22 4月

「結城りょう通信」5月号ができました

毎月発行している政治活動ニュース、「結城りょう」通信の5月号ができました。今回は5000部を発行。若松町2から5丁目にかけて2600部、紅葉丘2丁目に400部をポスティング予定、紅葉丘1丁目と3丁目は1800部前後を読売、朝日などの商業新聞各紙に折り込み配布する予定です。主な内容は、1面については新年度から助成額が拡充された、府中市の住宅耐震改修助成事業の内容と、その活用について現職の一級建築設計士の方に投稿を依頼しました。2面は府中市議会の3月定例会の取り組み(私の府中市2017年度予算案に対する反対討論、就学準備金制度の改善要望など)などを中心に、紙面を構成しています。

こうした私の政治活動ニュースを、私の住まいである若松町を中心に、今後も配布、継続したいと考えています。

20 4月

進めよう住宅耐震、広げよう地域の安心、安全・・府中市の住宅耐震改修制度を利用しよう!

今朝(20日)は府中駅北口であいさつ、夜に緊急支部長会議を予定。さて府中市では1981年5月以前の住宅について、その住宅耐震改修率の引き上げを進めています。そこで以下、一級建築設計士の甲田直己(こうだ なおき)さんに、当ブログへ投稿いただいたので、掲載させていただきます。

☆府中市が住宅耐震改修助成額を拡充

いつ来ても不思議ではないと言われる首都直下型地震に備えて、住宅耐震補強工事を進め、地域の安心を広げる必要があります。新耐震基準が定められた昭和56年以前の建物は、実際に被害が多く発生しており、対策が急がれています。近年では耐震診断と補強技術の確立が進み、様々な工夫がされた製品も多くなってきました。さらに行政においても住宅耐震施策が手厚くなり、府中市では平成29年度予算が決定し、次の助成事業が手厚くなりました。

①耐震改修助成の限度額を110万円に拡充・・これまで80万円だった助成限度額が110万円に引き上げられます。平成30年3月31日までに着手する期間限定とのことです。ぜひこの機会にご自宅の耐震改修をお勧めいたします。

②耐震除却助成制度の新設・・耐震診断の結果、耐震性が不十分と判定された住宅を解体除却する費用について、限度額を50万円(2分の1以内)の助成が始まります(従前の耐震建て替え助成はなくなります)。

③入居前の耐震診断・耐震改修の新設助成制度・・中古住宅購入や相続などで取得した際に、住む前に耐震化を行いたいというニーズに対応するため、今後住む予定の方に助成対象が拡充されます。助成事業全般では、耐震診断助成(12万円で3分の2以内)や耐震シェルター助成(30万円の2分の1以内)には変更はありません。無料のアドバイザー派遣制度も継続されます。特定地域では訪問活動が行われます。

今後の要望として、少しでも耐震を含む住宅改善が進むように、耐震基準の緩和や対象の拡大(1981年~2000年の建築物に対して)、住宅全般リフォーム助成事業の施策などが望まれます。府中市議会3月議会の一般質問に見られるように、結城亮議員の働きは大きなものがあります。引き続き、市民の声を市政に活かしてください。  (一級建築設計士 甲田直己)

※住宅耐震関係の問い合わせは下記へ・・府中市役所 都市整備部建築指導課・住宅耐震化推進係  電話:042・335・4173

 

 

19 4月

府中市の「わがまち支えあい協議会準備委員会」(紅葉丘文化センター)に参加しました

今朝(19日)は東府中駅であいさつ、さて昨日、府中市が取り組んでいる「わがまち支えあい協議会準備委員会」(仮称)に初めて参加させていただきました。これは府中市の社会福祉協議会が、地域の課題を身近なところで発見、共有して話し合いながら、住民と共に解決しようという試みです。会には地域福祉コーディネーターと言われる方が、参加者をまとめる役をされています。

市内の文化センター圏域でこれらの準備委員会が立ち上がっており、私は紅葉丘文化センター(圏域は若松町3~5丁目、紅葉丘、朝日町、多磨町)に参加しました。参加者の条件としては、地域での支えあいに興味のある住民の方ならだれでも参加できます。この間の活動について話を伺ったところ、これまでは地域のマップを作成し、この地域の活動に利用可能な地域資源を検討すること、またこの2月から買い物支援についての検討をテーマに議論をはじめ、昨日は多磨町の買い物支援についての検討をしました。

私もこの準備委員会、1度参加したいと思っていたのですが、都合がつかず参加できないでいましたが、昨日やっと参加できました。私が参加した圏域は、市内の東部地域にあたり、多磨墓地をはじめ歴史のあるたたずまいの街です。この地域を活動基盤とする私にとって、東部地域の特性はじめ、地域住民の要望を聞くという点で、この協議会に参加させていただくのは、大変有意義な取り組みと感じました。今後もこの「わがまち支えあい協議会」にぜひ、協力参加させていただければと思います。

17 4月

「埼玉県内で人並みの生活、月収50万円必要・・埼玉県労連が調査」(朝日新聞デジタルニュース)

今朝(17日)は西武線多磨駅であいさつ、午前~午後にかけニュース発行準備など。さて今日の朝日新聞デジタルニュースで埼玉県労連(埼玉県労働組合総連合)による、県民生活調査の記事が配信されています。このニュースでは、「埼玉県内で人並みに暮らすには月約50万円の収入が必要で、子供が大学に入ると支出が急に増え、奨学金がないと成り立たないとする調査結果を、埼玉県労連と有識者がまとめた。『賃金の底上げとともに、教育や住宅の負担を下げる政策が必要』と指摘している。調査は、昼食を食べる場所や日ごろの買い物の場所や支出など、日常生活でのお金の使い方を聞く『生活実態調査』と、生活に必要な持ち物を聞く『持ち物財調査』のアンケートを、昨年1月に埼労連の組合員など3千人に依頼し、3カ月で597人(有効回答率約20%)が答えた。その分析で、回答者の7割以上が持つ物を『必需品』とし、それを持つ生活を『普通の生活』と定義。回答者がよく買い物をしている店などで実際の価格も調べた。こうした積算で、次の各モデルの結果が出た。いずれも夫は正社員で妻はパート勤務、車はない設定」。

①【30代夫婦で小学生と幼稚園児】さいたま市郊外で月5万5千円の賃貸住宅(2LDK、約43平米)で暮らす1カ月の生活費は▽食費約10万8千円▽交通・通信費約3万8千円▽教育費約2万7千円などの計約43万円となった。たとえば洗濯機は約6万円のものを国税庁の決まりをもとに耐用年数を6年として割り算し、月額を836円とするなどして、家具・家事用品の月額負担は1万8356円と積算した。08年の前回調査と比べ、教育費と教養娯楽費が合計で3万円近く増えたほか、交通・通信費も1万円余り増えるなど、約6万8千円増えた。この支出のためには、税や社会保険料を加えた額面で、約50万円の月収(年収約599万円)が必要だ。しかし、厚生労働省の調査によると埼玉県内の30代男性の平均年収は約411万円と、200万円近い開きがある。 ②【40代で中学生と小学生】30代より食費と教育費がそれぞれ約1万円増える一方、教養娯楽費は約1万3千円減るなどした結果、額面の月収は約54万円(年収約647万円)が必要。平均の485万円との差は少し縮まる。 ③【50代で大学生と高校生】東京の私大に通わせる前提で▽教育費が40代よりも約9万円多い約13万円▽交通・通信費も同1万1千円多い約5万円と大きく増える。教養娯楽費を30代より1万7千円余り少ない約2万8千円に抑えるが、全体の支出は約58万円で、税などを加えた額面は約68万円(年収約821万円)と、平均の545万円を276万円上回る。調査をまとめた静岡県立大学短期大学部の中沢秀一准教授は『妻のパートでは足りず、子供は奨学金を借りる。無償の奨学金や住宅補助の制度を充実させないと子供の将来はさらに厳しい』と指摘している」とあります。

読むとわかるように、お子さんを大学に進学させるには教育ローンが必須、お父さんのお小遣いなどわずかな金額、老後のための蓄えもできず、さらに超過密労働社会、インフレと増税、年金削減など、国民がまともに生活ができる環境が、日本社会にはないということわけです。

 

 

16 4月

「府中の魅力、見つけて、集めて発信しよう」に参加しました

昨日(15日、13時30分~)ルミエール府中で開催された、「府中まちづくりフォーラム・・府中の魅力、見つけて集めて発信しよう」に参加しました。この主催者は「やっぱり府中好きの会」(成熟型成長都市研究会・代表 西宮幸一氏、府中まちづくり研究所・代表 甲田直己氏)の両研究会主催によるもの。この日の中心企画は、河井孝仁氏(東海大学文学部広報メディア学科教授)による、講演とワークショップです。「分かち合いませんか、府中の魅力」と題した講演の後、講演参加者が5人程度の班にわかれて、各自が府中の街の魅力を1人20個ずつ紙(附箋)に書き出します(書き出す内容はモノ、ヒト、コト、歴史など)。次に5人が知恵をだしあい、府中の街を舞台として生活する架空の人物を3人ずつ設定し、5人が書き出した府中の街の魅力(5人×20個)をつなぎあわせて、3人それぞの人生のストーリ(物語)を作り上げます。この3人の架空人物のストーリをつくりあげる創作作業なかで、府中の街の魅力について、具体的な事物を抽象化することで、再認識、再発見することできます。

私の班のメンバー5人に共通したのは、府中にある緑、歴史、祭り、娯楽、学校(高校、大学)、そして地域コミュニティーなどでした。このワーク実習を通じて、これからの府中の街づくり、デザインという概念に市民の主体的な視点を加味する、大変魅力的かつ刺激的なイベントでした。こうした街づくり研究会を通じて、市民主体の府中の街づくりを探求、実践したいと思いました。