18 2月

19年第1回 結城りょうは、府中市議会一般質問で「中小企業・小規模企業振興策」を府中市に求めます

 2月25日から開会する2019年度第1回目の府中市議会定例会ですが、一般質問で私は中小企業・小規模企業振興策の今後の市のあるべき戦略について取り上げる予定です。これは12月の東京都議会において、中小企業・小規模企業振興条例が制定されたことをうけて、府中市においても積極的な中小企業対策を求めるものです。

 国も1999年に中小企業基本法を改定し、中小企業を「保護・育成」の対象から、「選別・淘汰」の対象にしましたが、2010年には中小企業憲章の閣議決定、2014年には小規模企業振興基本法を制定するなど、小規模企業の育成支援に舵を切り返しています。
府中市には大企業も立地され、⼤企業(従業者200 ⼈以上)の製造品出荷額が、全体の80%以上を占めている状況で、他市とは違った条件があります。

 しかし大企業がもし府中市から撤退するという事態にでもなれば、これは大変不安要素となるわけです。そこで私は、府中市においても将来、積極的な行政戦略のひとつとして、中小・小規模企業育成策を打ち出すことは、市の街づくりの発展と市民生活の向上にも大いに貢献するものと思いました。
今回の質疑は市における、今後の中小・小規模企業育成の大きな方向性を質疑する内容となると思います。私にとっても、この市内中小業者の育成と地域経済発展の施策については、ぜひ今後もライフワークにしていきたいと考えています。
結城亮(結城りょう)

16 2月

府中市が東京ガス(株)、東京ガスライフバル西むさし(株)、府中警察署と「ながら見守り連携協定」を締結しました

府中市のHPによると、2月8日に東京ガス株式会社多摩支店、東京ガスライフバル西むさし株式会社、警視庁府中警察署及び本市との四者で「ながら見守り連携協定」を締結した」と報告しています。
以下HPの記載を紹介します。

 この協定は、地域の見守りの目を増やすため、地域に密着した事業者の協力により、日常業務を行いながら子供や高齢者等の弱者を見守ってもらうことを主眼としており、東京ガス株式会社多摩支店、東京ガスライフバル西むさし株式会社の皆様が屋外において業務を行う際に、市民が日常生活の中で不安に感じている場所や区域の走行、見守り活動や異常があった際の関係機関への通報、顧客宅を訪問した際の注意喚起等でご協力をいただけることになりました。

連携項目

不審者による子供への声掛け事案が発生するなど、地域住民が防犯上不安を抱く場所をサービス地域内等において走行する。見守り要望箇所を走行する際は、スピードを落として走行するなど、周囲に存在を見せることで防犯効果を高めます。

業務の中で、高齢者等への挨拶をすることにより、地域の絆の再生と犯罪被害防止を図ります。
高齢者事故の現場に遭遇した場合、急病等で救護を必要とする者、徘徊高齢者、迷子等、何らかの事情により援助を必要とする者を発見した場合や、高齢者宅を訪問した際、異変や生活上の支障等に気づいた場合等、住民の安全安心にかかる異常を認知した場合は、110番通報等により関係機関へ通報するほか、その者への声掛けや安全確保等一時的な対応をします。

業務の中で、特殊詐欺をはじめとする犯罪の被害防止を図るため、顧客等を訪問した際などに犯罪被害防止チラシを手渡しするなど注意喚起を行います。
事業所の所在地を管轄する警視庁の「メールけいしちょう」、府中市メール配信サービスに登録し、サービス地域内での子供に対する犯罪等の発生情報を受信した際は現場付近を走行するなどして、予防活動を行います。

関係機関等と交通事故に関する情報を共有して、東京ガス株式会社多摩支店、東京ガスライフバル西むさし株式会社で行っている交通事故防止対策に活用します。

私も昨年6月の市議会一般質問で、地域の見守り活動について質疑をしました。そのなかでも市がガス会社などのライフライン関係の業者との間で地域見守り協定を締結し、住民の安全を図ることを提案していましたので、期待したいと思います。
結城亮(結城りょう)

13 2月

京王線府中駅の北口改札前に情報発信拠点施設が開設されます

先日、府中市から議会に対して、京王線府中駅北口改札前の情報発信拠点施設について、その整備と運営にあたる事業者を公募し、審査をへたのち、事業候補者を決定したと報告がありました。

 事業候補者は、(株)プロントコーポレーションです。

施設の特徴としては、情報発信機能として、壁面や机上に映像モニターや展示物を配置して、府中市にゆかりのあるスポーツ、歴史、文化、各種イベントなど、府中市の魅力を発信するとしています。
当面は今年のラグビーワールドカップ、東京2020オリパラの開催むけて、ラグビーのまち府中の取り組みを主とした市の魅力を発信するとしています。
また、機能としては来場者が情報をうけとり、自発的に情報を拡散したくなるように、施設内外のあらゆるスペースを活用して、魅せる空間と伝える空間を融合させた演出によって、府中市の魅力、情報が市の内外に広がり多く認知されることを目指すとしてます。
またイベント機能として、府中市にゆかりのあるスポーツ選手による、トークショーやパブリックビューイングなど、各種イベント会場となる多目的なスペースとして使用するとあります。
飲食提供としては、おもてなしスペースとして、情報発信をしながら軽飲食を提供するカフェなどの運営を行うとしています。
開設は今年の6月ごろを目途としています。

当初より開設が大幅に遅れた府中駅北口の改札前の情報発信拠点の計画ですが、私の意見としてはこの場所にかって府中駅構内にあった、市政情報センターが設置されると市民には利便性が良いと思っていました。市としては、ラグビーワールドカップ、東京オリパラの気運醸成に活用したいという思惑もあったのでしょう。今後の動向を注視したいと思います。
結城亮(結城りょう)

13 2月

府中市パートナーシップ宣誓の取り扱いに関する制度を、4月1日から実施決定

先日、府中市から「パートナーシップの宣誓に取扱いに関する制度の実施について」という報告が、議会にありました。昨年の府中市議会の9月議会の同制度の実施を求める陳情が市民の方から提出され、全会派一致で採択、12月議会では市から同制度の宣誓の取り扱いを行う趣旨の報告もあり、今回、市は同制度の宣誓を、4月1日から実施するとしています。

趣旨は「東京2020オリンピック、パラリンピックの開催などを契機として、一人ひとりが互いに人権を尊重し、多様性を認めあう共生社会の実現をめざし、一方は双方が性的マイノリティーである2人の者について、パートナーの関係にあることを証明するパートナーシップの宣誓の取り扱いに関する制度を実施するものです」としています。

この制度実施については、市民の方から91件のパブリックコメントがよせられたとのことです。
実施は今年の2月下旬を目途に要綱を定め、今年の4月1日から実施するとしています。
詳細は要綱を定めたのちに、市のHPでも記載されると思いますので、ぜひご覧ください。
多摩26市のなかでも先駆けてパートナーシップの宣誓に関する取扱いが実施される府中市。今後は、同制度の宣誓実施について、その運用改善もぜひ議会で求めていきたいと思います。
結城亮(結城りょう)

11 2月

明日(2月12日)から、府中駅周辺の駐輪施設、「ちょこ・りん・スポット」が閉鎖されます

私のブログでも何回か掲載し、議会でも取り上げました、ちょこ・りん・スポットの閉鎖問題ですが、今日(2月11日)付の広報ふちゅうにおいても、ちょこ・りん・スポットが2月12日から閉鎖されるとの記事が掲載されています。記事では「府中駅北自転車駐車場の改修、および府中駅南第二自転車駐車場の新設などにより、府中駅周辺の自転車駐車環境が整うことから、ちょこ・りん・スポットを閉鎖します。
日程  2月12日(火)から ※前日(11日)の午後8時以降に駐車されている自転車は、撤去の対象となります。
問合せ  府中市地域安全対策課施設管理係  電話042-335-4069  

私に寄せられる市民の声は、高齢者の方をはじめ、少なくない市民の方から「不便になる」との声がよせられています。懸念されるのは、以前もブログで書きましたが、ちょこ・りんの廃止で、府中駅周辺に買い物などに来る市民の方々が少なくなってしまうのではないかということです。最近は電動付自転車を利用される方も多く、電動自転車は重量が大変重いために、地下駐輪施設に自転車を駐輪するのは大変不便ではないでしょうか。
引き続き、府中駅周辺の駐輪施設問題については、市民の方の声をもとに議会でも取り上げたいと思っています。
結城亮(結城りょう)