20 4月

国民1人、コロナウイルス対策給付金の10万円は、国から個人へ口座届けで郵送を予定(読売)

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

今朝(20日)の読売新聞1面に、政府による国民1人に対する「10万円」(コロナウィルス対策)の給付手続きについて、「原則として、住民基本台帳をもとに申請書類を郵送し、返信で金融機関の口座番号を届け出た人に振り込む」と、西村経済再生担当大臣が、テレビ番組で発言したと報道しています。またその他でも「オンラインでも申請できるようにしたい」ともしています。政府による「10万円支給」決定の報道をうけて、住民の方からの問い合わせで「10万円はどのように給付手続きがされるのか」というものが多いです。補正予算の成立を受けたのち、1日でも早い給付が実現するよう求めたいと思います。

 

また政府は自治体向けに1兆円の臨時交付金を計画していることにも関連し、西村担当大臣はこの交付金の活用について「休業要請に応じた事業者に都道府県が支払う協力金の財源にすることを容認する考えを示した」とあります。すでに東京都や大阪府、神奈川県などの都府県、また川口市や御殿場市など多くの市町村段階で、休業補償が実施されています。この際、まさに「国難」とも言える今回の状況において、国と自治体からの休業補償はコロナウイルス感染防止を強固なものにするためにも、絶対必要な措置です。国に対しても自治体から声をあげてほしいものだと思います。

18 4月

むさし府中商工会議所が5月2日に緊急相談会を開催します

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

今朝(4月18日)の読売新聞多摩版に、むさし府中商工会議所が5月2日、土曜日、新型コロナウイルスに関する緊急相談会を開催するとの予告記事がありました。記事では「事業主らから融資や公的助成などに関する相談が相次ぎ、平日だけでは対応しきれないうえ、週末の相談を希望する声が多かった」としています。

 

当日は、感染防止のために相談者1人につき窓を開けた会議室1室を使い、マスクをした相談員がテーブルで距離を取って対応するとのことです。なおこの相談会は事前の予約が必要とのことです。予約、問い合わせは、むさし府中商工会議所 電話042-362-6421 へ

 

政府が実施している融資制度や各種制度の申請について、大変複雑で申請が困難という実態があります。4月14日付の赤旗でも厚労省の雇用調整助成金について、同制度を申請した事業主の方は、「3人の従業員に給料を支払うため、雇用調整助成金をあてにしていた。しかし、申請手続きを始めて3週間になるが、何度も追加の書類を求められ、いまだに受理されたのかどうかすら分からない。4月の給料を工面できなければ、廃業も考えざるをえない」という声が掲載されていましたが、ぜひこの際、商工会議所の相談会をご利用いただきたいと思います。

14 4月

府中市の「暮らしとしごとの総合相談」、「青年総合相談」をご利用ください

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

「広報ふちゅう」4月11日号で、府中市の生活援護課が行っている「暮らしとしごとの相談コーナー」と「青年総合相談」の案内が1面で紹介されています。私もこの間、生活困窮者自立支援制度、また青少年に関する相談事業などについて、一般質問でも取り上げてきました。今後も改善策など、常時、市に要望していきたいと思います。

 

はじめに、「暮らしとしごとの相談」では、①自立相談支援事業(仕事探し、生活支援)、②住居確保給付事業(再就職をめざす方に家賃相当分を支給、再就職支援)、③家計改善事業(家計の状況、家計の見直し、家計管理の仕方を指導)、④子どもの学習・生活支援事業(就学援助、生活保護を受けている中学生を対象に学習の支援)、⑤就労準備事業(ひきこもりの生活などで悩んでいる方に、生活と就労の支援など)をおもに紹介し、当時者の方とともに取り組む事業です。ほかにも就労支援コーナーもあり、仕事探しと生活困窮者への支援策を同時に行っています。問い合わせは生活援護課生活支援担当 電話042-335-4191

 

2つめに「青年総合相談」では、これまで「子ども・若者総合相談」という名称で実施していましたが、4月からリニューアルしました。青年自身の悩みや保護者の方がかかえる子育ての悩みなど相談を受け付けています。なお、ひきこもりに関する相談は、幅広い年齢に対応するため「暮らしとしごとの相談コーナー」で実施しています。問い合わせは 児童青少年課青少年係 電話042-335-4427 へ

14 4月

立川市が国民健康保険料の引き上げを中止します

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

4月10日付しんぶん赤旗に、「立川市が国保料値上げ中止、専決処分」という記事が掲載されています。この記事では「立川市は9日、新型コロナウイルスの感染拡大による市民生活への打撃を受けて、3月市議会で可決した国民健康保険料の値上げ分を元に戻す条例を専決処分しました。可決直後に値上げ分を元に戻すのは極めて異例です」としています。「同市は3月市議会で、国保料を1人当たり2019年度の10万5222円から10万8026円に値上げする20年度予算と国保条例改定を可決」していたとのことです。

 

3月議会で共産党議員団は、国保料値上げを中止する予算修正案を野党共同で提出していました。「同市は、値上げ分を戻す条例案を9日の市議会臨時会に提出する方針を決めましたが、緊急事態宣言を受け臨時会が中止になったため、専決処分を行いました。同市は本紙の取材に『国保運営協議会や市議会でも議論があり、新型コロナウイルスの感染拡大で市民生活も景気も落ち込んだことを重く受け止めて、値上げ中止を判断した』と答えました」。

 

今回の市の判断は大変評価されるべきでしょう。共産党議員団はじめ他会派の共闘、市民の世論が市政を動かしたともいえます。こうした自治体の動きをぜひ全国にも広げなければなりません。

13 4月

府中市、高野市長に新型コロナウイルス感染症から市民の命と暮らしを守るための緊急要望をしました

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

今日(13日)、共産党市議団として高野市長に、新型コロナウイルス感染症に対する緊急要望を行いました。
① 学校の休校延長にともない、共働き家庭、ひとり親家庭をはじめ、病院、福祉施設勤務など、保護者が休めない世帯への支援を十分に行うこと。
② 保育所、学童クラブの休館においては、保育が不可欠な人に対する措置が取られるとのことですが、対象業務に含まれていない介護などの業務についても、柔軟に対応すること。
③ 子どもを安全に見守りできるように配慮し、学校の校庭や教室を活用した居場所確保を行うこと。休校中と休校明けの心のケアを注意深く行うこと。
④ 家庭の事情で必要な食事が欠ける子どもへの食事の提供を行うこと。
⑤ 就学援助制度は、新型コロナウイルスによる影響で収入が減少した世帯も対象にすること。また中止となっている学校給食の実費支給相当額を当該援助対象世帯に別途給付すること。
⑥ 生活保護の給食費扶助については、対象世帯へ相当額を別途給付すること。
⑦ 不足するマスク、消毒用材を支給すること。特に医療、福祉施設に優先的に行うこと。
⑧ 要介護者に密に接する介護従事者について、感染防護のための指針や休業対応などの支援策を国に求めること。
⑨ 介護認定の更新にあたり、必要な医師の診断書作成や調査の実施が困難な場合も想定されるので、更新延長を柔軟に対応すること。
⑩ 市民税、国民健康保険税、後期高齢者医療保険料、介護保険料などの減免や納入猶予を実施し、周知すること。
⑪ 市民からの相談に対応するために、部署横断的にワンストップ相談を行う窓口を設置すること。とくに4月29日~5月6日の期間は、土日祝日も相談窓口を開いて、市民の苦難に寄り添う体制をつくること。
⑫ 生活防衛のための自治体独自の支援策について、先行事例を参考に実施すること。
⑬ ネットカフェ難民を出さないような措置をとること。そのためにも、生活保護制度を周知し、運用にあたっては4月7日付厚労省通知文書に即して対応すること。
⑭ 4月16日実施予定が取りやめとなっている「全国学力・学習状況調査」については、休校明けの授業時間確保の面からも中止を政府に要請すること。
⑮ 住宅ローンなどの猶予策を講じるよう、国に求めること。
⑯ 自粛要請、休業要請により損失が生じる事業者、個人に補償を国として行うように求めること。

 

以上の16項目を要望しました。議員団としては、前回(3月3日)に続いて2回目の要望となります。全国の自治体でも独自の緊急支援策を講じるところも増え始めています。府中市でも緊急施策をぜひ講じてもらうよう、強く要望しました。議員団では現在、市民の方からアンケートも集約しており、引きつづき市への要望策を求めてまいります。