09 4月

小学校で騎馬隊が見守り開始 東京・府中市

7日の東京MXテレビでは、「東京・府中市の小学校に警視庁の騎馬隊が登場し、子どもたちの見守りを始めました」との報道がありました。

 

報道では「入学式を迎えた市立府中第八小学校の前に現れたのは、近くの東京競馬場に拠点のある警視庁騎馬隊の馬と隊員です。見慣れない馬の登場に、子どもたちは『かわいかった』『すごくかわいいお馬さんでした』と話していました。騎馬隊は以前、世田谷区の馬事公苑に拠点を置いていましたが、馬事公苑が東京オリンピック・パラリンピックの馬術競技の会場となるため、2017年に一時的に東京競馬場へと移転してきました。それまで50年もの間、世田谷区の通学路で子どもたちを見守っていて、府中でも馬が環境に慣れたため、伝統の見守り活動を再開しました。騎馬隊が世田谷区に戻るのは2022年の予定で、それまで府中市の子どもを見守っていきます」と報じています。ちなみにこの報道は7日付の朝日新聞多摩版にも掲載されています。

小学校の児童の登下校の見守り活動は、地域住民の方々や自治会、町会、老人クラブの方々によって担われていますが、このようなユニークな見守り活動も面白いと思います。とくに府中市には東京競馬場という名所があり、この特性、地の利を利用した見守り活動は大変良いと思います。府中市民のシンボル的存在になると良いと思います。

結城りょう

 

03 4月

府中市民のミニコミ誌「府中萬歩記」(ふちゅうよろずあるき)最新号紹介

府中市民で発行しているミニコミ誌「府中萬歩記」最新号(第49号)が発行されました。市民運動の立場から、府中市の街づくり、市政の課題などについて市民目線から伝える、貴重なミニコミ誌として、私も毎号参考にしています。今号も読みごたえのある特集記事でいっぱいですが、とくに「グリーンプラザがホテルに?市民は望んでいない」の記事に関心をもちました。グリーンプラザの歴史から、同プラザ「処分」問題浮上してからの4年間における運動の軌跡、閉館を前にしての市民の「たたかい」とのセンテンスで描かれています。私のブログでも記載しましたが、府中駅南口再開発の「犠牲」になった同プラザ。また同プラザの存続を求めてきた「市民フロア・セブン協議会実行委員会」のみなさんによる情報開示請求に対して、市の対応が透明性と公開性が遅れていることも指摘しています。

他の特集も市民運動のみなさんの情熱が伝わる誌面です。また連載ものである「市議会ウォッチ」(2ページ)ものなど、今日の府中市の姿勢を市民の立場から問う内容も必見です。

お求め先・・府中萬歩記編集委員会  矢崎町4-1のんしゃらん食堂

メールアドレス  fuchuyorozu@gmail.com

 

20 3月

謎解きながら府中散策・・23日で府中駅周辺でイベント(読売多摩版)

今日(20日)の読売新聞多摩版に、府中駅周辺の市街地活性化を目的とする体験型謎解きイベント「謎解きタウンIN府中」の記事があります。記事では「京王線府中駅周辺の大型店、商店などが共同で1年間開催。街を歩きながらクイズを解き、府中の魅力を体験してもらう」「女性や若者の集客や街での滞在時間を長くすることが課題になっているため、近年、各地で開催され、人気を呼んでいる体験型謎解きイベントに着目した。課題を共有している地元の商店街や大型店、ゲーム会社などが実行委員会を設立した。イベントはスマートフォンを使うスマホ版と、使わないアナログ版の2種類。1人から楽しめるスマホ版は、府中に暮らす『かぐや』に会いに行くという設定。手引書の指示通りに問題を解きながら、地図に書かれた『武蔵国府跡』『府中高礼場』などを2~3時間かけて回る」とあります。

府中市も府中駅を中心とする市街地活性化計画を成功させるために、様々な手段を講じて、集客力を高める努力をしています。この企画もその一環だと思います。府中市内には本当に様々な歴史ある名所や観光や遊戯所などが、たくさんあります。これを機に府中の街を知るためにも、ぜひみなさんも、このイベント企画に参加されてはいかがでしょうか。

このイベント参加希望の方は、午前10時~午後7時に開催。問い合わせの専用ダイヤルは 045-264-4614 へ

03 3月

「ラグビーワールドカップキャンプ地誘致狂騒曲」(府中萬歩記)

【朝日サッカー場の改修に6億円は度がすぎる】

市民が発行しているミニコミ誌「府中萬歩記」(ふちゅうよろずあるき)の47号には、市政ウォッチャーの「府中太郎」さんが、府中市のラグビーワールドカップキャンプ地誘致の過熱ぶりを批判、諌める文章を投稿されています。氏によれば「私がなぜ『過熱』と表紙し批判したか、理由は①そもそもキャンプ地誘致は高野市長の発想(選挙公約)、②突然、「ラグビーのまち府中」を表明、③官民共同といいながら、府中市だけが過大な負担、④とくに朝日サッカー場改修に6億円をかける」とし、「すべては高野市長の思いいれで進めた」としています。

また「官民、つまり東芝やサントリーを巻き込んでの、盛り上がるのは許せるが、6億円を市が負担するのは度が過ぎる」としています。さらに今後3億円かけて改修を予定している、朝日サッカー場は3年前の多摩国体の際に4億円近い費用をかけて改修したばかりでだ」として、市民感覚すると外れており、「市長に苦言を呈する者はいないのか」と批判しています。

府中市議会でも「市長支持派」の会派の議員からは、2019年ラグビーワールドカップキャンプ地誘致、2020年の東京オリンピック・パラリンピックのキャンプ地誘致の話題で持ちきりです。また機運醸成での熱の入れようも尋常ではないように思います。私は一般論として、このキャンプ地誘致策には決して反対するわけではありませんが、しかしながら「府中太郎」氏の指摘するとおり、あきらかに過熱しており、「費用もかけすぎ」との批判はその通りだと思います。

いずれにしてもこうした問題について、私も市民感覚にもとづき、市議会でも冷静な議論と主張する必要性を感じています。

この市民によるミニコミ誌「萬歩記」は毎月発行で1部100円、現在の府中市や市政、また府中市議会の様子を市民の目か見て、どうなっているのかを伝える興味深い中身です。ぜひご覧ください。

※発行先・・府中萬歩記編集委員会(矢崎町4-1、のんしゃらん食堂、メールアドレス  fuchuyorozu@gmail.com  )

02 11月

府中市の話題2件・・「旧陸軍掩体壕」の内部公開(東京新聞)&「府中市の3小学校で登下校見守るメールの試み」(朝日新聞)

今朝(2日)は京王線東府中駅北口であいさつ。さて、今朝の東京新聞と朝日新聞のいずれも多摩版に、府中市の話題が掲載されているので紹介します。

 

東京新聞は「府中市の史跡『旧陸軍掩体壕(えんたいごう)』、戦闘機の防空壕内部を公開」とあります。11月3日、午前10時~午後4時まで一般公開されます。この白糸台掩体壕は2008年11月に府中市の史跡に指定されています。記事では「内部はかって地面に砂利が敷かれ、戦闘機のタイヤ跡などが残っていた。普段は内部に入れないが、文化の日に限定で公開する」とあります。府中市内に残る貴重な戦跡の歴史です。ぜひみなさん、お越しください。

 

朝日新聞では「府中市の3小学校で試み、登下校見守るルール、通学路に基地局、時間は場所発信」との記事があります。記事によると「登下校中の子どもたちの安全を見守るため、府中市が今月から、『見守りシステム』の実証実験を始めた。通学路沿いの公共施設や住宅に機器を配置し、子どもたちが通過すると、保護者らのスマホなどにメールが届く仕組みだ。市内の3小学校でスタートシ、来年2月末まで実験する」とあります。「市内の若松、四谷、九小の1~3年生900人に端末を配布し、これまで100人の利用申し込みがあったという」とあります。「基地局になるのは、学校のほか、通学路にある『子ども緊急避難の家』や幼稚園、郵便局、公共施設の50ヶ所でスタートし、今後90ヶ所にするとのことです。

 

わたしの子どものころと違って、現代の子どもたちは大変窮屈な感じがしますが、一方で子どもたちを狙った不可解な事件も発生する今日、こうした措置も仕方ないかもしれません。最近は市内の自治会の方々が、ボラティアで児童の登下校時を見守っている様子を見かけます。私もこのメール見守りシステムの実証結果をふまえて、また議会でも取り上げたいと思います。