31 5月

府中市職員が偽造文章を作成か・・嘘偽の確認済証を事業者への交付(東京新聞多摩版)

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

今朝の東京新聞多摩版によると、「府中市は30日、市建築指導課の30代の男性職員が、確認審査などが完了していない建築物について、嘘偽の確認済み証を作成していた」と発表したとあります。

この記事によると「市が2021年度に建築確認済み証を交付した建築物について、事業者からの計画変更申請書を今年2月に受付け、男性職員が担当。嘘偽の確認済み証を事業者へ交付していた」とのことです。ちなみにこの建築物の工事はまだ始まっていないとのことです。記事によると、市と事業者の間でやりとりが見られないことから、市が調べて発覚したとのことで、府中署に相談、厳正に対処するとのことです。

~建築申請関係では、以前も市民の方から別件で相談いただいたことがありましたが、このように事件として発覚すると、議会でも質疑をする必要があると思っています。いずれにしても、事件の解明と市の厳正な対応を期待するものです。(府中市議 ゆうきりょう)

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31 5月

府中市 中学校入学時にかかる費用が高価すぎる!(市民からの声)・・「中学校の制服の取引実態調査」(公正取引委員会)では、どう分析しているか

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

先日、市内の中学校にお子さんを通学させている、保護者の方から、中学校に入学するにあたり、制服など必要経費が高価すぎ、制服などの購入するお店の指定を解除できないか、というお声をいただきましたので、以下紹介します。

★中学への入学の際、10万円かかる実態

子どもが中学校に入学するにあたり、制服など指定品があるのは、十二分に承知しております。しかしながら、上履きなど小学校では、メーカー色問わず、町で売られている物を、使用出来ましたが、中学校ではやたらと高価な上履きの指定があり、とても家計の負担に堪えられません。また、落ちない汚れや擦れてボロボロになっても、気軽に替えることもできません。

息子が通う学校では、入学するにあたり10万円以上の指定品や、校則に依り新たに買い替えなくてはならない物にも、費用が掛かります。義務教育でこの負担はかなり大変です。憲法の義務教育期間は、基本無償であるはずですが、お店の指定など言語道断だと感じます。ある程度の負担は覚悟しておりますが、せめてお店の指定だけでも解除していただきたく思います。(以上、市民の方の声より)

★公立中学校における制服の取引実態に関する調査報告書(平成29年)

こうしたお声をうけて、インターネットで検索していたところ、公正取引委員会が「公立中学校における制服の取引実態に関する調査報告書」というものを、公表していました。⇒ 中学校の制服の取引実態調査(公正取引委員会)

~かなり長い報告書なので、複数回にわけて、一部のみ抜粋して紹介します。~

1 調査の趣旨
●公正取引委員会は,特定の分野における事業活動の実態等について,競争政策の観点から調査を行い,独占禁止法又は競争政策上問題となるおそれのある取引慣行,契約条件等がみられた場合,調査結果を公表し,事業者等による自主的な改善を促すこととしている。
●公立中学校の生徒の通学服である制服は,入学に際し,学校が指定した制服を生徒の保護者に購入させることが一般的であるところ,その費用は入学に当たって準備する品目の中でも比較的高額なものとなっており,また,制服の販売価格は,近年,上昇傾向にある。
●このような状況を踏まえ,公立中学校の制服取引において,制服を指定する学校が制服の製造業者及び販売業者に対して行う行為のほか,製造業者及び販売業者が行う行為について,独占禁止法又は競争政策上問題となるおそれのある取引慣行等の有無を明らかにするため,今般,公立中学校における制服の取引実態に関する調査を実施することとした。

2,調査の分析対象と、その分析結果

①(分析対象) 自治体が制服の仕様の共通化を行っているか否か

⇒(分析結果) 自治体が制服の仕様の共通化を行っている場合には,行っていない場合に比べて,制服の販売価格が統計的に有意に安くなるという分析結果が得られた。

② (分析対象)学校が制服メーカーを指定しているか否か

⇒(分析結果) 学校による制服メーカーの指定と制服の販売価格との間には,統計的に有意な関係が認められなかった。

③ (分析対象)学校が指定販売店を案内しているか否か

⇒(分析結果) 指定販売店と制服の販売価格との間には,統計的に有意な関係が認められなかった。

④ (分析対象)指定販売店等の販売店数

⇒(分析結果) 学校が案内する指定販売店等の販売店数が増加した場合,制服の販売価格が統計的に有意に安くなるという分析結果が得られた。

⑤ (分析対象)指定販売店等を案内している学校のうち,学校が販売価格の決定に関与しているか否か

⇒(分析結果)指定販売店等を案内している学校のうち,学校が販売価格の決定に関与した場合には,関与しなかった場合に比べて,制服の販売価格が統計的に有意に安くなるという分析結果が得られた。

⑥ (分析対象)学校が定期的に入札等を実施しているか否か

⇒(分析結果)学校による定期的な入札等の実施と制服の販売価格との間には,統計的に有意な関係が認められなかった。(続く)

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30 5月

府中市熱中症対策 夏の小中学校の熱中症対策・・清瀬市の教職員らが熱中症対策で訓練

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

★熱中症で倒れた児童の搬送を想定した、具体的な訓練を実施

今朝の東京新聞多摩版に、清瀬市が熱中症対策の訓練を実施したとの記事が掲載されています。今年もまた猛暑が予想されるなか、清瀬市の市立清瀬小学校では、多数の児童、生徒が熱中症になったケースを想定、教職員たちは、発症者を気温の低い場所へ移し、冷却剤を首のまわりや脇の下に当てたり、水分を補給させたりしたとのことです。

記事では「119番通報後に到着した救急隊は、『トリアージ』で、緊急度の高い患者から救急搬送する対応を実践」、参加した教諭からは「応援を呼ぶことが大切だと感じた。しっかり訓練できてよかった」、「清瀬消防署の救急係長は『小学校低学年の児童は体温の調整機能が未熟なので、注意が必要。今日の訓練を忘れずに過ごしてもらえれば』と話す」としています。

今年も猛暑が予想され、とくに熱中症アラートが発令された際、小中学校の体育の授業をはじめ、朝の朝礼時やクラブ活動中における児童、生徒の熱中症での搬送などの事態も起こり得ることが考えられます。最悪の場合は命の危険性、後遺症もありうるだけに、こうした清瀬市の取り組みは、どの小中学校でも訓練すべき課題ではないでしょうか。

府中市の小中学校においても、熱中症での緊急対応を考えているとは思いますが、現状はどのような訓練をしているのかについて、一度、予決算委員会などで質疑をしたいと思います。

★自治体からも民間スポーツクラブに対しては「注意喚起」はできるが

各自治体の教育委員会においては、「熱中症アラート」が発令された際の部活動の対応について、活動の指針を示しめすところもありますが、同時に、民間のクラブにおいてもこうした指針が必要ではないかと思われます。民間のスポーツクラブの場合、指導者、コーチの方が「熱心」なあまり、勝つために、熱中症の恐れのある状況下においても、練習を続けるコーチの方もいるそうです。こうしたクラブチームにおいて、「もしも」の事態が発生した場合には手遅れです。一方で民間クラブチームの活動に、どこまで行政が「介入」「指導」できるかという問題はあると思いますが、熱中症による犠牲者を出さないために、見過ごすことはできないと考えます。

この問題では以前、府中市長あてに提出した予算要望書のなかに、1項目ありますので、市の回答とあわせて以下の通りです。

①市民主体のスポーツクラブチームに対する熱中症の啓発、活動指針を環境省の「熱中症アラート」の発令などに基づいて「指導」することを検討ください。

★市の回答⇒熱中症の危険が予測される場合には、スポーツ活動を行う際、暑さ指数および熱中症警戒アラートを参考に、体調管理や水分補給など熱中症予防に関する注意喚起を行っていきます。

~行政サイドとしては、民間への指導については、及び腰のようです。しかしながら、重大事態が発生した後では遅いのではないでしょうか。このような課題について、再度、議会でも質疑をしたいと考えています。ご意見ご要望などお待ちしております。(府中市議 ゆうきりょう)

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29 5月

府中市 馬場大門けやき並木 天然記念物100年・・けやき並木を守り育てる条例案が6月議会に上程へ(読売新聞)

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

★けやき並木の植え込みの石積みへの迷惑行為に、行政も動かざるえない事態に

昨日の読売新聞多摩版に、府中市が「市けやき並木を守り育てる条例」を制定する方針であることを伝えています。記事では、府中市のけやき木が、国天然記念物の「馬場大門のケヤキ並木」として、今年12月9日に指定100周年をむかえることから、同条例案を同日から施行したい考えとのことです。ちなみに市は6月議会に条例案を提出するとのことです。

記事では「保全の対象となるのは、馬場大門の並木を中心とした南北約600メートルの区域で、現在は計118本のケヤキがある」「近年は、ケヤキが植えられている石積み内への立ち入りやごみの放置などの迷惑行為が後を絶たない」と伝えています。また同記事によると、今回の条例案では「市民と協働でケヤキ並木の魅力や価値を高め、将来に引き継ぐ」との基本理念のもと、「石積み内への立ち入りや火気の使用、長時間の独占使用を禁止し、中止や指導ができるようにする」とあります。

あわせて今回の条例案では、「別の条例案で禁止されている空き缶や吸い殻などのポイ捨て、路上喫煙などとあわせ、今後具体的な運用基準などを検討していく」としています。府中駅周辺は喫煙禁止路線に指定されていますが、相変わらずたばこやごみのポイ捨ては後を絶たず、市民の方々が定期的に一斉清掃をされ、街の美化を保っています。

★同条例案に賛否に関わらず、けやき並木を守る思いはいっしょに

この記事にもありますが、ケヤキ並木周辺で昼間からの飲酒して騒いだり、長時間居座ったりする人たちが見られ、市民からの苦情により市の担当課も、困っていたことは、以前から私も知っています。その意味で、今回の条例案は行政としては、こうした事態(ケヤキ並木周辺での迷惑行為など)を予測していなかったことから、新たな条例案を制定すると考えられます。

今回の条例案に対しては、行政権限の強化により市民活動の自由が奪われかねない、との主張のもと反対する市民運動もあるようです。しかしながら、私はこの条例案の理念である、府中のけやき並木をこれからも保全していくという考えに、反対される市民の方はほぼ、いないのではないかと思われます。ぜひ、歴史ある国にも天然記念物に指定されたほどの、けやき並木をこれからも守るために、官民共に支えていくことを期待したいものです。(府中市議 ゆうきりょう)

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28 5月

府中市 AED コンビニにAEDの配置を・・・品川区が区内のローソンにAEDを配置

府中市議会議員(保守系無所属)の ゆうきりょう です。

今朝の読売新聞多摩版に品川区がコンビニ大手のローソンと包括連携協定を締結、その第一弾として、区内の一部ローソンの店舗内に、自動体外式除細動器(AED)を7月中に設置することで合意したとあります。

記事では「両者が地域の安全、安心や環境保全、産業振興など様々なテーマで連携し、地域の活性化を図ることが目的」とのことです。具体的には区内の一部ローソンの店舗内にAEDを設置、区民らが緊急時に使用できるようにするとあり、「夜間など施設が閉まる時間に使用できない点が課題で、24時間営業のコンビニ店に協力を求めた」としています。

★府中市はコンビニ店舗内でのAED設置に否定的答弁

私以前、市議会予算委員会で、市内のコンビニ店舗にAEDの設置を求めて質疑をしたことがありますが、市の答弁は否定的な内容でした。

●府中市への要望→市内のコンビニ、包括連携協定を締結いているセブンイレブンの店舗には、AEDを設置をしてください。

●市の回答⇒AEDの設置は各事業所になることから、市から個別に設置要請することは難しいですが、AED設置の必要性についての周知、啓発などは関係部署と連携して検討します。

AEDにより一命をとりとめたという声を、よく聞きますが、日常生活に身近な場所にこそ、AEDを備えておくことが重要です。引き続き、今回の品川区の取り組みを踏まえ、、予算・決算委員会などで今後も市に対しててAEDの使用普及をぜひ要望したいと思います。(府中市議 ゆうきりょう)

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