08 11月

府中市にも動物愛護相談支援窓口の設置を‥足立区で今年度から設置、話を伺いました

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。昨日、足立区保健所に赴き、同区で今年度から実施している動物愛護相談支援窓口について、担当者の方に話を伺いました。

★都の整備事業を活用し、NPO団体に保護猫支援を委託

足立区では、今年度から市に動物愛護相談支援窓口を設置し、区内で活動されている保護猫団体をはじめとする、動物愛護の支援団体、ボランティアの方々と連携し、飼い主のいない猫を守る行政サービス窓口を行っています。この相談窓口について、足立区では「これまでも多数の区民から、保護猫を守る活動をされている方々からの要請がある一方で、猫を嫌う住民からの相談も多数受け付けてきました」「そうした経験から、区内で保護猫、動物愛護活動をされている方々からの協力もえて、区に相談窓口を設置しました」と話されました。ちなみにこの制度の発足にあたり、東京都による「動物の相談支援体制整備事業」※を活用しているとのことです。

※①飼い主への助言、支援に要した経費補助、②飼い主から引き取った動物や保護した飼い主のいない猫を譲渡するまでに要した経費、③新しい飼い主へ動物を譲渡するために要した経費

★多頭飼育崩壊を防ぐために、行政とNPOが協力

足立区では飼い主のいない猫の不妊去勢手術費の補助支援などを実施していますが、この制度を実施するにあたり、飼い主が健康上の理由で犬、猫を飼い続けることが困難となったときなどの、各種相談ぶ応じて、一時保護や譲渡先確保などを支援する」サービスを実施したとのことです。

ほかにも犬や猫にかかわる譲渡のための医療費助成制度の実施、多頭飼育崩壊している家庭への支援として、犬や猫を引き取って、捕獲や保護してから譲渡を実現するまでを、NPO法人の保護猫団体に委託事業で支援もしています。

★「地域猫活動協力員」制度をスタート

また同区では、保護猫活動を支援する「地域猫活動協力員」制度をスタートさせ、住民からの協力員を募り、活動協力をえています。まだスタートした制度であり、今後協力員を増やすために、現在は地域の自治会にも協力をえて、保護猫活動のために住民から意見を聞く集いを開催しているとのことでした。ユニークなのは、保護猫賛成派の方だけでなく、反対派の方の住民からの意見も積極的に聞く機会を設けているとのことです。こうしたバランス感覚は、行政サービスの向上にも生きてくると思われます。

府中市においても行政と市民との協力による、保護猫活動と行政支援サービスが実施されていますが、今後もさらに他自治体の進んだ施策を取り入れ、改善させていくサービスを求めていきたいものです。

★このブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp

 

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