13 8月

(府中市 ヤングケアラー支援)こども家庭庁の調査で中高生のヤングケアラー認知度が7割に(府中市議会議員 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

先日の東京新聞に「ヤングケアラー 中高生認知度7割」「20年度から増 出前授業など啓発」との見出しで記事が配信されています。

★国による啓発集中期間の設定など、ヤングケアラーの認知度が広がる

同記事によると、ヤングケアラーの認知度が中高生で約7割に上ったと、子ども家庭庁の調査(25年12月から26年1月、全国の中学生約1万人以上、高校生約1万2千人)で明らかになったとのことです。「2020年度の調査では2割を下回っており、こども家庭庁の担当者は『国や自治体による広報チラシの配布や、学校への出前授業といった啓発活動の効果があった』」としています。

記事では「ヤングケアラーについて、『聞いたことがあり、内容も知っている』『聞いたことはあるが、よく知らない』と答えた中高生は約71%、中高生別では中学生が約58%、高校生は約83%とのことです。また知った経路については、「中学生はテレビ、新聞、ラジオが最多」ついで「学校、交流サイト、インターネットと続く」とあり、高校生は高校が最も多かったそうです。また小学6年生、約6千人にも調査し、認知度は約46%だったそうです。

この記事にもありますが、国は22年度から3年間、ヤングケアラーの啓発集中期間を設定し、認知度を5割に高めることをかかげていました。また今年7月には、新たな支援プランを策定していました。(参考、東京新聞8月11日付)

★府中市がヤングケアラー支援のために、1万7401人から調査、7854人から回答(2025年1月)

府中市の令和8年度予算案のなかにも、ヤングケアラー支援事業費が計上されています。中身は令和5年度から7年度にかけて、モデル事業として実施していたヤングケアラー支援事業について、引継ぎ実態調査や相談支援業務、居場所づくり事業などを実施するものとしています。予算額は1669万円(財源は国、都からの補助金と市の一般財源)。

昨年1月の朝日新聞多摩版に府中市による初のヤングケアラー実態調査の結果に関する記事があります。記事では①府中市内にはヤングケアラーは426人いる、②勉強や自分の時間がないなど、生活への影響がある、③学校の教員らのヤングケアラーへの理解が十分ではない、④今後、市はヤングケアラーのサポートブックを作成するなどの対策を講じるとあります。

記事によると今回の調査は23人に日本財団の助成をうけて実施、小5と小6,中学、高校世代の合計1万7401人からオンライン調査し、7854人から回答を得たそうで「世話をしている家族がいる」と答えたのは809人(10.3%)、「うち家族の世話を週3日以上、または週2日以下だが1日3時間以上している」のが426人(5.4%)とあります。また「支援が急がれる」とした子どもは131人(1.7%)だそうです。

記事では「世話をしている家族がいると回答した809人のうち、『平日の1日の7時間以上世話をしている』と答えた小学生7.8%、中学生7.6%、高校生世代は15%だった」。また「世話をしている対象は、『きょうだい』(小学生48.4%、中学生42.9%、高校生35%)、『母親』が(同34.8%、24.3%、25%)」。

世話の内容では「食事の準備や洗濯などの家事」(同43.9%、43.2%、60%)、「きょうだいの世話や保育所などの送迎」(同28.3%、26.2%、25%)だったとのことです。自由記述の欄には「市として家事を代行する人を派遣してほしい」「金銭的な援助や市の職員による定期的な訪問をしてほしい」「家族を不安にさせてしまうと思うと窓口には行きたくない。学校でスクールカウンセラーのような機会を与えてほしい」などの声があったそうです。

★ヤングケアラーと思われる児童、生徒への影響は大きい

一方で「小中学校教員や行政、介護、福祉などの子ども支援団体などの職員ら2447人にもヤングケアラーについて聞いたところ、回答者の1割が『言葉やその概念が知らない』「言葉は聞いたことがあるが、具体的にしらない」と回答」「ヤングケアラーと思われる子どもと関わったことが、と答えた人のうち、「学校や行事、イベントを休みがち」「学力の低下」「精神的な不安定さ」などの影響を受けていると回答した人は8割以上になったとあります。(参考記事、朝日新聞1月17日付より)

~今回の結果をうけて、高野市長も支援体制について考えていくと記事にあります。生活環境によって健全に発育すべき小中高校の時代に、ヤングケアラーという状況がその後の人生に大きな影響と、発達の阻害、勉強ができなくなるなどの事態は、早急に改善しなければなりません。国や都の制度の拡充とあわせて自治体も支援制度の構築のために、施策の実施を求めていきます。(府中市議 ゆうきりょう)

★府中市がヤングケアラー支援サポートブックを発行

府中市では、日本財団と協定を締結し実施するヤングケアラー支援自治体モデル事業の中で、一般社団法人ケアラーワークスと協働して「府中市ヤングケアラーサポートブック」を作成しました。
ヤングケアラーサポートブックは、ヤングケアラーの基本的な考え方、府中市における支援体制(気づきから支援の実施までの流れ)、社会資源、当事者や地域支援者によるコラム、支援事例などを掲載しており、府中市のヤングケアラー支援が分かりやすく理解できるものになっています。支援の流れや相談窓口なども分かりますので、ヤングケアラーと思われる子どもに気づいた時などは、ぜひヤングケアラーサポートブックをご活用ください。(市のHPより)

府中市ヤングケアラーサポートブック⇒ ファイルダウンロード 新規ウインドウで開きます。府中市ヤングケアラーサポートブック 全体版 (PDF:14,024KB)

※「府中市の来年度(令和9年度)予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。9月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。

★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス   yuki4551@ozzio.jp  まで

※府中市議会議員 ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。お気軽にお声をおかけください。ただ雨天時や、自身の都合により中止の場合もあります。

月曜日・・西武線多磨駅東口

火曜日・・京王線多磨霊園駅南口

水曜日・・京王線東府中駅北口

木曜日・・西武線多磨駅西口

金曜日・・京王線多磨霊園駅北口、※原則、朝5時~8時まで

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