14 6月

(府中市)府中市でも障碍者、児童、高齢者への虐待防止条例を・・青梅市が条例制定へ

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

先日の朝日新聞多摩版に青梅市が障碍者、児童、高齢者への虐待防止条例案を6月市議会に提案するとの記事があります。

この記事によると、この条例案をめぐり青梅市、関係団体、地域などが一体となって取り組むよう求める条例案で、「虐待防止に関する条例案の対象に障碍者を含むるのは都内の自治体では初めて」とのことです。

また記事のなかで青梅市では、障碍者支援施設の入所者が職員に暴行され死亡する事件が発生、職員5人が虐待に関与し、入所者6人が被害者と認定されたとのことです。またこの条例案のなかには増加傾向にもある配偶者への暴力とともに防止条例を定めるとのことです。

府中市においても高齢者福祉施設における虐待行為も問題となっただけに、こうした条例はぜひとも必要ではないでしょうか。また配偶者へのDV、児童虐待も社会問題化しているだけに、ぜひこうした条例の制定を呼び掛けたいものです。

※追伸  私、ゆうきりょうは6月9日に市議会で一般質問を予定しておりましたが、自己都合により欠席をさせていただきました。予定していた質疑については、機会を改めて取り上げる予定です。

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30 5月

(府中市)府中も高齢者にとって長寿 日本一をめざしてほしい・・川崎市麻生区が男女の長寿日本一

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

昨日(5月29日)の東京新聞一面に、2020年時点における全国の自治体で男女ともに平均寿命が最も高いのが川崎市麻生区で「男性が84.0歳」「女性が89.2歳」だったとのことです。

★高齢者が適度な運動をするのに適した自然環境、公園数

記事の分析によると「公園の多さが後押し」「高齢者の健康意識高く」という中見出しがあり、朝のボランティア団体が麻生区内の6ヶ所で週1回、高齢の住民を対象に朝の体操会を組織されているそうです。また記事によると「65歳以上の川崎市民を対象とした22年度のアンケートによると、『15分ぐらい歩いている』と答えた麻生区民は88.2%と川崎市内にある7つの行政区のなかで最も高いとのことです。また「がん検診を定期的に受けているが34.9%と同市内で2位となり、健康意識も高い」とあります。

記事では「多摩丘陵に位置する麻生区は、ほぼ全域で起伏に富む。坂道が多いなかで、公園の数は321ヶ所と、2位の宮前区に100以上のさをつける」とし、「公園を行き来するだけでも、いい運動になりそうだ」と記事にはあります。

★人と会って話す機会や交流をうながすことが重要

また同記事のなかで千葉大予防医学センターの近藤克則教授は「健康や行動は周辺環境の影響をうけていることがわかってきた」とし、「電車やバスが充実している地域では車に頼らず、歩くことが多くなる」「公園や緑が多い地域に暮らす人は『うつの割合が少ないなど、メンタル面への影響も示唆されている』」と語っています。また社会的な孤立、孤独は健康にも悪影響をおよぼし、「店や公園、グループ活動の多さなどが、人と会って話す機会や交流をうながしていることも考えられる」と分析しています。

★府中市にも当てはまる要素が多数あるのではないか

この川崎市麻生区のケースを見ると、府中市も同じような自然環境にあるのではないでしょうか。高齢者の方がの長寿のポイントに①地域のなかでの人と人との交流が盛ん、②自然環境のなかで健康増進の取り組み(体操や運動などの交流)、③日頃からの健康意識の啓蒙促進といった点が重要なのかと感じています。とくに府中には公園も多く、緑の環境という点では他の近隣自治体と比較しても優れているのではないでしょうか。私も午前中に市内の公園付近を歩くと、よく高齢の方がたがゲートボールを集団でされている光景も見かけます。

また府中には「元気一番、ふちゅう体操」というリズム体操もあります。私は自治会のなかに「老人会」を積極的に組織し、自治会の交流、文化センターごとに組織されている「まちづくり協議会」とも連携して、高齢者の連帯の輪を広げることが、結果として高齢者の長寿にとっても重要だと思います。ぜひ川崎市麻生区の教訓からも学びたいと思います。

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