24 11月

西武線多磨駅の自由通路整備と鉄道施設改良の整備計画について、市から報告がありました

11月22日の市議会建設環境委員会において、府中市と西武鉄道(株)が協力して進めている、西武多摩川線多磨駅の東西自由通路の整備と、駅舎の橋上化などの鉄道施設改良について、市から整備計画の報告がありました。

工事期間については、2019年5月から本体工事の着工開始、2020年7月までに本体工事のしゅん工および供用開始がスタート。2020年末までに既存構造物の撤去を予定しています。

 

★改良後の駅の内容・・駅東西側にエスカレーター設置、地下通路は閉鎖撤去

 

自由通路は東側通路が幅員6.4メートルから6.7メートル(エスカレーター含む) 、西側通路は幅員4.9メートルから5メートル(エスカレーター含む)。

2階通路は幅員10.5メートル、付帯設備はエレベーター(17人乗り)を2基設置、いずれも「上り」用エスカレーター設置。ほかに駅の事務室、トイレ、窓口、券売機と改札口があります。 1階はプラットホーム(1面)、ちなみに現在ある地下通路は閉鎖撤去とのことです。

 

私も毎週月曜日に朝6時15分ぐらいから8時まで駅頭に立っていますが、6時代から多磨駅におりる客(警察大学校、東京外語大学の職員や生徒など)が多いのに驚きます。また武蔵境駅行き電車も7時30分から8時ぐらいにかけては、かなりの乗客数です。ただエスカレーターについては東西両側とも上りだけしかないのが、残念です。市の説明では「幅員確保ができないため」とのことです。また都市計画道路も整備されることとあわせて、2021年に大型民間商業施設も建設されることから、多磨駅周辺の街の様子も様変わりするのではないでしょうか。

結城亮(結城りょう)

18 10月

ラグビーワールドカップを竹あかりでPR・・府中のケヤキ並木で21日までライトアップ

今朝(10月18日)の東京新聞多摩版に、1年後に迫ったラグビーワールドカップで府中市に訪れる人たちの和明かりでむかえようと、府中市はけやき並木の竹あかりライトアップを計画し、21日まで試行しているとの記事が掲載されています。

記事では「大国魂神社から京王線にかえて約300メートルに、穴を開けた直径約10センチの竹筒約300本を設置。花や扇形の穴から発行ダイオードの光が漏れ、並木をほのかに照らし出した」「『ラグビーワールドカップまであと1年』と文字をくりぬいた竹筒もあり、機運をもりあげている」。ちなみに記事によるとこの竹筒はボランティアや市内の大学生が穴あけ作業をしたとのことです。

「竹」は府中市のお正月を飾るものですが、けやき並木の夜を発光ダイオードで照らした竹あかりもまた、素晴らしい勇壮な光景を飾っています。ちなみに点灯時間は午後5時30分から11時までとのことです。

結城亮(結城りょう)

18 10月

府中市スポーツタウンアドバイザーにフィギアスケーターの今井遥さん

【東京新聞多摩版の報道から】

 

今朝(10月18日)の東京新聞多摩版に、プロフィギアスケーターの今井遥さん(25)が府中市のスポーツタウン協働アドバイザーに選任されたとの記事があります。選任アドバイザーの任務として、今後、市のイベントに参加してスポーツの指導や広報にあたるとのことです。記事では今井遥さんは「子どもをはじめ幅広い年代の人に、スケートなどスポーツを気軽に楽しんでもらうようにした」と抱負を語っています。今井遥さんは「小学3年生からスケートを習いはじめ、現役時代の最高成績は世界ランキング13位、祖父母が市内在住で5歳のとき、当時あった市民アイススケート場で初めてスケート靴を履いたことから、市のアドバイザーに選任された」と報じています。

府中市とご縁があった今井遥さん、ぜひ今後府中市民のために、またアイススケートを楽しむ市民の方々や、青少年のスポーツ活動の普及に貢献いただたければと思います。

結城亮(結城りょう)

14 10月

「気分に合う本、処方します」・・府中市立中央図書館でスタート

【楽しい・モチベーションUP、びっくり、泣いてすっきり・・4つの効能を図書館で】

 

今朝(10月14日)付の朝日新聞多摩版に、府中市立中央図書館(府中町2丁目)が今日から、図書利用者の気分、感情にあった図書をともに探してくれるサービスを開始するとの記事があります。記事では「(図書)利用者のアンケートで、本の感想を『楽しい気持ちになりたい』『モチベーションをあげたい』『びっくりしたい』『泣いてすっきりしたい』の4つの効能にわけてもらい、ほかの人にお薦めをするという試みだ」とあります。中央図書館では特設コーナーに、選ばれた100冊が並び、本は1冊ずつ新聞紙に包まれてタイトルは隠されているそうで、「どんな書籍が入っているかは、『開けてみてのお楽しみ』」とのことです。「(図書の)題名がわからないので、包みには『楽しい気持ちになりたいあなたへ』『泣いてすっきりしたいあなたへ』などの紙を添付するとのことです。

記事では「酒井利彦館長は『図書館が仲立ちして、読者と読者をつなぐ初めての試みです。一人ひとりの気持ちに沿った本を紹介できると思います』と話しています」。

これは大変ユニークな試みで、人の心を処方するという図書の役割が発揮されるという点で、大変興味のある取り組みだと思います。恐らく全国でも初めてではないでしょうか。私も静かな環境に身を置きたいと思う時は、喫茶店か図書館に行きます。今日は活字離れが進み、本や新聞を読む人が減少していると言われていますが、そうしたときに、人のの気分や感情を沈めたり、モチベーションをアップさせる効果を図書が発揮することは、人間の情操にも大変有意義だと思います。ぜひこの中央図書館の取り組みについて、今後、その成果を担当者の方にも聞いてみたいと思います。

結城亮(結城りょう)

 

28 9月

府中市の歴史に新たな光・・五日市憲法は府中が出発点だった

【府中市は自由民権運動の歴史を引き継ぐ街だった】

 

以前、私のブログ(8月25日付)でも紹介した「『五日市憲法』は府中が出発点だった・・戦時期府中の市民生活の講演開催予定」でもお知らせした、府中市主催の市史講演会「府中歴史近現代史歴史断章」(9月23日開催)について、参加された市民の方から感想をいただきましたので以下紹介いたします。

 

府中市のバルトホールで市主催の第4回市史講演会「府中歴史近現代史歴史断章」が開催されました。当日(9月23ひ)は市史編纂委員のお二人が「五日市憲法は府中が出発点だった」(新井勝紘元専修大教授)と「戦時期府中の市民生活」(伊香俊哉氏都留文大)と題し講演しました。

新井氏は、今年が「五日市憲法」発見から50年にあたること、なぜ五日市の深澤家の朽ちかけた土蔵に着目したか、この憲法草案のもつ先駆性、当時府中で繰り返し開かれた自由民権運動の取り組みなどに触れ1880年(明治14年)頃、府中の高安寺や称名寺などで度々開催された多摩の自由民権運動派の演説会が「五日市憲法」誕生の土台にあることを資料をもとに詳しく紹介しました。

なお、私も加わっている「府中革新懇」(平和・民主・革新の日本を日本をめざす府中の会)が発行しましたパンフ「府中市の自由民権運動の歴史を学ぶ、宮井迅吉氏著」の先見性にもあらためて確信を深めた講演会でした。このパンフご希望のかたは丁(ちょう)まで。(電話 042-360-4060)

結城亮(結城りょう)