13 9月

府中市立小中学校において土曜授業が実施されます

今朝(13日)は東府中駅北口であいさつ、午前中、市議会基地跡地等特別委員会に出席、午後は会議、夕方は街頭で訴え。

さて府中市では、小学校は平成30年度から、中学校は平成31年度から土曜学校がスタートします。これは、市議会文教委員協議会(8月22日)で提案されたものです。趣旨は「平成29年3月に改正された小学校と中学校の学習指導要領において、小中への外国語活動および高学年への外国語科の導入による、外国語教育の充実や、小中学校における知識の理解の質を高め、資質、能力を育む『主体的・対話的で深い学び』の実現」を理由に、土曜授業を実施するとあります。

内容については実施回数は「原則として年9回とし、1回につき3単位時間以上の授業を実施する」とあり「実施による振り替え休業日は設けない」とあります。また実施日については「原則として第一土曜日または第三土曜日とするが、各学校において、東京都の事業や地域の行事などを考慮したうえで決定する」ともあります。授業内容については「地域の特性をいかした連携、協働を推進するため、保護者や地域住民などをゲストティーチャーとした招いた授業や学習など」としています。

なお、この「土曜学校」の議題を決定する市の教育委員会において、当初、事務局から提案された案では「実施回数は年9回」とあったとのことですが、実施回数を決定されることに対して教育委員側が懸念を表明、修正案として「原則として」との文言がはいり「原則として年9回」に訂正されたとのことです。教育委員会において議案が委員により修正されるというのは、レアなケースです。私も文教委員であるので、今後、教育委員会の動向、学校教育にあり方に注意をはらうと同時に、議会でもまた取り上げたいと思います。

11 9月

浅間町の基地留保地をどう活用すべきか・・50年先を見据えた活用策を(市民の方の声)

今朝(11日)は西武線多磨駅であいさつ、午前中市議会厚生委員会傍聴、午後打ち合わせ、夕方に宣伝を予定。

さて私の比較的近所にある浅間町の関東財務局所有の基地留保地。その活用をめぐって近く市の検討委員会も発足しますが、この問題では市民の方から声や要望をいただく機会も多くなりました。先日もある市民の方から、「留保地活用については、将来予想される人口減社会を見据えて、30年から50年先を見通した活用をするべきだ」との貴重なご意見を伺いました。「あれだけ広い面積なので、3分割の活用法ではなくて、一括利用する手もあると思う。たとえば、学校や福祉施設の利用なら180億円、公園なら120億円、ごみの焼却施設なら無償で使用できる。ごみ焼却施設の熱源を利用して、近隣にお湯の提供をはじめ、温泉施設の設営などで、これからさらに増えるであろう高齢者のためにも、良いことになると思う」「ほかにも公園墓地だと120億円で、生態系も生かせるし、近くに火葬場もあることだし、立地条件も良いと思う」と、いろいろ具体的に提案意見をいただきました。

私も簡単に留保地を3分割して、デベロッパーに売却して高層マンションを建設するだけでは、知恵が足りないのではないかと思います。だいたい日本の人口は50年後には、8800万人を割り込むと経済シンクタンクも予想するほど、我が国は人口減社会になるわけです。その時(50年後)、今も新しく建設されている市街地の高層マンションは、スラム化することさえ推察できます。

今の府中市の土地活用策は、マンション建設で人口を増やし、固定資産税の増収を図ることが目的としか思えません。確かに私も50年後は生きてはいないと思います。しかし、わが国も府中市も永遠の存在です。将来を見据え、孫子の代の市民のみなさんが、安心して暮らせる社会を作ることこそ、政治、行政の使命であるはずです。目先の利益に走らず、将来を見据えた府中市の街づくりのために、私も多くの市民の方の声に耳を傾けて、議会で政策提案したいと思います。

10 9月

車返団地のスーパー「さくら市場館」閉店問題、UR(公団)は代替店舗を誘致せよ!急がれる高齢者の「買い物難民」対策

今日(10日)は午前中、近所でニュース配布活動、午後に宣伝を予定。

さて現在、市内の車返団地にあるスーパー「さくら市場館」の閉店問題で、団地住民の方が困っています。そこで車返団体の住民の方から、今回の「さくら市場館」閉館の問題点について、寄稿いただきましたので紹介します。

「『さくら市場館』が8月上旬、9月いっぱいで閉店すると突如発表しました。同スーパーは車返団地2000世帯の唯一の食品スーパーであり、団地を取り巻く大型集合住宅群や、押立神社付近の住民の方も利用客がいるほどです。『このスーパーが閉店になれば高齢者の買い物客はどうしたらいいのか』という声が今、広がっています。そもそも団地URは『団地内にもスーパーなどもあって、生活に不便がなく、老後も安心です』という宣伝のもと、居住者を募ってきました。そうであるならば、『食の撤退』は事業者の問題では済む話ではなくなります。URは代替店舗を誘致する責任もあり、高額な家賃を見直すなどスーパーの誘致策を講じて、居住者の不安解消に応えるのが責任です。

今回の『さくら市場館』閉店問題は、市内地域の高齢化が急速に進行するなかでの『地域社会の崩壊』という兆しさえ感じる出来事ではないでしょうか。地域住民や団体、行政もまきこんだURに対する代替店舗の誘致運動を、早急に広げる必要があります」。

09 9月

結城りょう通信9月号ができました

今日(9日)は午前中、党機関会議、午後、ニュースおろしと夕方に宣伝を予定。さて定期的に発行している、結城りょう通信の9月号ができました。今回は1面は、浅間町在住の宮井さんによる、基地留保地跡地活用について市民の立場からの意見を掲載。また府中駅に新設される「だれでもトイレ」と男女別公衆トイレについての記事、2面は東部地域に関する記事をはじめ、公共施設再編に異議ありの市民の声を、また府中市内で集中多発している「還付金詐欺」の記事を掲載しています。

今号も11000枚を発行し、多磨町、朝日町、紅葉丘には読売、朝日、毎日、東京新聞への折込(12日朝刊に予定)と紅葉丘1丁目と2丁目にはポスティングを予定。また若松町は2500部、晴見町には2000部をそれぞれポスティング、府中町には商業新聞の折り込みとポスティング、他にも八幡町や緑町にはポスティングを予定しています。

このニュースを見ての生活相談や学校に関する教育相談なども寄せられるようになりました。不特定多数の市民の方々に、私の日ごろからの議員活動の姿を伝えることは、とても重要だと思います。地域住民、市民から見た府中の街づくりの在り方をはじめ、多角的な角度から、府中市を分析、伝えるニュースをめざして今後も定期的に発行してまいります。

08 9月

府中駅南口再開発ビル「ル・シーニュ」は、ユニバーサルデザインに対応した、優しいつくりになっているか(新日本婦人の会府中支部)

今朝(8日)はJR北府中駅であいさつ、午前中は市議会文教委員会に出席、午後は結城りょう通信を配布。さて9月2日、新日本婦人の会(新婦人)府中支部の方が、府中駅南口再開発ビル「ル・シーニュ」のウォッチング活動をされました。はじめに新婦人のみなさんは、9月11日から閉鎖される、甲州街道以南にある「ちょこりんスポット」に自転車が何台止まっているのかを点検。ついで「ル・シーニュ」の地下駐輪場に、自ら自転車をおろす実践もされました。スロープにそって降ろすのですが、「高齢者や子どもを自転車に乗せた方には大変な作業だ」とのこと。又自転車専用エレベーターは1台で、自転車1台のみの収容であり、使い勝手が悪いとのこと。参加者の感想では「歩くのはちょっと大変、自転車で買い物に行くという高齢の人にって、ル・シーニュの地下駐輪場への収容は困難だ」と感想を述べています。

また参加者の方は「ル・シーニュ」の店舗見学も行いましたが、「店内の表示が大変見づらい」と感想をのべています。「このドアを開けたらどこに通じるのだろう。ビルの案内表示版を見ながら、各階の案内にだれでもトイレの表示があるのに、通路にある案内版にはその表示がありません。飲食店などの表示も小さすぎる」と感想を述べています。

府中市は高齢者や障害者を含めたすべての人が安全、安心かつ快適に暮らすことができること、また訪れることができるまちにするために、「ユニバーサルデザイン」の考え方を基本とした、福祉まちづくり条例を制定しています。今後は、この福祉まちづくり条例の視点で街を観察することが大事だと思います。私も新婦人のみなさんの声を、議会でぜひとりあげたいと考えています。