14 1月

府中市でも高齢者福祉施設で新型コロナのクラスターの際に、施設間のスタッフ相互派遣協定締結を・・青梅市がコロナ禍人手不足に備えて協定

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

★施設間の相互派遣協定があることで「利用者と従業員の安心安全につながる」(青梅市長)「この協定があるだけで、精神的な負担の軽減になる」(老人福祉施設長)

新型コロナ感染拡大第8波が全国を襲っている状況です。今回の感染拡大も大半が60歳以上との報道があり、施設内でのクラスターの発生が危惧されます。そこで昨年末の読売新聞多摩版の記事で「青梅市が高齢者施設でコロナ感染拡大によるクラスターが発生した際、懸念される人手不足に備えて、市内の施設間でスタッフを相互に派遣できる協定を締結した」とあります。記事によると、相互派遣を進めるのは、市内の特別養護老人ホームと養護老人ホームの計26施設とあります。記事ではこれまで、人手不足の際は、市と相談して個別対応をしてきたそうですが、今回、市と「青梅市老人福祉施設長会」との間で、コロナ禍において迅速に対応するために、協定を締結したとのことです。

記事では「協定で定めた手順によると、クラスターなどが発生した施設は同会を通じて市にスタッフの派遣調整を依頼。市は他の施設に派遣を打診、応じることができる施設と派遣先の条件協議が整えば、施設間で協定を交わして派遣を始める」とあります。青梅市の浜中市長は「利用者と従業員の安心安全につながる」とし、同会の藤本会長は「この協定があるだけで、精神的な負担の軽減になる」としています。

★以前、府中市長あての緊急要望書のなかでも要望項目にしていました

以前私のブログでも町田市がこうした協定を締結していることを掲載、20年9月には府中市長あてに、福祉施設のコロナ対策について緊急要望したことがあります。その項目の1つに「府中市として市内にある特別養護老人ホームや老人保健施設を運営する法人との間で、新型コロナウィルスのクラスターが発生した際、各事業所から応援職員を派遣する協定の締結を提案します」と要望しました。 

ぜひ府中市についても、青梅市のような施策について、市議会の予算委員会などで再度要望したいと考えています。

※ゆうきりょうのブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@ozzio.jp

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05 1月

府中市でもヤングケアラー支援員の配置で対策強化を求めたい・・港区が支援員2名を配置へ

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

昨日(1月4日)の毎日新聞に、都内の港区が家族の介護や世話に追われる「ヤングケアラー」を支援する専門職を庁内に配置するとの記事が掲載されています。記事では「(港区が実施した)調査は区内の小中学校など346施設で実施、ヤングケアラーとみられる子どもが、それまで把握していた5人から41人になっていることが判明」。また「小中高生の世代約2万1000人を対象にした調査も実施、小学1~3年生の17.3%、小学4年~中学3年で12%が「世話をしているカ家族がいる」と回答したとのことです。

こうした結果をふまえて港区では「ヤングケアラーコーディネーター」を2名、同区内の子ども家庭支援センター内に配置すること決定したとのことです。港区は実態調査を経て、支援員を配置するまでスピード感をもって対応していることは、大変評価できるのではないでしょうか。

★ヤングケアラーの実態調査に、消極的な府中市の姿勢

またこの多摩地域では、隣の多摩市が他の自治体に先駆けて、デジタルを活用した「ヤングケアラー」の実態調査を実施しています。府中市議会においても、他会派の議員さんも一般質問で取り上げた方もいますが、今のところ市の目立った動きはありません。私も2022度の予算要望で、ヤングケアラー対策を市に提出しましたが、市の回答は『学校においていわゆるヤングケアラーに該当する可能性のあるケースを発見したときは、関係機関につなぐなど、実情に応じた対応をしています』という消極的なものでした。

厚労省もすでに全国的な実態調査の結果を発表しており、今後は自治体の主体性が求められます。ぜひ府中市においてもいち早く、こうしたヤングケアラーの実態調査を求めたいと思います。

※参考ブログ⇒ 府中市でもヤングケアラーの調査で実態把握を・・厚労省が小学6年生、大学3年生を対象に全国調査を実施 – 市民派無所属 府中市議会議員 ゆうきりょう (r-yuuki.jp)

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26 11月

府中市でも早急にヤングケアラーの実態調査をしてほしい・・多摩市が今月中にもヤングケアラーの実態調査、来年3月に公表予定

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。昨日(11月25日)付読売新聞多摩版に、隣に多摩市が「ヤングケアラー」への実態調査を行うと報じています。「ヤングケアラー」とは、家庭の事情などで、本来成人が担うと思われる、家事や介護を日常的に行っているに追われる児童、生徒のことです。11月28日から調査をするとしています。

★小中学生にはタブレット端末を活用して調査

記事によると、調査対象は公立小学校の5年、6年生と中学生、市内在住の高校生世代の約9200人とのこと。小中学生には学校での活動中にタブレット端末を活用して回答してもらうとし、高校生世代には調査フォームにつながるQRコード、URL付きの調査表を郵送するとしています。

また回答は基本的に無記名ですが、子どもが助けを求められるように、任意の記入欄もあるそうです。記事では「市の児童青少年課によると、ヤングケアラーの統計的な数値を得るだけでなく、早急な個別支援の実施も視野に調査を行うのは珍しい」とのことです。結果は報告書として来年3月に市のHPで公表とあります。

★ヤングケアラーの実態調査に、消極的な府中市の姿勢

この多摩市の取り組みは、他の自治体に先駆けて大変評価できるものです。府中市議会においても、他会派の議員さんも一般質問で取り上げた方もいますが、今のところ市の目立った動きはありません。私も昨年度の予算要望で市に提出しましたが、市の回答は『学校においていわゆるヤングケアラーに該当する可能性のあるケースを発見したときは、関係機関につなぐなど、実情に応じた対応をしています』という消極的なものでした。

今回の多摩市の調査は、デジタルを活用しての調査ですので大変合理的なやり方でできるものです。ぜひ府中市においてもいち早く、こうしたヤングケアラーの実態調査を求めたいと思います。

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp

10 9月

府中市でも官民が協力して、引きこもりの方への居場所、就労体験を支援できないか・・・江戸川区で区立の「駄菓子屋」を開設、ひきこもり支援実施

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。先日の読売新聞ネットニュースで、江戸川区が引きこもり支援策について配信していますので、紹介します。

このニュースによると、江戸川区では、引きこもっている区民の就労体験や居場所づくりを目的に、区立の「駄菓子屋」を開設、「来店者は子どもが多いため、気兼ねなく接客出来る利点がある」。また記事では「江戸川区が今年6月に公表した実態調査では、区内に約8000人の引きこもりがおり、当事者らからは、必要なものとして『働き場所の紹介』『仲間づくり』との意見が多く寄せられた」。

そこで江戸川区では、当事者が気軽に就労訓練を受けられる場を見つけることが困難と判断し、駄菓子屋の開設を決め、区内の商店街の一角の建物を借り、来年1月の開設を目指し、フリースペースも併設され、そこで自由に過ごすことも可能とのことです。この記事のなかで同区の斉藤区長は「当事者にとって外出には大変な勇気がいる。居場所も併設されたこの駄菓子屋が就労の一歩につながれば」と語っています。ちなみに江戸川区では、関連経費約770万円を計上した一般会計補正予算案を、14日開会の区議会定例会に提出するそうです。

私も以前、江戸川区が引きこもりの実態調査をしている件について、ブログにアップしましたが(※)、その後の展開を注視していただけに、今回の施策について興味がありました。引きこもりの方がたは、人とのコミュニケーション能力をどう身に着けるかが重要だと思います。その意味で、今回の江戸川区の施策は、費用も多くはかからないもので、大変意義ある施策だと思います。ぜひ府中市においても、官民が協力しあって、引きこもりの方への支援策として、取り入れていただきたいものだと思います。 ※府中市も「ひきこもり」支援策の強化のために国の支援事業活用を‥コロナ禍で「ひきこもり」の実態が不透明に – 市民派無所属 府中市議会議員 ゆうきりょう (r-yuuki.jp)

※「府中市の令和5年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。

  • アドレス   yuki4551@ozzio.jp  まで
03 8月

府中市が発達障害のある小学生以下の子どもの保護者を対象に交流会を開催します

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。情緒障害などの発達障害をかかえる、お子さんをもつ保護者の方々からの要望、相談が昨年来、複数寄せられています。私も今年2月の市議会一般質問で、情緒障害児童のための固定教室設置を求める質疑を行ったこともあります。また6月議会では市民の方からの陳情※「発達障害児の教育機会の充実を求める陳情」が寄せられ、採択をされています。

※陳情事項 ① 特別支援教室の利用に関する実態調査と調査結果の公開を求めます。 ②府中市内の不登校児について、不登校の原因及び発達障害(傾向含 む)の有無や関連性について、実態調査を行い、調査結果の公開を求め ます。 ③ 把握した調査内容に基づき、子供の個性に応じた支援充実と発達障害児の学びの機会を保障すること。

こうしたなか府中市では「発達障害児の保護者交流会」を下記の日程で開催すると、市の「広報ふちゅう」で掲載、参加者を募集しています。要綱は下記のとおりです。定員は少ないですが、ぜひご参考にされてください。

日時・・9月8日(木)午前10時半から正午

対象・・地域障害のある小学生以下の子どもの保護者

場所・・地域生活支援センター「ふらっと」

定員・・先着5人

参加費無料

内容・・育児の悩み、学校生活の不安などの情報交換

申し込み・・午前9時半から同センター 電話370-1781

※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  までお気軽にお寄せください。