12 7月

「地方議員も厚生年金加入・・自民党が待遇改善案、担い手不足解消へ」(読売新聞)

今朝(12日)は京王線東府中駅北口であいさつ、ニュース作成、午後、市の総合計画審議会に出席。

さて今朝の読売新聞4面に、「自民党が地方議員が厚生年金に加入できるようにするための議員立法をまとめた」とあります。2011年の民主党政権(当時)に、地方議員年金制度は廃止されましたが、そのなり手が減少している地方議員の確保のためには、議員引退後の生活保障をする必要があるとして、自民党が立法案を国会に提出する予定とのこと。「今回の自民党案は、地方議員を自治体職員とみなし、地方公務員共済組合の組合員として厚生年金への加入を認める」としています。

私も大学卒業後、21年間は勤め人として社会保険、厚生年金に加入していましたが、現在は国民年金です。以前、府中市議会でも自民党会派が、地方議員年金制度確立を国に求める意見書を提案し、共産党は「国民的議論と世論の支持が必要だ」という趣旨のもと、この意見書案には反対をしています。

昨年末、国民に対しては大幅な年金カットを行う法律が成立しています。私たち地方議員は、こうした国民、住民の年金生活者の厳しい実態に思いをいたし、寄り添う姿勢がなければなりません。そして地方議員は住民から大変厳しい視線に、日々さらされているという強い認識をもって、この問題、国民世論の支持を得る必要があると、私は思います。

17 5月

2017年度(平成29年度)府中市議会 議長、委員会構成決まる

今朝(17日)はJR北府中駅で、からさわ地平都議予定候補とあいさつ、午前10時から府中市議会臨時議会に出席。昨日と今日の2日間、府中市議会では議長人事はじめ、委員会人事を決定しました。

議長には小野寺淳議員(市政会)、副議長には奈良崎久和議員(公明党)が任命されました(共産党議員団は議長に目黒重夫議員、副議長は服部ひとみ議員に投票)。また4つの常任委員会と3つの特別委員会はじめ、各審議会委員の議員枠なども決まりました。

私は常任委員会では2年間務めた厚生委員会から、新年度は文教委員会に所属、また特別委員会は基地等跡地特別委員会の委員になり、同特別委員会では副委員長の任務に就くこととなりました。共産党議員団では、目黒重夫議員が総務委員会と再開発特別委員会、赤野秀二議員が建設環境委員会と市庁舎特別委員会、服部ひとみ議員が厚生委員会と基地等跡地特別委員会に所属となりました。

私が副委員長を務める基地等跡地特別委員会は、浅間町の基地留保地の活用を主なテーマとする委員会であり、今後の府中市の街づくりにとって重要な委員会でもあります。新たな気持ちで奮闘する決意です。

17 3月

府中市議会の17年度予算の反対討論をしました

今朝(17日)はJR北府中駅であいさつ、午前中は市立第二中学校の卒業式に来賓で出席。午後は生活相談など。

さて私は昨日(16日)、府中市議会最終日の本会議で2017年度予算の反対討論に立ちました。議員団で議論した結果、下記のポイントで反対討論に立ちました。①市は2014から17年度の間に、88億円の財源が足りなくなると主張し、行財政改革(市民向け福祉サービスなどの削減など)を実行してきましたが、結局のところ、財源が足りなくなる事態にはならなかった。よって行革の方針を改めること、②当初150億円の予定だった新市庁舎の建設費が205億円に達したことで、市は今後、庁舎建設の費用を抑制するために、現在の予定である「おもや」と「はなれ」の2棟構造を見直すこと、③府中駅南口再開発事業の府中市の負担が当初見込みの160億円から162億円になった。一方で再開発ビルの地下駐車場の購入費、6億円はこれに加算していないこと、④就学援助費は少し改善がされたものの、市民から要望が高く、他の自治体では進展している入学準備金の前倒しでの支給(現在は7月に支給)には応えていないこと、⑤ラグビーワールドカップのキャンプ地を誘致するために6億4千万円も計上するのは、やりすぎである。とくに朝日町の「朝日サッカー場」は3年前に3億7千万円で改修したばかりであり、再検討をっ求めました。予算には共産党と生活者ネットワークが反対しました。

予算特別委員会では、「2020年のオリンピックのキャンプ地誘致実現のために、市はもっと市民に機運醸成を図る努力をしてほしい」と求める他会派の議員からも多数でていましたが、「なぜオリパラの機運が醸成しないか?」。それは今、市民が市政に求めるニーズとそれがかみ合っていないために、気運が醸成しないのではないか。府中市は今、東芝府中事業所や伊勢丹府中店の今後など、不安材料を抱えて不透明な状況です。私は今後も、市民のリアルなニーズをしっかりつかみ、高野市政に求めていきたいと思います。

16 3月

府中市議会定例議会が終わりました・・新たな情勢でどう戦略を構築するべきか

今朝(16日)は府中駅北口であいさつ、午前中は市議会最終日で本会議。私は2017年度府中市予算案に反対討論に立ちました。反対は共産党と生活者ネットワークで、他は賛成多数で可決しました。

今年の市の予算の特徴を一言にすると、新市庁舎建設とオリンピック・パラリンピックへの準備と、市民協働への取り組みを柱とする内容で、前年までの大幅な市民サービス削減という「施策」内容はとくに見当たりませんでした。市は「景気は回復傾向にあり、税収も増えている」とありますが、これまで市の財政計画である4年間で88億円の減収を見込んでいた「計画」は、当たらず増収となりました。共産党議員団は「これまでの財政計画を見直し、市民サービス削減の行財政改革推進プランは見直すべきである」と主張しました。また今回の予算特別委員会ではどの議員も触れませんでしたが、やはり東芝の動向が気になります。昨日のブログでも伝えましたが、東芝株が管理銘柄になり、上場廃止の可能性も報道されています。やはり東芝府中事業所の動向がどうなるか、誰もが気がかりに認識しているはずです。

私は府中市政を支える「思想的」柱は、行財政改革と市民協働の考えだと思っています。そうした「思想」を支える物資的支えとしての、東芝、NEC,サントリーなどの大企業の存在が企業城下町としての府中市の財政、雇用、産業などの物資基盤を下支えしていると思います。この基盤の1つが崩壊する可能性があるのですから、府中市もその戦略を見直さざるえないでしょう。私も、そして共産党をはじめとする、民主的勢力も新たな「対府中市戦略」を構築し、運動をすすめるべきと思います。明日の朝は北府中駅であいさつ、午前中は市立第二中学の卒業式に来賓で出席予定です。

13 3月

府中市議会予算特別委員会・・教育費の質疑、いじめ問題で発言

今朝(13日)は西武線多磨駅であいさつ、終日、市議会予算特別委員会に出席。さて今日は教育費について発言しました。私は昨年3月議会の一般質問で取り上げた、いじめ防止対策問題で発言しました。この間、私に相談があった内容をもとに質疑を行いました。

相談があった内容(いじめにあったお子さんの親御さんから要望)のなかで、一番強かったのは学校側の対応の問題です。とくに学校の校長先生や担任の先生の対応に不満があったケースについて、相談体制の在り方と教育委員会事務室の在り方を質しました。府中市には学校以外の相談機関としては、市の教育委員会と教育センターで相談体制があるほかは、東京都の相談センターを紹介しているとのこと。私は市独自のフリーダイヤルの相談体制の整備や、そうしたいじめの相談機関の紹介を、親御さんたちに周知徹底することを要望しました。また、いじめの解決については、学校現場任せにしないで、市の教育委員会も具体的に指導、援助できる体制と実行を要望しました。

小中学校の子どもたちは、大人になる過程での思春期であり、この時期にいじめが原因で今後の人生に深い傷を負うことは、不幸なことだと考えます。私は今後もこのいじめ問題については、現場の声もよく聞いて議会で取り上げたいと思います。