10 6月

府中市内にある遊具は安全か・・19年6月議会一般質問

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

19年6月議会の一般質問において、私は2件目として府中市内の保育所、幼稚園、小学校にある遊具設備について、子どもたちの「死角」とはなっていないか、安全性が保たれているかについて質疑をしました。私は2017年4月に香川県内の保育所で発生した事故(保育所の園庭にあった遊具が原因で幼児が死亡)を引き合いにだし、「府中市内にある遊具は安全なのか」について質しました。

 

遊具の安全については国交省も2002年に指針をまとめ、日本公園施設業協会(遊具メーカー130社ほどで構成)も「具体的な数値を盛り込んで、遊具の安全基準を自主的に作成している」としたうえで、こうした国の安全基準が自治体内では徹底されていないことを主張。府中市においては行政サイドの責任で遊具の安全を徹底させてほしいことを強く要望しました。市は保育所、幼稚園、小学校の遊具については安全調査をしているとのことでしたが、実際に市内の公園遊具はかなり老朽化し、「幼児が滑り台の階段から落ちたのを見た」という相談もありました。また保育所、小学校などへの遊具の国基準の指針徹底についても、恐らくは徹底しきれてはいないと思われます。

 

子どもたちへの重大事故が発生してからでは遅いともいえる課題であり、この遊具施設の安全対策について、今後も注視していきたいと思います。

10 6月

府中市選挙管理委員会の開票作業の根本姿勢を問う・・6月議会一般質問

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

私は府中市議会で一般質問に立ちました(6月7日)。1件目は先の府中市議会議員選挙(4月21日)の開票作業において、開票作業の再集計が行われたことについて質しました。全国でも最速の早さを誇る府中市選挙管理委員会の開票作業ですが、今回は1回目の集計に誤りがあったとして、再度集計が行われました。市は「開票については、公正、正確を第一としている」として、「投票数と開票数が不一致であったため、再集計作業を行った」との答弁でした。

 

私は、人間が行う作業であるからミスが生じることはあることを前提、市選管は「すべての候補者の集計された票数の束について、それを複数人で別々に確認、チェックする作業はどのように行っているのか」。

 

「今回の選挙開票作業の集計ミス、再集計作業という事態うけて、今後、開票作業の正確さを確実なものとするために、どのような改善策を検討しているのか」。

 

「選挙開票時には、開票立会人がつくが、立会人に対して、開票作業時における公開性が保障されなければならないと考える。そこで選挙開票の立ち合い人に対し、その開票作業の公開性についてどのように保障しているのか。その公開性の担保こそが、開票ミスを発見、そして防止するためにも有用だと考えるが、市選管の見解は」と質しました。

 

市選管は「複数の職員で目で確認する処理手順を行い、開票事務説明会でも指導していること」「開票立会人には開票作業中、開票所内を自由に歩いて確認できることを保障している」「開票ミスをなくすために、事務手順資料の内容を見直すこと、開票作業で使用している機器については、その改善策を講じる」ことなどが答弁とありました。

 

私は府中市選管が開票作業のスピード第一主義になっていて、市職員に過度なプレッシャーを与えていることが背景にあるのではないか、また総務省も自治体に対して、選挙開票にむけた予算を削減する一方で、開票時間の短縮だけを自治体に求める姿勢についても批判しました。

 

今各地で選挙の開票時における集計作業のミスが発覚しています。なかには選管事務局長が書類送検されたケースさえあります。こうしたことは、憲法で保障された公務員の選定、罷免にかかわる重大な事態であり、「選挙は民主主義の根幹をなすものであることを根底から揺るがすこと」と批判。「なかでも市議会議員選挙は一票で当落を分けるたたかいであり、スピード開票第一ではなく、正確さこそ第一との姿勢を強く求める」と主張しました。

 

結城りょう

09 6月

新しい府中市議会で議会基本条例も新しい条件で、新しい議論を

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

今年の3月定例会で議員提案というかたちで、議会基本条例が成立しました。この条例を審議する過程においては、議会改革検討委員会という特別の委員会が設置され、審議は非公開、条例内容も全会派一致で決定とする、という原則が決められたもとで、条例が制定されました。「審議の非公開などは市民不在である」という主張は最もだと思います。同時に当時の会派構成のなかで、こうした取り決めで決定せざるえない事情もあっことを考慮すると、仕方ない状況であったかとも思います。

 

いずれにしても、この4月に市議会議員の改選があり、新しい議員構成になった今日、過去の前例、過程にとらわれず、基本条例の見直しをはじめ、今後再度、議会改革検討委員会が立ち上がる際は、市民に対して公開をしても良いのではないかと、私は思っています。いずれにしても、情報公開は地方自治の原点であり、「時代の趨勢」ともいえます。今後も、ぜひ活発な議論、市民参加の府中市政、市議会のあり方をめざしていきたいと思います。

結城りょう

06 6月

府中市の晴見町にあるアジア極東国際研究所、法務省矯正研究所の跡地はどうなるか

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

今日(6月6日)の府中市議会一般質問において、他会派の議員の方ですが、府中市の晴見町にあるアジア極東国際犯罪研究所(アジ研)と法務省矯正研究所跡地の活用について質疑をされ、そのなかで「もしこの地にマンションが建ったら、どの程度の世帯個数が増えて、近隣の小中学校への影響はどうなるのか」と質疑をされていました。

 

アジ研跡地については「1.1ヘクタールで15メートルまでの高さ制限の建物が建設可能で、5階建て、220戸数のマンション」、また法務省跡地については「2.1ヘクタールで25メートル、8階建のマンションが建設可能で、420戸数のマンション」が建設できると答弁されていました。またこれだけの住宅世帯個数が増えるわけですから、当然、児童や生徒も増えて近隣の府中1小、府中1中の教室数が足りなくなることも、当然問題になるでしょう。

 

この晴見町にあるアジ研と法務省跡地については、「晴見町まちづくり協議会」が発足し、同地区計画については、現在検討中です。私は福祉施設や公園など、住民に親しまれる施設の建設を最重要課題にしてほしいと思いますが、一番安易なやり方は新規マンション建設です。市もその方が住民が増え、固定資産税の収入も増えるので、一番楽な計画ですが、私は戦略性がないと思います。

 

今一度、近隣住民の声をとりいれ、戦略性のある街づくりのために、私も調査してみたいと思います。

 

結城りょう

05 6月

2019年度第二回府中市議会が今日(5日)から開会・・共産党議員団の一般質問

今日(6月5日)から府中市議会、2019年度第二回定例会が開会します。明日(6日)、あさって(7日)と本会場で一般質問が行われます。

共産党議員団は7日に予定しています。私、結城りょうは7日の午前中か午後一番目か2番目あたりの登壇になりそうです。

ぜひみなさん、お越し下さい。

 

結城りょう・・①府中市市議会議員選挙の投開票時における問題と今後の対策について、②府中市内の遊具は安全か・・「死角」ともいえる保育所、幼稚園、小学校の遊具の安全対策を

 

竹内ゆう子議員・・①交通事故から子どもたちを守る安全確保の取り組みを問う

②学校施設の小規模改修、改善を求めて

 

赤野秀二議員・・①「公の施設における駐車施設の有料化」方針の撤回を求める

②保育の質を確保し、保育所待機児童解消を進めることを求める