20 3月

府中市の公示地価は住宅地で1.3%、商業地で2.2%上昇

今朝(3月20日)の東京新聞多摩版に、多摩地区の公示地価についての記事が掲載されています。「6年連続のプラス」との見出しで、武蔵野市が住宅地で3.35、商業地で6.9%上昇とあり、多摩地域でトップの伸び率。続いて稲城市が住宅地で3.1%、商業地で3.1%の伸び率、また商業地では立川が5.3%上昇、小金井市で4.6%上昇と高い数字です。府中市は住宅地で1.3%、商業地で2.2%の上昇となっています(多摩全域の住宅地の地価の平均上昇率は1.0%、商業地は2.4%)。

 

府中市の場合、府中駅の再開発が完了し、さらに心市街地活性化計画を実行している最中でもあり、今後の上昇はどうなるのか気がかりなところです。また市内に14もの鉄道駅が存在しているのも、多摩地域にはめずらしい地域でもあります。今後、ラグビーワールドカップ、2020東京オリパラにむけて、外国人観光客も多数来所することが予想され、公示地価がどのように変化していくか、注視していきたいと思います。

結城亮(結城りょう)

 

15 3月

府中市が市内のブロック塀補修工事で市内建設業者の活用を約束・・市議会予算特別委員会

今日(3月15日)は府中市議会、予算特別委員会の3日目。私は土木費の建築指導費に計上された、ブロック塀対策(約3500億円)の予算について質疑し、その工事において市内業者の活用を取り上げました。

 

昨年5月に発生した大阪北部地震の際、各地で大きな被害をおよぼしたブロック塀の倒壊について、府中市は東京都からの補助金を活用し今後市内の危険なブロック塀の補修作業を行うために、約3500億円の予算を計上しています。そこで私はぜひそのブロック壁の補修工事において、市内建設業者の活用を求めました。

 

市の答弁は、「すでに商工会議所にも説明を行っている」とのことで、「今後は商工会の会員でない民間業者にもブロック塀の補修工事の依頼をお願いしたい」との答弁がありました。私はなるだけ早く、市内建設業者などに対して説明会の開催などを行うよう求めました。

 

私はこの市内建設業者活用の意義は大きなものがあると思っています。安心安全の街づくりは、府中の街をよく熟知している市内建設業者が施行する意義は、それだけでも大義があると思います。さらに市内建設業者さんの立場では、市から工事を請け負うことにより、地域に仕事、雇用、賃金などの経済波及効果を広げ、地域経済活性化にも大きくつながるものだと思います。

今回の府中市のブロック塀工事の予算が、広く市民に効果的に活用投資されるよう、期待するものです。

結城亮(結城りょう)

09 3月

府中基地跡地の留保地はどうなるのか・・府中市議会に答申が報告されました

先日(3月1日)の府中市議会、府中基地跡地等特別委員会において、府中市の浅間町にある基地留保地の跡地活用について答申がだされました。市のイメージとしては「緑豊かなまちなど、本市のもつブランド力を高めつつ、都市としての魅力を向上させる新たな価値を創出するエリア」というものです。

都市基盤に関する方針では、小金井街道、美術館通りのさらなる歩行者の安全性確保を目的に、歩道状空き地などの歩行者空間の確保を検討するとあります。

米軍の通信基地についてはこの存在を前提とした計画をしていますが、国には引き続き、同通信施設の返還を求めていくとのことです。

また具体化については3つのイメージカラーを打ち出しており、

◎「多様な活力創出」では、商業施設、集客施設、オフィス、宿泊施設

◎「住まい暮らし」の具体化では、住宅、商業施設、福祉医療施設、文教施設

◎「スポーツ・健康・文化」では、スポーツ施設、集客施設

とあります。私の想像ではありますが、マンションと住宅、学校、福祉施設、総合体育館と集約施設というかたちになるのではないかなとイメージしています。

これまでの市民をまじえた検討協議会をへてだされた答申ですが、もうひとつ物足りなさを感じるのは私だけでしょうか。再度動きがありしだい、またお知らせします。

結城亮(結城りょう)

06 3月

府中市朝日町の民間商業施設、イトーヨーカドーの開業は2023年以降に!(府中市議会報告)

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

今日(3月6日)、府中市議会で基地等跡地特別委員会において、「府中市の朝日町に建設、開業を予定している民間商業施設、イトーヨーカドーの開業予定について、当初2021年以降としていたものを、2023年以降に変更になりました」との報告が市の政策総務部からありました。主な理由はイトーヨーカドー側が「建設現場における人手不足、建築資材の高騰などが続いていることから、その開業予定時期と施設計画の修正、見直しをすることになった」とのことでした。

イトーヨーカドーの建設を予定している朝日町は、私の活動エリアでもあり住民の方から「朝日町のイトーヨーカドーは本当に開業されるのでしょうか」という声をよく聞かれます。

一番初めは2020年の東京オリンピックの開催時期と同じころに開業予定とのことでしたが、それが2021年中になり、次に2023年以降と延期になりました。あくまでも現在は「開業を予定している」とのことですが、今後の景気動向、とくに消費税が増税になることなども考慮すると「暗雲が垂れ込め」てきたといえるのではないでしょうか。この問題、また動きがありましたら、ブログでも報告します。

結城亮(結城りょう)

06 3月

府中市は「住みたい自治体ランキング(関東)」で39位・・リクルート社調査

先日、リクルート社が運営している住宅情報サイト「SUUMO」が毎年調査している、「2019住みたい自治体ランキング」の関東編で、府中市は第39位にランキングされていると発表がありました。ちなみにベスト10はすべて東京都の23区で、1位が港区、2位が世田谷区、3位が千代田区。多摩地域では、18位に武蔵野市、32位に立川市となっています。また「住みたい街」ランキングでは、府中は77位(前年は43位)、三鷹が前年の38位から16位に上昇したと伝えています。

自治体別ランキングでは、東京都23区が群を抜いています。上位の港区、世田谷区、千代田区はいわゆる「富裕層」の方が多く住む街というイメージ。

また多摩地域では、武蔵野市は吉祥寺駅周辺をイメージさせ、どことなく高級で閑静な住宅街を浮かべます。立川市はJR立川駅が周辺の人の賑わいと商業地のイメージを連想させ、府中市は緑の豊富な街というイメージ、東京競馬場、多磨霊園、府中刑務所などを連想させるのではないでしょうか。

人口でも府中市は緩やかに増え続け、私も府中に住んでみて、子育て世代にはとても環境ではないかと思います。一方で保育所の整備が需要に間に合わない状況で、待機児童数が多摩地域でワーストワンを記録、市街地周辺の児童数も増え、府中2小などのように教室数が足りなくなり、増築する学校もあるほです。

府中市は土地も広く存在し、今後は生産緑地が住宅に転売していくことも予想され、さらに子育て世代が流入してくることは予想されます。こうしたニーズにあった行政サービスを行うことは、将来の府中市の発展にとって有益だと考えます。私もこうした調査をもとに、府中市の街づくりについての政策を深めていみたいと考えています。

結城亮(結城りょう)