01 1月

小池都知事、都議選に30人超を擁立、「自民に刺客、新党準備」・・産経新聞

今朝(1月1日)の産経新聞朝刊1面トップには、「小池知事、都議選に30人超」「自民に刺客、新党準備」との報道があります。記事によれば、「小池知事自身が主催する『希望の塾』などから、30人超の都議選候補者擁立にむけて本格検討に入っている」とあります。「候補者の絞り込みを加速させ、『女性活躍推進』の公約に沿って、複数の女性候補擁立を目指す」とし、さらに記事では「(小池氏は)日本新党の参議院議員当時に実施された平成5年の都議選で、同党が推薦を含めて獲得した27議席を超える戦略を描いている」とあります。「千代田区などの1人区を深め、対立を深める自民の重鎮都議が議席を占める選挙区を中心に刺客を送り込むことを検討」との記事も。

さて共産党都議団は12月の定例都議会を終え、大山とも子幹事長名で談話を発表、小池知事に対する具体的な指摘としては、「わが党が、こうした事実(豊洲市場の土壌汚染問題)を示し、『石原元知事と浜渦元副知事から聞き取りを行う必要がある』と質したことに対し、小池知事が『真摯に考えていきたい』と答弁したことは重要です」、また共産党が豊洲新市場用地での環境基準を超える汚染物質をすべて除去したという説明が偽りであったことに対して、「知事が、除去したのは調査で見つかった汚染物質だけであること、つまりすべて除去したものではなかったことを認めたことは、小池知事の誠実さを示すものです」と、共産党に対する小池知事の政治姿勢を一定評価、肯定する見解を発表しています。
一方で、共産党がこうした小池知事の「都民ファースト」の政治姿勢と連携しながらも、小池新党の候補者が擁立された場合、わが党への影響も少なくはないでしょう。共産党が取り組んできた都民の命と暮らしを守る都政実現のための実績と、政策を押し出すことで共産党の議席増の実現とあわせて、都議会自民党の議席を大幅に減らすことに全力をあげることが喫緊の課題ではないでしょうか。

 

31 12月

「府中基地跡地を考える集い」へご参加を

今年もいよいよ、今日が最後です。私のブログをご覧になられたみなさん、今年も本当にありがとうございました。来年も頑張って、連日ブログを更新していきますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

さて今日のブログでは「(府中)基地跡地を考える集い」へのお誘いを、紹介します。現在、府中市には旧米軍基地跡地として、15.5ヘクタールの土地があります。ここに平成20年には国家公務員宿舎の配置と、国立医薬品食品衛生研究所の移転を前提とした計画が具体化されましたが、いずれも白紙になり未利用の状態になっています。現在は財務省関東財務局が保有しており、政府の指導により府中市は、平成29年度から31年度中に具体的な利用計画を国に提出することになっています。市では直近の「市政世論調査」(市民996人から回収)のなかで、この基地跡地利用の要望を市民に設問しており、多いもので高齢者福祉施設、保育所施設、商業施設、公園・緑地などの要望が上位を占めています。一方で市議会では、この土地を利用して大規模なスポーツ施設を要望する声もあります。今回、市が策定した利用計画素案は、民間シンクタンクの支援をうけて作成され、この基地跡地域を3つに区分し、「民間」と「公共」をゾーニングして使いわける複数パターンを提案しています。一方で基地跡地内には、在日米軍の通信施設が存在し、返還の予定は今だありません(府中市は防衛省を通じて、この通信施設の撤去を求めています)。そこで今回、市が発表した利用計画素案をうけて、近隣住民をはじめとする多数の方々が、市民の声を基地跡地利用に反映させることを目的に、「基地跡地利用を考える会」を結成されました。1月中にも集いを開催することになりましたのでご紹介します。どなたでも参加できる会ですので、ぜひご参加ください。

◎とき・・1月22日(日)午後2時~4時、◎ところ・・生涯学習センター研修室2-1、◎連絡先・・菅原さん(090-7203-4350)

 

30 12月

トランプ氏の背景にキッシンジャー氏・・読売新聞インタビューより

今日は午前中から赤旗拡大行動、夕方からは今年最後の街頭での辻説法を2時間行いました。さて2017年を振りかえるなら、世界と日本の大激変の前哨戦ともいえる1年であったのではないでしょうか。それは、アメリカ大統領選挙で、政治の素人であるドナルド・トランプ氏が米大統領になったことです。先日、読売新聞(12月27日付朝刊)で、元米国務長官のキッシンジャー氏のインタビュー記事がありました。同氏はトランプ氏について「彼は極めて高い政治的資質を示してきた」「特定の団体の何のしがらみもない。傑出した大統領になる、またとない好機だ」と発言しています。この発言を聞いて、今年5月にキッシンジャー氏と、トランプ氏が密かに会談していた意味が、よくわかりました。

ついでキッシンジャー氏は、米中関係について「世界的に最も重要な2国間関係だ」「両国が争えば他の国々はどちらにつくべきか決断を迫られ、世界中が引きさかれる」「両国が協力関係にあることは世界の利益にもなる」としています。この発言がトランプ政権の対中国政策になるなら、安倍政権の中国敵視政策、中国との武力衝突に備えて法整備された安保法制(戦争法)も意味をなさなくなるでしょう。

さらにキッシンジャー氏は米ロ関係について「(プーチン氏について)ロシアの指導者を精神分析するのは、やめるべきだ」「彼(プーチン)は欧州から中東、アジアで同時多発的に起きるすべての事象に対応しなければならないと考えているのだ」としています。この発言を聞くと、「今後、欧州や中東、アジアの安定はプーチンにまかせる」とも聞こえます。キッシンジャー氏は最後に「米国が世界のすべての問題をただちに解決する必要はない」「他の国々と平和で安定的な世界秩序を創造する機運が醸成できればよい」「その取組を始めることができれば、来年は希望の年になる」と結んでいます。これは米国のブッシュ政権以来、「中東民主化」と称したイラク、アフガン戦争をはじめ、「世界の警察官」たる米国の役割は終わった、と解釈できます。米国の世界戦略の大転換は、安倍政権の外交・安保政策の破たんを意味し、日本共産党の綱領路線の統一戦線、野党連合政権が焦眉の課題になる情勢が到来したのではないでしょうか。

29 12月

結城りょう通信1月号ができました・・若松町に配布予定

結城りょう通信の1月号ができました。この結城りょう通信は、私の後援会ニュース「きずな・結城りょう版」の中身を、一般読者むけに編集し直して発行しています。編集会議を4人以上のメンバーで月1回必ず開催、内容を決めています。今回のニュースの表面は、衆議院解散・総選挙をにらんで、東京18区(府中、小金井、武蔵野)での野党統一候補実現を目指す運動の記事と、「結城りょう活動日誌」を掲載、裏面は私の12月議会の一般質問の記事や住民の方との対話内容などを掲載しています。

今回は1500部を印刷、若松町2~4丁目にかけて、手配りを予定しています。若松町にうついては、私の居住場所(若松町2丁目在住)でもあるので、毎月、配布していきたいと考えています。他の地域にも状況をみて、新聞折り込みなども予定しています。最近では「結城さんのニュースを見ましたよ」という反応もいくつかありました。議員の活動を知らせるうえで、こうしたニュースの配布は重要な活動だと、あらためて認識しました。

28 12月

紅葉丘3丁目2番地附近の道路修繕の要望を実現しました

今朝(28日)は東府中駅であいさつ、夕方に宣伝を予定。さて先日、紅葉丘の住民の方から、「紅葉丘3丁目2番地(体験農園のそば)付近の道路が凸凹して、大変危ない。とくに夜が危険なので、ぜひ修繕してほしい」という要望があり、早速、市の管理課に要望に伺いました。その結果、道路修繕をしていただき、住民の方からも喜ばれています。

この道路は以前、雨が降ると水たまりになり、自転車で走行していると、足を取られてしまう危険性もありました。今回の修繕で安全性は確保できたのではないかと思います。市(管理課)の素早い対応に大変感謝しております。府中を住みよい街にするために、みなさんからのご要望、これからもお待ちしています。