28 1月

関野原公園の遊具改善作業、東府中の旧甲州街道沿いの歩行空間ができました

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

若松町2丁目の関野原公園の遊具修繕作業がスタートしています。以前から関野原公園の遊具は劣化し、その危険性が指摘されていました。私も住民の方のご要望をうけて、私(結城りょう)は市議会でも取り上げたことがありましたが、今回、修繕作業が行われるにいたりました。市は「公共施設マネジメント」(市が所有する公共施設の設備の集約化と統廃合、新規建設などの計画)において、関野原公園の整備については、「今年度中(2020年3月中まで)に地元の自治会とも協議のうえ、遊具の補修改善を図るという」ことが、市の担当課長から伝えられていました。

 

もうひとつは、京王線東府中駅附近の旧甲州街道沿いの歩道の安全対策を、市の都市整備部計画課に要望していました。ここは東府中駅の隣にある自動車教習所沿い旧甲州街道であり、2車線の道路なのですが、歩道がありません(一部あり)。そこで昨年、私は「現在の状態では、歩道側を歩く方には大変危険な状態であり、遊歩道の設置を求めて」いました。そこでこの度、旧甲州街道の歩道側に、緑色の「歩道空間」が設定されました。この歩道空間については、引き続き歩行者にとって安全対策を求めてまいります。

26 1月

府中駅周辺再開発事業を総括、検証せよ!・・市税総額350億円投入

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

★府中駅 中心市街地再開発の現状は・・バスロータリーに横断歩道復活求める

 

府中市長選挙が終わりましたが、今回の争点の1つに府中駅周辺を中心とする、街づくりのあり方が問われました。市は総額350億円の市税を投入して、京王線府中駅南口再開発事業を2017年7月に完了させました。この事業は三代にわたる市長、吉野和男市長時代の1993年の府中駅南口B地区(伊勢丹フォーリス)の建築に始まり、野口忠直市長時代の2005年C地区(くるる)、そして高野律雄市長に、2017年のA地区(ル・シーニュ)の竣工でほぼ四半世紀にわたった計画が完了しました。

 

とりわけ、高野市長の下で進められたA地区(ル・シーニュ)開発では60億円ので保留床を購入し、当初計画にはなかった6億円の地下駐車場の買い取りをはじめ、交通広場整備など巨額の市税が投入されました。一方、この床の買取、プラッツの新設によって、長年親しまれてきたグリーンプラザが廃止、取り壊されました。

 

★2019年9月に伊勢丹が撤退

 

歴代市政は「府中駅周辺が活性化すれば府中の町全体が元気になる」と鳴り物入りでこの計画を推進してきました。ところが、昨年9月に、南口再開発計画の基幹店として誘致した伊勢丹が23年の営業活動終え撤退、それだけでは止まらず、周辺の商店の相次ぐ閉店。歴代市長の失政を問う声が広がっています。

 

★府中駅バスロータリーに横断歩道復活求める声広がる

 

とりわけ、閉店が相次ぐ東側の商店から、疲弊の原因に駅東西を結ぶ横断歩道の廃止を指摘しこの復活を求める声が出されています。事実、2018年の市議会には、府中駅東側の「府中35番商店会」から復活を求める陳情が市議会に提出されています。識者からは「伊勢丹・くるるの間を通る道路を相互通行にし、この事も関係し、交通広場新設で動線を無視してペデストリアンデッキ主体に設定し、横断歩道を廃止したことは大きな誤り」との指摘があります。高野市長は府中駅東側の店舗が閉店していく事態に対して、市民、商店の意見を素直に聞きとり、可能な改善策を図ることは急務ではないでしょうか。このままでは府中駅中心市街地活性化計画どころではなくなるでしょう。(府中革新懇・丁弘之)

24 1月

東京都が府中の森公園にラグビー場を整備のために予算計上・・都立3公園

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

昨日(1月23日)付の読売新聞多摩版に、東京都が代々木公園(渋谷区)、府中の森公園(府中市)、今年開園予定の高井戸公園にラグビー場を整備することを決定したと伝えています。記事では「新年度予算案に計約3億円を計上し、2022年から23年度の完成をめざす」とあります。また記事では、ラグビー場の新設のほか、練習場として利用されていたサッカー場を改修し、人工芝を敷くなどして整備する計画もあるとのことです。

 

この記事にもありますが、日本ではラグビー人口がピーク時の1994年度(約16万7000人)から減少傾向が続いたが、ワールドカップ杯後に再びラグビーを始める子供たちが急増しているとし、「ラグビー協会は『ラグビーの普及や選手育成の好機となる』と歓迎している」とあります。

 

府中市は高野市長がラガーマン出身なだけに、「ラグビーのまち 府中」をシンボルにしているだけに、今回の東京都の施策は「大歓迎」だと思われます。また引き続き情報があればお伝えします。

20 1月

府中市長選挙・・市民の関心高い伊勢丹撤退など、府中のまちづくりのあり方

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

昨日からスタートした府中市長選挙ですが、目黒重夫選対では政策やスローガンを紹介する法定1号チラシを市内に5万枚以上を配布し、また目黒候補の証紙チラシを22日(水)市内の商業新聞(毎日、東京、朝日)に1万枚以上折り込みをする予定です。ぜひご覧ください。

 

選挙戦を通じて支援者の方に寄せられている市民からの主な声としては、伊勢丹をはじめとする府中のまちづくり政策のあり方に疑問をよせる声が多数聞こえているという感想があります。なかでも伊勢丹の撤退、府中駅東側の店舗閉鎖など「この数年の府中駅周辺は、本当に寂しい様子」「昔の再開発前の府中駅周辺のほうが、活気があったのに」という声を多数聞こえています。

 

また今朝(1月20日)付の新聞報道では、この点で現職の高野候補も出陣式あいさつにて、伊勢丹の後継テナント問題は早期に決着をつける意欲を示す発言をされているように報じられています。私も以前ブログで書きましたが、府中のまちづくり政策、とりわけ伊勢丹後のテナント問題は、新市長の最優先課題であると記載しました。

 

今岐路に立たされている府中市のまちづくりのあり方をめぐり、目黒候補も現市政批判とあわせて提案もされています。伊勢丹撤退問題と府中のまちづくり問題は、市長選の「核」となりそうな気配です。

 

※あさって1月22日(水)午後2時から府中フォーリス前で、目黒重夫候補の街頭演説を開催します。ぜひみなさん、お越しください。

18 1月

府中市長選挙の争点は、その2・・水害対策急務、伊勢丹閉店問題も(読売新聞)

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

今朝(1月18日)の読売新聞多摩版に、明日告示される府中市長選挙の争点について掲載されています。見出しでは、水害対策と伊勢丹後のテナント問題とあります。記事では、昨年10月の台風19号による被害をうけて、府中市が水害対策の方針について練り直しが迫られていることを伝えています。水害による住民の避難対策について、自治会との懇談会における意見、また市立総合体育館が台風の影響により、1年間使用できなくなっていることなど、今後の水害対策のあり方について、争点になるとしています。

 

もう1点は、昨年9月末で閉店した伊勢丹府中店の後の課題について、府中駅周辺が活気がない状態を心配する声があがっていることを伝えています。記事では「国の商業統計によると、市内の小売業の年間販売額は人口が少ない立川市や調布市より少なく、府中市民一人あたりでは多摩地域の26市平均を下回る」とあります。また多摩信金のシンクタンクの役員の声をのせ、「周辺市も開発が進んでおり、都市間競争に勝つためには、まち全体の魅力を高めていく必要がある」ともしています。

 

恐らくいま一般的な市民の関心が高いのは、伊勢丹後の後継テナント問題でしょう。私のブログでも再三伝えていますが、伊勢丹の後継問題はまだ解決の目途が立っていないようです。また府中駅東側の店舗も閉店に追い込まれており、お世辞にも府中市のまちづくり政策が「成功」しているとは、思えない状況です。こうした点について、明日からの市長選挙での論戦が興味深いものがあります。目黒予定候補も、この問題では主要政策に掲げており、積極的な論戦が期待されます。