26 9月

府中市議会決算特別委員会4日目

今朝(26日)は府中駅北口デッキであいさつ、終日、市議会決算特別委員会。さて市議会決算特別委員会も4日目、明日で同委員会は終了し、29日の本会議で終了予定。私は同特別委員会において、市職員の研修問題、民生委員の問題と保育所の現地指導監査の問題、街路樹の落ち葉掃除の問題、セカンドスクールの問題などを取り上げました(今回、取り上げられなかった問題は、個別に担当課長に申し入れをしました)。

市の職員研修問題では、今年で2回目となる入庁3年目職員の航空自衛隊基地での研修について、私は中止を申し入れ、市民協働と防災対策の実践を両立できる研修として、消防団への体験入団研修の実施を要望。また保育所問題では、私も実際に相談があったことをテーマに、保育士不足の問題から有資格のない補助保育士も増えていることから、保育現場では問題が発生しており、行政の指導監査が求められることを提起。児童福祉法38条では、年1回、認可保育所への現地指導を義務づけているものの、実際は書面による指導で済ませている自治体もあることから、府中市は現地指導を必ず行なうことを要望しました。ほかにも近所の方からの生活行政相談をうけたことを題材にして、質疑を取り上げました。やはり自治会の役員も担っていることもあり、地元の方からの要望を受ける機会が増えたことが、大変議員にも役立っていると思います。

いよいよ明日は決算特別委員会の5日目、各会派から総括質疑が予定されていますが、共産党議員団からは服部議員が質疑に立つ予定です。

24 9月

航空自衛隊府中基地で実弾20発紛失・・毎日新聞ニュース

  大変物騒なニュースが昨夜(23日)の23時36分、毎日新聞ニュースで配信されました。それによれば、「航空自衛隊府中基地は23日、小銃の実弾20発を紛失したと発表した」とネット上で流れました。配信では「同基地によると、同日午前10時20分ごろ、同基地に所属する航空気象群が、陸上自衛隊朝霞駐屯地(東京都練馬区など)の射撃場で予備自衛官の射撃訓練を実施しようとしたところ、訓練で使用するため同日朝に同基地から搬入したはずの64式小銃の実弾20発入りの箱一つが見つからなかったという。訓練を中止し、府中基地と朝霞駐屯地で捜索している」と伝えています。

 大変物騒なニュースであり、無事に発見されることを願いますが、もし見つからない場合の処置はどうなるのか。責任の所在はどうなるのか、今後の行方を見守りたいと思います。ぜひ国会でも共産党議員団で取り上げてほしいものです。

またこのニュースを見て思ったのは、昨年に続き今回で2回目となる府中市の入庁3年目の職員研修を、今年は10月4日~6日にかけて同基地で行うのですが、予定どおりに行われるのかという点です。この点、月曜の決算委員会でも確認したいと思います。

 

 

23 9月

学童保育施設、詰め込み4割・・全国学童連協調査(しんぶん赤旗)

今日(23日)の赤旗日刊紙には、学童保育施設においても待機児童数が増えており、詰め込み施設が4割という記事が掲載されています。記事では「学童保育に入所を希望しても入れない『待機児童』は、自治体が把握しているだけで1万6832人と増えています(2014年は9115人)」とあります。また「保育園のように潜在的な待機児童数を割り出すのは難しい」(全国連協の佐藤愛子さん)。「申し込んでも定員オーバーで入れないのではないか、とあきらめて申し込まない家庭も多いなど、実際のニーズは見えにくいものの『子育てしながら働く女性が増えているので、ニーズはかなり高まっている』」。また国の入所基準は集団の規模は40人以下なのですが、41人以上の施設が41%もあり、100人以上が1.4%あるとのこと。

一方で記事では「学童保育指導員の不足も問題で、週5日以上の勤務も年収150万円未満の指導員は46%、79%の指導員が不安定な雇用で、生活を脅かされ、長く働き続けることが難しい」と分析しています。自治体では学童保育ニーズが高まるなかで、大規模化して児童を詰め込んで対応するところもあります。

府中市でもこの記事だ大方、同様な様子です。また児童数が多くて詰め込みの学童保育と、児童数が極端に少ない学童の違いもあります。先日も私は、学童保育父母連絡協議会の方から要請をうけましたが、ぜひ一度、現場の実態も調査し、また学童保育指導員の方からも要望を伺いながら、一般質問で取り上げたいと考えています。

22 9月

朝鮮戦争に従軍、その体験を語る・・元府中市議・三宮克己さん語る(毎日新聞)

今朝(22日)はJR北府中駅であいさつ、終日、市議会決算特別委員会に出席、夜は会議。さて昨日の毎日新聞夕刊に元府中市議会議員の三宮克己さんのインタビュー記事が掲載されています。三宮さんは府中市議会議員を7期務められた方。かって朝鮮戦争に従軍されたことでも、知られている方です。記事では1950年9月15日未明の仁川上陸作戦に言及し「米軍による占領下、日本人船乗りであるのに私はその作戦(仁川上陸)に動員されていました」。「まぶたには黒焦げ死体があった」と語っています。

「(仁川上陸作戦が)もしも反撃されていたら、どれだけ死傷者が出ていたことか。夜が明けて、おそるおそる上陸しました。トーチカ(防御陣地)をのぞくと、男が真っ黒になって死んでいる。朝鮮人民軍の将校でしょう。大柄な男でね。火炎放射を浴びて黒焦げなのに唇だけがピンク色でした」「おれはいったい、何をしてるのか。人殺しの手伝いじゃないか。恐怖心と腹立たしさが交錯し、捨て鉢な気持ちで高ぶっていましたね」と、朝鮮戦争の最前線で戦った経験を生々しく語られています。

三宮さんは、再び朝鮮半島で戦乱を絶対に繰り返してはならないと語ります。自らの体験をもとに語っているだけに、その言葉一つひとつに迫力を感じます。三宮さんは市議時代は平和憲法擁護を掲げて議会で活躍されていた方です。こうした先輩たちの体験を、これからも語り継いでいかなければならないと思いました。

20 9月

「NO」頼みやめ、前向き議論を・・世田谷区・保坂区長(朝日新聞)

今朝(20日)は午前中、市議会本会議、打ちあわせなど。さて今朝の朝日新聞4面に、元社民党の国会議員で、現世田谷区長の保坂展人区長の記事が掲載されています。この記事では保坂区長の取組として、市民参加型の街づくりワークショップを目指す取組が紹介されています。そこでは空きやを活用した地域コミュニティーづくりとして、「せたがやD・I・Y道場」の取組があります。「昨年秋に定員30人で始め、今では150人を集める日もある」とし、区の事業とのタイアップも目指すとしています。

記事では保坂区長が国会議員時代に反対することに、政治家としての存在価値を見出していたが、区長になり「NO]だけではダメだと思ったとのこと。「批判する政治家を評価してくれる人もいる。でも、『NO』には、あら探しばかりで少しも実行しないというイメージが強い」「再選を期した15年4月の区長選挙では『もっとよくしよう』という肯定的な思いを込めた『せたがやYES』をキャッチフレーズに掲げた」。「旧来の枠組みを超えた広がりに野党が『YES』という建設的な価値を届けられるかが問われている」としています。

私も保坂区長が国会議員の時代は、「たたかう国会議員」のイメージが強かったですが、世田谷区長になられてからは、行政の長として区民を治める立場にたち、イメージが変わりました。「抗議するだけでは先細り」「反対」型だけでは広く区民の理解、支持を得られないということでしょうか。この保坂区長の記事を拝見し、私も地方自治、地方政治を住民本位に改革していくために、あらゆる角度から、また多くの人から学んで、よりよい府中市政のために奮闘する思いを強くしました。