12 5月

「府中に大型複合施設『ル・シーニュ』がオープン 京王線・府中駅に直結(産経ネットニュース)

 今朝(12日)はJR北府中駅であいさつ、夕方に宣伝を予定。さて昨日の産経インターネットニュースでは、7月にオープン予定の府中駅南口再開発ビルについて報じています。タイトルは「府中に大型複合施設「ル・シーニュ」がオープン – 京王線・府中駅直結」とあります。

 配信では「大型複合施設『ル・シーニュ』が、17年7月14日(金)、東京・府中にオープンする。京王線のターミナル駅である府中駅からペデストリアンデッキで直結する『ル・シーニュ』は、ファッション・雑貨・レストラン・サービス店舗・クリニックなど約100店舗が入居する、地下1階から地上4階までの商業ゾーン『SHOP PODS』と、地下2階および5・6階の公共施設、そして7〜15階の分譲住宅『プラウド』を含む住居ゾーンからなる、商・公・医・住一体型の大型複合施設となっている。入居テナントの詳細は、2017年5月11日(木)現在未定だが、43年越しとなる再開発事業の締めくくりとしてオープンする『ル・シーニュ』は、府中の新たなランドマークとなりそうだ。

【施設情報】「ル・シーニュ」オープン日:2017年7月14日(金)住所:東京都府中市宮町一丁目100番地

<施設構成・■商業ゾーン「SHOP PODS」(B1F〜4F)・・物販店舗・飲食店舗・サービス店舗・クリニックなど約100店舗で構成。■公共施設(B2F、5〜6F)・・地下2階は、4つの音楽練習室からなる府中市立府中の森芸術劇場分館。5階及び6階は、観客席定員284人の「バルトホール(5階)」が入る府中市市民活動センター「プラッツ」。■住居ゾーン(7〜15F)・・野村不動産の分譲住宅を含む138戸の「プラウド府中ステーションアリーナ」。と報じています。

 私も担当課に南口再開発ビルに入居する具体的なテナント名の最終的な発表はいつになるか聞いたところ、6月前後ぐらいになるとのことです。現段階ですべてのテナントが埋まっているかどうか、まだ定かではありませんが、発表ありしだいブログでもお知らせしたいと思います。
06 5月

「東芝府中事業所の存亡に揺れる住民の胸中」・・存続か再開発か、企業城下町の栄枯盛衰(東洋経済オンラインニュース)

府中市は「くらやみ祭り」を本日(6日)に終えて、街には静かさを取り戻した感があります。私はあらためて、くらやみ祭りを通じて、府中市の伝統と街の歴史を肌で感じる思いをしています。

一方で今日を取り巻く府中市の情勢について、どうしても気がかりなのは、東芝府中事業所の動向です。そんななか、本日インターネットの「東洋経済オンラインニュース」では、東芝府中事業所の動向について記事を配信しています。タイトルは「東芝府中事業所の存在に揺れる住民の胸中」。記事では、東芝の経営本体に占める府中事業所がインフラ系事業の拠点として価値が高いこともあり、簡単に府中事業所を閉鎖するような事態にはならないと分析。「ある東芝関係者は、『三重県四日市ほどではないが、府中はこれまでずっと、安定的に利益を出してきた事業所。府中事業所がなくなるときは東芝が消えるときだ』と力を込める」とあります。

一方で記事では、以前府中市に戦前から存在していた、日本製鋼所府中事業所が撤退した後、日本銀行をはじめとする金融機関の「インテリジェントパークビル街」に生まれ変わったことで、府中市に貴重な税収をもたらしたことも掲載。故野口前市長が漏らした言葉、「(野口前市長が)内輪の席で漏らした言葉が脳裏に浮かぶ。『府中市の豊かな財政を支えてきたのは平和島競艇の開催権。この利益がほとんど出なくなっても、日銀のコンピュータセンターが年間10億円の税収をもたらした』」を紹介しています。さらに配信記事では住民の間に、東芝府中事業所が撤退しても、その後に商業施設やオフィス街、住宅施設を新たに望む声もあることも紹介しています。

私は今後、府中市政を支える柱の1つとも言える「企業城下町」の質も変わっていくような気がします。それは当然、市政の新たな転換も引き起こさざるえないのではないか。私は、あらためて市政を変革する立場にある、共産党議員団の一人として、その責任と役割を自覚する思いがいたします。

 

25 4月

「東芝が府中など国内5工場を担保に設定準備・・最大価値1500億円か」(インターネット、ブルームバークニュースより)

 

今朝(25日)は府中駅北口であいさつ。さてインターネット上の「ブルームバークニュース」では、東芝府中事業所の動向について情報発信されています。それによれば「(東芝)府中事業所で工場財団組成、府中市東芝町などの土地を登記5事業所の担保価値は総額で最大1500億円-東京商工リサーチ」との見出しで、以下のように報じています。

「米原子力事業で巨額損失を抱える東芝は、金融機関から受ける融資の担保として主力の府中工場など5事業所を差し出す準備を進めている。不動産などの担保価値は最大で総額約1500億円とみられている。東芝の主力工場の一つ、府中事業所は6日付で事業所がある府中市東芝町などの土地を工場財団に帰属する財産として登記申請した。ブルームバーグは24日に登記を確認した。工場財団の組成は企業による担保設定への動き。これにより企業は金融機関からの資金調達の際に、土地や設備類など工場の資産を一括して担保にすることができる。東京商工リサーチによると、このほかに横浜、深谷、京浜、浜川崎の事業所についても19日までに工場財団が形成されている」

「東京商工リサーチ情報本部の原田三寛部長によると、5事業所の担保価値は1000億ー1500億円程度で、このうち府中事業所が約700億円を占める可能性があるという。関係者によると、東芝は3月半ば、三井住友銀行、みずほ銀行、三井住友信託銀行や地方銀行などとの会合で、4月末までの既存融資の延長を要請した。これら融資に対し、グループ会社の株式や不動産を担保として設定することを提案した。東芝の資料によると府中事業所は1940年設立で、敷地面積は約66万平方メートル。交通や発電、エレベーターなど社会インフラシステムの複合事業所に位置づけられている。東芝ラグビーチームのグランドもある」と報じています。

府中市にとって、今後の都市戦略の成否を占う東芝府中の動向ですが、このニュースによれば、東芝の経営に占める府中事業所のウエイトも相当なものを占めるようです。東芝をめぐる動向、今後も緊張した状況が続くようです。

19 4月

府中市の「わがまち支えあい協議会準備委員会」(紅葉丘文化センター)に参加しました

今朝(19日)は東府中駅であいさつ、さて昨日、府中市が取り組んでいる「わがまち支えあい協議会準備委員会」(仮称)に初めて参加させていただきました。これは府中市の社会福祉協議会が、地域の課題を身近なところで発見、共有して話し合いながら、住民と共に解決しようという試みです。会には地域福祉コーディネーターと言われる方が、参加者をまとめる役をされています。

市内の文化センター圏域でこれらの準備委員会が立ち上がっており、私は紅葉丘文化センター(圏域は若松町3~5丁目、紅葉丘、朝日町、多磨町)に参加しました。参加者の条件としては、地域での支えあいに興味のある住民の方ならだれでも参加できます。この間の活動について話を伺ったところ、これまでは地域のマップを作成し、この地域の活動に利用可能な地域資源を検討すること、またこの2月から買い物支援についての検討をテーマに議論をはじめ、昨日は多磨町の買い物支援についての検討をしました。

私もこの準備委員会、1度参加したいと思っていたのですが、都合がつかず参加できないでいましたが、昨日やっと参加できました。私が参加した圏域は、市内の東部地域にあたり、多磨墓地をはじめ歴史のあるたたずまいの街です。この地域を活動基盤とする私にとって、東部地域の特性はじめ、地域住民の要望を聞くという点で、この協議会に参加させていただくのは、大変有意義な取り組みと感じました。今後もこの「わがまち支えあい協議会」にぜひ、協力参加させていただければと思います。

16 4月

「府中の魅力、見つけて、集めて発信しよう」に参加しました

昨日(15日、13時30分~)ルミエール府中で開催された、「府中まちづくりフォーラム・・府中の魅力、見つけて集めて発信しよう」に参加しました。この主催者は「やっぱり府中好きの会」(成熟型成長都市研究会・代表 西宮幸一氏、府中まちづくり研究所・代表 甲田直己氏)の両研究会主催によるもの。この日の中心企画は、河井孝仁氏(東海大学文学部広報メディア学科教授)による、講演とワークショップです。「分かち合いませんか、府中の魅力」と題した講演の後、講演参加者が5人程度の班にわかれて、各自が府中の街の魅力を1人20個ずつ紙(附箋)に書き出します(書き出す内容はモノ、ヒト、コト、歴史など)。次に5人が知恵をだしあい、府中の街を舞台として生活する架空の人物を3人ずつ設定し、5人が書き出した府中の街の魅力(5人×20個)をつなぎあわせて、3人それぞの人生のストーリ(物語)を作り上げます。この3人の架空人物のストーリをつくりあげる創作作業なかで、府中の街の魅力について、具体的な事物を抽象化することで、再認識、再発見することできます。

私の班のメンバー5人に共通したのは、府中にある緑、歴史、祭り、娯楽、学校(高校、大学)、そして地域コミュニティーなどでした。このワーク実習を通じて、これからの府中の街づくり、デザインという概念に市民の主体的な視点を加味する、大変魅力的かつ刺激的なイベントでした。こうした街づくり研究会を通じて、市民主体の府中の街づくりを探求、実践したいと思いました。