27 10月

府中市 動物(ペット)を飼育している高齢者が居なくなった際、動物をいかに保護するのか・・行政と民間が連携して支援策をできないか(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★ペットを飼っている高齢の方が亡くなった場合、ペットはどうなるのか・・行政と民間が協力連携して、動物の保護策を

近年、高齢社会により動物(ペット)を飼っている高齢の方が入院や、お亡くなりになることで、「動物を飼う(面倒をみる)人がいなくなってしまった」という話題が増えてきました。先日も市民の方からそうしたお声をいただきましたので、一部紹介させていただきます。

『動物(飼い主のいるペット)に関することですが、近年、飼い主の高齢化によって飼育放棄される動物たちが増えています。突然の入院、施設への入所に際し、親族も、ご近所の方も、高齢者と暮らす動物については引き取れない、ということがでてきています。「だったら高齢者は動物と暮らすな・・」と言うのは簡単ですが、高齢者こそ動物と暮らすことによって様々な恩恵に浴することができるのは、すでに明らかになっています。認知症発症リスク低下などがそれに当たります。

また市民の方からの「高齢者が動物を残して入院した」という事案もよく話をうかがいます。今後、高齢化にともなってこういう事案が増えてきた時、少数のボランティアだけで動物の保護から譲渡までこなすことには無理があるのではないでしょうか。だからこそ、行政と民間、市民が共同でこの問題について考えていければと考えています。

市民相談のひとつとして、動物飼育に関する問題を受け付ける窓口を創設することもよいのではないでしょうか。実際、近隣では武蔵村山市がすでに取り組みを始めています。「高齢化社会を見据え、ペットの飼育についての意識向上を目指し、市が主導して動物に関する相談窓口を設け、深刻な問題を未然に防ぐ」ための活動を、予算化していただけたら素晴らしいと思います。(以上、市民の方からのご意見ご要望から)

※生成AIから抜粋・・武蔵村山市には、高齢者がペットを飼い続けるための特別な公的な保護制度は確認できませんが、複数の民間サービスやボランティア団体、また市が連携する関連機関を通じて、支援を受けられる可能性があります。
1,武蔵村山市の民間のペット関連サービス

①ペットシッター/老犬・老猫介護サービス:武蔵村山市や周辺地域には、高齢によりペットの世話が困難になった場合に、自宅を訪問して世話や介護を行うサービスがあります。

②ペットトリミング/出張お世話:高齢で外出が難しい飼い主のために、出張トリミングや、旅行・外出時のペットのお預かり・お散歩代行などを行う事業者も存在します。

2,武蔵村山市の動物保護・譲渡関連団体

①武蔵村山さくら猫の会:武蔵村山市の登録ボランティア団体で、主に地域猫活動(TNR)を行っていますが、保護した猫の里親探しも実施しています。

②ピースワンコ・ジャパン 東京あきる野譲渡センター:近隣のあきる野市にあり、保護犬の譲渡活動を行っています。高齢者向けに、保護犬を引き取るという選択肢を検討する際の相談先となる可能性があります。(生成AIから抜粋)

★東村山市の施策について→ https://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/kurashi/sodan/seikatsu/seibunanimalsoudan.html

★厚木市では、行政がペットの保護や新しい飼い主探し等を行っているボランティア団体等との連携についても、模索する動き

私もこのお声をいただき、インターネットでこうした取り組みをしている自治体を検索したところ、神奈川県の厚木市で以下のようなページがありましたので、掲載させていただきます。

~飼い主には終生飼養の義務があり、動物がその命を終えるまで責任を持って飼養に努めるよう動物の愛護及び管理に関する法律で規定されています。やむを得ない理由で飼えなくなった時のために、飼い主は自ら、動物が安心して暮らせる環境を用意する必要があると認識しています。御提案いただいた高齢者の動物飼育の管理や飼育のサポートについては、動物の登録管理の難しさや、費用や寿命など飼養に関する個人の対策及び飼養責任に係わる問題であることから、市での管理は難しい状況です。

しかしながら、少子高齢化や核家族化が進む中、飼い主の高齢化によりペットの飼育が困難になるなどの課題が生じていることも承知していますので、今後についても、動物の飼い主に対して適正飼養管理についての周知を行うとともに、広く動物愛護に関する啓発を行い、動物愛護精神の推進に努めていきます。また、ペットの保護や新しい飼い主探し等を行っているボランティア団体等との連携についても、模索していきます。

なお、ペットの多頭飼育については、平成31年3月、神奈川県動物の愛護及び管理に関する条例が改正され、10頭以上の犬や猫を飼育する場合は、県への届出が新たに義務となり、県厚木保健所が対応しています。(厚木市のHPから、市民からのご意見に対する、厚木市の担当課からの回答から)~

~東村山市や厚木市では行政と民間が連携して、ペットの飼い主の高齢化問題に対して、行政がボランティア団体と連携していくことを、令和7年度予算で確保をされています。私も以前からこの問題について問題意識があり、ぜひ府中市議会においても、地域猫の課題とともに、一般質問などで取り上げたいと考えています。(府中市議 ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

※ 府中市議会議員  ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。市政相談、生活相談なども受け付けています。なお雨天時や、自身の都合により中止の場合がありますが、お気軽にお声をおかけください。駅頭には朝8時までいます。

月曜日・・西武線多磨駅東口

火曜日・・京王線多磨霊園駅南口

水曜日・・京王線東府中駅北口

木曜日・・西武線多磨駅西口

金曜日・・京王線多磨霊園駅北口

19 10月

府中市 ごみ袋が高すぎないか・・ごみ減量の成果を市民に還元してはどうか(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

先日、市民の方から府中市のごみ袋が高いというお声をいただきました。「先月、他県より府中市内に転入してきたものですが、府中市のゴミ袋が高額で驚きました。重要な税収で、市民に還元しているとの理解はありますが、もう少し減額する事は出来ないでしょうか?」(以上、市民の方の声)

★ごみ袋値下げ要望に審議会任せの府中市の回答

私も2011年当時、都内の中野区から府中市に引っ越してきたのですが、府中市のごみ袋の金額の高さに驚いたことを覚えています。市民の立場からすると有料ごみ袋の料金とは、事実上の「税金」的性質をもつものですから、どうしても「痛税感」をともないます。

私もこれまで市長あての予算要望のなかに「有料ごみ有料袋の価格の引き下げ」を掲げました。それに対する市の回答は「手数料については廃棄物減量等推進審議会で議論されている経過があることから、処理手数料の変更についても同審議会開催に際し、目標達成の状況や今後の見込みをかんがみ、計画の改定とともに幅広く議論いただきたいと考えています」という、審議会の成り行きに任せるというニュアンスの回答でした。

★ごみ減量の大きな要因・・有料化したことではなく、個別収集に切り替えたことではないか

この問題は、2015年9月議会で当時の目黒重夫議員(共産党議員団)が取り上げました。当時の質疑で目黒議員が「ごみ改革当時(2010年2月)と2013年(平成25年)の平年ベースになったら、ごみ改革によって約8億円の財政的貢献があると説明があった」「改革当初の5年間ぐらいはいろいろ処理がある」「あれから5年(2016年)がたつが、この質疑の答弁で3億8000万円財政的貢献とのことで、多摩川衛生組合と日の出広域資源循環組合の負担金が減った分と思う」「ごみ減量は市民の協力があって、市の財政にこれだけ貢献しているということになる」と主張しました。

また市が「有料化によってごみ減量が成功した」という答弁をしたことに対して、「有料化したことで大幅削減になったことは間違いだ。一番の理由はダストボックス(2010年2月まで)をなくして、戸別収集に切り替えたことが一番の理由だ」と指摘。「これ(有料化による)を間違えると、有料袋が高いほど減量につながるという錯覚になる」と反論しました。

この主張に対して、当時、市の答弁はダストボックスの問題点(不法投棄、ボックス周辺の通行や音、におい、管理の負担の解消)を指摘し、「市では家庭ごみの有料化、戸別収集、ダストボックスの撤去の3つを同時に実施したことが、ごみ減量成功の要因」と主張しました。ちなみに2010年の「ごみ改革」からの10年間で9892トンのごみ減量に、市は成功しています。

★ごみ袋代金は市民にとって事実上の「税金」的性質をもつ

現在のごみ袋費用は市民にすると事実上の「税金」的性質をもつものです。また直近の市の答弁ではごみ袋有料化によって、年間6億円の収益をあげているとのことです。市は、ごみ減量成功に対する市民の努力、協力に対するひとつの還元策、市民負担の軽減という点からもごみ袋価格の引き下げという還元策を市は講じてもよいのではないでしょうか。また多摩地域の自治体ではプラゴミを無料にしている市が複数あります。今後も引き続き要望していきたいと思います。

★府中市は、ごみ減量に協力してきた市民に還元を・・ごみ減量の一番の要因は、ごみの個別収集と市民の協力があってこそ

2015年9月議会の質疑を通じてわかったことは、ごみ改革から5年(当時は2016年)が経た時点ですでに、「ごみ有料化によって3億8000万円の財政的貢献を府中市にもたらされた」ことです。ちなみに茨城県の土浦市では、ごみ減量の目標達成を理由に、有料ごみ袋の値段引き下げを実施しています(インターネットの生成AIから抜粋)

土浦市のごみ袋値下げ・・① 土浦市は、2021年10月からごみ袋を値下げしました、② 2018年10月の有料化以降、市民のごみ減量努力によって排出量削減目標がおおむね達成されたため、還元策として値下げが実施されました、③ 可燃ごみ袋(45リットル、1組10枚入り)の価格は、500円から300円に引き下げられました。 

 

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月曜日・・西武線多磨駅東口

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01 10月

府中市 学童クラブにおける虐待等通報・相談窓口・・市の児童青少年課へ(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

府中市の青少年児童課では、「学童クラブの職員に虐待を受けたと思われる子どもを見かけた場合、児童青少年課にご連絡ください」と、市のHPで呼びかけています。

★相談窓口、連絡先・・児童青少年課放課後児童係にご連絡ください。
電話:042-335-4300
メール:jidou01@city.fuchu.tokyo.jp

~こうした呼びかけを市のHPから行うのは、異例のことです。何か学童クラブの現場であったのではないかとも推察されますが、今後、市においても児童虐待防止条例の制定など、本格的な施策が必要ではないかと思っています。

★青梅市が虐待防止条例を制定へ

23年6月の朝日新聞多摩版に青梅市が障碍者、児童、高齢者への虐待防止条例案を6月市議会に提案するとの記事があります。この記事によると、この条例案をめぐり青梅市、関係団体、地域などが一体となって取り組むよう求める条例案で、「虐待防止に関する条例案の対象に障碍者を含むるのは都内の自治体では初めて」とのことです。

また記事のなかで青梅市では、障碍者支援施設の入所者が職員に暴行され死亡する事件が発生、職員5人が虐待に関与し、入所者6人が被害者と認定されたとのことです。またこの条例案のなかには増加傾向にもある配偶者への暴力とともに防止条例を定めるとのことです。府中市においても高齢者福祉施設における虐待行為も問題となっただけに、こうした条例はぜひとも必要ではないでしょうか。また配偶者へのDV、児童虐待も社会問題化しているだけに、ぜひこうした条例の制定を呼び掛けたいものです。(府中市議 ゆうきりょう)

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23 9月

府中市 府中駅西口にある書店「啓文堂」書店が、「紀伊国屋」書店に変更へ・・9月25日からスタート(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★京王電鉄の完全子会社だった「啓文堂」が、紀伊国屋書店に全株式譲渡へ

今朝の読売新聞多摩版に府中駅西口にある書店、啓文堂が紀伊国屋書店として新たにスタートすることを記事にしています。記事によると、京王線沿線にある「啓文堂書店」が順次、「紀伊国屋書店」に変わっていくとのことです。そこでその第一弾として、啓文堂府中本店が紀伊国屋書店府中店として、9月25日から新たにスタートするそうです。

記事によると「啓文堂書店は、京王電鉄の完全子会社だった京王書籍販売が運営してきたが、紀伊国屋書店に京王書籍販売の全株式が譲渡され、同社は6月末から紀伊国屋書店グループの一員となった」そうです。また同記事によると「啓文堂書店は、府中、高幡不動、京王多摩センター、渋谷、吉祥寺など京王線や井の頭線沿線を中心に20店舗を展開しており、京王書籍販売は今月1日付で、紀伊国屋書書籍販売に社名を変更した」とあります。また年内にはすべての20店舗を「紀伊国屋書店」に統一するそうです。

また記事では「府中店では、今月28日まで、税込み2000円以上の購入者に対して、紀各日先着200人に伊国屋書店オリジナルのエコバックをプレゼントしている」そうです。(参考、読売新聞多摩版9月23日付)

~府中市内の書店としては、一番書籍が多いと思われる書店で、府中駅西口にあるという好立地条件の書店が、紀伊国屋書店として新たにスタートすることは、嬉しいことです。現在、全国各地の書店が廃業、無くなっていくなかで、ぜひこの府中駅にある紀伊国屋書店は、今後も存続してほしいものです。(府中市議 国民民主党、ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

※ ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。市政相談、生活相談なども受け付けています。なお雨天時や、自身の都合により中止の場合もあります。お気軽にお声をおかけください。

月曜日・・西武線多磨駅東口

火曜日・・京王線多磨霊園駅南口

水曜日・・京王線東府中駅北口

木曜日・・西武線多磨駅西口

金曜日・・京王線多磨霊園駅北口

※原則、朝8時まで

18 8月

府中市 府中駅 けやき並木周辺の街づくりを提案・・府中市議会会派「自由クラブ」の提案(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

私が所属する会派「自由クラブ」で同じメンバーの山本真実議員(参政党所属)は、会派から提出した市長あての予算要望書のなかで「けやき並木周辺の街並み」の課題について要望されています。

★府中のポテンシャルをいかす街づくりを提案(山本真実議員)

けやき並木は、国の天然祈念物指定で100周年をむかえ、けやき並木を守り育てる条例も施行されましたが、大型商業施設中心で府中らしさに欠け、迷惑行為防止のためのカラーコーンや旗によって景観も台無しです。府中駅東口ではロータリーを境に人流が東西に分断され、駅東側の商業店舗にとっては死活問題です。

そこで府中のポテンシャルを最大限に活かせるよう、地域ごとにコンセプトを決め特徴あるまちづくりを目指します。けやき並木と大國魂神社周辺では、歴史や文化を活かし商業、観光業に力をいれるため、人力車の購入を提案しました。これにより雇用のもつながり、デジタル地域通貨と連携することで市内のお金の循環も増えます。民間ではスタートアップが難しいので、行政の起爆剤的な事業展開が必要です。今後もデジタル地域通貨の推進、インボイス制度廃止にむけて取り組みます。(山本真実議員の政策より)

★府中駅南口再開発の後、駅ロータリーの東西の動線が分断、東側の飲食店街が衰退

私(ゆうきりょう)も府中駅周辺の課題については、昨年3月18日の府中市議会予算委会(総括質疑)で府中市の中心市街地活性化の問題で質疑を行い、なかでも府中駅東側の店舗閉鎖と衰退の状況について、若干の質疑を行いました。

この質疑のなかで、府中駅周辺、中心市街地活性化について、消費者、利用者のニーズに見合った施策を行っているかという点を質し、具体的には府中市の「中心市街地活性化ビジョン」のなかにある、「新しいバスターミナルにより府中駅東西の動線が分断されている」という声を紹介。平成30年第3回定例会の陳情「府中駅周辺における歩行者回遊の安全と利便性についての陳情」(全会派一致で採択)の扱いについて、その後の状況について市に質しました。

★「横断歩道の設置については、難しいものととらえており、粘り強く、府中警察署に要望」(市の答弁)

★府中市の答弁⇒府中駅前通りの甲州街道から宮町中央通りまでの間の横断歩道の設置ですが、平成30年第3回定例会での陳情が提出される以前から市民からも多く要望があり、市としても府中警察署に要望していきましたが、陳情が採択された後も、幾度となく、府中警察署に設置を要望してきました。

しかしながら、ロータリーは、ロータリー内のバスやタクシーが停車および、滞留するためのスペースを確保することを前提に設計しており、横断歩道の設置によって、そのような箇所をつぶすことになること、また、府中警察署からは、横断歩道の設置の際は、信号機の設置が必要であり、府中駅前通りでの、北側の甲州街道の交差点の信号と南側の宮町中央通りの交差点の信号の間の新たな信号機の設置は、信号機の間の距離が短く設置基準に合わないこと、さらに、手前の信号機と奥の信号機を誤認する恐れがあることから、当該箇所への横断歩道の設置は困難との見解が示されています。現在も府中駅前通り周辺の道路形状は変わらないことから、横断歩道の設置については、難しいものととらえており、粘り強く、府中警察署に要望していきます。(以上、市の答弁から)

★府中駅東側地域の商店街では 人の往来が少なくなり、経営努力も限界に

平成30年の議会に提出された市民の方からの陳情では、その理由として17年7月の府中駅南口再開発ビル「ル・シーニュ」の完成にともなって、京王線 高架下バスターミナルに接していた横断歩道がなくなり、東西を行き来す る手段として、府中駅南側と「くるる」、「伊勢丹交差点か北側甲州街道へ迂回しなけ ればならない現状になったことをうけて、京王線の高 架下歩道設置を要望するとした陳情です。この陳情のなかでは「お年寄りや身体の不自由な市民にと っては大変な負担になっている。また、府中駅東側地域の商店街では 人の往来が少なくなり、経営努力も限界に来ており、地域住民も不便 性を感じ早期の歩道設置を要望している。 高架下、バスターミナルに横断歩道の設置は市民の生活感からくる自然 の要求ではないか」というものでした。

この陳情については全会派一致で採択されたのですが、陳情内容が反映された結果にはなっていないのが現実です。この間、府中駅東側の店舗については、個人商店の店舗閉店、「くるる」の中の店舗もめまぐるしく変わるなど、また店舗閉鎖が目につくなど、駅再開発の効果が表れてはいません。こうした事態の打開策を示すことができないのが、現状です。(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)

※府中市の令和8年度予算案への要望を募集・・・市民のみなさんから要望を受け付けております。9月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで