11 9月

調布飛行場 自家用機の運行再開問題・・「なぜ今」被災市民ら反発

今朝(9月11日)の東京新聞多摩版に、昨日開催された調布市議会の調布飛行場等対策特別委員会では、東京都が示した自家用機の自粛解除方針に対して、委員からは「拙速だ」との意見が相次ぎ、都の責任も追及する意見もあったと報じています。記事では同委員会に都の港湾局幹部も出席し、自粛解除方針を伝えたことに対して、委員の側は「なぜ事故原因の大きな一因となった遊覧飛行を都は見抜けなかったのか」「見過ごしてきた都側の注意義務違反の責任は」など意見に、都側も回答に窮したと報じています。

また記事では「『飛行場問題を考える市民の会』のメンバー、村田キヨさん(78)は『住民説明会の時には自家用機の飛行再開について何も言わなかったのに、その後すぐに3市に言ってくるなんて、だまし討ちだ』」などの声を紹介しています。

 

今日は府中市議会でも基地跡地等特別委員会が開催されますが、この問題で市の担当者からも説明があると思います。3市のひとつである府中市も先日、高野市長が都が発表した自粛解除方針には懸念を表明しており、市議会でも都の方針への批判の意見が出ることは間違いないと思います。都の安易な自家用機運航再開のための「自粛解除」方針に対して、住民生活の安全を守る立場から、都側の責任追及含めて、運行再開には慎重な極めて態度をしなければなりません。

結城亮(結城りょう)

08 9月

調布飛行場、自家用機自粛13日に解除「拙速」・・3市長不満

【読売新聞多摩版の報道から】

 

今朝(9月8日)の読売新聞多摩版の報道によると、東京都は調布飛行場における自家用機の離着陸自粛について、9月13日に解除する方針を3市(府中、調布、三鷹)に伝えたと報じています。それに対して3市の市長からは「拙速な判断」と不満を表明しているとしています。記事では「3市は8月31日、都に要請文を提出し、自家用機の他空港への移転や安全対策の強化などをあげ、地域住民に対する慎重で丁寧な対応を求めていた」としています。

記事のなかでは調布市、三鷹市長のコメントのほかに、府中市の高野市長のコメントものせ「都には要請を真摯に受け止めてもらい、管理運営の徹底と地域住民への適切で丁寧な対応を強く求める」と掲載しています。

 

この問題は市議会の基地跡地等特別委員会でも議論になると思います。3市の声明にあるように「拙速感」は否めません。この問題は住民生活の安全にかかわる、重大な問題です。市民の世論を背景と力にして、高野市長、府中市には東京都に対して、毅然たる態度で臨んでほしいものだと思います。

結城ry

01 9月

羽村市で4つの公共施設の塀を改修へ

【読売新聞多摩版の報道から】

 

今朝(9月1日)の読売新聞多摩版で、東京、羽村市が大阪北部地震でブロック塀が倒壊して女児が死亡したのをうけ、市内にある4つの公共施設にある塀の改修を発表したと記事があります。記事では「市によると市営霊園など3つの万年塀は、年内に金属フェンスに取り換える。小学校1校では、ブロック塀の高さが建築基準法施行令で規定する2・2メートルを超えていたため、既に塀の上部を撤去して、規定に適合させた」としています。

今度の府中市議会一般質問においても、学校のブロック塀をはじめ、公共施設、民間のブロック塀などの耐震基準順守と、自治体としてその支援策を求める質問が複数あると思われます。府中市内にも万年塀がある施設が複数あります。こうしたところに対する耐震基準を満たす支援策は急務です。

先日もブログであきる野市でも民間のブロックの耐震化のために、助成措置を始めたことも紹介しましたが、羽村市のケースもふまえて、府中市においてもぜひこうした施策を実現するよう要望したいと思います。

結城亮(結城りょう)

30 8月

調布飛行場の自家用機自粛解除めぐり、府中市はじめ周辺3市が要請文提出へ

今朝(30日)の朝日新聞多摩版によると、29日、府中市の高野市長が記者会見で「東京都が調布飛行場の自家小型機の飛行自粛解除を検討していることに関連して、調布、府中、三鷹の3市で都に要請文を提出することを決めた」とあります。

記事では「高野市長によると、3市連名で自家用小型機を他の空港に移す分散移転を進めることや、運航に関する徹底的な情報公開などを求める」、また「飛行自粛には住民からも反発の声があり『住民感情を第一に考えるのが3市の共通の認識だ』としつつも、要請文では解除の是非や地元側の具体的な意見には触れない見通し」としています。

私の意見としては、この際、都に対して小型機飛行の自粛の延長を、引き続き求めてほしいものです。しかしながら都の対応が不十分かつ、誠意のない内容である場合には、議会や住民サイドからも市に強く要請し、住民の支持をえて3市側も都に強い意思表示をする展開になればよいと思います。この問題、市議会基地跡地等対策特別委員会(11日、午前9時30分から開会予定)でも報告になると思います。ぜひ市民のみなさんの傍聴にお越しください。

結城亮(結城りょう)

29 8月

道路のカーブミラー設置の基準とは?

先日、近隣住民の方から近所の十字路で自動車と子どもの接触事故があった。以前からこの十字路にはカーブミラーが1つしかなく、見通しも悪いことから危ないとは思っていた。その場所は以前は3つのカーブミラーがあったのだが、新築の戸建が建設されたことを理由に2つがなくなったので、ぜひ市に要請してほしい」というものでした。

私は市の担当者に写真を渡して要望しましたが、後日の回答は「現在の段階では見通しが良いと判断してカーブミラーの設置はできない」とのこと。確かに道路には「一時停止」の表記もありますが、実際に車と人の衝突事故が起きたこともあり危ない十字路です。

一方で近所の他の十字路には「ここに2つのカーブミラーが必要なのかな?」と思える箇所に複数個のカーブミラーが設置されている十字路もあります。このカーブミラー設置の基準とは何か。住民の方々には納得のいく回答が必要です。ぜひ市議会の決算委員会でも取り上げたいと思います。

結城亮(結城りょう)