27 10月

府中市 動物(ペット)を飼育している高齢者が居なくなった際、動物をいかに保護するのか・・行政と民間が連携して支援策をできないか(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★ペットを飼っている高齢の方が亡くなった場合、ペットはどうなるのか・・行政と民間が協力連携して、動物の保護策を

近年、高齢社会により動物(ペット)を飼っている高齢の方が入院や、お亡くなりになることで、「動物を飼う(面倒をみる)人がいなくなってしまった」という話題が増えてきました。先日も市民の方からそうしたお声をいただきましたので、一部紹介させていただきます。

『動物(飼い主のいるペット)に関することですが、近年、飼い主の高齢化によって飼育放棄される動物たちが増えています。突然の入院、施設への入所に際し、親族も、ご近所の方も、高齢者と暮らす動物については引き取れない、ということがでてきています。「だったら高齢者は動物と暮らすな・・」と言うのは簡単ですが、高齢者こそ動物と暮らすことによって様々な恩恵に浴することができるのは、すでに明らかになっています。認知症発症リスク低下などがそれに当たります。

また市民の方からの「高齢者が動物を残して入院した」という事案もよく話をうかがいます。今後、高齢化にともなってこういう事案が増えてきた時、少数のボランティアだけで動物の保護から譲渡までこなすことには無理があるのではないでしょうか。だからこそ、行政と民間、市民が共同でこの問題について考えていければと考えています。

市民相談のひとつとして、動物飼育に関する問題を受け付ける窓口を創設することもよいのではないでしょうか。実際、近隣では武蔵村山市がすでに取り組みを始めています。「高齢化社会を見据え、ペットの飼育についての意識向上を目指し、市が主導して動物に関する相談窓口を設け、深刻な問題を未然に防ぐ」ための活動を、予算化していただけたら素晴らしいと思います。(以上、市民の方からのご意見ご要望から)

※生成AIから抜粋・・武蔵村山市には、高齢者がペットを飼い続けるための特別な公的な保護制度は確認できませんが、複数の民間サービスやボランティア団体、また市が連携する関連機関を通じて、支援を受けられる可能性があります。
1,武蔵村山市の民間のペット関連サービス

①ペットシッター/老犬・老猫介護サービス:武蔵村山市や周辺地域には、高齢によりペットの世話が困難になった場合に、自宅を訪問して世話や介護を行うサービスがあります。

②ペットトリミング/出張お世話:高齢で外出が難しい飼い主のために、出張トリミングや、旅行・外出時のペットのお預かり・お散歩代行などを行う事業者も存在します。

2,武蔵村山市の動物保護・譲渡関連団体

①武蔵村山さくら猫の会:武蔵村山市の登録ボランティア団体で、主に地域猫活動(TNR)を行っていますが、保護した猫の里親探しも実施しています。

②ピースワンコ・ジャパン 東京あきる野譲渡センター:近隣のあきる野市にあり、保護犬の譲渡活動を行っています。高齢者向けに、保護犬を引き取るという選択肢を検討する際の相談先となる可能性があります。(生成AIから抜粋)

★東村山市の施策について→ https://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/kurashi/sodan/seikatsu/seibunanimalsoudan.html

★厚木市では、行政がペットの保護や新しい飼い主探し等を行っているボランティア団体等との連携についても、模索する動き

私もこのお声をいただき、インターネットでこうした取り組みをしている自治体を検索したところ、神奈川県の厚木市で以下のようなページがありましたので、掲載させていただきます。

~飼い主には終生飼養の義務があり、動物がその命を終えるまで責任を持って飼養に努めるよう動物の愛護及び管理に関する法律で規定されています。やむを得ない理由で飼えなくなった時のために、飼い主は自ら、動物が安心して暮らせる環境を用意する必要があると認識しています。御提案いただいた高齢者の動物飼育の管理や飼育のサポートについては、動物の登録管理の難しさや、費用や寿命など飼養に関する個人の対策及び飼養責任に係わる問題であることから、市での管理は難しい状況です。

しかしながら、少子高齢化や核家族化が進む中、飼い主の高齢化によりペットの飼育が困難になるなどの課題が生じていることも承知していますので、今後についても、動物の飼い主に対して適正飼養管理についての周知を行うとともに、広く動物愛護に関する啓発を行い、動物愛護精神の推進に努めていきます。また、ペットの保護や新しい飼い主探し等を行っているボランティア団体等との連携についても、模索していきます。

なお、ペットの多頭飼育については、平成31年3月、神奈川県動物の愛護及び管理に関する条例が改正され、10頭以上の犬や猫を飼育する場合は、県への届出が新たに義務となり、県厚木保健所が対応しています。(厚木市のHPから、市民からのご意見に対する、厚木市の担当課からの回答から)~

~東村山市や厚木市では行政と民間が連携して、ペットの飼い主の高齢化問題に対して、行政がボランティア団体と連携していくことを、令和7年度予算で確保をされています。私も以前からこの問題について問題意識があり、ぜひ府中市議会においても、地域猫の課題とともに、一般質問などで取り上げたいと考えています。(府中市議 ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

※ 府中市議会議員  ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。市政相談、生活相談なども受け付けています。なお雨天時や、自身の都合により中止の場合がありますが、お気軽にお声をおかけください。駅頭には朝8時までいます。

月曜日・・西武線多磨駅東口

火曜日・・京王線多磨霊園駅南口

水曜日・・京王線東府中駅北口

木曜日・・西武線多磨駅西口

金曜日・・京王線多磨霊園駅北口

20 10月

府中市 街路樹の課題・・東府中の平和通り沿いにある、いちょうの街路樹の危険性についての要望(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

街の課題について多数、市民の方からご要望をいただきますが、なかでも多いのが、街路樹の問題です。先日の市民の方から、以下のご要望をいただきました。

★東府中の平和通り沿いのいちょうの街路樹の危険性について

「東府中の平和通りには、イチョウの街路樹があります。春から夏にかけ木が大きく育ち過ぎ強風で住んでいるマンションに倒れてこないか心配しています。カラスの巣を作るのも困っています。先日、京王線が倒木の為に電車が止まる等、倒木の問題は増えてきていると思います」(以上、市民の方の要望より)。

★日野市の樹木の枝葉落下死亡事故で、緊急の対応、業者と契約

24年9月の東京新聞多摩版に、日野市多摩平の緑地でイチョウの枝が落下して男性が死亡した事故を受けて、「日野市は管理する緑地や公園、道路沿いの樹木について、民間業者による点検や剪定、伐採する費用として、約1億8600万円を補正予算として計上した」とあります。

記事では「市のよると、事故直後に市職員が緊急点検した。今後実施する民間業者の点検では、人が通る場所の樹木の安全や、枝が伸びるなど早急な対応が必要な樹木を確認し、必要により剪定や伐採する」とのことです。また同記事によると、日野市は10月中旬ごろから業者と契約を結び、業務を開始、年度無いをめどに対応を終える予定で、今回の事故の原因について、専門家が調査を続けているそうです。

今回の事故を受けて、先日の府中市議会決算委員会においても複数の議員さんから、質疑がされ、市の答弁は、「日常から街路樹、樹木の点検をしているが、今回の事故を受けてさらに注視して、対策を講じる」との趣旨の答弁でした。

★倒木や枝の落下の可能性がある約140本、1480万円を予算化(羽村市)

24年12月の読売新聞多摩版に、多摩地域の羽村市が市内の公園などにある樹木のうち、倒木や枝の落下の可能性がある約140本について、伐採や枝切を行う方針であると発表し、関連経費予算約1480万円を予算化したと報じています。

この記事にもありますが、今回の予算化の背景には今年9月、日野市で市が管理する緑地内の歩道で、落下したイチョウの枝の下敷きになった男性が死亡する事故が発生したことうけたものとのことです。記事では「日野市の事故をうけ、羽村市が市管理の樹木を緊急点検したところ、公園のほか学校や街路などに、大きくなりすぎたり、枯れたりしていて、倒木や枝の落下の恐れのあるイチョウ、松などが確認された。このため市は、事故防止のため伐採、枝切りを早期に実施することを決めた」とあります。

★日野市の樹木の枝葉落下死亡事故で、緊急の対応、業者と契約

24年9月の東京新聞多摩版に、日野市多摩平の緑地でイチョウの枝が落下して男性が死亡した事故を受けて、「日野市は管理する緑地や公園、道路沿いの樹木について、民間業者による点検や剪定、伐採する費用として、約1億8600万円を補正予算として計上した」とあります。

記事では「市のよると、事故直後に市職員が緊急点検した。今後実施する民間業者の点検では、人が通る場所の樹木の安全や、枝が伸びるなど早急な対応が必要な樹木を確認し、必要により剪定や伐採する」とのことです。また同記事によると、日野市は10月中旬ごろから業者と契約を結び、業務を開始、年度無いをめどに対応を終える予定で、今回の事故の原因について、専門家が調査を続けているそうです。

今回の事故を受けて、昨年9月の府中市議会決算委員会においても複数の議員さんから、質疑がされ、市の答弁は、「日常から街路樹、樹木の点検をしているが、今回の事故を受けてさらに注視して、対策を講じる」との趣旨の答弁でした。

★府中市の樹木は大丈夫か

ところで2019年10月の台風15号による、府中市内での被害状況についてですが、市の行政管理部危機管理担当名で議員に文章が配布されました。それによると、「府中市においては瞬間最大風速32,5m/秒となる激しい風雨」とし、「このことで市道の倒木が22件、施設等の破損が9件、雨漏りが12施設、公園緑道の倒木については現在調査中」とあります。また現在使用できない施設などはないとのことです。また停電については、直後に約1600軒で発生したとのことですが、数時間後には復旧をしたとのことです。

そこで台風が直撃するたびに府中で問題になるのが、緑道の倒木被害です。けやき並木通りをはじめ、市内には数多くの木が沿道にありますが、近隣の住民の方からは「もしこの木が台風などの影響で、自分の家に倒れてきたらと思うと、恐ろしくなる。何とかならないでしょうか」という相談も寄せられています。

「ほっとするね、緑の府中」というキャッチコピーもあり、府中のシンボルともいえる樹木ですが、今後こうした樹木、街路樹の安全対策について、適切な施策を行うことを求めたいと思います。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

※ 府中市議会議員  ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。市政相談、生活相談なども受け付けています。なお雨天時や、自身の都合により中止の場合がありますが、お気軽にお声をおかけください。駅頭には朝8時までいます。

月曜日・・西武線多磨駅東口

火曜日・・京王線多磨霊園駅南口

水曜日・・京王線東府中駅北口

木曜日・・西武線多磨駅西口

金曜日・・京王線多磨霊園駅北口

 

01 10月

府中市  府中市が西武線多磨駅周辺を「環境美化推進地区」に指定へ(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★市が「まちの環境美化条例」にもとづいて、多磨駅周辺を環境美化推進地区に指定

府中市は環境美化活動の推進を図るために、「府中市まちの環境美化条例」にもとづいて、新たに西武線多磨駅周辺についても、環境美化推進地区として指定しました。市は「これらの地域は、多くの方が訪れることから、路上のたばこの吸い殻などのごみ散乱を防ぐ必要がある」とのことから、今回決定しました。市は「自治会、商店会、事業者など連携し、啓発活動や清掃活動を重点的に実施します」としています。

私もこの間、複数回、府中市議会一般質問で、西武線多磨駅の東西周辺の環境問題、なかでも受動喫煙防止、たばこのポイ捨て対策の現状と課題、対策について質疑要望をし、最近では6月議会の一般質問でも取り上げました。

★府中市の答弁(多磨駅周辺の環境美化問題)⇒ 受動喫煙対策について、市では、健康に悪影響を与える受動喫煙を防止するための啓発に努めており、多磨駅周辺におきましては、令和6年6月より多磨駅自由通路及び駅前ロータリーにのぼり旗を設置しています。また、ポイ捨て対策については、地域の方が行う美化活動に対するごみ袋の無料配付や収集したごみの回収支援のほか、パトロールを適宜行い、ポイ捨て行為に対する指導等を実施しています。

★多磨駅周辺についても環境美化推進地区に指定する方向で検討(今年6月議会の一般質問から)

(府中市の答弁)⇒ 課題としては、東京都が実施したアンケート調査で、「受動喫煙が健康に影響を与えることを知っている」喫煙者の割合は7割を超えており、認識はされつつあるものの、他人に配慮した行動につながらない場合があることや、一部のマナーの悪い者によるポイ捨てが継続して行われていることがあげられます。環境美化推進地区の拡大につきましては、多磨駅のほか他のエリアにおきましても以前より市民の皆様や自治会等から推進地区のご指定を望む要望をいただいておりました。そのため、令和6年度に環境美化推進委員会を開催し、特にポイ捨て等の苦情が多い多磨駅、西府駅、北府中駅について、推進地区への指定に関してご審議いただきました。

その結果、3駅とも妥当であるとの答申を受けたことから、令和8年度の推進地区指定に向けた準備として、今後、地元への説明や広報・ホームページ等への掲載、対象地区に看板を設置するなど広く周知を行っていく予定です。

★受動喫煙防止の取り組みに、JT(日本たばこ産業)にも協力してもらうことを要望

〇ゆうきりょう主張要望⇒ 府中市は昨年11月に、日本たばこ産業株式会社との間で「喫煙環境整備等に関する連携協定」を締結しています。この協定は、日本たばこ産業株式会社と府中市が連携し、相互に協力して官民協働による取組を推進することにより、地域の喫煙マナーの向上並びに公共の場所における歩きたばこ及びポイ捨てをなくすことを図り、もって環境美化、快適な空間及び清潔な地域環境を確保することを目的として締結したものです。

今後は、多磨駅周辺について、環境美化推進地区の指定とともに、今後は駅利用者、住民の方々に対して、JTにも受動喫煙防止の広報活動に協力してもらうなど、受動喫煙防止を呼び掛ける取り組みについて、ぜひJTとも協力連携して取り組むことを要望提案したい。多磨駅は今後、「ららぽーと」が開業される予定もあり、街の美化問題は重要課題でもあります。なかでも、たばこのポイ捨て禁止は中心課題です。ぜひ府中市と日本たばこ産業との間で締結した連携協定を、実際にいかす取り組みについて、今後、市に対して要望提案したいと思います。(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)

~今後は、ぜひ多磨駅周辺を喫煙禁止路線の指定についても要望していきます~。
※府中市と日本たばこ産業との連携事項

①環境美化に関する事項、②喫煙マナーの啓発事項、③喫煙に係る環境整備の提案に関する事項、④上記の事項のほか、目的を達成するため、協議により定める事項

ファイルダウンロード 新規ウインドウで開きます。喫煙環境整備等に関する連携協定書 (PDF:130KB)

※ 府中市議  ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。市政相談、生活相談なども受け付けています。なお雨天時や、自身の都合により中止の場合もあります。お気軽にお声をおかけください。駅頭には朝8時までいます。

月曜日・・西武線多磨駅東口

火曜日・・京王線多磨霊園駅南口

水曜日・・京王線東府中駅北口

木曜日・・西武線多磨駅西口

金曜日・・京王線多磨霊園駅北口

14 9月

府中市 ゼロカーボンシティ実現のために、伐採した樹木の再活用を・・町田市が玉川学園、家具メーカーと連携協定(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

先日の東京新聞多摩版で、町田市が市内にある玉川学園と「市内や学園キャンパス内の伐採樹木の活用で連携協定を結んだ」との記事があります。記事によると、町田市は公共の場所の整備などで伐採した木材を処分せず、公共施設の内装材などへ活用する取り組みを進めるとしています。

同記事では「玉川学園では、キャンパス内の間伐材から木のおもちゃを作るなど、児童生徒らが木に触れ楽しむ活動をしている」とあります。また「協定、連携で活動の幅を広げて、市民はじめ同学園で学ぶ児童や生徒、学生らが、町田の樹木や自然に親しみ、環境意識を高める機会を新たに創出する狙い」としています。記事のなかで玉川学園の小原理事長は「町田市とともに、人が自然と生きる持続可能なまちづくりに取り組む。協定が地域の人たちの希望と可能性につながることを願う」と述べたそうです。また同市の石阪市長は「協力関係をつくり、市が掲げるゼロカーボンシティの実現に寄与したい」と抱負を語っています。(参考、東京新聞多摩版、8月記事)

~この町田市の取り組みは大変、参考になります。府中市内にも大学へ私学の学園も複数あり、また市内には樹木が多くありま、伐採の課題は共通しています。ぜひこうした町田市の経験について、ゼロカーボンシティをめざす府中市でも、ぜひ参考になればと思います。(ゆうきりょう)

★町田市が、伐採した街路樹の原材料にする企業との間で連携協定 「ビジネスモデルとして確立できれば、他の自治体でも街路樹の活用が進むと見込む」

また昨年の4月19日付東京新聞多摩版に、町田市が岐阜県高山市の老舗家具メーカー「飛騨産業」との間で、伐採した街路樹の原材料にする事業連携協定を締結したとあります。「市によると、伐採した街路樹は廃棄物として処理するのが一般的で、同様の取り組みは全国的にもめずらしい」とあります。

同記事では「町田市には、街路樹の種類やケヤキ、イチョウ、桜、タイワンフウ、トチなど」があり、「強度不足などから技術的にリサイクルが難しい木が多く、街路樹の再利用が進まない理由」となっているそうです。そこで町田市では「今後、市が伐採した街路樹を飛騨産業に提供、共同で乾燥の方法や強度などを研究し、家具の製品化をめざす」とし、「飛騨産業は、ビジネスモデルとして確立できれば、他の自治体でも街路樹の活用が進むと見込む」とあります。

記事のなかで町田市は、街路樹計画の更新を行い、10年間で5千本程度を伐採する内容で、「大量の木を活用するアイデアを民間から公募、国内有数の家具産地にある、飛騨産業からのみ提案があった」としています。記事では同社の岡田明子社長は「家具用材としては、なじみのない木のため、挑戦できる会社は限られる。やりがいのある事業」と語っています。

★住民からは賛否両論ある樹木のあり方「高齢化をむかえる今日、効率的な管理が求められる」(市の方針)

これは注目すべき施策だと思います。府中市内においても、近年、桜の木やイチョウの木をはじめとする、街路樹の伐採が行われています。この件では市民の方々からも賛否がわかれ、「緑を残してほしい」という声と同時に「住民が日々、落ち葉の清掃活動をすることは、高齢化にともない困難になっているので、一定量の街路樹の伐採をしてほしい」という、両論あります。私も双方のご意見を伺っていますが、明確な判断ができないのが心境です。

また先日、市民の方から、「府中市は伐採した樹木をその後、どのように始末しているのか」という質問もありました。府中市では「街路樹の基本方針」があり、そのなかに「少子高齢化を背景として、街路樹を含む道路管理に充てられる財源については厳しい状況にあるため、道路の植栽については、より効率的な管理が求められるとともに、適切な管理を実施していくことが以前にも増して、求められています」という一文があります。昭和の時代から平成にかけては、市の緑の基本計画にもとづき、積極的に街路樹を増やしてきた府中市ですが、今は曲がり角にあることから、一定の伐採をせざるえない状況ともいえます。

そうした今こそ町田市のモデル事業について、ぜひ府中市においても取り入れるべきではないでしょうか。一度、議会でも質疑をしたいと思います。(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)

※府中市の令和8年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。9月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

※ ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。市政相談、生活相談なども受け付けています。なお雨天時や、自身の都合により中止の場合もあります。お気軽にお声をおかけください。

月曜日・・西武線多磨駅東口

火曜日・・京王線多磨霊園駅南口

水曜日・・京王線東府中駅北口

木曜日・・西武線多磨駅西口

金曜日・・京王線多磨霊園駅北口

※原則、朝8時まで

23 8月

府中市 熱中症対策・・東京都が実施するエアコン購入費補助を、高齢者、障碍者へは制度を拡充へ(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★東京都が実施するエアコン購入補助制度を拡充

今朝の読売新聞多摩版に東京都の小池知事が「都が実施しているエアコン購入補助について熱中症リスクの高い高齢者や障碍者を対象に補助額を引き上げる」と発表したとの記事があります。記事によると、現行の補助制度は「省エネ家電の普及を目的に、都民が省エネ性能の高いエアコンを新規または、買い換えで購入する際に9000円~7万円を補助、今回の引き上げでは高齢者らに限って一律8万円を補助し、対象より省エネに優れたタイプに絞る」として、8月30日から実施するそうです。⇒ 「東京ゼロエミポイント」による支援を拡充します|8月|都庁総合ホームページ

※コールセンター:電話 0120-083-255
(IP電話からのお問い合わせ:電話 03-6834-2621
(受付時間 9時00分から17時00分まで(ただし年末年始は除く。)

★次は電気代の値下げを・・国民民主党は再エネ賦課金の廃止を求める

近年の夏の猛暑、とくに日中の暑さは命の危険も感じる時があるほどの状況です。今回の東京都の対策は大変評価できるものです。同時に生活困窮世帯にとっては、エアコンを稼働させるために必要な電気代のねん出が、困難になっています。そのため、エアコンは室内にあるものの、電気代を節約するためにエアコンを稼働させずにいる世帯もあり、そのため室内で熱中症になり、搬送されるというケースも案外多いのではないでしょうか。

その意味で政府による電気代の値下げ、なかでも再エネ賦課金をなくす時期にきていると思います。国民民主党はすでに、「電気代の高騰対策として再エネ賦課金の徴収停止」を実現することをめざし、「現在の電気代には、太陽光発電や風力発電などの再エネの買取に必要な費用を賄うための再エネ賦課金(正式名称:再生可能エネルギー発電促進賦課金)が付加されており、電気代が高騰している中で家計や事業者の負担となっていることから、 本法律案は電気代の値下げを実現するため、再エネ賦課金の徴収を一時停止し、電気代を引き下げること」をめざしています(国民民主党HPより)。

★住民税非課税世帯、生活保護世帯を対象に、エアコン購入費用など最大10万円を助成(多摩市)

多摩市ではすでに、市内の低所得世帯、住民税非課税世帯、生活保護世帯を対象に、エアコン購入費用など最大10万円を助成を決定しています。財源は国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金です。読売新聞多摩版によると、条件は①エアコンが自宅に設置されていない、②故障で使用できるものが1台もない、③2010年以前に製造されたもののみを使用している、このいずれかの条件があてはまれば市職員による訪問調査の後、購入したエアコン費用が助成されるそうです。

多摩市は市内約2万3千世帯にはがきで通知、9月中旬まで訪問調査の申し込みを受け付け、請求の締め切りは11月末を予定しているそうです。なお経費には本体購入費用、配送費、設置工事費などが含まれるそうで、約300世帯の利用を見込んでいるそうです。(参考記事、読売新聞多摩版5月)

ちなみに私が所属する会派、自由クラブでは25年度予算要望のなかに、高齢者世帯へのエアコン設置費用の助成を要望していますが、この多摩市のように低所得世帯への助成措置は必要だと思います。ぜひ国の交付金を活用して、今後府中市においてもこうした施策の拡充を要望したいと思います。

命を守る政治を国政、都政、市政と連携して要望していきたいと思います。(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)

※府中市の令和8年度予算案への要望を募集・・・市民のみなさんから要望を受け付けております。9月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで