06 12月

府中市議会一般質問で高野市政2期8年間を総括質問・・行政改革と大規模事業から転換し、行政の公的責任を強化する市政へ転換を!

府中市議会議員の 結城りょう です。

12月4日の府中市議会一般質問において、私は高野市長による2期8年間の市政運営について総括的に質疑を行いました。大きな柱は①行財政改革、②府中駅再開発事業の状況と中心市街地活性化策、③市税と基金の在り方の3点から質疑をしました。

①の行革については、この間、市が行ってきた「受益者負担」の考えを学校教育の場に持ち込んだこと(副教材費の保護者負担化)と、公民館有料化など社会教育の場にも持ち込んだことを批判。

②については、府中駅再開発事業の中心的存在であった、伊勢丹が撤退したことを指摘し、「市街地が活性化すればその利益が、市全体に波及する」という「トリクルダウン的」発想を批判。大型店舗誘致の施策から個人商店や商店街を育成する方針に「魂」をいれて、市内全域の個々の地域の特性に応じた街づくり方針の充実を求めました。

③については、市が過去最高の691憶円の過剰な積み立をしている背景について質疑をし、毎年決算時における繰越金と、予算時における法人市民税を公共施設整備基金に積み立てていることを批判。公共施設整備基金に関しては、目的別に基金を創設すること、なかでも小中学校の老朽化対策基金の創設を求めました。

今回の一般質問では、来年1月に行われる府中市長選挙にむけて、目黒予定候補の政策も意識して、高野市政の運営と対比するかたちで行いました。
なおこの議会は12月17日で閉会する予定です。

★結城りょう 街頭市政報告&相談会 (朝)6時前から8時まで 月曜・・西武線多摩駅、火曜・・府中駅北口デッキ、水曜・・東府中駅北口、木曜・・府中駅北口デッキ、または西武線多摩駅、金曜・・JR北府中駅歩道橋 ※自己都合や雨天時など、中止の場合あり

05 12月

府中市朝日町の民間商業施設、イトーヨーカドーの開業は2024年4月以降に

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

西武線多摩駅東側、朝日町に建設開業予定の民間商業施設、イトーヨーカドーの開業予定について、12月4日の市議会本会議において、質疑があり、市の答弁として「朝日町のイトーヨーカドーの開業予定について、2023年以降としていたが、同社から11月下旬に市に連絡があり、2024年4月以降になるとの連絡があった」との答弁がありました(質疑を取り上げたのは、市民フォーラムの西宮幸一議員)。

 

主な理由は同社が「事業採算について検討している」とのことで、開業意欲はあるとのことでした。私も市内東部地域の住民の方からこの問題について、問われるのですが返答に困っています。イトーヨーカドーの開業は当初は2020年、次に2021年となり、次に2023年以降、そして今回は2024年4月以降ということです。

 

イトーヨーカドーは、朝日新聞デジタルニュース(10月10日付き)によれば、「33店舗で閉店やグループ外企業との連携を検討する。具体的な店舗名は公表していない。また、衣料や住居関連事業を見直し、同事業の売り場面積を減らす。従業員数を22年度末には18年度末比で約1700人減らす」と報じています。こうした状況ですから、恐らく新規開業については「逡巡」していることと思われます。

 

府中市にとっては伊勢丹の撤退、そしてイトーヨーカドーの新規開業延期と、大型商業施設の立地に困難な状況です。20年続くデフレと経済成長が止まり、消費購買力が萎えている状況下で、確かに新規開業は「リスク」かもしれません。今後も新しい情報について、発信してまいります。

25 11月

高野市政の2期8年間を総括、検証します・・12月府中市議会一般質問

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

府中市議会の12月議会が12月2日から開会します。一般質問は3日と4日を予定しています。私は一般質問で高野市政の2期8年間を検証、総括的に質疑を行う予定です。高野市政については、行政改革、府中駅南口再開発を始めとする大型事業の推進、市民協働が特徴ではないでしょうか。

 

私はなかでも行革の名のもとで行われた、受益者負担、他市並み論などの市民サービスの有料化と削減、保育所の民営化など、高野市政の特徴について集中的に質疑を行う予定です。この市長選挙では前市議の目黒重夫さんを擁立して戦いますが、高野市政の8年間との施策と対比する形で質疑を行う予定です。「自立自助」を強調する市政か、行政の責任を中心とする公的責任で市民生活を支援する市政か、大きな争点として市民、有権者の方々に問うためにも、重要な一般質問となります。ぜひ市民のみなさん、傍聴においで下さい。

12 11月

府中市に学校給食無償化と食育推進を求める・・共産党議員団9月議会一般質問

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

共産党議員団では、9月議会において竹内祐子議員が一般質問で、学校給食費の無償化と食育推進を求めました。竹内議員は質疑のなかで、「18年度から市は学校給食費の徴収を公会計制度に変更し、給食費無償化への道が開けたにもかかわらず、保護者の負担軽減策については対策を講じていない」ことを主張。全国での小中学校の無償化実施は76自治体中4.4%と指摘、「子育て支援、定住・転入の促進を理由としている」とし、府中市が給食費を無償化する場合について、「全児童では年に8.4億円、第2子以降では2.6億円、第三子以降では3200万円が必要」としました。ところが市の答弁では、現時点で公費補助の考えはないと軽減策を否定しました。

 

また竹内議員は文科省の調査結果から無償化による成果を示し、都内の北区が第2子を半額、第3子以降を無料にしたことを紹介、府中市に対しても第2子以降の無償化を要求しました。また竹内議員は文科省通達を示し、「自治体の判断で全額補助することを否定していない」ことを指摘し、あらためて給食費無償化に消極的な府中市の姿勢をあらためるよう求めました。(共産党議員団ニュースから抜粋)

 

★結城りょう 街頭市政報告&相談会 (朝)6時前から8時まで 月曜・・西武線多摩駅、火曜・・府中駅北口デッキ、水曜・・東府中駅北口、木曜・・府中駅北口デッキ、または西武線多摩駅、金曜・・JR北府中駅歩道橋 ※自己都合や雨天時など、中止の場合あり (夕方)毎週2~3回、16時前後から17時前後まで 場所は府中駅周辺、今後はスーパーライフ東府中店付近

 

05 11月

2020年度府中市予算に要望書提出・・共産党府中市議団

府中市議会議員の結城りょう です。

今日(11月5日)、共産党府中市議団は2020年度府中市予算に対する要望書を高野市長に提出しました。要望項目は、14項目からなる重点要求と11の柱建てからなる154項目になり、市政全般から地域住民のみなさんからの要望も含め、多岐にわたるものです。要求項目については、昨年度要求して継続中のものをはじめ、この間、一般質問などで取り上げてきたもの、また市民のみなさんからの要望事項などを踏まえた内容です。

議員団では、あわせて今回の台風19号による今回の市の対応を踏まえ、「避難所と非難対応について」「防災情報の周知方法について」「災害弱者への対応について」「防災力と行政機能の強化について」の4つの柱からなる31項目について要望しています。
この議員団に対する要望の市の回答は、来年2月ごろに書面で通知される予定です。
市の予算編成方針では引き続き、行革の徹底と同時に市民には「受益者負担」「他市並論」で行政サービス施策に対して、市民負担を負わせる方針となっています。自治体が「住民福祉の増進」という原点に立ち返ることが、今、あらためて求められているのではないでしょうか。

共産党議員団として今後も、市民生活を守る立場から、市に対して随時要望をしていきたいと思います。