06 12月

府中市が来年度(令和5年度)から、18歳までの医療費が無料に・・府中市議会文教委員会で条例改正案可決

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

昨日(12月5日)の市議会文教委員会において、「府中市子ども医療費助成条例の一部を改正する条例」が可決されたことにより、18歳までの医療費の無料化が来年度(令和5年度)から実施されることとなりました。この条例改正により、 府中市では①所得の制限はなし、②自己負担もなしで、18歳までの市民の方は、医療費が無料となります。なお、この制度実施については、来年の4月からの受診分となりまします。詳しくは「広報ふちゅう」や市のHPなどでもお知らせしますので、ぜひご覧ください。

今回の制度改正について、今年7月2日付読売新聞のなかで、「東京都が来年度から実施を予定している高校生の医療費助成について、府中市の高野律雄市長は1日、所得制限なしの完全無償化とし、都の助成の対象外分は市の自主財源で補う方針を明らかにした」と同新聞社の取材に答えたと報じていました。

このニュースのなかで、高野市長は読売新聞の取材に対して、「子育てしやすいまち、府中として、高校生についても無償化に取り組んでいきたい」とコメントしていました。また高校生の医療費無料化については、23区が高校生まで完全無償化を実施する方針でしたが、多摩地域では府中市がさきがけて、自主財源で実施することになり、他の自治体もこれに続く動きがでています。

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp

22 8月

府中市内で経済的な理由で医療費に支払いが困難な方で、診療を希望する方は~無料・低額診療制度を実施する医療機関にご相談ください

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

★生活保護世帯で医療券が手元になく、医療機関で受診できないケース

先日、市民の方からの相談で、小児のお子さんがいる保護者の方からメールをいただき、お子さんが先日から39度超える熱を出したとのこと。ただしそのご家庭世帯は生活保護なので、医療券は手元になく、発熱外来に電話して教えてもらった病院にかけても、『医療券がないから無理です』と断られ、他の病院でも「医療券がないなら受診できない」と言われたそうです。しかもそのお子さんには基礎疾患があり、早急に医療機関で受診できないのが辛く苦しく耐えられないと訴えておられました。病院には『自費でもいいので』と伝えても、「医療券がないなら方針として無理だ」と言われたとのことです。

★多摩地域では、立川相互病院が無料・低額診療制度を実施

こうした相談は、時にはあるものです。この内容のメールをいただいたのが日曜でしたが、私は多摩地域にある無料・低額診療制度を実施している医療機関の「立川相互病院(立川市)」を紹介しました。同病院のHPには「医療が必要であるにもかかわらず、経済的な理由により、医療費に支払いが困難な方に対して、減額や免除を行う制度です」「お金がなくても、まずはいらしてください」と紹介しています。また多摩地域でこの制度を実施している医療機関としては、立川相互病院があります。都内にもHPで検索すれば、いくつかの病院があります。「お金の有無が人間の命の差を生む」社会であってはいけません。

※立川相互病院のHPによる無料・低額診療制度についての注意書き事項

①利用には所定の申請書による手続きが必要です。
②利用ができる方は、世帯収入が、規定の診療費、減免の基準を満たす方です。
申請の際には、所得の状況を証明できる書類(源泉徴収票など)が必要です。
③生活が改善されるまでの一時的な措置(約1ヶ月間)です。必要であれば公的な制度活用などの相談をさせていただきます。
④対象となる医療費は、申請された医療機関の医療保険の自己負担金と入院食事代です。▲ただし、自費診療分や申請した医療機関以外での治療費などは対象となりません。

※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  までお気軽にお寄せください。

15 7月

府中市民でコロナ感染した児童の保護者の声・・新型コロナの陽性反応者と自ら確定したものの方が医療へのアクセスを断たれるのは、おかしい

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。市民の方から、お子さんがコロナに感染した件で、医療機関の対応の問題点についてお声をいただきましたので、以下紹介させていただきます。

★元来、検査は医師が必要と判断したものに限る?!

コロナ対応についてです。本日、子どもが発熱症状の為、学校を欠席致しました。学校からの依頼により検査の結果、コロナの陽性が判明致しました。医療機関や発熱相談センターの見解では、「元来、検査は医師が必要と判断したものに限り実施するもの」であり、「自ら依頼するものに限っては、保険適用外となり、結果、陽性が確定した時点で、保健所の管轄となり、本日医師にアクセスし診察や処方を受ける事は出来ない」旨告げられました。

★陽性者と自ら確定したものの方が医療へのアクセスを断たれるのが実態

しかしながら、コロナ以外の発熱外来としての診療は行われており、コロナ禍以前の発熱症状の訴えでの受診は可能という、摩訶不思議な疑問を抱きました。本来ならば、陽性者こそ医療機関に迅速にアクセス出来るべきであるはずなのに、陽性者と自ら確定したものの方が医療へのアクセスを断たれるのが実態です。このような矛盾を知っていただきたいと思いメールしました。幸いにも、子どもは現状、コロナ禍以前なら、軽い風邪症状同等のレベルです。(以上、市民の方の声より)

~このような日本の硬直した医療行政の弊害によって、この間多数の方々の命と健康が脅かされてきたのが実態ではないでしょうか。国も自治体も何か国民、住民の命を守るという前提での対応が必要なわけです。

※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  までお気軽にお寄せください。

02 7月

府中市が来年度から、高校生の医療費を所得制限なしの完全実施へ(読売新聞ネットニュースより)

★多摩地域の自治体でさきがけて、自主財源で実施へ

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。今朝(7月2日)の読売新聞インターネットニュースによると、「東京都が来年度から実施を予定している高校生の医療費助成について、府中市の高野律雄市長は1日、所得制限なしの完全無償化とし、都の助成の対象外分は市の自主財源で補う方針を明らかにした」と同新聞社の取材に答えたと報じています。

同ニュースのなかで、高野市長は読売新聞の取材に対して、「子育てしやすいまち、府中として、高校生についても無償化に取り組んでいきたい」とコメントし、9月の定例市議会には、医療費助成のシステム改修費を含む補正予算案を提出するとのことです。高校生の医療費無料化については、23区が高校生まで完全無償化を実施する方針でしたが、多摩地域では府中市がさきがけて、自主財源で実施することになります。

私は高野市長のこの決断を歓迎するものです。今後、わが国は少子高齢化が進行するもとで、子育て世帯、若年層にどれだけ魅力のある行政サービスを実施して、人口流入を図るかで、自治体間の「競争」になると思います。それだけに府中市の豊富な財政を、こうした福祉のソフト面において活用することは、大変意義あることです。

※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  までお気軽にお寄せください。

 

13 6月

新型コロナ感染の疑いで発熱した際、移送手段のない市民に府中市は支援策をしてほしい(令和4年度6月議会一般質問)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。私は6月9日の市議会一般質問で、東京新聞3月21日付の記事「府中市内の高齢者、発熱時に通院移送手段を確保できず、自宅で『療養』に『一時は死も覚悟』」の件で、質疑をしました。※3月21日付ブログに記載

この東京新聞3月21日付記事で、府中市内に住む72歳女性高齢者が自宅で発熱し、都の発熱相談センターに問い合わせをした際、「医療機関への移動について、公共交通機関を利用しないでほしい」と指示されたことが掲載されました。この女性の方は結局、誰にも病院への移送手段を依頼できず、10数日間自宅に居たとのことでした。

★移動手段のな い高齢者についても、安心して受診できるよう、日頃から連携を取って いる医療機関や保健所と情報共有し、個々の状況に応じた支 援に努める(市の答弁)~

●質問1⇒そこでこの質疑のなかで、「府中市の高齢者支援課は『実際に(移動)手段を用意できてはいないが、(女性から)一報もらえたら対応を検討できたかもしれない』と話す」とのコメントが掲載されています。この新聞記事にあるように、移動手段がなく、誰にも(移動手段の支援を)頼れない高齢者のために、市として何か支援策を検討いただけないか。

市の答弁⇒国は、発熱等、新型コロナウイルスへの感染が疑われる症状がある場合 には、適切な医療機関で受診するよう呼び掛けているため、移動手段のな い高齢者についても安心して受診できるよう、日頃から連携を取って いる医療機関や保健所と情報共有を行い、個々の状況に応じた支 援に努めていきます。

★日常生活におけるで きる限りの感染防止対策へのご協力」の説明の中で、含みを持たせるなど、 本市を管轄しております多摩府中保健所と情報交換して、案内 方法について検討する(市の答弁)~

●質問2⇒1回目の答弁にある「(発熱された方の移動手段について、多摩府中保健所の見解は)個別に相談を受けた際には、その事情に応じて対応しているものと報告をうけており、公共交通機関を利用せざるを得ない場合も含め、感染拡大予防に十分配慮した手段をとっていただくよう、ご案内しているとのことです」との答弁内容でした。この内容について、今後発熱された方が府中市や保健所に移動手段について相談をされた際は、『感染拡大予防に十分配慮した手段をとったうえで、交通手段を利用してもよいです』ということを、相談者本人に丁寧に案内していただけないか。

市の答弁2⇒ 東京都では、現在も、都内の新型コロナウイルス新規感染者数が高止ま りを続けている状況にあり、新型コロナウイルスに感染した可能性がある 方の公共交通機関の利用は控えていただくようお願いしている。そのため府中市 においても、東京都と連携した感染防止対策が求められています。 発熱時の相談に当たりましては、画一的に公共交通機関の利 用を促すことは、難しいものと思いますが、日常生活における「で きる限りの感染防止対策へのご協力」の説明の中で、含みを持たせるなど、 本市を管轄しております多摩府中保健所と情報交換をして、その案内 方法について検討してまいります。

※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  までお気軽にお寄せください。