20 9月

(府中市 民間委託)府中市財政は委託費(物件費)が高く、人件費が低い、その理由とは(府中市議会議員 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

府中市の予算、決算の特徴の1つに類似団体と比較して、民間企業や団体などへの委託料を含む「物件費」の割合が多いこと、また人件費の比率が少ないことがあります。主な理由は、早い段階からの民間委託(アウトソーシング)の積極的な推進と、市が保有する公共施設の維持管理・運営コストがあると考えられます。

1,委託物件費(物件費・委託料)が多い背景とは 

(1)積極的な民間委託(アウトソーシング)
府中市は行財政改革の一環として、市役所の業務を民間企業へ委託するアウトソーシングを早期から進めてきました。これにより、市の職員数や人件費の比率を他の類似自治体と比べて極めて低く抑えている反面、委託料が含まれる「物件費」の割合が高くなる構造になっている考えられます。

(2)充実した公共施設の維持管理・運営
府中市は「ルミエール府中」や「府中の森芸術劇場」をはじめとする、文化・スポーツ・福祉などの公共施設が大変充実していることでも知られています。これらの施設を適切に維持し、PFI事業や指定管理者制度を使って運営するための管理委託料が大きく発生しています。

(3)近年の物価高騰とDX(デジタル化)の影響
また近年のエネルギー価格・物価高騰に伴う公共施設の管理運営費の上昇に加え、国が求める自治体システムの標準化に伴うシステム利用料(ガバメントクラウド利用料など)や、IT技術者の人件費上昇も「物件費・委託料」を押し上げる要因となっているとも考えられます。

①物件費(令和7年度決算から)・・27,033,248円、構成比で20%、これは類似団体と比較すると、かなり上位になります。

②人件費(令和7年度決算から)・・15,174,089円、構成比で11.2%、これは類似団体36団体中、低いなかでのベスト3くらいに入ると思われます。

※類似団体とは・・地方財政、行政運営の分析において、人口規模、産業構造が似ている市町村をグループで分けたとき、同じグループ(累計)に分類されている自治体のこと。総務省や各都道府県が、全国の自治体の財政状況や職員数などを公平に比較・分析するための「共通の尺度」として設定しています。

2, 財政面から見たメリット

この「人件費が低く、物件費(委託物件費)が高い」という特徴は、市の財政の健全性を、決して損ねているわけではありません。一度雇用すると削減が難しい市職員の人件費(固定費)に比べて、民間委託(物件費)は社会経済情勢にあわせて、予算をコントロールしやすいというメリットがあります。そのため、府中市は経常収支比率が低く、財政の弾力性(臨機応変にお金を使える余裕)が全国の自治体でもトップクラスに優秀な、極めて優位な財政力を維持していることにもつながっているとも考えられます。

~府中市の場合、主に以下の公共施設や事業に対して多額の委託費(委託料・運営費)が投じられています。

(1)PFI手法を用いた大型複合施設(運営・修繕)

バブル期前後に建てられた大型施設の老朽化に伴い、民間資金やノウハウを活用するPFIや民間包括委託が積極的に導入されています。

①市民会館複合施設(ルミエール府中) / 中央図書館

PFI事業の1つにルミエール府中と中央図書館があります。この施設の第二期PFI事業が進行中であり、毎年の運営モニタリングや大規模な計画修繕のために多額の委託費(サービス購入料)が支払われています。

(2)インフラ・環境系の包括管理事業(維持管理)

個別に委託するのではなく、地域や業種をまとめて民間業者に一括委託する「包括的民間委託」への移行が進んでいて、これも委託費の大きな割合を占めています。

※包括民間委託とは・・自治体などが公共施設の管理やインフラの維持管理といった複数の業務・施設をバラバラに発注せず、まとめて一つの民間事業者に一括して委託する手法のことです。 人口減少による税収減少や、公共施設の老朽化、技術職員の不足といった課題に対応するため、自治体の業務効率化とコスト削減の切り札として全国的に導入が広がっています。 府中市の場合、代表的なものに「道路包括委託事業」があります。

①道路等包括管理事業(市内市道全線)

市内の道路、橋梁、ペデストリアンデッキ、街路樹、カーブミラーなどの清掃、軽微な補修、区域内巡回、剪定を一括して民間委託しています(北西地区だけでも単年度で約1億円規模)。

③市営住宅、市営公園など長寿命化・修繕包括業務

市営住宅や市営公園の効率的な維持管理・修繕体制を整えるための策定業務などが民間委託されています。

(3)デジタル化・基幹システム標準化(情報システム)

近年、自治体全体のトレンドとして委託費が急増しているのがDX(デジタルトランスフォーメーション)や情報システム関連の運用費です。

(4)国が求める標準準拠システムへの移行・ガバメントクラウド運用

基幹システムの標準化移行に伴い、移行後もIT技術者の人件費高騰やシステム利用料といった高額なランニングコスト(運用委託費)が発生しています。

(5)保健福祉・民生費関連の専門業務(市民サービス)

少子高齢化や複雑化する市民ニーズへの対応のため、福祉分野でも窓口や実務の民間委託が行われています。

(6)子育て世代包括支援・要保護児童等見守り強化事業

ヤングケアラーの実態調査やヘルパー派遣、対象世帯への定期訪問といった伴走型支援業務を専門機関に委託しています。

(7)高齢者・障害者福祉サービスの訪問業務

在宅福祉サービス(寝たきり高齢者への訪問理美容事業など)の事業者への委託料が計上されています。

~私は民間委託に反対ではなく、むしろ積極派かもしれません。ただ一方で懸念材料もあります。これについては、次回のブログでまた掲載させていただきたいと思います。(ゆうきりょう)

※府中市議  ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

※ 府中市議会議員  ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。市政相談、生活相談なども受け付けています。なお雨天時や、自身の都合により中止の場合がありますが、お気軽にお声をおかけください。駅頭には原則、朝5時から8時までいます。

月曜日・・西武線多磨駅東口

火曜日・・京王線多磨霊園駅南口

水曜日・・京王線東府中駅北口

木曜日・・西武線多磨駅西口

金曜日・・京王線多磨霊園駅北口

 

 

19 9月

(府中市 ボートレース平和島)太田区にあるボートレース平和島は府中市の主催、長年にわたり市へ多大な財政的貢献果たす(府中市議 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

令和7年度の府中市決算認定を審議する決算委員会が開催されていますが、この決算では府中市が主催するボートレース平和島から実収入(純利益)が、29億円あります。法人市民税が約57億円弱ですので、その約半分に匹敵する額であり、府中市にとっては有益な収入と言えます。

令和7年度のボートレース平和島からの純利益は36億円に

①純利益・・36億4375万円(経常利益と同額)

②府中市への実収入(繰出金)・・29億円で、これを一般会計へ26億1,000万円、公共用地特別会計へ2億9,000万円へ繰り入れしています。

★ボートレース平和島はもともとは、東京都主催だが赤字により都が撤退、府中市が主催へ

東京都の大田区にある、ボートレース平和島(平和島競艇場)は、府中市が主催している公営競技です。1955年から府中市が主催しており、これまで累計数千億円規模の収益を市にもたらすなど、府中市の財政に多大な貢献をしてきました。

一方で府中市と言えば、日本ダービーが開催される「東京競馬場」があるため、競馬の税収で潤っていると、一般的に思われがちですが、競馬場から直接入る独自の事業収益はなく、固定資産税の税収です。府中市の豊かな財政(普通交付税の不交付団体)を長年支えてきた立役者の1つに、約30キロメートル離れた大田区にあるボートレース平和島ともいえます。

★ボートレース平和島の歴史・・東京都の挫折と府中市の英断(1954年〜55年)

府中市の市史によると、1954年に東京都が主催する「大森競走場」として開場しました。しかし営業不振により、都はわずか1年余りで撤退を決めます。これに対して、1町2村(府中町、多磨村、西府村)の合併で誕生したばかりだった府中市が、新たな都市づくりの財源確保を目指して開催権を取得し、1955年9月から主催をスタートしました。ちなみに府中市議会において、ボートレースの主催権を、府中市が主催権を得るかどうかの採決では、1票差で可決されたとのことです。

★「平和島」への改称(1957年)

戦時中に捕虜収容所があった歴史から、平和への願いを込めて一帯が「平和島」と名付けられたそうで、「平和島競走場」へと改称されました。2010年からは現在の「ボートレース平和島」に呼称が変わっています。

★府中市による単独開催へ(2005年〜)

一時期は相模湖モーターボート競走組合との2つの施行者で交互に開催していたそうですが、2004年度(平成16年度)に同組合が解散して以降は、完全に府市単独の主催事業となったそうです。

★府中市財政への具体的な貢献度・・バブル期のピーク(1990年度) 年間売上:約1850億円

ボートレース平和島から府中市への累計で、収益(一般会計等への繰入金)は2800億円以上に達しているとのことです。それはまさに「府中市にとって打出の小槌だった、平和島競艇からの実利益収入」でした。

府中市への繰入金(純利益)が、約168億円(1991年)に達した時期もあったそうです。またこれらの繰入金は、下水道のインフラ整備や学校の改築に充てられたほか、府中の森芸術劇場や府中市美術館、生涯学習センターといった、市区町村としては、大変豪華な文化施設の建設原資になりました。

★低迷期からの合理化(2000年代)

しかしながら、2000年代の 一時は、繰入金がゼロになり、 バブル崩壊後は売上が低迷。一方でその経営努力として、人員削減や機械化、場外舟券売り場の拡大などの「合理化」努力によって、ギリギリで赤字転落を防ぎました。

★近年の復活(2020年代~今)・・年間繰入金のV字回復

ところが2020年4月からのコロナ禍が、ボートレース平和島には思わぬ「追い風」となります。この時期から、約25億〜36億円規模での インターネット投票の普及や巣ごもり需要により売上がV字回復。この純利益による繰入金が、市の「こども・子育て応援基金」の原資ともなり、多摩地域では初の学校給食費の無償化を実現させました。

また近年では、ボートレース平和島の施設自体が家族向けのテーマパークのような施設をめざし、ボートレースを楽しむと同時に、家族連れで様々なイベントも楽しめる施設に生まれかわっています。現在はその「平和島ボートレースパーク」構想に基づき、老朽化した施設の全面的な建て替え改修計画が進行中です。施設の全面改修は段階的に行われており、すべての工事が完了するグランドオープンは2028年度を予定しています。

新スタンド棟「期」が、25年12月26日にオープン
水面南側(2マーク側)に新しい建物が完成し、すでに運用を開始しています。これに伴い、場内の一部でキャッシュレス投票などの新システムも導入されました。

②新スタンド棟「期」工事中(26年度~28年度)
Ⅰ期オープンの後、引き続き北側(1マーク側)の旧スタンド解体および建て替え工事に着手しています。現在はまだ一部エリアで工事が続いています。

~このように、公営競技の収益は景気や時代に左右される側面もありますが、ボートレース平和島は、過去のインフラ黄金期から現代の市民サービス(子育て・教育)に至るまで、文字通り府中市の発展を裏側から支え続けてきた最大の功労者といえるのです。ちなみに府中市の是政にある「ボートレース多摩川」も公営競技ですが、これは青梅市が主催しているものであり、府中市主催ではありません。(ゆうきりょう)

※府中市議  ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

※ 府中市議会議員  ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。市政相談、生活相談なども受け付けています。なお雨天時や、自身の都合により中止の場合がありますが、お気軽にお声をおかけください。駅頭には原則、朝5時から8時までいます。

月曜日・・西武線多磨駅東口

火曜日・・京王線多磨霊園駅南口

水曜日・・京王線東府中駅北口

木曜日・・西武線多磨駅西口

金曜日・・京王線多磨霊園駅北口

 

 

18 9月

(府中市法人市民税)府中市の財政はなぜ豊かなのか・・要因の1つに大企業をはじめとする、法人市民税の収入がある(府中市議会議員 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★税収は好調、個人市民税、法人市民税ともに上振れ税収で過去最高

現在、府中市議会では令和7年度の決算審査が行われています。府中市の税収は好調で、歳入決算額が約1400億円、うち市税収入が約587億円、そのうち市民税が約234億円、法人市民税が約56億9000万円を占めています。これは 府中市の法人市民税(また市税収入全体)が多摩地域の他市と比較して多い税収です。理由は、「大企業の大規模な工場や事業所」および「インフラ・テック系の巨大施設」が市内に集中していることが特徴です

令和7年度決算においても、法人市民税は全体で31億4700万円で、2億7千万の上振れ税収があり、法人上位20社によるものが大きいとの答弁がありました(法人市民税の推移・・令和3年が25憶、令和6年が44億、令和7年が31億)

府中市は全国の自治体の中でも屈指の財政力を誇り、国からの地方交付税を受け取らなくても自立して運営できる「不交付団体」でもあります。その豊かな財政を支える法人市民税の多さはなぜでしょうか。

 ★法人市民税が多い3つの理由

1,誰もが知る大企業、大工場の存在

府中市内には、日本を代表する大企業の広大な製造・開発拠点が複数存在します。

①東芝(府中事業所): 敷地面積が非常に広く、鉄道システムや社会インフラ製品を製造する同社の主力拠点の一つです。

②サントリー(天然水ビール工場): 「ザ・プレミアム・モルツ」などを製造する主要工場が武蔵野線沿いにあります。

③日本電気(NEC 府中事業場): 宇宙・防衛システムや社会公共インフラの開発拠点となっています。

これらの大企業は、利益に応じて課される法人割だけでなく、資本金や従業員数に応じて課される均等割のどちらも高額納税になるため、市に多大な税収をもたらしています。

2,ITインフラを支える「データセンター」の集積

近年、府中市内には(東芝町、インテリジェントパークなど)大手金融機関の施設をはじめ、IT企業の巨大なデータセンターが次々と建設されています。データセンターは建物やサーバー機器といった固定資産税のほか、それを運営する法人の拠点としての税収を生み出すため、現代における新たなハイテク財源となっています。

3,「公営競技(ボートレース)」による歴史的・継続的な恩恵

府中市はボートレース平和島の主催自治体でもあり、歴史的にこの公営競技事業から莫大な収益を得てきました。バブル期の1991年には168億円の実収入を市にもたらしていたそうです。令和7年度決算でも29億円が市の財政に組み込まれており、この収入を元手に都市基盤整備、最近では学校給食無償化への投資に回せる好循環が生まれています。

4,府中市の財政的立ち位置(他市との比較)

自治体の「想定税収」を「想定経費」で割った財政力指数(1.0を超えると極めて優秀)において、府中市は1.26(令和6年度決算)という、優秀な数値を記録しています。東京都内の「市」における財政力ランキングでは、常にトップ争いをしており、府中市の法人市民税は、一部の資本金5億円以上の大規模法人が税額の約半分を占め、こうした大企業の存在が街の財政を潤しているかが分かります。

★府中市は法人市民税が他市より多く、恵まれているが、それだけに法人市民税に頼る危うさがあるのも事実

一方で財政基盤が特定の税収、特に「法人市民税」に偏っていることには、特有の構造的なリスクが潜んでいるとも言えます。

(1)景気変動の直撃を受ける(財政の不安定化)

法人市民税の最大の特徴は、「企業の業績(利益)」に連動する点です。法人市民税が上位20社で全体の約8割を占めるとのこと。電子部品などの製造業、情報通信業、銀行業などが法人税割額の約7割をしめているとのことです。そのため、こうした業種、企業の経営動向が不安定になると、税収に直接的に影響がある構造です。

①激しい収入の波・・個人が納める市民税(住民税)や固定資産税に比べ、法人の利益は景気、為替レート、世界情勢(半導体不足、原油高など)によって激しく上下します。

②予算編成の難しさ・・大不景気が来ると、1年で億単位、あるいは数十億円規模で税収が急減するリスクがあり、安定した行政サービスの維持(福祉や教育など)に影響を与える恐れがあります。

(2)特定の「巨大企業」への依存(撤退・縮小リスク)

府中市には日本を代表する大企業の拠点がありますが、これは「一蓮托生」の裏返しでもあります。

①工場の移転や再編:・・企業のグローバル戦略や生産拠点の海外・地方移転、オフィスの集約などによって、ある日突然、主要な事業所が撤退・縮小するリスクがあります。

②税収の「一極集中」・・数社の大企業の業績が落ち込むだけで、市全体の財政が一気にピンチに陥る構造的な脆さを持っています。

(3)国の「地方交付税」や税制改正による調整(不交付団体のジレンマ)

財政が豊かな自治体ならではの制度上のペナルティやリスクもあります。

①地方交付税の不交付・・府中市は自前の税収が多いため、国からの仕送りである「地方交付税」を受け取らない(または受け取れない)不交付団体、あるいはそれに近い状態になりやすいです。これは一見良いことですが、税収が落ち込んだ際も国からの財政補填が十分に受けられないことを意味します。

②国による「税収の偏在是正」の動き:・・近年、国は「都市部と地方の格差をなくす」という名目で、法人住民税の一部を国税化して地方に再配分する仕組み(地方法人税など)を強化しています。つまり、「稼いでも国に吸い上げられてしまう(または他自治体に回される)」リスクが常に付きまといます。

(4)府中市の備え・・他市と比較して多額の基金(市の貯金)

このような危うさに対抗するため、府中市は財政マネジメントをしています。

 ①財政調整基金(貯金)の積み立て・・景気が良い時に税収を貯金し、不景気時に取り崩せる防波堤を作ること。

②産業の多様化・・特定の製造業だけに頼ることなく、ITやサービス業、中小企業の育成など、依存先を分散させることがあげられます。

※府中市議  ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

※ 府中市議会議員  ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。市政相談、生活相談なども受け付けています。なお雨天時や、自身の都合により中止の場合がありますが、お気軽にお声をおかけください。駅頭には原則、朝5時から8時までいます。

月曜日・・西武線多磨駅東口

火曜日・・京王線多磨霊園駅南口

水曜日・・京王線東府中駅北口

木曜日・・西武線多磨駅西口

金曜日・・京王線多磨霊園駅北口

18 9月

(府中市)不登校児童生徒 学校給食・・給食の停止届を申請していることを条件に給食費の補助支給(府中市議会議員 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

昨日(9月17日)の府中市議会の補正予算案の審議で、9月議会の補正予算案に計上されている、私立小中学校、不登校児童生徒などに対する学校給食費の補助策について、質疑しました。

★条件は学校給食の停止届を申請していること

補助の対象は、私立小中学校等(外国人学校を含む)に通う児童生徒の保護者世帯、また公立の小中学校に在籍し、不登校をはじめ様々な理由で学校給食を停止している児童生徒(約900人)の保護者世帯に対して、学校給食費の補助支給をするという内容です。

支給要件は出席日数ではなく、給食の停止届を申請していることだそうです。したがって保護者がお子さんの給食について、停止の届け出を申請をすることが必要です。制度はこの11月に開始し、月単位で算定して年1回、半年分をまとめて後から支給するとのことです。今年度分については、年明け(令和9年)1月末までに手続きをすれば、今年の年度の当初(4月)までさかのぼりで支給されるとの答弁でした。

ただし、給食の停止申請中で、給食の補助金を支給されている間でも、おこさん(児童生徒さん)が学校に登校した場合は給食が提供されるとのことです。その場合は、給食をいただく回数に応じて、補助金から減額されるとのことです。※ちなみに多摩地域26市のなかで、私立学校等への助成を実施しているのは1市、不登校などへの助成は3市とのことでした。

問い合わせ先・・教育委員会指導室 042-335-4062

★不登校の保護者世帯に対して、どのような定義で補助が決定するのか注目・・「ねくすとくろーあっぷ」のご意見から

私たちの団体でも今年度、府中市教育委員会へ給食費還元の要望を提出してまいりました。どのような定義で補助が決定するのか注目しています。欠席が月に何日以下なら補助の対象とするのでしょうか。このあたりは学校判断になるのか曖昧です。月の登校が5日以下は全額還元や、10日未満の場合は、半額還元にするなど今回の市議会で活発に議論されることを期待します。

★登校日数だけのカウントを基本にすると、該当できない生徒もいて、学校判断に任されすぎると断られるのでは・・

午前または、午後から、給食を食べずにサポートルームに登校して帰る生徒も多数います。登校日数だけのカウントを基本にすると、該当できない生徒もいて、学校判断に任されすぎると断られてしまうと、団体内外で心配の声も上がっています。西東京市では、月に一度も喫食していない場合と、はっきり記載のある自治体もあります。

半分を還元する自治体もありますし、川崎市のように連続して4か月以上給食を停めていることと言う規定もあります。給食メニュー見て行きたい!と言っても、親は後ろめたさを感じたりもするかもしれません。また、アレルギーで食べられないお子さんだけでなく、宗教上の問題(イスラム教のムスリム・・・豚肉を食べられない)や感覚過敏(味覚過敏)でお弁当に変えている生徒、内服の副作用でお弁当に変えているお子さんについても還元されるのか心配の声を聞いています。

★国分寺市は、牛乳を飲めないお子さんのための還元という細かい設定もある

保護者の疲労や共働き、母子家庭、不登校で、昼食の用意がない家庭も増えています。給食センターでの喫食も不登校向けに開放があれば利用者もいるように思います。それから国分寺市は、牛乳を飲めないお子さんのための還元という細かい設定もありました。年に2回の支払いということなので、他自治体のように、遡って令和8年から還元となることも当事者団体は期待します。長い年数苦労してきて、義務教育が終わってしまう人もいるからです。年二回の振り込みの間に、突然通え、また通えなくなったりもあると思うので、予測できる質問のQ&Aは必要そうです。(以上、「ねくすとぐろーあっぷ」のご意見から)

※府中市議  ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

※ 府中市議会議員  ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。市政相談、生活相談なども受け付けています。なお雨天時や、自身の都合により中止の場合がありますが、お気軽にお声をおかけください。駅頭には原則、朝5時から8時までいます。

月曜日・・西武線多磨駅東口

火曜日・・京王線多磨霊園駅南口

水曜日・・京王線東府中駅北口

木曜日・・西武線多磨駅西口

金曜日・・京王線多磨霊園駅北口

 

17 9月

(府中市)基地留保地の「新総合体育館」構想は、民設民営方式がベターではないか(府中市議会議員 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

府中市では浅間町にある基地留保地(14ヘクタール、東京ドーム3.2個分)の敷地活用について現在検討中で、来年度に具体的な計画書が公表される予定です。市議会での質疑応答を聞くかぎり、市は「PFI,PPP」方式(公設民営など官民連携)を活用して5000人規模のスポーツアリーナ兼市民体育館の併用施設の建設を考えているように、私には推測できます。

★民設民営方式のメリット、デメリットは

府中市が浅間町の基地跡地留保地に計画している新総合体育館(5000人規模のアリーナ機能も含む)の整備手法について、民設民営方式を採用した場合のメリット・デメリットを調べました。

1,民設民営方式のメリット

民設民営方式は、民間事業者が自ら資金を調達して施設を建設し、所有・運営までを行う手法です。

①財政負担の大幅な削減・・ 建設費(初期投資)や維持管理費が原則として民間負担となるため、府中市は巨額の公費投入を回避・抑制できます。

②高い収益性と集客力の最大化・・ 民間企業のノウハウと柔軟な経営感覚を活かし、プロスポーツの興行(Bリーグ等)や大規模イベント、レストラン、コンビニ等の多様な商業施設を一体化したスピード感のある運営が可能になります。

③行政側の運営リスク回避・・開業後の集客下振れや、維持管理費の高騰による赤字リスクを原則として民間側が負うことになります。

2,民設民営のデメリット

①公共性の低下と市民利用の制限・・民間事業者は収益を最優先するため、興行利用(プロの試合やコンサート等)が優遇されやすく、一般市民がサークル活動や個人利用で使える時間や枠が著しく制限される懸念があります。

②利用料金の高騰・・ 施設の維持運営費を賄うため、一般の市民利用料金が他の公設体育館に比べて高く設定される可能性が生じます。

③撤退や破綻時のリスク・・万が一、民間事業者の経営が破綻したりアリーナ事業から撤退したりした場合、施設が機能停止に陥り、地域のスポーツ拠点や防災拠点としての役割 が突然失われるリスクがあります。

3,公設民営 と 民設民営、府中市にとって「リスクが少ない」のはどちらか?

(1)府中市が「公設民営(PFI等)」を思考する背景とは

府中市が現在公表している基本構想、議会での質疑を見る限り、現状は従来の手法に加えて「PFI/PPP(公設民営)方式」の導入可能性を軸に検討が進められているように、推察できます。
市が考える今回の構想では単なる「興行用アリーナの誘致」ではなく、現在の老朽化した市立総合体育館(矢崎町)の移転も兼ねています。そのため、災害時の避難所(防災拠点)としての機能や、市民が安価にスポーツを楽しめる場(公共性)の確保も条件となります。

民設民営方式は市の金銭的リスクを減らせる一方で、「市民が使いたい時に使えない体育館になってしまう」という住民満足度が減るリスクもあります。したがって、行政が所有権とコントロール権を握りつつ、民間資金やノウハウを一部活用する「公設民営方式(PFI)」の方が、府中市にとっては政策目的を達成する上でのリスクが少ないと判断されます。

★私なら民設民営方式を採用し、市民向け体育館は現在の総合体育館を活用する提案をしたい

しかしながら私の考えは、府中市にとって財政的リスクが少ない、民設民営方式を提案したいと考えています。理由は①新総合体育館と似た性質の施設として、近隣には飛田給の京王アリーナがあり、また近所には市の芸術劇場もあるなど競合施設がある。

②いったん建設すると、その後の音響設備や建物などの維持管理に通年的コストがかかり、市の負担が増え財政を圧迫する(ランニングコストの増大の懸念)

③近年の物価高騰と人手不足により、建設工事事業費が今後、どれだけかかるかの見通しが、現状でわからない点も心配。

④新総合体育館の最寄り駅が、京王線東府中駅で徒歩15分~20分程度かかり、観客にとって微妙な距離であること。

★新総合体育館完成予定の8年後の日本経済、社会情勢はどうなっているか

新総合体育館については、「新たな魅力の創出により都市間競争力の向上につながる活用を図る」というコンセプトが、方針の柱の1つにありますが、プロスポーツチームの試合を多く招聘することで、府中市内に人流をつくり、地域経済活性化を図ることで、近隣市との都市間競争で優位に立つことが目的の1つです。

しかしながらここで懸念される点が、完成と共用開始が8年後(令和15年度)という点です。果たしてその8年後の日本経済と社会情勢がどうなっているかです。現状考えると、あまり明るい日本経済、社会情勢にはなっていないのではないかということです。今日では急激な物価高騰が日本経済と国民生活を直撃していますが、新体育館の工事費用がどれだけ膨らむかわか、わからないという点が気がかりです。現に新体育館の基本構想段階で、予想される事業費を見込むことはできませんでした。

★民間が自由に考え自由に使える民設民営方式が、企業も手をあげやすい

これだけの大型、多機能スポーツ施設を建設するにあたり、最悪の事態も想定すると、公設民営の場合、市の借金とその後の運営コストだけが残ってしまい、市財政を圧迫するという事態になりかねません。

こうした点を考えた場合、民設民営方式は、民間事業者が自ら資金を調達して施設を建設し、所有・運営までを行う手法であり、府中市にとって財政的リスクがない手法です。民間企業が自由な発想で自由に使用できる方式で、民間企業も開発に手上げやすいのではないでしょうか。

※府中市議  ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

※ 府中市議会議員  ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。市政相談、生活相談なども受け付けています。なお雨天時や、自身の都合により中止の場合がありますが、お気軽にお声をおかけください。駅頭には原則、朝5時から8時までいます。

月曜日・・西武線多磨駅東口

火曜日・・京王線多磨霊園駅南口

水曜日・・京王線東府中駅北口

木曜日・・西武線多磨駅西口

金曜日・・京王線多磨霊園駅北口