20 12月

府中市内の年末年始 休日夜間の診療 相談体制についてのお知らせ

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

 

府中市内では休日夜間診療所があります。府中市医師会が市民の方々のために、府中市保健センタ-内に開設している医師会診療所です。休日や夜間における緊急応急時の医療機関として、会員のみなさんが交代による「内科と小児科」の診療を行っています。今日では発熱などの症状で新型コロナ感染の疑いが生じた際は、ぜひご連絡ください。なお受診の際には、健康保険証や医療証などを必ずご持参ください。ない場合は自費診療となります。

※詳細な問合せは、府中市保健センタ-(042-368-5311)へ 

※ほか市内緊急外来を受け付けている病院

〇府中医王病院 電話042-362-4500

〇府中病院(旧奥島病院)電話042-360-0033

〇府中恵仁会病院 電話042-365-1211

〇榊原記念病院 電話042-314-3111

〇都立多摩総合医療センター 電話042-323-5111

〇都立小児総合医療センター 電話042-300-5111

※眼科、耳鼻咽喉科、入院を必要とする小児科などの休日診療については、

〇東京消防庁救急相談センターのテレフォンサービス(#7119または042-521-2323)へお問合せください。

19 12月

府中市民の方で発熱症状など新型コロナの疑いがある方は、まずかかりつけ医に相談するのが一番・・PCR検査を受診した体験から(市民の方の声より)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

新型コロナ感染者が急増し、多くの市民のみなさんが「もし自分に発熱症状がでたら」「PCR検査を受けるためにはどうするのか」という不安をお持ちだと思います。そこで市民の方から、PCR検査を受けた方から教訓についてお話をいただきましたので紹介します。

 

★まずはかかりつけ医か近くのクリニックに相談を

 

今回初めてPCR検査をしましたが、この体験で思ったのは、各自治体の医師会により検査受付の仕組みが違うのでないかということです。また府中市ではコロナ患者を診察でき治療受け入れをする病院はあるのでしょうが、他市との共同のPCRセンターが多摩医療センター内にあるので、検査受付は府中市内の医師の判断により、その医師が予約を行うことが出来ます。

いずれにしろ府中市で検査を希望する方は、①発熱などある方は保健所、「帰国者相談センター」に相談すること、②かかりつけ医がない場合は、近隣のクリニックに相談すること、③保健所の電話がつながらない場合は、まずかかりつけの医師に電話で相談すること、④検査したいが保健所の検査基準に満たない場合でも、かかりつけの医師に相談すること。

私の体験上この4点がよいと思います。なおPCR検査について10,000円前後の費用をうたう病院の広告宣伝を最近よく見ますが、府中市の場合そこを利用する必要もなく、もし陽性だった場合の治療を考えるなら上記ルートでの検査がよいと思いました。

 

★大型病院は受診をうけいれないケースも、かかりつけ医が有効と実感

 

PCR検査の結果は、①3~4日間でかかりつけの先生から電話でいただけます。②陽性の場合は追って保健所から指示がきます。府中市ではかかりつけの先生の比重が非常に高いことが分かりました。ある意味この考え方は昔ながらの方法ではありますが、理にかなったシステムとも考えられます。

また新型コロナ以後、大型病院は初診の受け入れをやめているところも多いです。私が利用している市内の大型病院でも、耳鼻科を受診希望したところ、「まず地域のお医者さんに診ていただいて、必要なら紹介状を書いていただき来てください」と言われました。現代は大型病院をもてはやしがちですが、多摩地区のこういうシステムは自然でかつ有効だと思います。今回のような困難な状況でも、それなりに有効なのではないでしょうか。

もっとそうした考えを市民の方、転入してきた市民に理解してもらうように、府中市役所が先頭に立ち、宣伝・普及させることが大事だと思いました。

 

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11 12月

府中市議会厚生委員会に提出された「コロナ禍の下での『国保財政健全化計画』の実施を見直し、2021年度国 保税値上げは中止」を求める陳情が不採択となりました

府中市議会議員(無所属)の 結城りょう です。

 

府中市は来年度から国民健康保険(国保)の保険料を一世帯平均1700円程度の引き上げを予定しています。12月8日の市議会厚生委員会においては、市民団体「府中社会保障推進協議会」から「コロナ禍の下での『国保財政健全化計画』の実施を見直し、2021年度国 保税値上げは中止」を求める陳情が提出されました。

 

陳情文章では「 コロナ禍の最も大きな影響を受けているのは、社会生活上では国保加入 者層だと言われています。 憲法25条に基づく社会保障制度として成立し、国民皆保険の根幹である 国保ですが、『所得は低いのに保険料は一番高い』という構造上の問題点 から、全国知事会、市長会などが『協会けんぽ』並み保険料の実現を目指 して、『1兆円公費投入』の国への要請を続けています」。

 

「府中市の国保においては、被保険者の高負担軽減と、さらなる保険税の高 騰を防ぐため,永年にわたって市の支援(一般会計繰入れ)が続けられておりて、困難な国保財政運営の支えとなっています。 今、コロナ禍に苦しむ被保険者、家族にとって保険税の値上げは生活へ の大きな打撃となります」として来年度から予定されている国保料の引き上げ中止を求めています。

 

府中市の主張としては、国保の運営がこれまでの市区町村から東京都に運営が一本化されるにともない、保険料の統一と医療費の適正化(抑制)を図るために、引き上げ計画を実施することもあげています。

 

私はこの陳情を採択を求める立場から「国民皆保険制度が実態として崩壊しつつあるいま、財政再建が先にありきで、現下の経済情勢のもとで国保料を引き上げたら、今以上に国保料が払えなくなる被保険者が増える。今一度、府中市は引き上げを思いとどまるべきだ」と主張しましたが、反対多数で否決されました。

 

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07 12月

府中市は来年度(令和3年度)、国民健康保険料の改定(引上げ)の中止を検討してほしい

府中市議会議員(無所属)の 結城りょう です。

 

 

明日(12月8日)市議会厚生委員会が開催されます。私も委員として出席予定ですが、議案のなかに国保料の改定(引上げ)が提案される予定です。府中市は国保広域化(これまでの市区町村単位の運営から都道府県の運営に一本化される)にともない、市区町村の国保料を平準化すること、また医療費の適正化(医療費の抑制)を図る基本方針のもと、2年ごとに保険料を改定する方針です。今回の国保料改定はその2回目となるものです。

 

私は国保の広域化も真っ向から否定するものではないのですが、国民の立場からはすると①国民皆保険制度を守ること、②所得の大小によって国民一人ひとりの命に医療の「選別」があってはならないことを主張します。

 

 

さらにご承知のように今は「コロナ禍」というまさに国民生活が「異常事態」の情勢化です。経済の落ち込みと国民生活の低迷がこれだけ大きいなかで、まして国保加入者の所得は低所得の方が多い状況下で、国保料を引き上げることに懸念をもつものです。

 

立川市では今年度国保料を引き上げについて、市長判断で中止にしています。国保の制度方針の実現が自己目的化し、一番大事な国保加入者の命と健康が損なわれるようでは、まさに「本末転倒」ではないでしょうか。そうした質疑をしたいと考えています。

 

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02 12月

府中市の新型コロナウイルス感染拡大防止策について、PCR検査の問題を中心に質疑をしました・・その2(令和2年12月議会)

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

令和2年第4回定例会で、私は府中市の新型コロナ対策、なかでもPCR検査 の問題を中心に質疑をしましたので、そのポイントを掲載します(その2)。

 

 

府中市は医療に知見をもつ府中医師会との緊密な協力、連携、協力関係を構築してほしい

 

☆質問4⇒府中医師会に医療専門家としての知見をいかして、行政サイドに対する詳細なアドバイス、ご協力をいただくよう、府中市の新型コロナ対策本部会議には毎回出席してもらい、全面的かつ強力な支援をいただけないものか。

 

★市の答弁⇒必要に応じて医師会には対策本部会議に出席していただいています。

 

◎ゆうきの主張⇒市民の命がかかる新型コロナ対策会議には、ぜひ医師会に毎回出席いただき、市との緊密、良好な連携を構築してほしい。

 

☆質問5⇒65 歳以上の高齢者を対象に、症状がなくても、希望すれば唾液によるPCR検査を無料で受けられる取り組みを行うことを検討いただけないか。民間の検査機関を利用することで費用を抑えることもできます。見解を伺います。

 

★市の答弁⇒現在、実施の予定はない。

 

◎ゆうきの主張⇒9月に市内の介護老人保健施設でクラスターが発生したが、新型コロナの重症化が確認されるなど感染が再拡大する中、重症化するおそれが高い高齢者は感染のリスクを避けるため、自治会や地域でのボランティア活動への参加を控えるケースが少なくない。高齢者への安心のためにも検討を。

 

◎全体の質疑を通じてのゆうきの結論⇒市民の命を守る最前線である府中市の保健衛生行政としては、市独自の主体性が希薄に感じられたことは残念だ。市民は府中市の新型コロナから命、健康を守ろうとする行政の姿勢、責任ある姿を見ている。府中市に新型コロナ対策への緊張感、主体性ある保健行政を強く求めたい。

 

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