18 10月

府中市のPTA活動の改善について言いたい・・行政とPTAとの関係で真の市民、地域共同の発展のために何をするべきか(市民の方からのご意見より)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。私のPTAに関するブログ(※)をご覧になった方から、以下のご感想をいただきましたので、紹介させていただきます。

(※)府中市の小中学校のPTA役員を外部委託できるサービスを導入してほしい・・忙しい両親はPTA役員の任務は困難(市民、保護者の方からの要望) – 市民派無所属 府中市議会議員 ゆうきりょう (r-yuuki.jp)

(※)府中市の小中学校のPTAの業務軽減を考える・・業務の外部委託も1つの方法 – 市民派無所属 府中市議会議員 ゆうきりょう (r-yuuki.jp)

★PTAが外部委託料を払うのではなく、学校(行政)が委託料を予算化するべき

PTA関連のブログを見て、自身の体験から考えたことをお伝えします。PTA活動はすべてボランティアで子供達、学校、地域社会のために日々活動しています。そのボランティア活動を外部委託し、委託料をPTAが支払うのは少し違うのではないかと感じました。例えば学校の課外学習の際には、PTAが児童の見守りを行うことがあり、学校の先生では人手が足りない部分をPTAがサポートしています。

もし課外学習の見守りを外部委託する場合、本来は課外学習を実施する学校が予算を確保し、外部委託するべきではないでしょうか。またPTA役員を経験し、初めて分かったのですが、PTAが独自に行っている活動は広報誌の制作や、児童の登下校の見守りがあります。それ以外は学校、行政、府中市PTA連合などからの依頼によって活動が発生しています。

★行政の活動の中でPTAの役割を減らしてもらえると、PTAの負担が軽くなる

行政に関するものは、青少対、コミュニティ協議会、中学校地区単位での学区会議、放課後こども教室実行委員会への参加など様々なものがあり、こうした行政の活動の中でPTAの役割を減らしていただけると、PTAの負担が大変軽くなります。またこうした行政に関わる活動をPTAが外部委託するとすれば、市民との地域協働をめざす行政の本来の目的とは異なる方向になってしまうように感じています。

地域社会に貢献したいとの思いを、多くの人が持っていると思いますが、共働き家庭が増えた現在の保護者にとって、PTA活動は大きな負担になっています。そのため、こうした行政とPTAとの関係について市政への要望に入れていただくことを望みます。(市民の方からのご意見、ご要望より)

※「府中市の令和5年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp  まで

07 10月

府中市でも高齢者の情報過疎を防ぐために、スマホの普及推進を・・渋谷区が高齢者にスマホ貸し出し、講習を実施

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

★高齢者が情報過疎になる事態を防ぐためにも

デジタル社会の推進の今日、スマートフォンをもたない高齢者に対して、どれだけその活用と利便性を知ってもらうことは、情報社会推進のためにも必要だと思います。そこで先日の読売新聞多摩版によると、都内の渋谷区では、スマホを持たない高齢者に無償で貸し出すサービスをしているとのことです。目的は「災害時の情報提供をはじめ、図書館の蔵書予約などスマホが必要とする行政サービスが増えるなかで、高齢者が情報過疎になる事態を防ぐ狙いがある」としています。

★102歳の方もチャレンジ

この記事では、102歳の女性の方が区からのスマホの貸し出しサービスで、孫からラインのやり取りをしたことなどの、経験談を掲載。「コロナ禍で、離れて住む家族や友人に会いづらくなった。写真や動画で様子をすることができたり、テレビ電話で顔を見ながら話せたりして楽しい」「せめて90歳くらいから始めればよかった」などの感想を寄せています。

この渋谷区のサービスは昨年9月から実施、区内の65歳以上の高齢者に呼びかけたところ、約1700人が応募、貸出期間は来年8月までの2年間、本体の代金だけでなく、通信料や通話料も区が肩代わりするとのことです。また記事によると、参加者は講習会への参加が義務づけられるとし、ラインやユーチューブ、区の防災アプリなどの活用法まで幅広く教わるとのことです。

★2019年の台風19号の際、高齢者に情報が届かなかった経験をもとに

ちなみに区の予算はこれまで7億円を計上、ここまで巨額の費用を計上する背景には、2019年の台風19号の避難情報が高齢者へ届かなかったことへの反省があるとしています。市の担当者によると「スマホ効果」はすでに表れており、「講習会参加者向けアンケートでは、4人に3人が『スマホが生活によい影響をあたえた』と回答」、一方で「操作や用語が難しい」「通知が頻繁でうるさい」などの理由でスマホを返却される方もいるとのことです。

★府中市でもデジタル推進のために、やる価値のある事業では

この渋谷区の事業は大変興味深いものです。府中市においても「DX推進基本方針」がこの7月に策定され、市民生活と行政サービスとの円滑な関係、サービス向上、業務効率化を目的に、デジタルの推進計画が策定されています。こうした市の基本方針に照らしても、また災害時などの緊急時における瞬時の情報伝達においても、こうした費用を投じることは意義あることではないでしょうか。ぜひ私も市に要望したいと思います。

※「府中市の令和5年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp  まで

13 9月

府中市のプラスチックゴミの出し方の改善を・・・発砲スチロールは透明袋に入れてださせてほしい(市民からの要望)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。ブログでもお知らせさせていただきましたが、現在、令和5年度の府中市への予算要望書の提出にむけて、市民の方がたから、具体的な要望項目を受け付けております。そこで市民の方から、市内北東地域の街づくりについて、要望をいただきましたので、以下紹介させていただきます。

★発砲スチロールを、ピンクの容器包装プラスチックの袋に入れて出すことは無駄

要望内容: ゴミの容器プラスチックに関して、発泡スチロールは大小に関わらず容器包装プラスチックの袋に入れて出すことになっています。家電製品などは結構大きな発泡スチロールが混入されています。これらをピンクの容器包装プラスチックの袋に入れて出すことが、非常に袋が無駄なような気がしてなりません。

改善提案として、発泡スチロールだけは透明の袋に入れて出してもいいように、改善をしていただきたいと思います。透明のビニール袋の中には発泡スチロール以外を入れて出したら収集しないことでいいと思います。

★透明の袋でごみを出す際は、名前を記入させることを提案したい

また透明の袋に入れて出す人については、名前か住所の一部を記入して出すことを提案します。名前を記入して出すことは難しいとは思いますが、いかに発泡スチロールが多いかです。我が家も、一番大きい40Lの袋に入れて出しますが、もっといい方法がないのかいつも感じていました。(以上、市民の方からの要望)

~大変適切なご意見だと思われます。ぜひ提案要望したいと考えています。ほかにも市民の方から、「古紙回収の頻度について、現在の月1回から2回にしてほしい」という要望も複数ありましたので、要望したいと思います。

※「府中市の令和5年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。

  • アドレス   yuki4551@ozzio.jp  まで
10 9月

府中市でも官民が協力して、引きこもりの方への居場所、就労体験を支援できないか・・・江戸川区で区立の「駄菓子屋」を開設、ひきこもり支援実施

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。先日の読売新聞ネットニュースで、江戸川区が引きこもり支援策について配信していますので、紹介します。

このニュースによると、江戸川区では、引きこもっている区民の就労体験や居場所づくりを目的に、区立の「駄菓子屋」を開設、「来店者は子どもが多いため、気兼ねなく接客出来る利点がある」。また記事では「江戸川区が今年6月に公表した実態調査では、区内に約8000人の引きこもりがおり、当事者らからは、必要なものとして『働き場所の紹介』『仲間づくり』との意見が多く寄せられた」。

そこで江戸川区では、当事者が気軽に就労訓練を受けられる場を見つけることが困難と判断し、駄菓子屋の開設を決め、区内の商店街の一角の建物を借り、来年1月の開設を目指し、フリースペースも併設され、そこで自由に過ごすことも可能とのことです。この記事のなかで同区の斉藤区長は「当事者にとって外出には大変な勇気がいる。居場所も併設されたこの駄菓子屋が就労の一歩につながれば」と語っています。ちなみに江戸川区では、関連経費約770万円を計上した一般会計補正予算案を、14日開会の区議会定例会に提出するそうです。

私も以前、江戸川区が引きこもりの実態調査をしている件について、ブログにアップしましたが(※)、その後の展開を注視していただけに、今回の施策について興味がありました。引きこもりの方がたは、人とのコミュニケーション能力をどう身に着けるかが重要だと思います。その意味で、今回の江戸川区の施策は、費用も多くはかからないもので、大変意義ある施策だと思います。ぜひ府中市においても、官民が協力しあって、引きこもりの方への支援策として、取り入れていただきたいものだと思います。 ※府中市も「ひきこもり」支援策の強化のために国の支援事業活用を‥コロナ禍で「ひきこもり」の実態が不透明に – 市民派無所属 府中市議会議員 ゆうきりょう (r-yuuki.jp)

※「府中市の令和5年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。

  • アドレス   yuki4551@ozzio.jp  まで
07 8月

府中市の再犯防止計画について、受刑者が社会復帰できる手だてのために施策の充実を求めたい

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。8月29日から開会予定の府中市議会での一般質問で、私は「府中市の再犯防止計画に関する施策」について質疑をする予定です。府中市には、国の再犯防止推進法に基づき、犯罪をした者などが地域社会の一員として円滑に社会復帰することができるよう、国、東京都、民間支援機関等と連携し、必要な取組を推進、市民が安全で安心して暮らせる地域づくりを行うため、市独自に再犯防止計画が策定されています。この計画について、具体的な施策について質疑予定です。

★受刑者が出所後の生活基盤を保障するために

この質疑に関係して、私は以前、ラジオフチューズの「刑務所ラジオ」に出演させていただきました。その際、この番組の制作者で司会を務められている塩田さん(人権監獄センター)から、出所した受刑者のその後の生活について、行政としても支援できないものかと考えました。

インターネットの「弁護士ドットコム」で塩田さんは、「以前に、刑務所を出所したばかりの人の支援をしたことがあった。『その方は身寄りがなくて、頼れる友人や知人もまったくいない状態だったので、出所後の住居の確保や、生活保護の申請のお手伝いをしました』。その過程で、塩田さんは、事件を起こして逮捕され、起訴、裁判、収監されてしまうとどんなことが起こるかを知ったという。『たとえば、アパートで一人暮らしの人が、いきなり逮捕されて、保釈されないまま刑が確定して刑務所に入っちゃったら、アパートの家賃は滞納されたままになり、大家さんや管理会社にしてみれば、いわゆる【飛んだ】状態になるわけですね』。

★受刑者の社会復帰できる手だてを支援するために

「出所後、アパートを借りようと思っても、以前の家賃滞納が解消されていないので、いわゆる『ブラックリスト』に入っていて新規の契約ができない。持ち物や家具も全部処分されてしまって、何もない状態。家族や頼る人がいればまだしも、身寄りのない人にとっては、社会に復帰しようと思っても手立てさえない状態ということもあるんです」と語られています。

この府中市内には府中刑務所というわが国で一番古い矯正公共施設がありますが、だからこそこの府中市における再犯防止計画は特別の意義があるのではないかと考えました。今後とも再犯防止の関係に少しでもお役に立てればと思っています。(一般質問は8月30日を予定)