10 6月

多摩地域の発展必要・・小池百合子都知事がフォーラムで講演

【読売新聞多摩版の報道から】

 

今朝(10日)の読売新聞多摩版に、多摩地域の発展を考える「多摩未来創造フォーラム」が玉川大学で開かれ、小池知事が講演した記事が掲載されています。

記事では「市町村総合交付金を550億円拡充したことにふれ、『活気あふれる東京をつくるには、人口3分の1、面積2分の1を占める多摩地域の発展が必要』と強調し、『安全・安心で快適な居住・生活環境』『環境にも優しいスマートなまち』をあげた。また多摩ニュータウンについて『住宅だけでなく商業や教育、文化施設などが立地する複合拠点であり、再生していく』と主張、多摩の緑の保全策として『公園整備のため、市が生産緑地を買い取る経費の補助などもやっていきたい』」記事では伝えています。

昔から都内23区と比較すると、多摩地域は「三多摩格差」などという言葉があるくらい、社会資本の整備やその他諸制度において、多摩地域は23区の行政制度と比較した場合、遅れていると言われてきました。小池都知事は以前も都議会で、三多摩格差の解消に全力をあげると答弁したこともあり、今後具体的な施策が期待されるところです。

府中市について言えば、私も12年間弱、都内の中野区で暮らした後に、2011年4月に府中に転居してきました。初めての三多摩地域での生活となりましたが、京王線の特急に乗れば新宿駅まで20分少々で着くなど都心にも近く、街全体は緑と自然にも恵まれ、「ゆったり感」を感じることができ、生活環境も快適な街だと思います。人口も緩やかに増えている自治体が多いのも、多摩26市です。その意味からも「多摩地域の発展なくして、首都・東京全体、発展はない」というのが、私の感想です。今後も都政における多摩地域の政策に注目し、様々な共産党都議団とも連携して、施策の充実を求めたいと思います。

結城亮(結城りょう)

09 6月

稲城市、立川市が大学、民間企業と連携協定締結

【読売新聞多摩版の報道から】

今朝(9日)の読売新聞多摩版に、稲城市と立川市が大学や民間企業と連携協定を結び、町興しにむけて活性化をはかることについて伝えています。

稲城市は駒沢女子大学や市の観光協会と「稲城市観光まちづくり産官学連携協定」を結び、大学の学術的知識や人材を活用して、イベントを開くこと。また観光協会とは学生を実務研修生として受け入れる予定とあります。ちなみに同市の観光協会は先日、設立されたばかりとのことです。

また立川市では、あいおいニッセイ同和損害保険と、地方創生に関する包括連携協定を締結し、市が民間企業と包括連携協定を結ぶのは初めてとのこと。「市は8月、学校給食に携わる職員を対象に食品の安全に関するセミナーを開く予定、同社が講師を派遣する」とあります。企業側にも地域密着で、市民に貢献して知名度をあげたいとう思いはあるでしょうが、私は自治体がこうした大学や民間企業など、「地域資源」を活用して、街づくり、街の活性化をはかるのは大変良いことだと思います。

この点で言えば、府中市には実に多彩な地域資源があります。東京外語大学や東京農工大学、明星学園などの教育機関、また複数の大企業の工場はじめ、企業や団体、観光娯楽施設などが豊富にあるのですから、ぜひこうしたみなさんと包括連携協定を締結して、府中市全体の街の活性化を図ることは、府中にとって大変有意義だと考えます。今後もぜひ調査して、議会でも提案していきたいと考えています。

結城亮(結城りょう)

01 6月

西武線多磨駅改良工事の概要が報告ありました

昨日(5月31日)の府中市議会建設環境委員協議会の場で、西武線多磨駅においける自由通路整備と鉄道施設改良の概要が報告されました。

すでに府中市と西武鉄道は昨年3月28日付に基本協定を締結し、多磨駅整備の計画を発表していますが、このほどその工事概要が報告されました。

○施設概要では、延床面積は約1.180平方メートル、構造階数は鉄骨造の地上2階、高さ約13メートルです。

○整備概要は自由通路の東西には、エスカレーターとエレベーターを各1基設置、終日通行可能とのことです。

○鉄道施設としては、駅構内にエスカレーター、エレベーター1基設置、駅構内の線路を2線から1線にすることに伴い、現状2面のプラットホームを1面に変更、拡幅するとのことです。なお既存の地下通路は、自由通路の供用開始以後は閉鎖するとのことです。

○工事時期は平成30年度は設計、31年度に本体工事、32年度は本体工事完了と既存構造物の撤去とのことです。

平成32年(2020年)の東京オリンピック・パラリンピック開催と2021年中には多磨駅前に民間商業施設(イトーヨーカドー)がオープンすることにともない、長年近隣住民のみなさんの要望であった多磨駅が大幅に改修改良されることが、いよいよ現実となります。私もこの市内北東部地域を活動エリアとしているので、今後も近隣住民のみなさんのお声を、市政で実現させるために、さらに頑張りたいと思います。

※私は毎週月曜日、午前6時30分から8時まで西武線多磨駅でニュースなどを配布して駅頭あいさつをしておりますので、お気軽にお声をおかけください。

結城亮(結城りょう)

31 5月

府中駅周辺の駐輪施設の再編計画が報告・・甲州街道北側の「ちょこりんスポット」は来年2月ごろに廃止

【来年(平成31年)2月に府中駅周辺の駐輪施設が再編予定、府中駅北側駐輪施設に新たに400台拡充、ちょこりんスポットは廃止へ】

今日(31日)の市議会建設環境委員協議会において、京王線府中駅周辺の駐輪施設を再編する計画が市の生活環境部から報告ありました。

それによれば市立府中駅北自転車駐車場(市の北庁舎の地下駐輪場)は18年(平成30年)11月から19年(平成31年)1月まで3ヶ月間、改修工事に入るとのこと。同改修工事では現在の駐輪台数からさらに400台の駐輪が可能になるとのこと(2100台→2500台ほどに駐輪可)。またそれにともない料金も改定になり、現行は1日1回で100円のところを24時間までごとにつき100円となり、入庫から2時間以内は無料になるとのことです。課金方式となり駐車時間を単位とし、無料時間を含む24時間ごとに100円ずつ課金されるシステムとのこと。なお同改修工事3ヶ月間は、近隣に駐輪できる箇所を提供するとのことです。

この府中駅北自転車駐輪施設の改修工事が終了した後、甲州街道北側にある「ちょこりんスポット」が廃止になる計画です。市の答弁では「甲州北側の駐輪台数分が、北駐輪場改修工事で確保が可能になる」とのことでした。

 

【府中駅南側の地上部分に新たに300台の駐輪施設が新設】

 

さらに府中駅南側にも自転車駐輪場が新たに創設されることも報告され、場所は商業施設「くるる」の前の宮町中央通りを挟んだ場所(宮町1-11-3)に、約300台駐輪できる施設を新設するとのことです。利用形態は「ゲート式」で利用料は24時間最大300円以内、最初の2時間は無料とのことです。供用開始は来年(平成31年)2月を予定するとのことです。

また府中駅西側の京王線高架下に、京王電鉄が運営主体となって、新たに駐輪場が新設されるとのことです(供用開始時期は未定)。

今後、府中駅周辺の駐輪施設の再編にともなって様々な要望、改善点について多々あろうかと思います。今後も府中駅周辺の駐輪施設の件については、ブログで報告してまいります。

結城亮(結城りょう)

28 5月

府中グリーンプラザ跡地活用の具体案が報告、提案されました

【市議会総務委員協議会で報告・・府中グリーンプラザ跡地はホテルが主体】

 

今日(28日)の市議会総務委員協議会において、府中グリーンプラザ跡地活用問題が市から報告がありました。旧グリーンプラザの跡地については、市は公募の結果スターツコーポレーション㈱に決定し、同社と協議の結果、同プラザ跡地は賃貸としたうえで、同プラザを無償譲渡ととして、同プラザについはスターツコーポレーションが解体して、あらたに建物を建造するとなりました。同プラザ跡地に建造される計画案の事業としては、①新しいタイプのホテル、②ホテルと連携した、まちづくり、にぎわい、起業創業機能の導入、③活性化を実現する多彩な応募企業や専門家とのコラボなどを柱としています。

賃貸期間は平成30年7月から平成80(2068年)6月まで、土地賃貸料は1平方メートルあたり月額2465円、年間で3230万円とのことです。ちなみに解体費用は8億500万とのことです。

建物構造は地上8階、1階は飲食、物販、カフェ、地域イベント広場、駐車駐輪施設、2階はスカイナード、ホテルロビー、多目的スペース(50名)、不動産店舗など、3階はホテル客室、サービスオフィス、ビジネスラウンジなど。4階から8階がホテル客室(約135室)との説明でした。解体工事は今年の9月着工、平成33年1 月に新施設しゅん工、4月に供用開始とのことです。

 

【目新しさない提案を共産党、目黒議員が意見】

 

この総務委員協議会には、わが党からは目黒議員が委員として出席していますが、意見として「新しいタイプのホテルというが、あまり目新しさはない」「市民の声として、グリーンプラザがなくなつたことで、適切なスペースと料金設定の会議室がなくなり、大変不便になった」という声を、市はよく受け止めて欲しい」と発言。ホテルもシングルの部屋が多数で、ビジネスホテルが増えるが、あまり目新しさはないと発言しました。

たしかに府中市内には大企業や事業所が多く、宿泊ホテルがたりないという声はよく聞きますが、今後どれだけ採算がとれるかは経済の動向もあり、不透明ではないでしょうか。市はプラッツの5階と6階を60億円かけて購入したかわりに、グリーンプラザを手離したわけで、この60億円を取り戻したいと考えていると思います。結果そうなればよいのですが、民間企業は採算が合わなければ、撤退するものです。そうなると市が負担せざるえません。円滑な事業運営と商売の繁栄を期待したいものです。

結城亮(結城りょう)