乗り越えて、必死に生活している住民の方々に、東京にいる私たちが交流を通じて、連帯していくことはお互いの励ましになるように思います。ぜひ今後もこうした交流を各分野でも継続してほしいものだと思います。

結城亮(結城りょう)

17 12月

府中市で湯浅誠さんの基調講演を予定・・「広がれ、子ども食堂つながれ支援のわ」来月1月6日開催

【府中市市民提案型協働事業 シンポジウム開催・・地域でつながる子ども支援のしくみ、湯浅誠さんが基調講演】

 

来月1月6日に府中駅前ビル「ル・シーニュ」の5階のプラッツのバルトホールにて、法政大学教授で社会活動家の湯浅誠さんの基調講演をはじめとするシンポジウムが開催されますので、ご案内します。主催は「子どもの居場所作り@府中」が開催。当日は湯浅誠さんの基調講演「子どもたちの未来へ、今私たちができること」と題してお話をされます。湯浅誠さんはちょうど10年前のリーマンショック後に起きた自動車会社や電気メーカーなどが、年の瀬に大量の派遣労働者の雇用を打ち切った際、そうした労働者の生活を救済するために、日比谷公園において「日比谷年越し派遣村」を運営して、派遣労働者の生活と環境を守ったリーダーの一人です。また子どもの貧困問題についても運動を通じて、取り組んでこられた方です。地域住民と行政と民間企業、団体がつながることで、子どもたちが連帯する社会をつくることを展望する取り組みが始まっています。

私も12月議会の一般質問で、市内に広がる子ども食堂に行政からの踏み込んだ支援策を求めて質疑を行いましただけに、大変興味ある企画です。ぜひみなさん、おいで下さい、

主催 子どもの居場所作り@府中  協力 府中市

日時 2019年1月6日(日)開場12時、開演13時

会場 府中市 市民活動センタープラッツ5階バルトホール

参加費 300円、定員は280名(先着)

第一部が湯浅さんの基調講演、二部がトーキングタイム

問合せは、府中市子ども家庭部子育て支援課 042-335-4192 まで

17 12月

府中市の職員現場や学校現場においてもパワハラ防止の対策強化を!

12月議会の一般質問において、他会派の議員の方ですが、「スポーツ指導現場における体罰や各種ハラスメントの撲滅に向けた取り組み」について質疑をされていました。私もいずれこの問題を取り上げたいと考えていましたので、興味深い聞きました。

また先日、産経新聞ネットニュースにおいて、国もパワハラ対策について法制化する方向について掲載していました。それによると「職場でのいじめや嫌がらせなどのパワーハラスメント(パワハラ)を防ぐため、厚生労働省が企業に対応を義務付け、法制化する方針を固めたことが11月16日、分かった。セクハラに加え、顧客からの暴言や暴行などカスタマーハラスメント(カスハラ)対策も強化し、職場でのハラスメント全体について11月19日に開かれる労働政策審議会(厚労相の諮問機関)に骨子案を示す」と報じています。

【市役所や学校現場におけるパワハラの現状と対策は】

 

また教育現場において部活動の現場などで、教員による児童、生徒に対するパワハラ的指導や、自治体の職員間によるパワハラで職員が処分されたケースなどが、マスコミでも報道されています。親御さん、保護者からの相談をうけて学校現場ではどのように対応しているのか、また教育委員会による指導はどうなっているのか。府中市役所の職員間において、パワハラは発生しているのか、今後も情報の公開、あるいは具体的対策などについて、今後も検証していきたいと思います。

結城亮(結城りょう)