27 3月

「保育園落ちた 4万1000人」(南関東33市区認可申込者の34%)・・東京新聞1面

今朝(27日)の東京新聞1面トップには、同社独自による今春の保育園への入所状況の調査アンケートの結果が掲載されています。それによれば、「南関東の自治体のうち東京23区、政令市、昨年4月に待機児童が200人以上いた東京の三鷹、府中、調布、千葉の船橋、市川を対象に1次選考に落ちた子どもの人数と申込者に聞いた」、「33市区で計12万4628人が認可保育所の入所を申込み、1次選考の結果を公表しない練馬区を除く32市区で計4万1037人が落選、うち23区は24259人が落ちた。落選率では50%以上は4区、港区55%、江戸川区54%、台東区51%、目黒区50%」とあり、その分析としては「東京の区部で落選率が高い背景には、認可保育施設の用地探しや保育士の確保が難しいことなどがある」としています。紙面ではさらに「各自治体は保育所の新設や定員増に力を入れ、募集枠は調査を開始した13年より約16000人分増えたが、申込み者の増加分はそれを上回る約2万人に達しており、需要の拡大に追いついていない」としている。同紙では社会面でも今回の保育アンケートについて、記事を掲載しています。

府中市も昨年待機児童が296人と過去2番目の数字を記録し、認可保育所に入所できなかった児童数は700人を超えています。さらに府中市は大型マンションの建設も進み、今後さらに児童数は増える見込みです。議会でも多くの議員がこの問題を取り上げますが、今日の記事にあるように、市の対応が需要に追い付いていない状況です。恐らく、市は今後保育所の入所策として、国や都の規制緩和策を活用した待機児童解消で対応せざえるえないと思われます。私も今後、そうした事態も想定して、認可外や認証保育所の現場の声を議会で要望したいと思います。

26 3月

貧困ビジネスから生活困窮者を守れ!

先日、府中市内で生活保護を受給されている方から相談がありました。お話を伺うといわゆる「貧困ビジネス」の犠牲になっていることがわかりました。その名称は「ルームシェア」と称し、戸建の家を1棟借りて、生保受給者に対しては4畳半か6畳の個室部屋に住まわせ、住居価値以上の割高な家賃を請求しているようです。また水光熱費も不透明な計算方法で割高な請求するなど、生活保護者から「利益」をむしりとるようなやり口が、よくわかりました。

国会では共産党議員団がこの問題を取り上げ、また以前には、しんぶん赤旗でも特集記事もありました。今回、伺った相談の件については調査中なので、詳しくは現段階では記述できませんが、私も生活困窮者の問題については、複数回、一般質問で取り上げてきたこともあり、この貧困ビジネスの実態についても、今後現場の声を聞いて、議会でも取り上げたいと考えいてます。

25 3月

「ふるさと納税返礼に上限、過熱競争に歯止め(総務省通達)」(毎日新聞)

今朝(25日)の毎日新聞5面に、「過熱する、ふるさと納税に歯止めをかける」との方針を打ち出した総務省の囲み記事が掲載されています。記事では「総務省はふるさと納税で寄附した人に自治体が贈る返礼品の調達額について、競争の過熱の3割を上限の目安とする方針を固めた」「全国の自治体へ4月初めに通知出す。強制力はないが、これを超える自治体に個別に改善を促す。お金に換えやすい商品券などの廃止も徹底するよう求める」とあります。さらに記事では「ふるさと納税は、都市部に比べて税収が少ない地方を応援するのが本来の趣旨。返礼品の費用が膨らむと自治体が独自の政策に使えるお金が減るため、上限の目安を示す必要があると判断した」、ただし「今回の上限は法律による規制ではない。総務省は目安に反する自治体から事情を聴き、強く改善を求めることにより、実効性を確保する考えだ」としています。

このふるさと納税の過熱する返礼品の問題は、府中市議会予算委員会で他会派の議員の方も、過度な支出に膨らむ返礼品の在り方に異議を主張されていました。今夏の総務省通達に沿って、府中市も一定の返礼品の中身について、その改定も予想されます。

24 3月

府中市 本宿町でも火災発生(23日)

今朝は北府中駅であいさつ、午前中は若松小学校の卒業式に出席。さて昨日のブログでは、市内栄町の火災について報告しましたが、昨日は市内の本宿町で火災が発生しました。インターネット上のニュースでは下記のようにつたています。

「東京・府中市で住宅やアパートなど11棟が燃える火事があり、住宅2棟が全焼しました。住宅が密集する地域で黒煙が上がり、火が燃え上がりました。東京消防庁などによりますと、23日午前9時半すぎ、府中市本宿町の住宅街で一戸建ての住宅から火が出ました。火は周囲の木造アパートや2階建ての住宅に燃え移り、合わせて11棟が焼けました。このうち住宅2棟が全焼しています。けが人や逃げ遅れは確認されていないということです。現場はJR南武線の西府駅から200メートルほどの住宅街で、警視庁が火元とみられる住宅の住人から事情を聴くなどして出火の原因を調べています」。と伝えています。市内で連続して発生したこの2件の火災、早く原因を究明をしていただきたいと思います。

 

23 3月

府中市栄町で火災、住宅6棟焼く火事で2人搬送(日テレニュース)

 

今朝(23)は西武線多磨駅であいさつ、午後は打ちあわせ、市の総合計画審議会に出席予定。さて昨夜、府中市の栄町で火災が発生したとのことです。今朝の日本テレビニュースでは、以下のように伝えています。

「22日夜遅く、東京・府中市で住宅6棟が燃える火事があり、住人の男性2人が搬送された。東京消防庁によると22日午後11時半ころ、府中市栄町の住宅から出火した。火は周辺にも燃え広がり、住宅6棟、およそ400平方メートルを焼いて、3時間後にほぼ消し止められた。この火事で、住人の30代と40代の男性が軽いヤケドをして搬送されたという。現場は、JR中央本線の国分寺駅から南西へ1.5キロほどの住宅街で、東京消防庁が一時、ポンプ車など30台以上を出動させて消火活動にあたった。警視庁などが詳しい出火原因を調べている」。

この地域の住民のみなさんの生活の復旧に全力をあげなければなりません。