02 12月

12月議会で一般質問、保育士の労働条件改善をもとめました

昨日、12月1日(火)、市議会本会場にて共産党議員団4名、私も一般質問を行いました。今回は市立保育所で働く保育士さんの労働実態調査を求め、その向上を求める立場で質問しました。府中市はこの間の行革と民間活力導入策のもと、公立保育所が民設民営に委託にされてきたこと、また正規保育士を減らす一方、臨時保育士を増やすなかで、正規保育士さんに過重な労働実態を招いている実情を議会で訴えました。行革により、コスト削減を一面的に評価する行政の負の側面を認識していただきくために、正規保育士さんの労働実態とその激務の姿を伝えなければいけないとの思いで質問いたしました。保育所の法令違反問題では、北海道で労働局の調査がはいり、道内181の事業所に法令違反が判明されたことを訴え、府中市としても、この問題に真摯に取り組んでほしいと訴えました。伝えるべき核心部分は訴えたつもりです。本日(2日)は市議会総務委員会に傍聴した後、午後は生活相談、夕方は駅前での訴えを行いました。複数の方から激励の声をかけていただき、定置定点宣伝の威力をあらためて実感しています。明日も、頑張ります。

10 11月

府中市保育所父母連合会の対市懇談を見学

保育所写真11月14日11月7日(土)、18時時から府中市のグリーンプラザで開催された、府中市保育所父母連合会(保育所にお子さんを預けている父母の横断的な連絡会)が、府中市に対して毎年、父母の立場から要求書を提出されています。それに対する市の回答説明会が、この日開催され、私も見学させていただきました。5項目にわたる要望が市に提出され、市からは課長と係長クラスの方が説明されてました。市立保育所の再編(民間保育所への移管)と、民間活力の積極的な活用に関する取り組みについて、市立保育所が民間に移行するにあたっての要望が、参加者の方から数多くだされていました。とくに父母からは民間保育所に移管するにあたっての不安と要望のほか、今春352人にもの保育所の待機児童が発生したことに対する不満と要望の声があがっていたほか、保育所の修繕と安全対策などの要望もあがっていました。参加されていたみなさん、働くお母さんたちが、小さなお子さんを連れて参加されていました。私も9月の市議会で認可保育所の増設を求める質問要望しているだけに、今後、保育行政の充実を実現するためにも、保育所父母連の方々の運動と声を府中市議会にも伝えたいと思います。

20 10月

保育士さんの職場の実態

先日、認可保育所で働く保育士さんの、職場と労働環境の実態について、話を伺う機会がありました。正規職員の方ですが、1日にまともに60分間の休憩を取れる状況にないほどの忙しさで、子どもたちを昼寝させている間は、会議や打ち合わせにおわれ、子どもたちを帰宅させた後に、書類の整理や実務作業を行うのが状態化。朝7時に出勤し、午後7時から8時以降に帰宅するのが日常化しているとのことでした。私は9月議会において、早急に保育所の待機児童の解消を求め、認可保育所の増設を要望してはいましたが、子どもたちをあつかう保育士さんの状態についても、調査する必要があると思い、この方に話を伺いました。事前に、岩波新書「保育崩壊」(小林美希著)を読み、「これほど保育士さんの労働状態が、ブラック企業化しているのか!」と驚嘆しましたが、現実の話を伺い、さらに驚きました。これでは、親御さんたちが、わが子を安心して保育所に預ける気にはならないと思いました。今後、さらに調査する必要があります。政治の原点は、「住民の暮らしと生活、働く人の職場の実態と矛盾のなかにこそある」と思います。12月議会へむけて、頑張ります。