01 11月

府中市地域福祉推進課・・「受験生チャレンジ支援貸付事業制度」スタート

「格差と貧困」社会が広がるなか、経済的事由のために塾などに通えない生徒たちが社会問題になっています。そうしたなか、府中市では東京都の事業を活用して、子どもの教育機会を確保するために、中学3年、高校3年生を対象に受験にかかる塾代、受講料を無利子で貸し付ける制度をスタートしました。またこの制度では高校やぢ学などに入学した場合、条件により返済が免除されることもあるとのことです。(「広報ふちゅう」11月1日号2面に詳細記事がありますので参照ください)

 

○対象・・中学3年または高校3年の養育者

世帯の生計中心者(20歳以上)で平成29年の世帯収入による条件あり(詳細は「広報ふちゅう」11月1日号の2面を参照ください)

○預貯金などの資産保有額が600万円以下であること

○土地、建物を所有していないこと(現在住んでいる場所の土地、建物は除く)

○生活保護を受給していないこと

○暴力団員ではないこと

○連帯保証人1人の保証が得られること

○限度額・・塾代20万円、受験料中学3年生が2万7400円、高校3年生が8万円

○申込み・問い合わせは・・府中市 地域福祉推進課 電話042-335-4161

○申込み期限・・19年度(平成31年)2月8日まで

結城亮(結城りょう)

31 10月

少女買春の疑いで府中署の署員を逮捕

【朝日新聞多摩版の報道から】

 

今朝(10月31日)の朝日新聞多摩版に、少女に現金を渡してわいせつな行為をしたとして、警視庁が府中署地域課の巡査長、平出直樹容疑者を児童買春、児童ポルノ禁止法違反などの疑いで逮捕したと報じています。記事では「『そのような事実はありません』と容疑を否認している」とのことです。記事では「さいたま市内のJKビジネス店を昨年12月に摘発した埼玉県警の捜査で、平出容疑者が浮上。今回の少女の一人がこの店の従業員で、今年7月、県警から平出容疑者が児童買春をしている疑いがあるとの連絡をうけ、警視庁が捜査していた。平出容疑者は店を使っていたことは認めている」とのことです。今後の真相解明が急がれます。

結城亮(結城りょう)

30 10月

府中市立中央図書館の建設から10年、市民に活用される新たな取り組みを

【共産党議員団の9月定例会一般質問】

 

共産党議員団は9月議会の一般質問で、目黒重夫議員が府中市の中央図書館の課題について質疑をしました。PFI導入で問題になったのが民間委託業務の範囲でしたが、その結果相談業務や選書などは直営となりました。一方で貸出などの窓口業務は委託となりました。窓口業務の委託について、「単純作業は委託で十分」という考え方と、貸出カウンターは利用者と直接対面する部署で「極めて重要な仕事」、「貸出カウンターでこそ職員は鍛えられる」という考え方がありますが、目黒議員は住民要望をつかむためにも、窓口業務の重要性指摘しました。

 

また目黒議員は図書館の貸し出し現況についても質問し、答弁では17年度の市民一人当たりの蔵書数は市民一人当たり5.7冊、26市中8位。貸し出し数は8.3冊、26市中13位。さらにこの数年は来館者数、貸し出す数ともに減少とのこと。目黒議員は「図書館本来の役割は住民が読みたい、知りたい、調べたいことについての資料や情報を提供する施設であり、数に拘る(こだわる)わけではないが、もっと図書館を活用したくなる工夫を」と要望しました。またあわせてビジネス支援や子育て支援など「課題解決型図書館」の取り組みと、学校図書館と公共図書館の連携を主張しました(共産党議員団ニュース18年10月号より抜粋)。

結城亮(結城りょう)

29 10月

府中市に一般会計から国民健康保険への繰り入れ継続、払える保険料求める

【共産党議員団、9月定例会の一般質問から】

 

共産党議員団では9月の定例会で、服部ひとみ市議が国民健康保健の問題を取り上げました。都道府県化にともない、多くの自治体で法定外繰り入れの削減が行われ国保税が値上げされるなか、府中市では今年4月での値上がりは見送られました。しかし、府中市国民健康保険運営協議会に示された東京都の「国保財政健全化計画書」では、市の法定外繰り入れは約25億円で、24年度まで6ヶ年計画で削減、解消に向けた方針を策定するよう求めています。もしこれを行った場合、現行国保税の1.6倍もの大幅な値上げとなります。市は「計画書」について「数値を入れず空白で提出したが、数値目標の記載がない場合は、国から都への交付金や都から市への納付金に影響がでる」とのことです。服部市議が市財政投入を続けるべきだと質すと、「急激な負担増にならないように法定外繰り入れ解消とのバランスをとり市の役割を果たす」という答弁でした。服部市議は国が国庫補助を減らしてきたことが原因であり、公費負担を増やすことこそが財政健全化ではないかと主張しました。

 

さらに多子世帯の均等割り減免を実施して支援する考えを質しました。市は「子どもの均等割り減免は多摩26市中、数市で実施しており、必要性は認識している。市長会でも都へ要望している」との答弁。服部市議は「府中市の均等割りは29,760円。14歳までの減免で3500万円弱、第三子のみ減免では1000万円以内で可能」と試算を示し、実現を求めました。(共産党市議団ニュース18年10月号より抜粋)

結城亮(結城りょう)

29 10月

府中第四中学校の合唱部が、全日本合唱コンクールで銀賞受賞

【朝日新聞多摩版の報道から】

 

今朝(10月29日)の朝日新聞多摩版に、府中市立第4中学校の合唱部が、第71回全日本合唱コンクール全国大会、中学校部門の混声の部に出場し銀賞を受賞したと報じています。記事によると、府中4中は4年ぶりの全国大会とのことで、コルシカ島の伝承歌『ああ、なんと酷な運命か』と『エル・ハンボ』を披露されました。

記事では「運動部さながらに体幹を鍛えて培った歌声はぶれずに響いた。部長の藤田舞さん(中3)は『ホールの雰囲気が良く、とにかく楽しかった』」「指揮者の横田純子顧問は『練習通りではなく、本番で生まれる響きに自分たちで色づけしようとしていた』と、部員の成長を喜び、目に涙を浮かべた」。

府中4中の合唱部は以前からハイレベルな活動で、全国大会でこれだけの成績を得るのですから、日頃からの練習は相当なものだったと推察できます。この間も成績において、名声をえている府中4中の合唱部ですが、今回の成績はさらなる誇りとなるものでしょう。顧問の先生、部員のみなさんの活躍と健闘を心から称えるものです。

結城亮(結城りょう)