18 12月

福島の小中学生が、府中市の明星小学校を訪問して交流授業(東京新聞)

今朝(12月18日)の東京新聞多摩版に、福島の富岡町などの小学生が府中市内の明星小学校を訪れ、授業やクラブ活動を体験したとの記事が掲載されています。

 

記事では「富岡町の小中学校の全5~6年生5人と、三春町の小中学校の3人。数学の指導法に詳しい明星小の細水校長が昨年、三春校で中学生に授業をしたのがきっかけで交流がスタートした」とのこと。福島の富岡校の6年の児童は「普段のサッカーは低学年といっしょなので、少し手加減しないといけないけれど、思いきりできて楽しかった」「明星小6年の児童は『ボールを蹴る力が強くてすごく上手だった』と驚いていた」との感想が述べられています。

今回、明星小を訪れたのは2011年の3月11日の東日本大震災の原発事故におる避難指示が解除され、今春再開した福島県富岡町の児童、生徒の方々とのことです。困難な生活状況を乗り越えて、必死に生活している住民の方々に、東京にいる私たちが交流を通じて、連帯していくことはお互いの励ましになるように思います。ぜひ今後もこうした交流を各分野でも継続してほしいものだと思います。

結城亮(結城りょう)

11 12月

残念!府中駅周辺「ちょこ・りん・スポット」の全廃計画の再検討求める陳情が不採択に

今日(12月11日)、府中市議会建設環境委員会に市民から提出された陳情「ちょこ・りん・スポット」の全廃計画の再検討求める陳情について、賛成少数(陳情に賛成は共産党、生活者ネット)で不採択(陳情に反対は市政会、市民フォーラム、公明党)となりました。私のブログでもこの間、ちょこ・りん・スポットの存続求める署名運動の様子、また9月議会でも私が取り上げましたが、今回残念な結果となりました。

陳情を説明された平井浩一さんからは、ちょこりんを利用している方の声を紹介し「高齢者の方から『自転車にブレーキをかけながら地下に降りていくのは、恐い』、雨の日に滑って転び足の指を骨折したという話も聞きました。また若い母親からは『乳幼児を自転車の前と後ろに乗せて地下に降りていくのは大変危険だし、登ってくるのもきつい』という声も聞いた」また府中駅南口再開発ビル「ル・シーニュ」の駐輪施設については「怖い、危険、きつい」と話されました。

 

この陳情のために高野市長あての署名が2200弱集計したとの報告もありました。市もちょこりんが果たして意義については、私の9月議会の一般質問においても「放置自転車を無くしたことに貢献した」「市民の駐輪マナーが良くなった」と認識しています。また市民から「平地の駐輪場」を希望する声が多いことから、くるるの南側の平地に300台駐輪できる施設を計画しています。

 

今回の陳情の結果自体は残念なものとなりました。しかしながら2000を超える署名を集めたこと、また陳情というかたちで市民が議会や行政に声をあげることは権利でもあります。今後もこうした市民運動の方々と連帯していきたいと思います。

結城亮(結城りょう)

09 12月

今年も若松町2丁目、関野原自治会で年末もちつき交流会開催

昨日(12月8日)、私の住む地元の自治会、府中市若松町2丁目の関野原自治会では、年末恒例のもちつき交流会を開催しました。

このもちつき交流会は関野原自治会でも長い歴史がある催しものとのことです。一時期中断した時期もあったそうですが、近年また復活したとのことです。今年も若松小学校の児童ら、近所の大勢の子どもたちが集まりました。

前日から、子ども会のお母さんたちの協力もえて盛大に開催されている、もちつき交流会です。お雑煮など数種類のおもちを、お母さんたちに用意していただきました。

すっかり年末の風物詩として地域に定着しています。また議員関係者では、佐藤新悟議員も来られました。私も自治会の役員の一人でもありますので、これからも地域住民活動に貢献できればと思っています。

結城亮(結城りょう)

07 12月

府中市で初のFM局開設へ・・「FMフチューズ」スタート

12月6日付読売新聞多摩版に、府中市で初のFM放送局、FMフチューズが開設されるとの記事があります。

記事によれば、すでに総務省関東総合通信局からも開局にむけた予備免許が交付されているとのことで、「市民参加型の放送を目指す」とあります。また記事では「市内には東京外国語大学もあることから、外国人居住者向けの多言語放送にも取り組むとのことです。

また記事では市民がつくるFM局を目標にかかげ「市民向けの番組制作のワークショップ(体験型講座)を開催し、11月の市民協働まつりでは、公開収録もした」とのことです。

またスタジオについては、「幸町の喫茶店跡地に構える」とのことで、「都内では14番目、多摩地域では8番目のコミュニティーFM局」とのことです。記事のなかで一般社団法人「東京府中FM」の大山一行代表理事は「これまでの活動でも、府中市民の熱気を感じることができた。様々な市民が交流できるようなFM局を目指したい」とコメントしています。

FM府中への問い合わせは 電話042-306-7341

結城亮(結城りょう)

04 12月

伊勢丹府中店は閉店でどうなるのか・・伊勢丹府中店閉店後は?(府中市議会一般質問の質疑から)

府中市議会議員の結城りょうです。HP検索→結城りょう

 

今日(12月4日)府中市議会一般質問では11名の議員が質疑を行いました。このなかで他会派の議員の方が、伊勢丹府中店の閉店問題について取り上げました。質疑のなかで閉店までの経過についての質問に市は、新聞報道で掲載された内容のみを答弁。同店は2005年以来、34億円の赤字を計上していたと答弁がありました。伊勢丹府中店がある建物については、(株)フォルマと伊勢丹HDとの間で契約関係が成立しており、2016年から2031年の間の15年間にわたる賃貸契約が締結されているとの答弁でした。売上額についても開店当初の1996年こそ261億円の売り上げを記録したものの、2013年は209億、2017年は149億(ただし17年度は地下1階の伊勢丹クイーンズの売り上げを除く)と下降をたどっていたとのことです。現在は(株)フォルマと伊勢丹HDとの間で協議が進めている最中とのことで、新たに商業施設を誘致することをめざしている(新聞報道)との答弁でしたが、まだ「どうなるかはわからない」との答弁。

近隣都市において百貨店が撤退した後の状況についての質疑では「多摩センターにあった百貨店は撤退後、全館が専門店になった。しかし八王子にあった百貨店は撤退後、一時期は商業施設になったが、現在は建物も取り壊されてマンションになっている」との答弁もありました。また昨年7月にオープンした府中駅南口再開発の商業施設「ル・シーニュ」の影響については、「極めて限定的なもの」と否定する答弁でした。

仮に商業施設になっても、現在の消費が冷え込んでいる状況、勤労者の実質賃金は上がらず、年金生活者も消費購買力も見込めない状況下で、あまり期待できない経済環境ではないでしょうか。

ちなみにこの伊勢丹府中店の閉店問題と府中駅周辺の中心市街地活性化問題について、共産党議員団は服部議員が質疑を行う予定です。

結城亮(結城りょう)