府中駅バスターミナルに公衆トイレ設置の要望で、市の担当者と懇談・・実現が目前に
いよいよ20年余にわたる市民のみなさんの粘り強い運動と、2回にわたる市議会本会議での全員一致の議会決議の結実が目前に迫っています。(府中駅に公衆トイレをつくる会・丁さん談)

いよいよ20年余にわたる市民のみなさんの粘り強い運動と、2回にわたる市議会本会議での全員一致の議会決議の結実が目前に迫っています。(府中駅に公衆トイレをつくる会・丁さん談)
今朝(28日)はJR北府中駅であいさつ、さて平成15年から府中駅周辺を通行する自転車の一時的な駐輪の場であった、「ちょこりんスポット」の一部が9月11日から閉鎖になります。場所は甲州街道の南側の場所です。これは7月25日付で市の生活環境部長名で、府中市議会議員あての通知文章で明らかになりました。
この「ちょこりんスポット」は、市の説明によれば「平成15年、府中駅前再開発事業等による駅周辺の店舗用自転車駐車場が整備されるまでの間、暫定的に大国魂神社の参道である、けやき並木歩道部分に設置されたものですが、1~3地区の再開発事業が終了し、各商業施設において自転車駐車場が整備されたとともに、府中駅南口市営駐車場が開業したことから、甲州街道南側の「ちょこりんスポット」について閉鎖するものです」とあります。
市では自転車を利用する市民向けに「府中駅交通アクセスマップ」を作成して、自転車の駐輪誘導を啓発しています。なお甲州街道の北側にある「ちょこりんスポット」については、まだ当面存続予定です。
議会でも市街地周辺の駐輪施設の件は度々話題になりますが、いまの「ル・シーニュ」の駐輪場は地下にあり、高齢者や体の一部不自由な方にとっては、利用しずらい面があります。引き続き、容易に利用しやすい一時的な駐輪場の対策なども求めたいと思います。
7月20日付の読売新聞朝刊多摩版に、京王電鉄の新型車両「5000系」の記事が掲載され、稲城市の若葉台車両基地で公開されたとあります。
記事によれば「京王電鉄として16年ぶりの新型車両で、突き出たシャープな先頭車両や向きが変えられる座席の導入など、新たな工夫が凝らされている。先頭車両の正面部分には、黒が基調の色彩のデザインを採用。ベージュ系で平面的だったこれまでの外観との違いを際立たせた」。「全5編成が完成後の来春以降は、クロスシート状態で有料の座席指定列車として運行する予定」とのこと。営業運転は9月29日から、京王線通常ダイヤでロングシート状態で始める」とあります。
府中市に住んで私も6年が経過し、京王線は多摩地域と都心・新宿駅を結ぶ私鉄として大変魅力ある沿線です。今夏の新型車両は席が向かい合える形の車両とのことで、楽しみです。これからも京王線の魅力をさらに際立たせて、府中市をはじめ、京王線沿線に住みたくなるような、イメージアップ戦術を、これからも京王電鉄に期待したいものです。
京王線とJR南武線の分倍河原駅については、そのホームや通路が狭く、なんとかしてほしいという声が以前から、駅利用者からあります。また同駅の周辺では緊急車両がユーターンできないような狭い行き止まり道路があり、街の防災上の問題点も指摘されています。
こうした分倍河原駅とその周辺の再整備を目的に、10年以上前から分倍河原駅周辺地区では「まちづくり協議会」が作られ、改善要望が継続してきました。府中市は府中駅、JR西府駅の開発状況や日鋼インテリジェント地区、分倍河原南口の業務と商業開発などが一定の到達に至り、今後は分倍河原駅周辺の地元協議と鉄道事業者との協議を改めて進める作業に入っています。また同駅の再整備を成功させるために東京都から副市長も招聘し、市として本腰をいれています。
この分倍河原駅と周辺地域の再整備のためには、周辺地権者と鉄道事業者の意見調整に加えて、駅利用者の意見を反映させること。そして大中小の事業者のなりわいが守られることが、なにより大切です。また協議会においては、どのような話し合いが行われているかという、情報公開も欠かせません。今後の分倍河原駅再整備については、共産党議員団としても議会で取り上げていきたいと思います。
いよいよ明日(14日)、京王線府中駅南口再開発ビル「ル・シーニュ」がオープンします。昨日は、施設の2階と府中駅を結ぶペデストリアンデッキの開通式も行われました。また昨日からは、お店でがプレオープンもしている店もあります。今朝の朝日、毎日、東京の各紙多摩版では、この様子を伝えて、東京新聞では「地権者組合と市が約432億円かけて整備した。地上15階、地下4階、商業施設は地上4階から地下1階で、スーパーや飲食店、ファッション、雑貨店など87店舗が入る」と報じています。一方でまだ7つのフロアーが空いているとのことです。また5、6階の市民施設「プラッツ」は15日から開設予定です。府中駅にあった京王ストアーも新装オープンで店内も大規模になりました。
一方で残念なのは、長年この府中駅南口で商売を営んできたいくつかのお店が、再開発ビルに入店できず閉店しています。私が2011年4月、府中に引っ越してきたとき、「吉田屋」さんをはじめ、小さな個人商店が南口に存在し、何か「風情」を感じた記憶があります。
時代の流れとともに、駅前再開発事業の進展はやむを得ない側面もあるのでしょう。ただ、昔ながらの商店街の風情がなくなり、再開発という名のもと、あまり個性がなくってしまう駅周辺の街づくりになってしまう気もします。
いずれにしても、私も府中の市議会議員として、また市民の一人として府中市の繁栄を願わずにはいられません。この府中駅南口再開発事業が、府中駅周辺の賑わいと活性化、府中市の繁栄のために成功してほしいと願っています。