18 5月

府中市 小柳公園(小柳町)内に暫定広場が開設されています(府中市HPより)

府中市議会議員(保守系無所属)の ゆうきりょう です。

府中市では、小柳町にあった小柳プール跡地を活用した暫定的な運動広場を開設しています。子どもの広場、遊び場の確保が課題となっている今日、こうした子どもたちが集うことができる広場が開設されたことは、嬉しい子です。ぜひご利用ください。
※小柳公園内にある広場のため、次の注意事項を守り施設をご利用ください。(市のHPより)
①予約制ではありませんので、利用者同士、譲り合ってご利用ください。
②カラーコーン等の物品を置くことや団体による独占的なご利用はできません。
・破損や怪我の原因となるため、防球ネットにボール等を当てたり、登ったりしないでください。
③その他、公園利用者等の安全に十分配慮し、園路にボール等が出ないようにしてください。
●所在地・・府中市小柳町6丁目10番地 電話042-335-4488(スポーツタウン推進課施設係)
●案内・・西武多摩川線競艇場前駅下車、徒歩15分、ちゅうバス押立町・朝日町循環押立町ルート小柳公園下車、徒歩5分駐車場の台数が限られておりますので、可能な限り徒歩・自転車・公共交通・乗り合いでお越しください。
※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp
16 5月

府中市・・不登校児童も、学校復帰への支援策として、学童クラブ、放課後子ども教室の利用ができます(府中市議会ゆうきりょう 一般質問)

府中市議会議員(保守系無所属)の ゆうきりょう です。

今年度第1回の府中市議会一般質問で、子どもの居場所の課題について質疑をしました。そのなかで、「市内の不登校児童・生徒数が増える今日、こうした子どもたちの居場所としての学びの場、コミュニケーション能力を育む場、日中を過ごす場の確保について、市の現状の方針と施策について」、市の考えを質しました。

★不登校児童、生徒に重層的な学びの環境を支援

「不登校児童・生徒の学びの場等の確保に関する市の現状の方針と施策について、
市教育委員会における子供たちの学びの場等については、これまでも、教育センターに適応指導教室「けやき教室」を設置し、また、今年度からは全ての小・中学校にサポートルームを設置するなど、不登校状態にある子供や不登校傾向の子供など、子供の状況に応じた学びの場を用意することで、重層的な支援を行う環境を整えてまいりました」。

★学びの多様化学校開設など、支援体制の拡充を図る
「これらに加え、来年度には、現在、都教育委員会に申請しているバーチャルラーニングプラットフォームの実施や、学びの多様化学校の令和7年度の開設など、不登校の児童・生徒の個々の状況に応じて、児童・生徒が適した場所で適切な支援を選択することができるよう、支援体制の一層の拡充を図っていく予定です」。

「なお、市では、小学生の放課後の時間帯を過ごす場として、学童クラブや放課後子ども教室を実施しており、不登校児童の学校復帰への支援の一環として、登校しない日であっても放課後のみの利用を認める等、不登校児童の居場所としても活用されています」。(以上、教育部長答弁)

★不登校児童が学童クラブを利用できていない現場がある(保護者の声)

この答弁の最後にありますが、「不登校児童の学校復帰への支援の一環として、登校しない日であっても、(学童クラブ、放課後子ども教室の)放課後のみの利用を認める等、不登校児童の居場所としても活用されています」とあります。

一方で保護者の方からによると、市内すべての学童クラブなどでは、こうした市の方針が周知徹底されておらず、保護者の方からは「初めて聞いた。現場で実施されていない」との声も伺っています。この点について、私からも教育委員会の担当者を通じて、2月の議会答弁を学童クラブなどの現場で周知徹底していただくよう、あらためて要望したいと考えています。(府中市議 ゆうきりょう)

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24 4月

府中市 子どもの居場所 フリースクール整備・・青梅市のフリースクールがクラウドファンディングを実施

府中市議会議員(保守系無所属)の ゆうきりょう です。「ゆうきりょうブログ検索⇒ ゆうきりょう」

先日の読売新聞多摩版に、青梅市内のNPO法人「青梅の虹any」が、フリースクール「レインボールーム」の受け入れ態勢を拡充するため、クラウドファンディング(CF)を行うとの記事があります。

記事によるとこのフリースクールは現在、計34人の小中学生が通い、「必要に応じて医療や療育などの関係機関につないだり、保護者対象の勉強会やランチ会を開いたりするなど、子どもだけでなく家族の支援にも力をいれている」としています。またスタッフ、ボランティアには、子ども発達支援専門員、看護師などもいるそうで、「その活動は都の『学校外での子どもの多様な学びに関する有識者会議』で紹介された」そうです。

★目標額をすでに突破、都も支援策を実施、青梅市もフリースクールへの補助を検討中

このCFで集まったお金で、スクールの引っ越し費用のほか、空調設備、テーブル、ガス台などの購入にあてられ、すでに目標の100万円を達成、300万円を次の目標に設定し、子どもたちが過ごしやすい場所にするために使うとあります。記事のなかで同法人の松原代表は「行政もフリースクールを応援してくれるようになった。うちのようなところも選択肢としてあることを、学校に通えずに苦しむ子供や保護者に知ってほしい」とあります。

また記事でも紹介されていますが、すでの東京都は23年度から「学校外での子どもの多様な学びに関する有識者会議」を設置、不登校児童生徒が通うフリースクールへの支援を検討。24年度からはフリースクールなどに通う不登校児童生徒に、月2万円の利用料の助成を盛り込んでいるそうです。あわせてこのフリースクールがある青梅市でも、フリースクールを運営する団体への補助を検討しているとあります。

★高額なフリースクールの月会費で加入を諦めざるえない子どもたちも多数

ところで府中市においては、フリースクールは2校ありますが、その費用が高いことでも知られています。先日も読売新聞でこの点が指摘されており、同記事ではNPO法人「フリースクール全国ネットワーク」の調査によると、「運営代表に月会費を聞いたところ、『3万円以下』が7割を占め」「スクールの28.8%が低所得世帯向けに会費を減免していた」とし、「それでも負担を感じる世帯は多いともられ、運営代表の57.6%が『経済的な理由から入会を諦めた子どもがいた』と回答。『経済的な理由で退会した子もいた』が40%に上がった」そうです。

この記事によると東京都教育委員会が22年度に行ったフリースクール利用者調査によると「主に都内にあるスクールの月会費は約45000円」とのことです。

★多様な学びの保証の選択肢をさらに広げる施策と支援策を

文科省は不登校の子どもたちのめに、フリースクールをはじめとする、多様な学びを奨励していますが、高額な月会費のためにこうしたスクールへの学びを諦めざるえない児童生徒が多数います。私はその意味で、多様な学びの保証の選択肢をさらに広げる施策と支援策を求めたいものです。例えば民間の学習塾なども不登校の子どもたちの「受け皿」になる必要があると思っています。今後はさらに、国、自治体が具体的な財政支援策をする状況になると思われます。公立小中学校と民間との連携をさらに加速させる必要があります。(府中市議 ゆうきりょう)

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22 4月

府中市にも 子どもたちに「第三の居場所を」・・東村山市が少年野球場跡地に開設(東京新聞)

府中市議会議員(保守系無所属)の ゆうきりょう です。

★子ども食堂、フリースクールの機能をあわせもつ施設

保護者の方からの要望でも多く、複数の議員さんも議会で取り上げているのが、子どもの居場所の課題についてですが、昨日の東京新聞多摩版に、東村山市が野球場跡地に子どもたちの「第三の居場所」を開設したとの記事があります。記事によると、22年に閉鎖された久米川少年野球場の跡地に、新たに子どもたちが集まって過ごすことができる「第三の居場所」がオープン、「子ども食堂やフリースクールの機能を併せ持ち、子どもたちに安心して過ごせる環境を提供する」とあります。

記事によると、第三の居場所は木曜、金曜の午後3時~7時に開き、子どもたちが自由に出入りして、勉強したり、スタッフと話をしたりして過ごすことができるそうです。また毎週木曜は、子ども食堂として中学生以下1食300円で食事の提供もあるそうです。

この施設は2階建てで、「施設にはサッカースクールで使う人工芝のピッチも併設、子どもたちの運動の場所として利用される」「小学4年から中学3年生を対象にしたフリースクールも同時開校」されているそうです。大変興味深い施設であり、私も一度見学させていただきたいと思います。

★府中市の教育センター跡地に、子どもの居場所開設を要望

府中市内にも公共施設の統合が計画されており、それにともない、統合された施設に子どもの居場所の開設を要望される議員さんもいます。私も一般質問において、市の教育センターが現在の府中町から清水が丘に移転することを計画していますが、ぜひその跡地について、子どもの居場所施設の開設を要望しました。また以前、ブログでも紹介しましたが、国立市の矢川プラスのような施設も望まれるところです。不登校の児童生徒はもちろん、すべての子どもの居場所となる施設について、今後も要望したいと思います。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

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20 4月

府中市 学童クラブ(放課後児童クラブ)・・26年度までに待機児童の解消めざし、こども家庭庁の施策の実施を

府中市議会議員(保守系無所属)の ゆうきりょう です。

こども家庭庁と文科省は、共働きなどの小学生が利用する、放課後児童クラブ(学童クラブ)の待機児童解消のために、2026年度をめどに152万人分の受け皿を確保する策を、24年度予算で計上しています(朝日新聞23年12月26日付)。

★。開設場所について「学校内のプレハブ施設の整備」「家庭教室などの特別教室の利用、学校外スペースの確保」を

朝日の記事によると、学童クラブの待機児童数は1万6276人(23年5月現在)となり、なかでも都市部の待機児童数が全体の4割を占めているそうです。記事によると、国は23年度末までに152万人分の受け皿を整備するとしたが、計画通りに進まないことから、「開設場所の確保、人材確保、適切な利用調整」の3点を重点的に進めるとしています。開設場所については「学校内のプレハブ施設の整備」「家庭教室などの特別教室の利用、学校外スペースの確保」などをあげています。

また学童クラブで勤務する職員確保策が急務として、「来年度からは、常勤職員を2人以上配置した場合お補助制度を新設できるよう予算案に盛り込む」とあり、定員に余裕のある学童保育への送迎支援も予算措置をしているとしています。

★学童クラブの受け皿不足については、学校施設の活用も検討を(府中市長あて予算要望と回答から)

府中市においても、とくに小学校4年生以上の児童の学童クラブ待機児童数が課題になっています。この点について、私も以前、対市要望をしたので、以下、掲載します。

●府中市への要望⇒小学4年生以降は学童保育が利用しにくい状況となっています。低学年優先となり定員に達している学童が多い状況で、4年生以降の登録が厳しいのが実態です。4年生以降も、どの地域の学童クラブでも利用できる体制づくりをお願いします。

●市の回答⇒学校敷地内または隣接地での建設地の確保が困難な状況となっているため、学校から離れた場所でも適地があれば新規増設を検討しています。また市では入会要件を満たす小学1~3年生および、障害のある児童のすべてを受け入れており、4年生以上の児童は定員の空き状況に応じて受け入れをしています。今後は学校施設建て替えの機会をとらえ、施設の充実に努めるとともに、学校施設などの活用をはじめとするハード面の整備について、引き続き検討していきます。(市の回答より)

また先日のブログでも掲載しましたが、府中市でも市街地中心部に人口が増えていることを背景に、府中1小、府中2小の児童数が1000人を超え、学童クラブの児童数も増えています。ぜひ政府の対策をベースに、府中市にも対策を求めたいと思います。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

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