23 9月

府中市 学童クラブでも「 小1の壁」の問題解消を・・民間の活力で、受け入れ時間の早朝時間開始と指導員増員を(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう) 

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★都内の中野区が、学童クラブの受け入れ開始時間を午前7時半に30分前倒

今朝の日経新聞ネットニュースによると、都内の中野区では、2026年4月から、「土曜や夏休みなどの期間に区立学童クラブの受け入れ開始時間を午前7時半に30分前倒しする」と配信しています。同ニュースによると、平日については小学1〜3年生を対象に、同時刻から8時15分まで小学校で見守り事業を始めるそうです。また「保育所に通っていた子が小学校に進学して登校時間が遅くなり、預け先に困る『小1の壁』」の問題の解消に取り組む」のが目的とのことです。

★長期休業期間も午前8時から学童クラブの開始へ

 また学童クラブでは土曜や夏休みなどの長期休業期間は現在、午前8時から児童を受け入れているとのことですが、「26年度からは事前申請があれば午前7時半に開くようにする」としています。同ニュースのなかで、中野区の酒井直人区長は「児童の登校時間よりも(保護者が)早く出勤する家庭で、朝の子どもの居場所に対するニーズが高まっている」と述べたとして、「区が保護者にアンケートを取ったところ、34%が小学校や学童での早朝受け入れを希望した」と報じています。(参考、日経ネットニュース 9月23日付)

~この中野区の学童クラブの受け入れ態勢については、恐らく府中市内の保護者の方々からもニーズあると思われます。一方で現場の学童クラブ指導員数が余裕がないこともあり、現場で対応できないと思われますが、この条件をクリアすれば、中野区のような運営も可能です。(ゆうきりょう)

★学童クラブの民間活力導入で、保護者のニーズに応える運営体制を

府中市においても2021年4月から、学童クラブにおける児童の預かり時間について、19時までになりましたが、以前から複数の議員から、学童クラブの預かり時間の延長の要望がだされていたこともあり実現しています。

府中市は、現在、市内22ヶ所ある学童クラブのうち、14ヶ所については運営を民間に委託していますが、いわゆる「公設民営」という方式で市(行政)が設置した学童クラブ施設を、民間企業(団体)に委託して運営する方式です(残りの8ヶ所の施設はこれまで通り市が運営しています)。

この点では、2021年2月22日付の朝日新聞では、「学童保育 進む民間委託」という見出しの記事が掲載され、民間委託が成功している自治体、成功せずに行政の運営に戻した自治体などの経験が掲載されています。この記事によると、神奈川県の小田原市は「保育時間の延長やサービス向上を目的に、企業への委託を始めた」とあり、市の担当者の声として「時間延長を実現するためには、指導員の増員が必要。だが市が募っても集まらない」のことで、委託によって指導員は増え、人件費は公営時より増えたとのことです。

ぜひ府中市においても、保護者のニーズに応える学童クラブの運営のためにも、民間活力の利点を引き出し、「小1の壁」の問題解消をめざしてほしいものです。(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

※ ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。市政相談、生活相談なども受け付けています。なお雨天時や、自身の都合により中止の場合もあります。お気軽にお声をおかけください。

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22 9月

府中市 フリースクールへの独自補助を・・都内でフリースクールへの独自支援策をする自治体が増える傾向(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

不登校児童、生徒が全国的にも増え続けていますが、東京都ではフリースクール助成金をスタートさせて、さらに都内の自治体ではそれに上乗せして、助成金が開始されています。同時に「東京都フリースクール助成金が開始(最大2万円)されてから、近隣のフリースクールが全体的に値上げされています」とのお声を、保護者の方からいただいています。

■助成金額(月額)自治体

助成金額(目安)①品川区 最大2万円、②港区  最大2万円、③品川区  最大2万円、④北区  最大1万円、⑤荒川区  最大2万円、⑥足立区  最大2万円、⑦葛飾区 最大1万円、

※港区 https://www.city.minato.tokyo.jp/kyouikushien/minatofs.html

※北区 https://www.city.kita.lg.jp/children-edu/education/1008137/1018626.html?utm_source=chatgpt.com

※荒川区 https://www.city.arakawa.tokyo.jp/a050/kyouiku-seishounen/kyouikushien/hojyokinn.html

※足立区 https://www.city.adachi.tokyo.jp/kyoikushido/freeschool-josei.html

※葛飾区 https://www.city.katsushika.lg.jp/kosodate/1000057/1002475/1036500.html

※品川区 https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/kukyoi/kukyoi-futouokutaisaku/hpg000000893-2.html

★東京都が24年度予算から12億円を計上、1500人を対象にフリースクール支援補助を開始

23年9月の朝日新聞に、東京都が小中学生の不登校支援として、フリースクールの利用料について最大2万円の助成をする方針を決めたとあります。記事によると「都は新年度予算案に12億円を計上、対象は約1500人を見込む」「フリースクールの団体や利用者向け支援は茨城県、札幌市などで例はあるが、都の取り組みは対象人数や事業総額の規模が大きい」とのことです。

この記事にもありますが都内の公立小中学校の不登校児童生徒数は過去最多の計2万6912人を記録、フリースクールの授業料は月額平均約4万5千円との調査結果があるとのことです。

府中市内は現在、フリースクールが数校ありますが、不登校児童、生徒が増え続けている今日、さらに増えると思われます。その意味で東京都の施策は意義あるものです。また府中市内の不登校児童生徒数は過去最高の500人を超える数を記録、その居場所づくりが課題になっています。市の現状の施策、放課後児童クラブ、市内文化センターにある児童館などの施設だけでは、そのニーズを満たすことはできません。ぜひ官民協働、市民協働による不登校児童対策を求めたいものです。

★東京都のフリースクールの補助金について・・使い勝手の悪い制度では負担は軽くならない(保護者の声から)

子どもの第三の居場所について、なかでも不登校児童生徒の居場所の確保と対策について、こども家庭庁も新たな方針を示しており、今後、自治体の施策の充実が問われてきます。そこで市民の方から、おもにフリースクールの課題についてお声をいただきましたので、以下紹介させていただきます。

~東京都のフリースクール研究費についてお話させていただきます。自治体によっては独自にフリースクールの補助金があるようです。東京都の事業は、期限や期間があるため、利用できない期間が発生します。家庭の負担が大きくなります。

鎌倉市の例を上げますと、利用した金額に応じて最大1万円のお支払いがあるようです。しかし、フリースクールで利用した金額だけを保証されても、帰りに申し送りを聞くこともあること、1人では通えないので、送迎を朝晩する必要があります。交通費として、電車、バス、ガソリン代、場合によっては駐車場代ががかかることもあると思います。

★学校給食無償化の次はフリースクールなど子どもの居場所確保策の充実

不登校では、外に出ることも抵抗がありますので、電車やバスは、その日の体調で利用できないお子さんもいると思います。目的地まで車なら通えるというお子さんもいます。特性のあるお子さんが定型発達のお子さんのように通えると思うのは違うと思います。フリースクールの利用料金だけを全てとして、鎌倉市のように補助を見てほしくないと思います。 また府中市においては、フリースクール自体が少ないですので、他市を選んでいる方が圧倒的に多い印象です。自治体でもそうですが、給食費の次は、こういったサポートにも期待したいです。(以上、保護者の方の声から)

~フリースクールについては、不登校のお子さんをもつ保護者の方から、その金銭的負担が重くて、通わせることができないというお声をいただきます。子どものコミュニケーションを育む場としての、フリースクールは貴重な場です。自治体で開設されている、不登校支援校などへアクセスできない子どもたちのためにも、ぜひ支援策について、要望していきたいと思います。(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)

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21 9月

府中市 図書館を子ども、中高生の居場所に・・八王子市が図書館を中高生の居場所に(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★図書館を中高生の居場所として活用することで、若い世代の来館にもつなげたい

先日の読売新聞に「図書館を中高生の『居場所』に」との見出しで記事があります。記事では「図書館を中高生の『居場所』として活用する動きが広がっている」「子どもには安心できる居場所となり、図書館にとっては、若い世代の来館や貸出が増えるきっかけとなる」としています。

記事では八王子市の市立中央図書館で開催されたイベントの様子が掲載され、「イベントの目的は、若い世代に図書館の魅力に気づいてもらうとともに、気にいっている点と『改善点』を指摘してもらうことだ」として、「2年前、市内にある中央大学との共同研究の一環で始まった」そうです。記事のなかで同市の図書館担当課長の方は「中高生が居心地よく過ごせて日常的に来たくなる、学校でも家でもない『第三の居場所』を目指したい。図書館の資料の活用や読書にもつながれば」と話しています。(参考、読売新聞9月17日付)

~府中市でも令和7年度予算案のなかに「青少年健全育成事業費」(新規事業)として、中学生や高校生が、放課後や長期休暇中に、家庭や学校以外のサードプレイスとして、無料で安心して安全に過ごすことができる居場所を文化センターに試行的に実施するという予算が組まれています。この八王子市の取り組みも大変興味深いものです。府中市内には中央図書館や地域図書館もあり、ぜひこうした施設を、子どもや中高生の居場所として、静かに勉強できる環境の場として活用を図るべきだと思います。(ゆうきりょう)

★児童館の遊具改善など、日ごろから、こどもが居たいと思える居場所にしたい

子どもの居場所について、政府(こども家庭庁)は2年前に「こどもの居場所づくりに関する指針」(以下、指針)を発表、閣議決定をしています。またこの間、市議会においても複数の議員さんが取り上げておられますが、私もこの課題について、再度、今年度第1回の定例会の一般質問で取り上げました。

政府の指針のなかで、こどもの居場所づくりについて「既存の地域資源を活かした居場所づくり」という項目があり、そのなかには「児童館、児童遊園、公民館、図書館、青少年教育施設や団体、学校、教育支援センター、放課後児童クラブ、公園の活用、高齢者や障碍者の社会福祉施設、学習生活支援事業、重層的支援体制整備事業などの活用が考えられる」との指摘があります。

そこで私は、市内にある既存の地域資源を活かした居場所づくりについて、新たな改善策として①現状の文化センターにある児童館に備えている、こども向けの遊具設備などの改善、拡充をすること、②教育センター跡地(府中町)には、子どもの居場所の施設の建設を求めました。~その後、市は旧教育センター跡地について、子ども、中高生の居場所としての活用方針を発表しています。~(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)

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20 9月

府中市 人見街道の安全対策、いつ人身事故が起きてもおかしくない危険な道路・・市民の方からの予算要望から(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

令和8年度の府中市への予算要望を市民の方がたからいただいていますが、人見街道の安全対策について、複数いただいていますので、以下紹介させていただきます。

★多磨駅西口を出て、商店の間を通り、人見街道へ合流する所の横断歩道と停止線が消えかかっているため線を引き直して欲しいです。

横断歩道を渡ろうと止まっていても線が見えにくいため、止まってくれず走り抜ける車が大多数です。特に暗くなる夕方から夜間は日中より更に白線が見えにくいようでその傾向は顕著になってます。また、西から踏切に向かう方向の停止線はほぼ消えていて日中でも視認は難しいと思われます。道幅が狭い上、児童や高齢者含め歩行者も割と多い通りとなり接触の危険も多いため、運転者に注意を促しスピードを落としてもらう意味でも対応いただきたく思います。(市民の方からの要望より)

★多磨駅東側の都市整備用地に、三井不動産が計画している商業施設の課題について

住民の方から多数の要望があるのが人見街道沿いの安全問題です。先日も住民の方から以下のような要望をいただきましたので、紹介させていただきます。

1,人見街道については、現状の横断歩道で待っていても、なかなか車が止まらない状態です。

分析1・・西武多摩川線・多磨駅付近の踏切から西方面に歩いてくると、緩やかなカーブになっているために見通しが悪い。

分析2・・歩行者がたっている直ぐ側まで建物が建っている。このことも歩行者にとって見通しが悪いことに関係しているのではないか。

分析3・・踏切でいったん停止した後、車がスタートしてスピードに乗ってきた時に、王道歩道が出てくるので、ブレーキを踏むのをためらう傾向がある(運転者の心理)。

2,自転車とも接触寸前は何回も経験しているし、一度慌てて避けた自転車が道路中央部に膨らみ、対向車とあわや衝突寸前の時もあった。

理由・・なぜこの場所にしたのかが疑問

分析1・・多磨駅方向から来た場合、横断歩道(紅葉丘3-38,3-13)を渡って右(踏切方面)に行く人よりも左(多磨墓地方面)に行く人の数が圧倒的に多い。

分析2・・歩行者を渡ったすぐ先に電柱柱とカーブミラーがあり、歩行を妨げている(そのために親切に止まってくれた運転手も発車が遅くなる)

分析3・・結局のところ、多くの歩行者が横断歩道を使わずに、斜め横断をしている。

こうした状況を考えた場合、交差点の東側に横断歩道を掛けるより西側にかけるほうが、歩行者の安全性、利便性、そしてスムーズな交通の流れのためにも、要望します。(以上、市民の方からの要望から)

~人見街道のなかでも西武多摩川線、多磨駅付近の踏切の安全対策については、この間、長期にわたって多くの議員も要請をしていますが、決定的な安全対策については実施されていない状況です。また人見街道の電柱地中化、また人見街道の三鷹方面(多磨駅踏切から東側)の道路の拡幅などの要望があります。こうした対策について、一度、要望書による提出、また議会でも再度、取り上げたいと思っています。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

★平成6年度頃から継続して東京都に対しまして要望(府中市の答弁)

私は2020年12月議会の一般質問で人見街道の安全策について質した際、多磨駅付近の踏切の安全策についても要望しました。

※質疑に対する府中市の回答⇒「人見街道の西武多摩川線踏切周辺の拡張整備などの対策について、市から東京都に対する要望内容についてですが、本市では、人見街道の西武多摩川線踏切周辺の拡幅整備につきまして、平成6年度頃から継続して東京都に対しまして要望してきているところです。」

「この踏切周辺につきましては、道路幅員が狭く大変危険な路線であるとともに、ここ数年の状況を踏まえると、沿道における大規模商業施設の開設や、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催が予定されていることなどから、安全な歩行空間の確保に向けた拡幅整備などの対策の実施をこれまで以上に強く求めています」。つまり踏切の管轄担当である東京都へは長年にわたり要望しているが、今だ実施されないということです。事故が発生してからでは遅いのであり、知恵をだして一刻も早い改善策を講じなければなりません。(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)

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19 9月

府中市 「ことばの教室」を巡回教室にしてほしい・・保護者の方からの要望(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

先日、小学生のお子さんをもつ保護者の方から、府中市の「ことばの教室」のあり方について、ご意見、ご要望をいただきましたので、以下掲載させていただきます。

★「ことばの教室」は通級学級であり、通学するためには保護者が通級する時間に送迎をしなくてはならない

「ことばの教室」をご存じでしょうか?「ことばの教室」は、言葉の発達が心配な子や、発音の誤りのある子、吃音のある子などが通う教室の事です。府中市には、第一小学校と住吉小学校に「ことばの教室」があります。住吉小学校は、ことばだけでなく、難聴などのきこえに心配のある子が通う「きこえとことばの教室」があります。

「きこえの教室」は市内全域が住吉小学校、「ことばの教室」は、甲州街道を南北に分けて、南側は第一小学校、北側は住吉小学校に通級することになります。現在、「ことばの教室」は通級学級であり、通うためには、保護者が通級する時間に送迎をしなくてはいけません。

これは、保護者にとって大変な負担です。「ことばの教室」での1コマ45分から90分の授業を受けるために、子どもを在籍校に迎えに行き、「ことばの教室」に送り届け、また終わったら迎えに行って家に帰る。この送迎が、「ことばの教室」と在籍校が遠いと大変で1時間以上かかります。

★「ひばり教室」はすでに巡回されているので、「ことばの教室」も巡回してほしい

また、子どもにとっても負担があります。通級する時間は、欠席扱いにはならないものの、授業を2時限ほど欠席しなくてはいけません。しかし、欠席した授業のフォローなどは一切なく、授業についていけなくなる場合があります。

前置きが長くなりましたが、「ことばの教室」が巡回教室になることを要望したいと思い、メールさせていただきました。特別支援学級「ひばり」はすでに巡回をされています。そのため「ひばり」に通う子どもたちは、その時限のみ参加することができ、親の負担もなく、子どもも移動に時間を取られることなく、通うことができています。

★「ことばの教室」が巡回になれば、送迎を諦めていた家庭のお子さんも学べるようになる

「ことばの教室」が巡回になれば、これまで遠くて諦めていたご家庭や、仕事で送迎ができなくて諦めていたご家庭のお子さんも通うことができるようになると思います。先生方の負担が増えないよう、人材増員や拠点を増やすなど、対策をした上で、「ことばの教室」の巡回を検討していただければと思います。よろしくお願いします。参考までに、ことばの教室(第一小学校)のリンクを貼っておきます。⇒https://www.fuchu-tokyo.ed.jp/fuchu01s/1_aboutus/kotoba.html

~いただいたご意見について、ぜひ私からも市議会で質疑要望させていただきたいと思います。貴重なご意見ご要望、ありがとうございます。ブログをご覧になられたみなさんからも、ご意見ご要望をお待ちしています。(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)

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