07 10月

府中市でも高齢者の情報過疎を防ぐために、スマホの普及推進を・・渋谷区が高齢者にスマホ貸し出し、講習を実施

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

★高齢者が情報過疎になる事態を防ぐためにも

デジタル社会の推進の今日、スマートフォンをもたない高齢者に対して、どれだけその活用と利便性を知ってもらうことは、情報社会推進のためにも必要だと思います。そこで先日の読売新聞多摩版によると、都内の渋谷区では、スマホを持たない高齢者に無償で貸し出すサービスをしているとのことです。目的は「災害時の情報提供をはじめ、図書館の蔵書予約などスマホが必要とする行政サービスが増えるなかで、高齢者が情報過疎になる事態を防ぐ狙いがある」としています。

★102歳の方もチャレンジ

この記事では、102歳の女性の方が区からのスマホの貸し出しサービスで、孫からラインのやり取りをしたことなどの、経験談を掲載。「コロナ禍で、離れて住む家族や友人に会いづらくなった。写真や動画で様子をすることができたり、テレビ電話で顔を見ながら話せたりして楽しい」「せめて90歳くらいから始めればよかった」などの感想を寄せています。

この渋谷区のサービスは昨年9月から実施、区内の65歳以上の高齢者に呼びかけたところ、約1700人が応募、貸出期間は来年8月までの2年間、本体の代金だけでなく、通信料や通話料も区が肩代わりするとのことです。また記事によると、参加者は講習会への参加が義務づけられるとし、ラインやユーチューブ、区の防災アプリなどの活用法まで幅広く教わるとのことです。

★2019年の台風19号の際、高齢者に情報が届かなかった経験をもとに

ちなみに区の予算はこれまで7億円を計上、ここまで巨額の費用を計上する背景には、2019年の台風19号の避難情報が高齢者へ届かなかったことへの反省があるとしています。市の担当者によると「スマホ効果」はすでに表れており、「講習会参加者向けアンケートでは、4人に3人が『スマホが生活によい影響をあたえた』と回答」、一方で「操作や用語が難しい」「通知が頻繁でうるさい」などの理由でスマホを返却される方もいるとのことです。

★府中市でもデジタル推進のために、やる価値のある事業では

この渋谷区の事業は大変興味深いものです。府中市においても「DX推進基本方針」がこの7月に策定され、市民生活と行政サービスとの円滑な関係、サービス向上、業務効率化を目的に、デジタルの推進計画が策定されています。こうした市の基本方針に照らしても、また災害時などの緊急時における瞬時の情報伝達においても、こうした費用を投じることは意義あることではないでしょうか。ぜひ私も市に要望したいと思います。

※「府中市の令和5年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp  まで

30 9月

府中市の40%プレミアム商品券「ふちゅチケ」の申し込みについて、もっと市民に周知してほしかった(市民からの要望)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。府中市の40%付プレミアム商品券「ふちゅチケ」の利用がスタートしますが、チケットの申し込み期間は9月1日~16日まででした。一方でチケットの申し込みについて、その情報を知らない市民の方も多数いるようでした。そこで市民の方からご意見をいただきましたので、紹介させていただきます。

★情報がない以上、申込みのしようがない、損してる気分

つい3日前に店頭でふちゅチケの利用が始まるポスターを見かけました。予約が始まっていたことも既に申込期間が終わっていると知りました。知っていたらもちろん申込をしていました。「広報ふちゅう」での告知だったようですが、わが家には届いておらず、情報が全くありませんでした。もう申込も出来ず利用することが出来ません。広報は各家庭に届くはずなのに、届いていません。ポスティングでやっているのでしょうけれど、本当に配ってるのでしょうか?

以前のふちゅチケも同様に買うことが出来ず、再販で少し買えたくらいです。毎回毎回、このような事態が続いていて同じ市民なのに損をしている気分です。もし他にも同様に知らずに買えてない人がいるかもしれません。是非、取り上げて頂き、問題提起して頂けると幸いです。宜しくお願いします。(以上、市民の方の声より)

~1回目のふちゅチケ販売については、そのチラシを全戸配布する方針でしたが、市と業者の不手際によりチラシが全戸配布されず、複数の市民の方々から批判の声を伺いました。2回目と3回目は「広報ふちゅう」、市のHPでの周知宣伝にとどめています。恐らくこうした声があるだろうと、予想していましたが、案の定でした。府中市の市民に対する優しさ、思いやりが希薄だと思えるのですが、みなさんはどうお考えでしょうか。ちなみに、ふちゅチケの原資は税金です。不公平があってはいけません。

※「府中市の令和5年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp  まで

28 8月

府中市でも、生活苦のひとり親世帯に支援策を・・官民連携して生活困窮世帯への支援策を求めたい

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。先日の産経新聞に大阪市にある「ひとり親支援協会」が、市内の低所得の子育て世帯を対象にした調査で、「9割以上が物価高騰による生活苦を感じている」との調査記事を掲載しています。

同調査は663世帯を対象にインターネットで実施、68%が「生活が苦しくなった」と回答し、何の物価が高くなったかは「食費」が95%、ついで「水光熱費」と続いています。また国が6月に支給した給付金5万円の使い道は「生活、返済などに」が73%を占めています。

★官民連携で生活困窮世帯への支援策を

私は9月議会の定例会で物価対策を取り上げますが、1つの案として公民連携による生活困窮世帯への支援策を提案する予定です。豊島区では実施しているのですが、地域で活動する市の職員、子ども家庭支援センターのワーカーの方や、スクールソーシャルワーカなどのみなさんや、地域で子ども・子育て家庭の支援を行っている地域団体、NPOの方々などの、困難を抱えている家庭に気づきやすいかたがたと連携して、基金を募って食料支援などを今後実施してはという提案です。

これを1つのプロジェクト事業として実施し、地域でアウトリーチ活動を行う中で、子どもや子育て家庭を支援する職員や地域支援団体関係者が、困難を抱える子どもや子育て家庭に気づいた際に直接食料品をお渡しできる環境を整備し、支援情報が届きにくい家庭へも積極的に提供するなどの施策です。生活困窮世帯を支援する活動には、ぜひ官民が協力しあって、すべての生活困窮する子育て世帯を見守る施策を期待します。

※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  までお気軽にお寄せください。

19 8月

府中市内にも海外投資家による投機目的の不動産物件が増えているのではないか・・円安で割安感、海外投資家から日本に照会急増(朝日新聞)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。昨日(8月18日)の朝日新聞に「ニッポンの不動産、外国人『買い』」「円安で割安感 海外投資家から照会急増」との見出しで記事が掲載されています。

★円安で「海外から見れば2割引きのバーゲンセールだ。投資にはいいタイミング」

この記事のなかで、物件を仲介した不動産会社のコメントで「円安をきっかけに不動産を探す外国人が増えた。円安に乗じた価格をあげて物件を売りに出す人もいる」とし、日本に投資をする外国人客が増えているそうです。

また記事のなかで中国の情報サイトの社長は「円が米ドルに対して2割ほど安くなった。海外から見れば2割引きのバーゲンセールだ。投資にはいいタイミングだ」とし、このサイトを利用する方のなかには「30から40代の中国人が中心で、1千万円台のワンルーム物件を現金で買うケースが多い」としています。

★超低金利政策、円安で日本の不動産物件の買いが促進

国内の不動産リサーチ会社の代表は「海外投資家が重視するのは不動産収益の利回りと借入金利との差で、需要が強い要因は、海外で利上げが進むのに対して、日本銀行が超低金利政策を続けていることが大きい」「同時期に円安が進みやすく、価格を押し上げる一因にもなりうる」と話しています。

この記事の中の写真では、オーストラリア人投資家によって購入された、首都圏の中古1棟マンションの写真が掲載されていますが。恐らく府中市内にもこうした中古マンション、あるいは外国人投資家による投機目的の新規マンションなど不動産物件が増えているのでないでしょうか。現在の「独歩安」ともいえる日本の通貨、円安状況が私たちの住む街の「景色」も変えてしまいつつあるような状況を感じさせる記事です。今後、こうした状況が街づくりをめぐり、諸問題が発生するかもしれませんので、注視したいものです。

※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  までお気軽にお寄せください。

15 8月

府中市の学童保育で夏休み中でも、給食を提供してほしい・・八王子市の一部の学童クラブが学校給食提供へ

府中市議会(無所属)の ゆうきりょう です。先日の東京新聞多摩版に、八王子市の一部の学童クラブで夏休み中に学校給食調理室や給食センターで調理した、温かい昼食を提供している記事が掲載されました。

★昨年は12ヶ所、今年は21ヶ所、将来的にはすべての学童で夏休み中の昼食提供をめざす(八王子市)

記事では「出勤前のあわただしい時間帯に弁当を作る保護者の負担を減らすほか、暑さで弁当が傷みやすいなどの心配を取り除く狙いがある」とし、給食の提供日数は限られるが、八王子市では将来的にすべての学童クラブに広げる考えとのことです。

この記事によると、八王子市では19年の夏休み期間に、一部の学童クラブで給食提供を開始、今年の夏休みからは学校給食センターで調理した昼食も加えたそうです。配食先の学童クラブも昨年は12ヶ所だったものが、今年は21ヶ所になり、今後市は学校給食センターでの活用をさらに広げて、全90ヶ所の学童クラブでの提供をめざすとしています。

ちなみに昼食のメニューは、スパゲッティ、カレーライス、ラーメンなどの日替わりで1食250円。記事では小学校3年生の声として「お弁当を作らなくてよいので、お母さんも楽になると思う」、保育所の所長さんは「保護者からは毎日やってもらいたいとの声もある」とあります。

★府中市でもやれる要素は十分にある

先日も府中市内の保護者の方からメールで、「夏休み中の学童クラブでも昼ご飯の提供をしてほしい」という要望がありました。以前もこの要望について、市長あての予算要望をしたことありましたが、この八王子市の取り組みは大変参考になるものです。府中市の場合、学校給食についてはすべての小中学校の給食を学校給食センター(朝日町)で調理しているので、難点があると思っていましたが、八王子市が給食センターで作った昼食も提供しているので、この府中市でも十分にやれると思います。値段も1食250円程度なら、親御さんも喜ぶのではないでしょうか。私もぜひ、市に対して再度要望したいと思います。

※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  までお気軽にお寄せください。