24 3月

府中市の防災対策の充実にむけて(市議会での質疑から)

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

先日の市議会予算特別委員会において、避難所における受け入れ態勢の充実について、議員団で質疑をしました。そのなかで市は2020年度予算のなかで、昨年10月の台風19号を教訓にして、避難所での受け入れ態勢の対策を強化する答弁があり、①必要となる備蓄品などの充実を図るために、4500万円の予算を計上し、②避難所で使用するための間仕切り、マット、簡易ベッド、ワンタッチトイレ(和式を洋式として使用可能にするために)、アルミシートなどを購入して、避難所での受け入れ態勢の改善を行うというものです。

 

また多くの市民の方から要望がある、防災行政無線の音量が聞き取りづらいという対策としては、防災行政無線の再整備にかかる実施設計について行うとしています。理由として、「実施設計については、設備の耐用年数の目安である10年から15年をむかえること。またアナログの周波数帯については、早期にデジタルに移行することとされていること。あわせて市民から防災行政無線が聞き取りづらいという声をうけて、再整備のための実施設計する」としています。

 

共産党議員団としても防災対策の要望については、2020年度予算要望書で提出していましたが、市としても対応することとなりました。なかでもわが国の避難所における受け入れ態勢については、諸外国のそれと比較して大変遅れていることが指摘されています。ぜひ府中市から積極的に改善を図るよう、これからも求めていきます。

23 3月

府中市白糸台で現職の警視庁巡査部長が、「ひったくり容疑」で逮捕された!

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

3月21日付毎日新聞多摩版に、「府中市白糸台の路上で警視庁人事1課の巡査部長が2月4日の午後10時50分ごろ、自宅近くの路上で、歩いていた70代女性を自転車で追い抜きざまに、女性が左手に持っていた現金4万円が入ったバックをひったくったとして、3月19日に逮捕された」という記事があります。記事では警視庁の警務部長のコメントとして「言語道断の行為であり、誠に遺憾。明らかになった事実を元に厳正に対処したい」としています。また記事では、この逮捕された容疑者は警視庁の監察係として同庁内で業務が適正に行われているかをチェックする仕事などに従事していたとあります。ちなみに記事によると、本人は容疑を認めているとありまう。

 

現職の警官がよりによって、ひったくりをした犯人を逮捕するのではなく、自らがひったくりをした容疑で逮捕されたわけですから、これはもう本当に「世も末」かなと思うのは私だけでしょうか・・・。事実を明らかにしていただき、こうした警察官の不祥事がなぜ発生するのか、そのあたりの解明も必要だと思います。

03 3月

共産党府中市議団で府中市に新型コロナウイルスへの緊急申し入れをしました

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

共産党府中市議団では、今日(3月3日)、高野市長(新型コロナウィルス感染ん症対策本部長)あてに新型コロナウィルス感染症にかかわる学校などでの対応に関する緊急申し入れを行いました。府中市は3月2日から春休み中まで市立の小中学校を休校にしましたが、保護者の間からも「子どもの預け先が確保できない」とか、また学校給食センターに対しても食材のことなどで、業者からも不安の声も広がっています。このことに関連し議員団では緊急で市に対し下記の5点について申し入れをしました。

 

①学校の臨時休校にともない、共働き家庭、ひとり親家庭などをはじめ、病院、福祉施設勤務など、親が仕事で家を離れざるえない世帯への支援を十分に行うこと。食に関しては給食のように適切な栄養を摂取できる食事の提供を支援すること。

 

②学童保育は必要な職員体制を確保し、安全、安心に過ごせる環境を整えること。保育所、幼稚園、こども園などで感染防止のための物資の確保と予算措置を行うよう、国に求めること。

 

③必要とする世帯に対して、学校施設などを開放し、安心できる居場所の提供をすること。

 

④学校給食への食材を供給する業者の実情を踏まえて、必要な支援を行うこと。また発生する損失については国の責任で補償するよう求めること。

 

⑤市内商工業、農業などへの影響を把握し、都や国に働きかけるとともに、市できる支援をすすめること。

 

以上5点について緊急要望しました。議員団では引き続き新型コロナウィルス感染症対策について、市に要望などを求めていきます。

02 3月

府中市でも災害時に備えて福祉施設を避難所として開設を

 府中市議会議員の 結城りょう です。

先日の読売新聞多摩版で狛江市が市内の矯正施設と協定を締結して、学園施設の一部を災害時、介護が必要な市民らが身を寄せる「福祉避難所」として提供する協定を締結したとあります。記事では「市内の矯正施設、愛光女子学園」とのことで、この施設には「宿泊できるように和室などを備えた寮が併設されている」とのことです。この学園では「要介護者や障がい者、難病患者らと付き添え人計10人程度を受け入れ可能」とあります。

狛江市では昨年秋の台風19号の際、避難先の確保では大変混乱したとのこと。「担当者は『大規模災害の際には、より福祉避難所のニーズが高まると予想され、高齢化も進展している』と指摘。より多くの地域に福祉避難所が分散することで、水害などの被災を免れる可能性も期待できる」としています。

これは大変参考になる取り組みではないでしょうか。府中市内にも学園施設、福祉施設が多数あります。こうした施設と協定を締結することで、狛江市のような対応、とくに要介護者など身体的に不自由な方の受け入れ態勢を補うことはできるのではないでしょうか。ぜひ提案したいと思います。

22 2月

府中市からのお知らせ・・都条例改正にともない、自転車利用者の方に損害保険の加入が 義務づけられます

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

今日(2月22日)付の府中市のホームページでは、東京都が条例を改正したことにともない、今後自転車保険を利用される方に、自転車保険の加入を義務づけることを訴えています。

 

趣旨としては①自転車利用者が加害者となる、高額な賠償請求されるケースに備えるために、自転車の適正な利用のさらなる促進を図る」ことを目的としています。都条例の改正内容としては①自転車利用者、保護者、自転車使用事業者および自転車貸付業者は、自転車によって生じた他人の生命、身体を害した場合における、損害賠償するための保険に加入しなければならない」とするほかに、

 

②他人の財産を害した場合における、損害を賠償するための保険に加入するよう努めるものとするとしています。 また自転車小売り業者は自転車購入者に対して、または事業者は自転車を利用して通勤する従業者に対して、自転車保険損害保険などへの加入の有無を確認することに努めるとあります。

 

こうした行政措置は東京都の条例改正のほかに、都内のいくつかの自治体でも条例改正が行われております。内容の詳細については、今日(2月22日)付の府中市のホームページでアップされていますので、ぜひご覧下さい。