18 10月

府中市の小中学校でもタブレット端末がいじめに利用されないための対策を・・町田市の女子児童のいじめ自殺の教訓

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

この間新聞報道でも伝えられていますが、先日、町田市の女子児童(小学6年)がいじめを苦に自殺するという痛ましい事件がありました。その大きな原因の1つに、「タブレット端末上のチャットでいじめがエスカレートした可能性がある」とのことです。

★タブレット端末でなりすましにより、チャットで悪口を書き込める

この事件で先日の読売新聞によると、女子児童の親御さんは「娘を中傷するチャットの内容を、誰もが閲覧できるという異常な状態が続いていた」と話しているそうです。この町田市の小学校は学習用のデジタル端末を配布する政府の「GIGAスクール構想」に先進的に取り組んできた学校、とあるだけに大変複雑な思いがします。

またこの記事には「チャットは通常、当人同士しか閲覧できないが、女児の学校では当時、端末利用に必要なIDは通し番号などから類推でき、パスワードは全員共通の『123456789』としたことで、当事者になりすましてチャットの内容をのぞき見することが可能だった」とのことです。新聞でも指摘していますが、オンライン教育の普及に伴い、文部科学省は『パスワードを他人に知られないように』などと指導してきましたが、いわば『先進校』だった町田市の学校ですら、基本的な対策が取られていなかったことになります。

★GIGAスクール構想を実践してきた府中市でも早急に対策を

府中市教育委員会でも政府の「GIGAスクール構想」をいち早く取り入れ、今年からタブレット端末を児童生徒に一人1台ずつ配布。この9月市議会の補正予算では「学校教育ネットワーク事業費」として「GIGAスクール構想」加速化のために9800万円の予算を計上しています。ICT教育は今後、コロナ禍における新型コロナ感染拡大防止のほか、様々な面で積極的に推進するべきものですが、一方で陰湿な児童生徒のいじめの温床となるような事態だけは、絶対に避けなければなりません。町田市の事件を教訓に、この問題について府中市の教育委員会に対して適時、対策を求めていきたいと思います。

※このブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp

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