09 2月

府中市から新型コロナウイルスワクチン接種に関するお知らせ(市のホームページから)・・3月に市独自のコールセンターを設置します

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

今日(2月9日)、府中市のホームページで新型コロナウイルスのワクチン接種についてのお知らせが掲載されていましたので、以下抜粋してお知らせします。

①ワクチン接種対象者・・府中市に住民票のある方が対象です。市から対象の方への接種券の発送は、国からの指示を受けて順次行っていきます。

接種開始時期・・薬事承認前のため、接種開始時期等については未定です。分かり次第、ホームページ等でお知らせいたします。国は、全国民分のワクチンの数量確保を目指しておりますが、徐々に供給されることになりますので、一定の接種順位を決めて、接種を行っていきます。

③接種費用・・無料(全額公費負担)

④接種券の発送時期・・現在の国からの指示では、令和3年度末時点で65歳以上の方(昭和32年4月1日以前に生まれた方)を対象とし、3月中旬以降に発送する予定です。そのほかの方への発送時期は、現在未定です。注記:ワクチンの供給状況により今後変更となる場合があります。

⑤接種回数について・・国が確保を見込んでいるワクチンについては、現段階で2回接種となる見込みです。現在、様々なワクチンの開発が進められておりますが、複数のワクチンが供給された場合、2回目の接種では、1回目に接種したワクチンと同じ種類のワクチンを接種することとなります。

⑥接種が受けられる場所・・原則として、市内の指定接種会場で接種を受けていただきます。この指定接種会場については、安全面や効率面を考慮して、現在調整中です。決まり次第、ホームページ等でお知らせいたします。また、国はインターネットで、ワクチンを受けることができる医療機関や接種会場を探すための接種総合案内サイトを開設予定です。開設次第お知らせします。

⑦新型コロナワクチンコールセンターの設置について・・令和3年3月設置予定・・市では、令和3年3月にコールセンターの開設を予定しています。このコールセンターは、新型コロナワクチン接種に関して、接種の優先順位、接種会場や接種券の再発行といった総合的な問い合わせに対応いたします。コールセンターの電話番号は、開設準備が整い次第、ホームページ等でお知らせします。

※ワクチン接種は強制するものではありません

08 2月

2月7日時点、府中市の新型コロナ感染者数、前日より11人増加の1106人・・全都的に高齢者施設の感染が急増、入院も困難な状況に

★施設入所者より自宅に住む高齢者のほうを入院では優先される

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

府中市の新型コロナ感染者数は2月7日現在で、前日より11人多い1106人となりました。以前二けたの増加を続けています。

さて昨日(7日)の毎日新聞朝刊1面に、「都内の高齢者施設の感染急増」「全体の28% 入院後の後回しも」との見出しで「都内の高齢者施設で感染して亡くなった人が1月下旬以降に急増」、記事では「2月5日までの1週間に死亡が確認されたのは38人で全体の3割近くを占め、病院での感染による死者数を超えた」とし、その原因としては「施設でのクラスターなどが相次ぎ、感染者が増えたことが原因と考えられる」とあります。

この記事では「12月に施設内で確認された感染者は453人だったが、1月には2倍以上の1130人まで増加」「1月25日現在、全国の高齢者施設では833件のクラスターが発生」し、「病院など医療施設の741件を上回った」とのことです。

また記事では「(高齢者の)入院が難しい現状について、施設の入所よりも、自宅で過ごす感染者のほうが入院が優先されるケースがある」とし、「自宅と異なり、施設には医師や看護師らが配置されているところも多く、日常的に医療ケアを受けられていると考えられている」とあります。

 

★「ふれあいの里」のクラスターも全都の状況と同じ傾向に

この記事を見て、府中市でも1月に発生した老人保健介護施設「ふれあいの里」のクラスターについてをすぐに思いました。同施設でも入所者数の150人程度のうち、61名の方が感染、同施設での療養を余儀なくされた方が多数いらっしゃいました。1月は新型コロナの第三波の大波が押し寄せてきたことを裏付ける、全都的な感染爆発の状況を物語っています。

最後にこの記事では「都の医師会幹部は『施設で健康観をするのには限界がある』と話す」と結んでいます。

※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

06 2月

府中市の老人保健施設「ふれあいの里」のクラスターの課題とは・・入所者感染、急変の恐怖、支える職員も限界

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

1月に発生した市内の老人保健施設「ふれあいの里」(押立町1丁目)のクラスターについて、同施設のホームページによると感染者数は計82人となり、施設の運営再開について「通所リハビリテーションとショートステイの利用は、現在も感染の収束の見通しがたたない為、中止期間を延⻑させて頂きます」としています。

 

★「新型コロナの感染拡大で病床がひっ迫し、その施設で感染された高齢者の方が入院できない状況」

 

私は「ふれあいの里」のクラスターについて、議会でも検証が必要だと考えています。そこで大変参考になる記事が、昨日(2月5日)付読売新聞社会面にありました。

この記事では葛飾区でクラスターが発生した老人保健施設の現状についてのものです。恐らく「ふれあいの里」と同じ状況だと思われるのですが、新型コロナの感染拡大で病床がひっ迫し、その施設で感染された高齢者の方が入院できずに、施設内で療養せざるえない現状を伝えています。

また記事のなかでは「施設は保健所に感染者の入院を求めたが、入院できたのは症状の重い5人のみ」とあり、「保健所からは『認知症の患者が大変なので病院側に敬遠されがちだ』」「施設に残る人たちも基礎疾患のある人が多く、急変したら命の危険がある。すでに命の選別が行われている」と伝えています。同時に施設で働く職員の方々についても、「長期のケアをするにも限界がある」と現場の悲壮な状況がうかがわれます。

★根本的にはこの間の政府による福祉施策の「合理化」策がパンデミックで露呈

政府も高齢者施設の感染対策を強化し、「感染者が多い自治体に対し、入所者や職員への集中的な検査の実施を求めた」とのことです。根本的には日本の福祉施策がとくに80年代以降、行政改革の名のもと「合理化」されてきたこと、なかでも保健所が統廃合されて、今回の新型コロナ感染拡大というパンデミックに対応しきれない現状が浮かび上がっています。

「人の命に格差があってはならない」という政治のあり方が問われています。

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05 2月

府中市の新型コロナ感染者数、1月だけで476人、若年層の増加が目立つ・・2月4日時点で新型コロナ感染者数は計1083人に

★松戸市では全市民対象にPCR検査について上限2万円まで補助

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

 

府中市の新型コロナ感染者数について、市の「新型コロナ対策本部会議」(1月29日開催)では「1月だけで476人の新たな感染者数が発生、なかでも若年層が目立つ」という発言が本部長からされています。これは今朝の読売新聞でも昨日開催された東京都の新型コロナのモニタリング会議においても、若年層の感染が増えているという記事が掲載されています。また同記事では依然として都内の感染状況について「最も深刻な状況」を維持しているとし、新型コロナ感染により「後遺症も長引く事例」もあるとのことです。

 

そうしたなか、千葉県松戸市では全市民対象に希望する市民全員を対象に、PCR検査の補助を予算化しています(年齢、対象問わず、市内在住すべての市民対象に、上限は2万円まで)。こうした施策が府中市でも求められているのではないでしょうか。府中市でも3月議会が開会され、新たに補正予算も計上されますが、こうした行政の施策こそ今必要です。ぜひ求めていきたいと思います。

 

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04 2月

2月3日時点、府中市の新型コロナ感染者数は前日より10人増加の計1076人に・・ワクチン接種にむけて地域の医師会と自治体、業者間の情報共有を

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

府中市の新型コロナ感染者数は2月3日時点、前日より10人増加の1076人になりました。第三波のピーク時よりはおさまりつつあるものの、依然増加しています。

今朝(2月4日)の東京新聞に日本医師会の中川会長の記者会見の記事が掲載され、そのなかで新型コロナのワクチン接種を円滑にすすめるため、その体制構築にむけて「地域でワクチンの流通を担う卸売業者や自治体に『地域医師会との情報旧、協議をふかめていただきたい』と求めた」と報じています。

 

これは大変重要な意義がある発言です。たとえば今回、府中市内で発生した介護老人保健施設「ふれあいの里」のクラスターについて、府中医師会の会員へどれだけ情報を提供しているのか、気がかりです。また一般市民の方々に対する周知という点では、風評被害や近隣の住民差別を呼び起こさないように慎重な情報提供が望まれますが、医療関係者には、公衆衛生上、迅速に知らせるべきものではないでしょうか。

 

今後始まる新型コロナワクチン接種についても、医師会と自治会が情報共有、連携することで、接種対象の医療関係者の調査のみならず、市民への接種方法について会員への連絡や協議が必要です。その意味では、先日私のブログで紹介した、練馬区 のようにかかりつけ医の診療所で接種という方法は、東京のように人口が多く 医療機関がしっかりある地域は一つの適した方法だと思います。

 

今後実施していく府中市の高齢者施設での接種体制案についても、「ふれあいの里」で発生したクラスターが生じるような状況で、不備はないのかどうかについても、医師会の会員内部で議論されるべきです。 いずれにせよ、日本医師会の中川会長の発言を正面から受けとめて、ワクチン接種を成功させるように、行政と医師会の関係強化を求めたいと思います。

 

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