15 9月

府中市 サポートルーム(校内フリースクール) ・・文科省が2億円の概算要求で施設、機材、11億円で支援員の拡充を実施へ

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

★不登校児童生徒の校内支援スクールに2億円の予算計上、支援員拡充も予算要望

先日の読売新聞に文科省が「クラスのなかに入れない子どもが安心して過ごせる『校内教育支援センター』を拡充させる」との記事があり、「センターを校内の居場所として設け、不登校の未然防止や登校復帰につなげる狙い」としています。

記事では、文科省によると「センターは、全国の公立小中学校の46%にあたる、1万2712校に開設」とし、文科省としてセンターを設置する自治体への財政支援をスタート、25年度の概算要求では約2億円を計上、本、パソコン、半個室をつくるためのパーティションなどの整備費を1600校に補助するそうです。また、支援員の確保に向けた補助制度も新設、3000校に配置計画で、約11億円も盛り込んでいるとあります。

★生活が乱れがちだった生徒も、朝起きて学校に来られるようになった

記事では「クラスに居場所がないと感じる子どもはこれまで、保健室で過ごすことが多かったが、他の児童生徒らが利用する時は退室する場合もあった」「すでにセンターのある学校では、空き教室を利用している」とあります。

記事のなかでは杉並区の公立中学校の取り組みを紹介、同学校では図書館をセンターとして活用し、週3日間、1時間目に開放、毎回5人前後が利用するそうで「(男子生徒は)生活が乱れがちだったけれど、朝起きて学校に来られるようになった」「図書館に登校した生徒は、本を読んだり問題集を解いたり、絵を描いたりと思い思いに過ごす」「同校の校長先生は『一度学校から離れると戻りにくくなるので、校内の居場所は必要だ。図書館に学びに向かう力を育んでいきたい』と語る」。

※校内教育支援センターとは(読売新聞記事より)・・校内フリースクールとも呼ばれ、教室に入りづらい児童生徒が落ち着いて自習などに取り組める。子どもを見守り、相談に応じるため、教員や支援員がつく。

★府中市内の小中学校にあるサポートルームが、校内フリースクール

府中市の公立小中学校にも、「サポートルーム」と呼ばれるのが、この記事にある校内フリースクールです。今年度から市内すべての小中学校に設置され、運用がスタートしています。私は保護者の方からのご意見などに基づき、議会の一般質問でもこの課題について複数回とりあげ、この9月議会でも質疑をしました。府中市内の学校に設置されている、サポートルームは運用の差があるので、先進的な事例の学校に水準を引き上げていけなばなりません。こうした点からも、今回の文科省の予算措置を、有効に活用することが重要です。この点について、再度、議会でも取り上げたいと思います。(府中市議 ゆうきりょう)

※府中市議 ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

14 9月

府中市 不登校児童のために学校給食センターで給食のサービスを・・八王子市「はちっこキッチン」の体験を踏まえて

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

八王子市が実施している、不登校児童生徒に対する、学校給食センターでの昼食サービスについて、市民の方からお声をいただいたので、以下紹介させていただきます。 ※八王子市による不登校児童向けの学校給食サービスに関する、ゆうきりょう のブログ ⇒ https://www.r-yuuki.jp/2023/05/21864/

★八王子市の「はちっこキッチン」について・・保護者がついていく仕組みで、保護者は有料制だった

~八王子市は「不登校の子は、学校給食センターに行くと無料で皆んなと同じ給食を食べられます!!」とうたっていますが、   必ず保護者が付いて行かなければならず、保護者には330円かかる仕組みです。「無料で食べれるよ!!」とアピールしているなら、この仕組み何とかならないのかしら・・・。

そこで私が質問したことは・・「はちっこキッチン」の仕組みに憧れていたんですが、あっても問題があるんですね。子供だけでは食べれない、孤食を防ぐ狙いがあるのかしら?(府中市民の方)

★保護者同伴では共働きの世帯、母子家庭の親は行けない(八王子市の方の返答より)

~本当に何でなんですかね??高学年になれば、1人で留守番してる子は仲の良い不登校の子同士で食べに行ったって良いと思うんですけどね。。。共働きの家庭。母子家庭の方。小さなお子さんがいらっしゃる家庭は行けないですよね。(行政のやる事は所詮その程度なのかもしれませんね)

ぜひ(府中では)八王子のデメリットをブラッシュアップさせて下さいませ。招待状は家は学期ごとにくれます。特に期限は書いてありません。不登校も家の子だけなので、頻繁に連絡が来たりしますが、他の学校の子は学校から一切連絡がないと言っていたので、知らない人も沢山居ると思います。

招待状と言っても、ただのプリントなので、うっかりすると捨ててしまうし、学校に行かないともらえないです。その辺りも不登校の子のコミュニティやSNS等で告知すると、もっと広がると思います。

もう一つ、デメリットがあって家は卵アレルギーがあるのですが、アレルギー対応は全くしてなくて、アレルギー物質が入っているか?を献立表で確認して保護者の責任で食べて下さい!です。副校長もアレルギーがあるなら、入ってない日に行けば良いだろ!!と言ってました。

また駐車場も予約制です。また何かありましたら、ご連絡下さい。応援してます。という情報をいただきました。当日10時半までに予約すると食べられるそうです。(以上、八王子市の方の返答より)

★八王子市のサービス内容を改善して、府中市の給食センターでも実施を

府中市も今回の給食費の余剰金があるなら八王子市の取り組みをブラッシュアップして、保護者は食べなくても良いので子供だけ無償にしてほしいと思います。保護者が希望して給食を申し込む場合は、¥330お支払するなど選べるとありがたいです。

学期に1回ではなく、月に1回でもいいので、回数券を作るなど、学校外で給食を楽しめる機会を作っていただけると保護者の負担が減ります。駐車場を利用できるのもありがたいです。駐車場が利用できなければ、近くの人しか行かなくなってしまうと思いますし、不登校があると外出そのものが困難な場合もあります。

★給食の持ち帰りでもありがたい

給食センターで食べることを一つの外出の機会にしていただけると生活にメリハリも出ます。もっと言えば、こども食堂では、餃子の王将弁当を無償で子どもたちに配布してくださることがありますが、給食も月に1回でも申し込みしていれば子供の分だけでもいいので、持ち帰り可能にできるのであればありがたいです。

特に母子家庭と共働きの方がこのような仕組みを利用できないのは可愛そうだと思います。不登校児のいる家庭の昼食は母親の負担が大きいです。1日中食事を作っています。こちらも機会がありましたら取り上げて欲しいです。(府中市民の方の感想より)

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13 9月

府中市 不登校 小中学校サポートルームの運用と改善を求めたい ・・その3(ゆうきりょう 府中市議会一般質問)

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

府中市の小中学校には、「不登校の兆候が現れた児童、生徒に対して、居場所を提供することで、早期の教室復帰につなげ、新たな不登校を出さない、未然防止を図るという目的のもと、不登校の児童・生徒に対し、登校への不安な気持ちを和らげ、不登校の状況を徐々に改善、学校復帰を図るという目的」(令和5年第4回定例会、市の答弁より)から、すべての小中学校にサポートルームが設置されています。一方で各学校の現場においては、教育委員会の方針通りに運営されていない学校も多数あると伺っていることから、先日、市議会の一般質問でこの課題について若干の質疑をしました。(その3)

~こども家庭庁が専門支援員の増加を予算化へ~

★ゆうきりょう主張⇒ 先日のニュース報道で、「こども家庭庁が来年度から新たに専門の支援員を自治体に配置し、学校だけでなく地域全体で不登校の子どもを支援する事業に取り組む」とのことで、「支援員となる人は、これまでに不登校の子どもの支援にあたった経験がある心理や福祉の専門家などが想定される」との報道があり、「支援員は子どもや保護者のニーズを聞き取った上で、地域のNPOなどの民間施設や医療機関などにつなぎ、学校とつながりが持てなくても、地域の中で切れ目なく支援する役割を果たすことが期待されている」として、こども家庭庁が来年度の予算で支援員を増やす概算要求予算を提出したとの報道がありました。

★ゆうきりょう質問⇒ 府中市においてもこの4月から「はばたき」の開設など、新たな行政サービスの動きもあるなか、こども家庭庁の動向をうけて、①今後、スクールソーシャルワーカー、心理職員等の配置により、各学校への教育相談体制の状況や、訪問型の支援などの保護者への支援や民間施設等との連携について、今後もさらなる支援体制の構築が必要だと思うが、市の考えについて伺います。

~不登校児童、生徒へ専門的立場からの連携した支援体制の充実~(教育委員会)

★教育委員会答弁⇒ 不登校児童・生徒への支援は、個々の児童・生徒の不登校の状態に適した支援を行っていく必要があり、更なる相談体制の充実に向けて、今年度からは、児童発達支援センター「はばたき」を設置し、教育と福祉が連携し、心理士等による教育相談を行ってきました。

また、訪問型の支援として、スクールソーシャルワーカーは、状況に応じて、不登校が続いている児童・生徒の家庭を訪問し、児童・生徒が抱えている悩みを聞いたり、保護者の相談に乗ったりして、学校や関係機関とつなぐ役目も担いながら、児童・生徒の登校へ向けた支援を行っています。

なお、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーについては、学校からの期待も高く、不登校支援の重要な役割を担うものと認識しており、今後とも、一人一人の不登校児童・生徒の状態に応じて様々な専門的立場からの連携した支援が行えるよう、支援体制の充実に努めてまいります。(以上、答弁)

★ゆうきりょう主張⇒ ~校長先生によって変わったケース(四谷小のケース)

ある小学校では不登校の児童が、いまだに保健室登校をしていたそうで、保護者の方もサポートルームの存在を知らなかったようだ。同小の担当教員から「サポートルームはあまり使わせたくない様子の説明をうけた」。サポートルームに常駐で誰か1人でもいるのが、子どもたちには安心につながるようだ。

府中市としてもぜひ専門の支援員を増やすこと、今後各学校に1名、常勤でスクールカウンセラーの配置など求めたい。※複数校に1人でもいいので、作業療法士の配置を提案したい(岐阜県飛騨市)。

子どもたちが学び、遊ぶことに役立つ機材についてもぜひ予算をつけてほしい。これまでも保護者の方から、「不登校の児童が、早くからサポートルームを利用してリラックスできていれば、重い不登校児童にならなかったかもしれない」といった、当事者の方が悔やむことがないように、同時に「無理に」教室へ戻さなくても、五月雨登校のうちから、サポートルームへの利用を積極的に行う必要がある、ということを、教員、児童、生徒保護者の方にぜひ周知してほしいということもお伝えしたいと思います。

このサポートルームの施策については、今年1月の市長選挙において、高野市長も重点施策の公約の1つとして掲げておられましたので、大変期待をしているところです。(府中市議 ゆうきりょう)

※府中市議 ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

12 9月

府中市 不登校 小中学校サポートルームの運用と改善を求めたい ・・その2(ゆうきりょう 府中市議会一般質問)

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

府中市の小中学校には、「不登校の兆候が現れた児童、生徒に対して、居場所を提供することで、早期の教室復帰につなげ、新たな不登校を出さない、未然防止を図るという目的のもと、不登校の児童・生徒に対し、登校への不安な気持ちを和らげ、不登校の状況を徐々に改善、学校復帰を図るという目的」(令和5年第4回定例会、市の答弁より)から、すべての小中学校にサポートルームが設置されています。一方で各学校の現場においては、教育委員会の方針通りに運営されていない学校も多数あると伺っていることから、先日、市議会の一般質問でこの課題について若干の質疑をしました。(その2)

★ゆうきりょう質問⇒ 学校経営支援事業費の中身、用途について伺います。

●教育委員会の答弁⇒ 授業等における教員の補助や児童・生徒への支援、サポートルームの運営業務等に従事する学校経営支援員の任用に係る経費や、有償ボランティアとして児童・生徒に寄り添う家庭と子どもの支援員等の配置に係る経費を計上している事業費で、現在、全ての学校で毎日サポートルームに支援員を配置できる予算を配当しています。

これらの支援員のサポートルームにおける具体的な活動といたしましては、学校経営支援員は、児童・生徒の学習支援に加え、児童・生徒の悩みや不安について相談を受けるなどの対応を行っており、家庭と子供の支援員は、児童・生徒の登下校の付き添いに加え、登校後もサポートルームで児童・生徒の支援を行うなどの役割を担っています。(以上、答弁)

★ゆうきりょう主張⇒ 保護者の方からのお声をいただいて、サポートルームの運用について先進校と、まだ運営の緒についていない学校、あるいは実態として機能していない学校との格差があることを伺いました。(四谷小、新町小、住吉小、三小などの進んでいる学校と、他方遅れている学校の例)

★ゆうきりょう質問⇒ 新町小学校のサポートルームは、常時スタッフがいて、いつも自由に行き来できて、大変いろんな機材もあって、評価されているという声を伺いました。(四谷小のランチタイムの例も)一方でサポートルームの運用の進捗が弱い学校もあります。これについて、教育委員会としてどのように考えている(原因要素)のか。

★ゆうきりょう質問⇒ またサポートルームの運用について、先進事例に引き上げる指導、取り組みが必要と考えるが、その運用が緒についていな学校へのテコ入れ策について、今後、どのような指導と対策を考えているか、伺います。

★教育委員会答弁⇒ サポートルームを全校に設置したことにより、学校からは、不安を理由に教室に入れない児童・生徒の居場所となった、サポートルームを利用して学校に通えるようになった等の報告を受けています。なお、1学期末に確認したところ、一部に児童・生徒の利用時間に制限がある学校がありました。このため、各学校で行われている運用の工夫などの事例を全校で共有し、運用方法の改善を図るとともに、指導主事が学校を訪問し、その学校の実態に応じた指導・助言を行い、サポートルーム運用のさらなる改善を図っています。

★ゆうきりょう主張⇒ そこで先日のニュース報道で、「こども家庭庁が来年度から新たに専門の支援員を自治体に配置し、学校だけでなく地域全体で不登校の子どもを支援する事業に取り組む」とのことで、「支援員となる人は、これまでに不登校の子どもの支援にあたった経験がある心理や福祉の専門家などが想定される」との報道があり、「支援員は子どもや保護者のニーズを聞き取った上で、地域のNPOなどの民間施設や医療機関などにつなぎ、学校とつながりが持てなくても、地域の中で切れ目なく支援する役割を果たすことが期待されている」として、こども家庭庁が来年度の予算で支援員を増やす概算要求予算を提出したとの報道がありました。

★ゆうきりょう質問⇒ 府中市においてもこの4月から「はばたき」の開設など、新たな行政サービスの動きもあるなか、こども家庭庁の動向をうけて、①今後、スクールソーシャルワーカー、心理職員等の配置により、各学校への教育相談体制の状況や、訪問型の支援などの保護者への支援や民間施設等との連携について、今後もさらなる支援体制の構築が必要だと思うが、市の考えについて伺います。

★教育委員会答弁⇒ 不登校児童・生徒への支援は、個々の児童・生徒の不登校の状態に適した支援を行っていく必要があり、更なる相談体制の充実に向けて、今年度からは、児童発達支援センター「はばたき」を設置し、教育と福祉が連携し、心理士等による教育相談を行ってきました。

また、訪問型の支援として、スクールソーシャルワーカーは、状況に応じて、不登校が続いている児童・生徒の家庭を訪問し、児童・生徒が抱えている悩みを聞いたり、保護者の相談に乗ったりして、学校や関係機関とつなぐ役目も担いながら、児童・生徒の登校へ向けた支援を行っています。なお、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーについては、学校からの期待も高く、不登校支援の重要な役割を担うものと認識しており、今後とも、一人一人の不登校児童・生徒の状態に応じて様々な専門的立場からの連携した支援が行えるよう、支援体制の充実に努めてまいります。(以上、答弁)~続く~ (府中市議 ゆうきりょう)

※府中市議 ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

11 9月

府中市 不登校児童 小中学校サポートルームの運用と改善を求めたい ・・その1(ゆうきりょう 府中市議会一般質問)

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

府中市の小中学校には、「不登校の兆候が現れた児童、生徒に対して、居場所を提供することで、早期の教室復帰につなげ、新たな不登校を出さない、未然防止を図るという目的のもと、不登校の児童・生徒に対し、登校への不安な気持ちを和らげ、不登校の状況を徐々に改善、学校復帰を図るという目的」(令和5年第4回定例会、市の答弁より)から、すべての小中学校にサポートルームが設置されています。一方で各学校の現場においては、教育委員会の方針通りに運営されていない学校も多数あると伺っていることから、先日、市議会の一般質問でこの課題について若干の質疑をしました。

~「残念ながら、サポートルームについて保護者等に十分に周知が図られていない学校もある」・・教育委員会の見解~

★ゆうきりょう質問⇒ サポートルームの運用改善について、サポートルームを使用する児童、生徒への支援を図るために、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーとの連携の重要性について、その具体的対応策の現状について伺います。

●教育委員会の答弁⇒ サポートルームを利用する児童・生徒一人一人の状況に合わせ、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーと連携しながら、不登校の未然防止、早期解消、学校復帰に向けた支援を進めていくことが重要です。市立学校においては、サポートルームでスクールカウンセラーと児童・生徒が面談したり、スクールソーシャルワーカーが家庭訪問した際に、サポートルームの利用を促し、サポートルームの利用につなげたりするなどの取組を行っております。さらに、学校担当の指導主事が学校訪問を行い、実態を把握するとともに、実態に応じて工夫・改善について指導し、サポートルームの運用改善に努めています。

★ゆうきりょう質問⇒ 学校経営支援事業費の中身、用途について伺います。

●教育委員会の答弁⇒ 授業等における教員の補助や児童・生徒への支援、サポートルームの運営業務等に従事する学校経営支援員の任用に係る経費や、有償ボランティアとして児童・生徒に寄り添う家庭と子どもの支援員等の配置に係る経費を計上している事業費で、現在、全ての学校で毎日サポートルームに支援員を配置できる予算を配当しています。

これらの支援員のサポートルームにおける具体的な活動といたしましては、学校経営支援員は、児童・生徒の学習支援に加え、児童・生徒の悩みや不安について相談を受けるなどの対応を行っており、家庭と子供の支援員は、児童・生徒の登下校の付き添いに加え、登校後もサポートルームで児童・生徒の支援を行うなどの役割を担っています。

★ゆうきりょう主張⇒ 以前の教育委員会の答弁において(おぎの議員との質疑)、「残念ながら、サポートルームについて保護者等に十分に周知が図られていない学校や、一部に児童・生徒が利用できない時間がある、そうした学校が存在するので、校長会など通じてサポートルームの運用について繰り返し指導をしている」という答弁がありました。

あわせて「サポートルームで使用する教室について、サポートルームの専用教室が準備できていない学校においても、図書室や相談室等を活用しており、専用教室の有無にかかわらず、児童・生徒が利用したいときに対応できるよう努めている」という答弁もありました。

~全ての学校で毎日サポートルームに支援員が配置できる予算を配当している(教育委員会の答弁)~

★ゆうきりょう質問⇒市は今年度から、東京都の補助金も活用しながら、各学校に年間を通して運営に携わる支援員1名分の予算を新たに配当していますが、現状、各校に配置されているサポートルーム支援の配置状況について伺います。

●教育委員会の答弁⇒ サポートルーム支援員の配置状況についてですが、市教育委員会では、全ての学校で毎日サポートルームに支援員が配置できる予算を配当し、各学校は、学校経営支援員や、家庭と子供の支援員、学生ボランティア等も活用しながらサポートルームの運営を行っています。また、支援員等が配置できない日時があっても、教員が対応できるよう、体制を整えています。(その2へ続く)

※府中市議 ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp