15 11月

(府中市)府中市内でも都市農業を活発にしよう・・府中の街に潤いもたらす都市農業の育成を

府中市議会議員(無所属、会派 自由クラブ)の ゆうきりょう です。

★広報ふちゅう(11月15日号)で府中の農業を特集

11月15日付の「広報ふちゅう」2面に、府中における農業の効果について記事が掲載されています。記事では「市内は408戸、806人(令和5年1月時点)の農家があり、野菜を中心に果実や植木、花、しいたけなどが生産されています。府中で作られた野菜だからこそ得られる安心感、とれたてだからこそ感じられる府中産野菜を食べてみませんか」とあります。ちなみに府中で一番生産量が多い農作物は小松菜で、作付け面積が最も多い農作物は水稲(白米、黒米)とのことです。

★23区では練馬区が都市農地で有名、区内の4割が農地

また今日の朝日新聞多摩版でも都市農業の効果について記事が掲載されています。都内では練馬区が「都市農業」が有名で、区内の4割が農地とのこと。個人農家が新鮮な野菜を現地販売している様子が記事にあります。この記事では都市農地の歴史について「戦後は都市化の波にのまれ、農地は『宅地化すべき土地』とされてきたが、2015年施行の都市農業振興基本法で、『都市にあるべきもの』との位置づけに転換。その後も法改正がすすみ、国や区が農地の保全を後押ししてきた」とあります。

★練馬区が農地への理解を進めるために「農業体験農園」をスタート

一方で「人手不足や高齢化で営農を続けるのが難しくなり、相続のタイミングで農地を手放す人も少なくない。1992年に1931人いた区内の農業者は20年間で868人まで減り」、土ぼこりが舞う、肥料のにおいが臭いなどの苦情が住民から寄せられるとのことです。記事でば区の担当者の声として、都市農業には住民の協力が欠かせないとしています。

そこで練馬区では「農業体験農園」制度を創設し、利用者は農家に教えてもらいながら、農地で作物を実らせることで農業との触れ合いを感じてもらう取り組みを、1996年からスタートしているそうです。記事では「農地の近くに暮らす老夫婦や就農をめざす若者、夫を亡くして途方に暮れるなか『土に触れるうちい心が癒えた』という女性」もいて、都市農業から生まれる、地域住民のコミュニティ効果について紹介しています。

★府中でも農地の宅地化が急速に進む一方、市が「市民農園」を運営、市民からも農業への理解を求める

私が所属する会派、自由クラブでも来年度への予算要望のなかに「市内の農地を守るための農地の買収」を項目にしています。また府中市内にも市が運営する「市民農園」があり、市民の方が毎年、市内にある農園で作物を収穫し、住民が都市農業の良さを知る機会となっています。私あてにも市民の方から「市民農園をもっと増やしてほしい」という要望も寄せられ、議会(決算委員会)でも要望したことがあります。府中市も農地の宅地化がこの30年来で急速に進み、人口増の要因となってきました。農地が住宅地に変わった光景を多数の市民の方も、見ているのではないでしょうか。ぜひ今後議会でも都市農地の活性化の課題について取り上げたいと思います。(ゆうきりょう)

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府中市は市民農園を積極的に支援してほしい・・シニア世代にとって健康増進に役立つ農作業、人々の交流のとして有益

07 10月

(府中市)SDGS,持続可能な社会を身近な地域の取り組みから・・) 不用、古着の服をリサイクル 市内地域に回収箱で衣服の再活用を・・大田区が全域に回収箱設置へ

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

先日の読売新聞多摩版に大田区が区内に古着の回収箱を設けて、リサイクルやリメイクに回す独自の取り組みをしているとの記事があります。

★誰でもできる身近なSDGS活動、古着の回収が区内全域で広がる

記事では身近なところからSDGS、持続可能社会をめざす太田区が当初、地元の町会や商店街などで構成する「蒲田東地区まちづくり協議会」に蒲田駅前の広場活用を持ちかけたことがきっかけとなり、イベント開催とあわせて思いついたのが、古着回収だったそうでう。

昨年11月のイベントでは2~3時間で600着も回収されたそうで、「区が掲げるSDGS、持続可能な社会の推進に貢献できる利点もあった」としています。同協議会の会長さんは「街中で気軽にSDGSに取り組める良い例となった。これからも続けて発展させたい」と抱負を語っています。

★回収した古着はリサイクル会社がリメイクへ

またこうして区民から回収された古着はリサイクル会社がリメイクなどに使うそうです。記事によると「状態のよい古着は、9月からリサイクル会社が倉庫として利用しているテナントの一角で販売し、古着を工事用の軍手や雑巾に生まれ変わる計画」としているそうです。

これは市民一人ひとりが気軽にできるSDGSへの身近な取り組みとして大変興味深いものです。私も以前、古着については生活困窮者を支援する団体に回収していていただいたことがありますが、これを行政が自治会や住民、企業との取り組むことで、一人ひとりがSDGSに感心をもつことにつながると思います。ぜひ府中市でもこうした活動が広がることを期待したいものです。

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02 10月

(府中市)府中市の市民1人1日当たりのごみ排出量 少ない自治体のベスト10位にランク・・多摩地域の自治体がごみ減量対策が

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

★2001年に都市長会が多摩地域の全市でごみ有料化めざすと宣言

今朝の読売新聞多摩版に、東京市町村自治調査会が公表した「多摩地域ごみ実態調査」では、ごみのリサイクル率は37.2%で、全国平均19.9%のおよそ2倍とのこと、市民1人当たりのごみ排出量も全国平均を大きく下回っているとの記事があります。

記事では「人口が多いが海にごみを埋め立てる選択肢がない内陸の多摩地域、処分場を簡単に造ることができない」という条件のもと、多摩地域の自治体ではごみ減量に向けた動きを本格化、98年に青梅市、2000年に日野市が家庭ごみ有料化、01年には都市長会が全市で有料化をめざすと宣言。記事には日野市がダストボックスを廃止と有料化を実施後、02年の家庭ごみ収集量が48%減少したとあります。

★府中市のごみ減量が成功した大きな要因は、ダストボックスの廃止、個別収集に切り替えたことではないか

府中市においても「ごみ改革」(ごみの有料収集化)を平成22年(2010年)2月からスタートさせ、平成25年の平年ベースになったら、「ごみ改革によって約8億円の財政的貢献があると説明があった」「改革当初の5年間ぐらいはいろいろ処理がある」「あれから5年(2016年当時)がたつが、この質疑の答弁で3億8000万円財政的貢献とのことで、多摩川衛生組合と日の出広域資源循環組合の負担金が減った分と思う」「ごみ減量は市民の協力があって、市の財政にこれだけ貢献しているということになる」(共産党議員団、目黒議員、当時)とのやり取りが議会でもありました。

当時の議論で市が「有料化によってごみ減量が成功した」という答弁をしたことに対し、「有料化したことで大幅削減になったことは間違いだ。一番の理由はダストボックス(2010年2月まで)をなくして、戸別収集に切り替えたことが一番の理由だ」と指摘。「これ(有料化による)を間違えると、有料袋が高いほど減量につながるという錯覚になる」(目黒議員の主張)。

この主張に対して、当時、市の答弁はダストボックスの問題点(不法投棄、ボックス周辺の通行や音、におい、管理の負担の解消)を指摘し、「市では家庭ごみの有料化、戸別収集、ダストボックスの撤去の3つを同時に実施したことが、ごみ減量成功の要因」と主張しました。ちなみに2010年の「ごみ改革」からの10年間で9892トンのごみ減量に、市は成功しています。

こうした市民への協力を得ての今回の調査結果であるだけに、市は今後、市民に対して還元する意味でも、ごみ袋の値下げをするべきではないかと考えるものです。

※市民1人1日当たりのごみ量が少ない自治体(東京市町村自治調査会より)

①静岡県掛川市、②日野市、③小金井市、④立川市、⑤静岡県藤枝市、⑥西東京市、⑦小平市、⑧国分寺市、⑨東村山市、⑩府中市(読売10月2日記事より)

※「府中市の令和6年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 アドレス  yuki4551@ozzio.jp  まで

27 9月

(府中市)西武線多磨駅周辺を「環境美化推進地区、喫煙禁止路線」に・・朝日町スタジアム通りの環境美化を

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

昨日の市議会決算委員会で、市内北東地域、西武線多磨駅周辺、朝日町のスタジアム通りの環境美化対策について、市の環境保全方針と具体的な対応策を市に質疑、要望しました。

★市の答弁⇒市ではまちの環境美化を推進するため、平成15年に府中市まちの環境美化条例を定め、市内全域の道路、公園など公共の場所などにおけるごみのポイ捨て禁止しています。

スタジアム通りを含む朝日町周辺においても地域の方などが行う美化活動に対するごみ袋の配布、収集したごみの回収などの支援のほか、多磨駅周辺のパトロールを適時行い、たばこの吸い殻のポイ捨て行為に対する指導などを実施しています。

★ゆうきりょうの⇒朝日町のスタジアム通りについては、今年の年末にロードレース会場として使用されるとも伺っています。また西武線多磨駅周辺には東京外国語大学、私立小学校や幼稚園、アメリカンスクールも存在するなど、多数の児童、生徒、学生が通学する「学園都市」のような地域でもあります。この地域周辺を環境美化推進することが必要ではないかと考えますが、そこでこの際、西武線多磨駅周辺地域についても「環境美化推進地区、喫煙禁止路線」に指定することを提案したいが、市の考えを伺いたい。

★市の答弁⇒市では環境美化の推進を重点的に実施するエリアとして、府中駅周辺など5地区を環境美化推進地区に指定しています。環境美化推進地区は、条例で当該地区の指定要件を定めており、喫煙禁止路線は、当該地区内で喫煙を特に禁止する必要があると認める道路を指定しています。

朝日町のスタジアム通りを含む多磨駅周辺につきましては、推進地区の指定は行っていませんが、市内全域の環境美化のを進めるなかで多磨駅周辺を含む当該地区を拡大をすることが望ましい状況が生じた場合には、見直し、拡大について検討していきます。

★ゆうきりょうの意見⇒2回目質疑の答弁で、多磨駅周辺を「環境美化推進地区、喫煙禁止路線」にするべきという提案に、「望ましい状況が生じた場合」とありました。この間、東京オリンピック開催など条件があったので、そのタイミングでこれを行うべきだったのではないかと。引き続き、この課題についても要望していきます。

※「府中市の令和6年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 アドレス  yuki4551@ozzio.jp  まで

17 9月

(府中市)「PFASはイデオロギーにかかわらず、不安に思っている人が多い」立川市の酒井新市長が独自実態調査の実施を表明(東京新聞)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

今朝の東京新聞一面に立川市で新しく市長になった酒井大史市長がインタビューで、「多摩地域の水道水源の井戸から発がん性が疑われる有機フッ素化合物(PFAS)が高濃度で検出されている問題で、「どれだけ広がっているのかわからない状況が住民の不安につながっている」とし、市独自の実態調査に乗り出すことを表明されています。

記事ではPFAS調査について「PFASはイデオロギーにかかわらず、不安に思っている人が多かった。国や都に頼るだけでなく、市でできることは市でやっていくことを考えた」と話されています。また記事ではこれまでの市の取り組みについて「しっかり実態を把握してこなかった」と批判、「風評被害などを懸念した結果だと思うが、調べなければ対策ができない。わからないということの方がリスクがある」と言明。調査の対象は井戸2ヶ所と、民間の井戸が対象で「風評被害への対策もしっかり行う必要がある」と述べています。

私もこの酒井市長の考えに賛同できます。原因については横田基地からの漏出を指摘する意見もありますが、調査をしなければわからないことも事実です。風評被害への対応についても細やかな対策が必要だと思われます。

私もこの問題については市議会の決算委員会で、この記事もふまえてぜひ質疑をしたいと考えています。

※「府中市の令和6年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 アドレス  yuki4551@ozzio.jp  まで